2024年03月29日 18:40
U-23日本代表は4月、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップに挑む。 大岩ジャパンは今月、最終予選前最後の活動を国内で実施。U-23マリ代表戦には1−3で敗れたものの、続くU-23ウクライナ代表戦は2−0の勝利を収めた。 この活動前のメンバー発表会見で、A代表に名を連ね、所属クラブでも主力の久保建英(レアル・ソシエダ)、鈴木彩艶(シント=トロイデン)が招集外の理由を問われた大岩剛監督は、「ハードルは簡単ではない。クラブとの交渉が成立しないとだめで、貸し出してもらえない」と語っていた。 2人に加えて鈴木唯人(ブレンビー)、小田裕太郎(ハーツ)らこれまでチームの主軸だった選手がメンバー外だったことからも、U-23アジア杯でも自クラブで主力級の欧州組の招集は難しいとみられる。 そのため、今回の2連戦のメンバー26人をベースに、大岩監督が選ぶアジア最終予選の23人を予想した。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! GKは小久保玲央ブライアン、野澤大志ブランドン、藤田和輝の3人。藤田は今回の2連戦に出場できておらず、変更があるとすればここか。これまで招集されていた柏レイソルの佐々木雅士らも最終予選前の自クラブでの活躍次第で、メンバー入りの可能性があるかもしれない。 CBコンビは、ウクライナ戦で無失点に抑え、安定感があった馬場晴也と鈴木海音は堅い。バックアッパーには西尾隆矢に加え、3月の活動では招集外だった、シュツットガルトのセカンドチームでプレーするチェイス・アンリも選んだ。 今回、19歳ながら飛び級で招集された高井幸大は、出場したマリ戦で安定したプレーを見せるも、3失点と守備者としては満足のいかない結果に。187センチの長身で強靭なフィジカルを誇り、屈強な海外選手を相手に戦っている大型CBチェイス・アンリに入れ替えると見立てた。 SBは今回の活動で上々のパフォーマンスだった半田陸、バングーナガンデ佳史扶がファーストチョイス。右のもう一枚はウクライナ戦に先発し、逆サイドへの展開や攻撃の起点となる縦パスを供給するなど、積極的だった関根大輝か。 また左SBはウクライナ戦に出場した大畑歩夢ではなく、本来は右だが、左もこなせる万能性が魅力の内野貴史でカバーすると推測した。 中盤6枚は3月シリーズと同じか。アンカーは、チームのバランサー・藤田譲瑠チマと、献身性が武器の川崎颯太。インサイドハーフの山本理仁と松木玖生は、ともに今回の2連戦で中盤の潤滑油的存在となり、中盤でのボール奪取など、闘争心溢れるプレーは頼もしかった。ウクライナ戦で追加点の田中聡、2年ぶりの招集で存在感を示した荒木遼太郎も入るだろう。 左ウイングには佐藤恵允と、2連戦では鋭いカットインからのフィニッシュなど、圧巻の仕掛けで目立っていた平河悠。右ウイングの山田楓喜は、セットプレーのキッカーとしてもチームの武器となり得る。 CFも細谷真大、藤尾翔太、染野唯月の3枚で変わらず。一番手はエースとしてこの世代を引っ張ってきた細谷で、得点力があり右ウイングもできる藤尾、マリ戦では途中出場で、冷静なボール捌きとプレスバックでチームに流れを引き戻した染野が入ると予想した。 なお、2試合ともに途中出場だった小見洋太は、サイドから果敢にシュートを狙ったが、相手のチェックを受けるとパスが乱れるシーンも。植中朝日は、先発したマリ戦でなかなかボールを収められなかった。3月シリーズで大きなインパクトを残せたとは言えないこの2人は、選外と予想した。 文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月14日 05:00
日本サッカー協会の宮本恒靖会長が掲げたマニフェストのひとつに「キッズ・女子・シニアを重点3領域として扱う」という項目がある。「キッズ」に着目すると、本田圭佑氏が「育成年代向けに開発された4対4(U10、U12)の新しいサッカー大会」を創設した。
この大会は、4人対4人の10分1本勝負で、20秒のショットクロック(20秒以内にプレーを完結させる)を採用するなど、超攻撃的サッカーが展開される仕組みになっている。交代は自由で、ベンチには監督やコーチが存在せず、交代のタイミング、戦い方はプレーヤーに委ねられる。子どもたちが自ら考え行動する力を身に付け、未来のサッカースター候補を育成する狙いがあるのだ。
「4v4U10」を創設した狙いを本田自身は次のように述べていた。
「小学校4年の世代を自分のサッカースクールで見ていた経験から、彼らの全国大会がないことを知りました。U12の大会でみんな確かに全員プレーできちゃうんですけど、小学生の世代は1学年違うだけで体格の差がだいぶある。事実上、U12は5、6年生の大会。小学校3、4年の子が活躍できるような大会ではないと思って、じゃあ、彼らのために全国大会を作ろう、と。そういうところに至りました」
この「4v4」を宮本会長はどう捉えているのだろう。
「凄い面白い試みです。いろんな地域でエントリーできるので、たくさんの子どもにチャンスがあります。地域のサッカー事業になりますし、それについて彼とも話をする予定です。一緒になってやれることがあると考えています」
宮本会長と本田氏の“タッグ”で何が生まれるのか。期待せざるを得ない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
2024年05月14日 03:41
現地5月13日に開催されるラ・リーガの第35節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが3位のバルセロナと敵地で対戦する。 この一戦にスターティングメンバーに、久保の名前はなかった。 コンディションが万全ではなかったとも伝えられた前節のラス・パルマス戦(2−0)に続くベンチスタートに、ファンも騒然。SNS上では次のような声が上がった。【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
「なんで久保スタメンちゃうねん!出さんかい!」「移籍するのかな」「久保ベンチ?おかしいな」「マジでどうした!?怪我?ベッカーにスタメン奪われた?それとも移籍?」「タケ出さないとかゴミにも程がある」「久保は移籍するんだろうな」「単にベッカーの調子が良いのもあるんやろうけど久保はベンチスタートか」 ラス・パルマス戦では89分の投入だった久保。この大一番では何分プレーできるか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 03:05
現地5月13日に開催されるラ・リーガの第35節で、久保建英が所属する7位のレアル・ソシエダが3位のバルセロナと敵地で対戦する。 この一戦に先立ってスターティングメンバーが発表され、久保が2試合連続でベンチスタートとなった。【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
2−0で勝利した前節のラス・パルマス戦では89分からの投入となった久保。かつてカンテラ(下部組織)に在籍した古巣戦から、途中出場で恩返し弾なるか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月14日 03:00
現地時間5月13日に開催されるプレミアリーグ第37節で、3位のリバプールは4位のアストン・ビラと敵地で対戦する。
2024年05月14日 00:09
今季限りでパリ・サンジェルマンから退団することを宣言したキリアン・エムバペ。これまで数年に渡って移籍が噂されてきたが、ついに契約更新を拒否するに至った。
もちろんクラブにとっては移籍金すらも獲得できない形で放出を余儀なくされてしまい、大きな打撃になる。後釜となる選手の補強も必要だ。
今回は様々なメディアで報じられている「キリアン・エムバペの後釜候補」をまとめてみた。 ヴィクトル・ギョケレス
現所属:スポルティングCP
国籍:スウェーデン
現在パリ・サンジェルマンが獲得に動いていると言われる選手の1人が、守田英正のチームメイトでもあるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレスだ。
今シーズンのポルトガルリーグでスポルティングCPを優勝に導いた点取り屋であり、その顔を覆うマスクパフォーマンスも含めてスター性も抜群であり、大きな人気を誇る存在である。
ただ、もちろんそのような彼であるからこそ様々なビッグクラブから注目されていると伝えられており、アーセナルやチェルシーなども獲得に動いていると伝えられる。
メディアが伝えるところによれば、少なくとも彼を獲得するためには1億ユーロ以上の移籍金が必要になるだろう。ヴィクトル・オシメーン
現所属:ナポリ
国籍:ナイジェリア
キリアン・エムバペの去就がはっきりしない間からパリ・サンジェルマンの獲得候補として名前が上げられていたのが、ナポリのナイジェリア代表FWヴィクトル・オシメーン。
数日前にはジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオが「オシメーンはパリ・サンジェルマンではなくアーセナルかチェルシーに行く」と報道している。その理由はオシメーン自身が「リールでプレーしたことがあるため、フランスリーグに戻ることに興味がない」からだという。
しかし、キリアン・エムバペが退団したことによって再びオシメーンの獲得のウワサが広まっている。移籍金はおよそ1億3000万ユーロほどだというが…。クヴィチャ・クヴァラツヘリア
現所属:ナポリ
国籍:ジョージア
そして、ヴィクトル・オシメーンの獲得断念のウワサとともに流れていたのが「パリ・サンジェルマンはオシメーンよりもクヴァラツヘリアを狙っている」という情報であった。
フランスの『RMC Sports』が伝えたところによれば、パリ・サンジェルマンは2027年までナポリとの契約を残しているクヴァラツヘリアを狙っており、彼が「ルイス・エンリケ監督が最も希望する補強」であるという。
彼についても移籍金についてはおよそ1億2000万ユーロとかなり高額になると予想されており、大きな投資が必要になる。ラファエル・レアォン
現所属:ミラン
国籍:ポルトガル
先日『L'Equipe』によって伝えられたのが、ミランに所属しているポルトガル代表FWラファエル・レアォンだ。センターフォワードもウイングもこなせるオールラウンダーで、エムバペの穴を埋められる存在だとリストアップされているという。
エムバペの退団によって給与が2億ユーロ削減できるため、ラファエル・レアォンに設定されている巨額の契約解除料を支払える…という話も。
メディアによればパリ・サンジェルマンは7000万ユーロから1億5000万ユーロの移籍金を提示してラファエル・レアォン獲得に向かっていると伝えられるが、その一方で選手本人がミランから退団することに全く前向きではないとか…。
そしてミランも現在ラファエル・レアォンの契約を2027年まで延長したいと考えており、年俸を550万ユーロまで引き上げる準備もあるそうだ。ベルナルド・シウヴァ
現所属:マンチェスター・シティ
国籍:ポルトガル
最も有名な「移籍心変わり事件」8人
昨年も移籍が噂されていたマンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァ。前線から中盤まで様々なポジションをこなすアタッカーで、戦術面でも技術面でも世界最高クラスだ。
『Le Parisien』によれば、パリ・サンジェルマンはこれまで2年連続でベルナルド・シウヴァの獲得を狙っており、この夏にも彼を引き入れるためのチャレンジを行うという。
マンチェスター・シティとの契約は2026年まで残っているが、『Sport』などによれば契約解除条項の額が5800万ユーロに設定されているという。もちろんこれはパリ・サンジェルマンにとっては十分に出せる額だ。
2024年05月13日 23:44
ベティスで“完全復活”を遂げた元スペイン代表MFイスコが、6月に控えたEURO2024で“ラ・ロハ”へ復帰することへの期待は、日に日に大きくなっている。
約半年間の無所属期間を経て、昨年夏にベティスへ完全移籍加入したイスコは、ここまで“完全復活”を印象付けるパフォーマンスを見せている。ベティスではマラガ時代の“恩師”でもあるマヌエル・ペジェグリーニ監督の下、傑出したテクニックと豊富なアイデアを武器に、ベティスの攻撃陣に魔法をかける“マヒア”(魔術師)としてかつての輝きを取り戻した。4月にはラ・リーガ月間MVP(最優秀選手)にも輝いている。
12日に行われたラ・リーガ第35節アルメリア戦でも、ベティス攻撃陣を彩ったのは“マヒア”だった。前半開始早々の8分には、見事なポケット侵入から中央へ折り返して、元スペイン代表MFパブロ・フォルナルスの先制点の起点となると、28分には相手のミスを見逃さず自らゴールネットを揺らす。1点を返された迎えた64分には、敵陣でボールを奪ったところから即座にマイナスへ落とし、スペイン人MFアジョセ・ペレスの決定的な3点目をお膳立て。3−2での勝利に貢献したイスコは、プロとして通算600試合目の出場となった節目の試合で、今季通算19回目のマッチMVPに選出されていた。
イスコはここまで公式戦通算で35試合出場9ゴール7アシストを記録。日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダと来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を争うベティスで、攻撃の中心に君臨中だ。
だが、イスコはレアル・マドリード在籍時の終盤は安定した出場機会を確保できておらず、しばらくの間スペイン代表から遠ざかっている。最後に招集されたのは2019年6月のこと。以降、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022などの主要大会で、スペイン代表のユニフォームを身に纏うイスコの姿は見られていなかった。
そんなイスコがベティスでトップパフォーマンスを取り戻したことを受けて、ファン・サポーターや現地メディアの間ではスペイン代表への“待望論”が度々浮上している。イスコ自身はスペイン代表への復帰願望を公言していたものの、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督はベテランの復帰へ消極的な姿勢を見せていた。今年3月のインターなショナルマッチウィークでは、今夏に控えるEURO2024に向けた“ラストチャンス”としてイスコの招集に踏み切る可能性が報じられていたものの、タイミング悪く負傷に見舞われ、印象的な“カムバック”は果たせていなかった。
だが、負傷から戻ってきた後も安定して高いパフォーマンスを見せ続けるイスコを、デ・ラ・フエンテ監督が“無視”することは不可能かもしれない。今季のイスコがラ・リーガで最も優れた攻撃的MFの1人であることに疑いの余地はなく、『マルカ』や『RELEVO』など多くスペインメディアもイスコの代表復帰を推奨している。
一方で、当の本人であるイスコは、アルメリア戦後の『DAZN』によるインタビューでEURO2024の開催期間である6月の予定ついて問われると、「大会の開催期間中は新婚旅行に行く予定なんだ」と回答。“先約”があることを明かしている。
「僕にはわからないことだから。どうだろうね…」と言葉を濁したが、イスコ自身も“希望”を捨てたわけではなさそうだ。「どんなことであろうと“万が一”はあるし、備えあれば憂いなしさ。だから万が一のことを考えて、旅行保険には加入しているよ」と語り、キャンセルが可能であるとも主張した。
スペイン代表を離れて以降、間違いなく自身最高のシーズンを過ごしてるイスコ。シュート本数、パス本数、チャンスクリエイト数など数々のスタッツでチームトップの数字を記録している“マヒア”にとって、まずはベティスをEL出場へ導くことが先だが、2023−24シーズンの終了後、スペイン代表への“サプライズ招集”はあるのだろうか。
【ハイライト動画】イスコが全3得点に絡んだアルメリア戦
2024年05月13日 23:30
現在12位にまで順位を上げてきたクリスタル・パレス。今年の2月にロイ・ホジソンの後任として、オリヴァー・グラスナーが監督に就任して以降、チームは絶好調だ。
グラスナー就任以降、積み上げた勝ち点は21。この期間にパレスより多くの勝ち点を獲得したのはマンチェスター・シティ(29)、アーセナル(28)、チェルシー(22)のみとなっており、素晴らしいパフォーマンスを見せている。
マイケル・オリーセ、エベレチ・エゼ、ジャン・フィリップ・マテタのフロントスリーはプレミア屈指の破壊力を誇り、今のパレスを攻略するのは簡単なことではない。調子をあげてきたパレスの来シーズンが楽しみではあるが、上述したトリオに加え、若手注目株のアダム・ウォートン、守備の要マルク・グエイといった選手もビッグクラブから狙われており、今夏の去就が注目されている。
主力選手が残れば来シーズンへの期待も高まるパレスだが、特にエゼとオリーセは多くの注目を浴びており、2人ともチームに残留させることは難しいかもしれない。そんななか指揮官のグラスナーは「すべての選手がここにいることを願っている」と、英『Daily Mail』にて語り、残留を強く望んだ。
「来シーズン、彼らがクリスタル・パレスでプレイできるよう、クラブはあらゆる手を尽くすだろう。私たちがスポーツ部門から示すことができるのは、私たちが野心的であり、彼らが恩恵を受け、成功に大きく貢献できるということだと思う。それが私たちが彼らに提供できることであり、残りはこれから見ていくことになる」
エゼやオリーセといったスター選手をチームに残すことができれば、グラスナーの下でより成熟したパレスは来シーズンの台風の目になる可能性もあるだろう。主力選手の多くがビッグクラブに狙われるパレスの今夏の動向に注目だ。
2024年05月13日 23:10
メキシコ、カナダとの共催で行う2026北中米ワールドカップへ向けて代表チームの強化に力を入れてきたアメリカ代表。
2024年05月13日 22:40
最近は10代から活躍する選手も増えているが、ドイツの名門バイエルンで大きく評価を伸ばしたFWマティス・テルもまだ19歳の選手だ。
2022年の夏にフランスのレンヌから2000万ユーロの移籍金で加入したテルに関しては、移籍金が高額すぎると否定的な意見も多かった。何より、テルはレンヌのトップチームで1ゴールも決めていなかった選手だ。フランス世代別代表では結果を残していたが、リーグ・アンで結果を残していない若者に2000万ユーロは高額過ぎたかもしれない。
しかし、今ではバーゲン価格だったとの見方が強い。バイエルンでは途中出場を中心にブンデスリーガ通算51試合をこなしており、11ゴール4アシストと驚きの成績を残している。ほとんどが途中出場であることを考えれば、絶賛されるべき数字だろう。
2022年の夏の段階では200万ユーロしかなかった市場価値も、今では20倍の4000万ユーロまでアップ。一気にフランスの次代を担うアタッカーとして有名な存在になった。
フランスの若手アタッカーということを考えれば、テルを逃したパリ・サンジェルマンには少しばかり後悔があるかもしれない。仏『L’Equipe』は、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は当時レンヌにいたテルのことを評価していなかったと伝えている。レンヌのトップチームで活躍していなかったのだから仕方がないとも言えるが、ポテンシャル的にはFWキリアン・ムバッペの後継者候補となったかもしれない。
テルは今後バイエルンで出番を増やしていくだろう。レ・ブルーの主力級になるのも時間の問題のはずで、バイエルンが2年前にテルを引き抜いたのは大正解と言えそうだ。
2024年05月13日 22:37
バイエルンに所属しているドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、ブンデスリーガ通算500試合出場を達成した。
バイエルンは12日、ブンデスリーガ第33節でヴォルフスブルクをホームに迎えた。試合は立ち上がりの4分にU−21クロアチア代表MFロブロ・ツボナレクのトップチーム初ゴールでバイエルンが先手を取ると、続く13分には敵陣でのボール奪取からドイツ代表MFレオン・ゴレツカが右足で正確な一撃を突き刺す。試合はこのまま2−0でタイムアップ。今季のブンデスリーガはレヴァークーゼンの優勝が決まったなか、バイエルンが今季のホーム最終戦を白星で飾った。
同試合に先発出場したノイアーは、負傷などのアクシデントに見舞われたわけではないものの、74分にイスラエル代表GKダニエル・ペレツとの交代でピッチを後にしていた。そんなノイアーは同試合に出場したことで、ブンデスリーガにおける出場試合数が大台の「500」に到達。今季は負傷の影響で開幕から出遅れたものの、復帰後は不動の“守護神”として、ここまでブンデスリーガ22試合でゴールマウスを守っている。
現在38歳のノイアーはゲルゼンキルヒェンの出身で、地元の強豪であるシャルケのアカデミー育ち。2006−07シーズンのブンデスリーガ第2節アレマニア・アーヘン戦でトップチームデビューを飾ると、以降は不動の立ち位置を確立し、2010−11シーズンのDFBポカール優勝やチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に大きく貢献。同シーズン終了後、バイエルンへ完全移籍し、ブンデスリーガ11連覇を経験。5度のDFBポカール優勝、2度のCL制覇など数々のトロフィーを掲げ、ドイツの“絶対王者”でも絶対的な地位を築いた。2017−18シーズンからはキャプテンも務めている。
なお、ノイアーはシャルケでブンデスリーガ通算「156」試合、バイエルンでブンデスリーガ通算「344」試合に出場している。
データサイト『Opta』によると、ブンデスリーガ通算500試合出場を達成した選手は、過去に3名しかいないという。カールスルーエを経て加入したバイエルンで“絶対的守護神”として活躍した元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が通算557試合に出場しており、これがブンデスリーガにおける歴代最多出場記録。ドルトムントとシュトゥットガルトでゴールマウスを守った元西ドイツ代表GKアイケ・インメル氏が534試合出場、ハンブルガーSVやフランクフルトを中心に活躍した元西ドイツ代表GKウリ・シュタイン氏が512試合出場を記録している。38歳にして大台に到達したノイアーは、前記3名の選手に続く、史上4人目の快挙を達成した。
【ハイライト動画】ノイアーの500試合目はバイエルンが勝利
2024年05月13日 22:30
U-23日本代表の一員としてアジアを制した荒木遼太郎。
U23アジアカップでは、大一番となった地元カタールとの準々決勝、さらには決勝のウズベキスタン戦で、いずれも途中出場ながら決勝弾をアシストしてみせた。
決勝戦で相手GKと激突した際に脳震盪を起こしてしまい、大事を取って他の選手たちより1日遅れで帰国。所属するFC東京でも今週ようやく全体練習に合流している。
そんな荒木が海外での長い大会を終えたということもあり、新しいヘアスタイルにしたと話題に。 この投稿をInstagramで見る Riku /海外メンズヘア/外国人風メンズカラー(@riku_nyhair)がシェアした投稿
ここ最近、長めのセンターパートヘアが印象的だった荒木だが、ばっさりとイメチェン。
担当した美容師さんいわく「今まで通りセンター分けも可能、前髪下ろしてもカッコいいスタイル」に仕上がっているという。ただ、練習の様子を見るとこれまで同様前髪を上げているのでそこまで変化は感じられないかも。
日本代表、定着・招集に期待したいイケメン候補5人
そんな荒木の復帰も楽しみなFC東京は今週、15日(水)にアウェイで名古屋グランパスと、19日(日)にホームで横浜F・マリノスと対戦する。
2024年05月13日 22:10
2017年にドイツのインゴルシュタットからブライトンへ移籍して7年。
2024年05月13日 22:04
サッカー強豪国ドイツの最高峰リーグであるブンデスリーガ。その一つ下のカテゴリーである2.ブンデスリーガがかなり盛り上がっているようだ。
シーズンも終盤、2.ブンデスリーガ首位のザンクトパウリはブンデスリーガ昇格が決まる重要な試合に臨んだ。リーグ最下位のVfLオスナブリュックと対戦したザンクトパウリ。前半の早い時間に先制すると後半にも2得点をマーク。アディショナルタイムに失点を許すも見事3-1で勝利した。
この試合の結果で上位2位が決したザンクトパウリはブンデスリーガ昇格を確定させた。クラブの躍動にサポーターも大盛り上がりだという。
ザンクトパウリは過去にブンデスリーガに在籍していたチームでもあるが、ドイツ3部相当のリーグにまで落ちた時期もある。2001-2002シーズンにブンデスリーガから降格が確定。低迷したチームは翌シーズンでも結果を残すことができずに2部リーグでも降格争いに転落。そのまま巻き返しできずに3部リーグへと降格したのだ。
その後4シーズン3部リーグに留まったが、2006-2007シーズンに2部昇格の切符を掴み取った。その後2009-2010シーズンに再びブンデスリーガへ昇格を決める。しかし結果が出せずに、1シーズンで2部降格。その後は2.ブンデスリーガ最高順位は4位と、なかなか結果を残せていなかったのだ。
現在横浜・F・マリノスで活躍する宮市亮がかつて在籍したザンクトパウリ。当時もサポーターの熱は有名であったが、ブンデスリーガ昇格でその熱がさらに高まったようだ。
2024年05月13日 21:40
マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFカゼミロは昨シーズンから大きく評価を落とした選手の1人だ。
ユナイテッドに加入した1年目の昨シーズンは中盤の門番として力を発揮。リーグ戦3位、FAカップ準優勝、そしてカラバオカップ制覇に大きく貢献した。しかし今シーズンはパフォーマンスがなかなか上がらず、8位に沈むユナイテッドの中でも多くの批判を浴びる選手の1人となってしまった。
プレミアリーグ第37節のアーセナル戦でもCBとして出場したカゼミロがラインを上げるのが遅れてしまい、決勝点となった先制ゴールを与えてしまった。再び批判の的となってしまったカゼミロだが、ブラジル代表のレジェンドであるリバウドは『Betting.Betfair.com』にて、「マンチェスター・ユナイテッドに移籍したのは間違った決断だった」と語りながら、元チームメイトのカゼミロを擁護している。
「カゼミロは素晴らしい人で、私の友人であり、サンパウロ時代に一緒にプレイした人だ。彼はレアル・マドリードで素晴らしいキャリアを送った。私の意見ではレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したのは間違った決断だった」
「彼はレアル・マドリードで美しい物語を生きていたが、もちろん経済的な面も彼の決断を後押ししたのだと思う。マンチェスター・ユナイテッドは負傷者が多く、ひどい状況にある。カゼミロは中盤の選手であり、ストライカーでもディフェンダーでもない。だからポジションを外れてプレイすることを批判する人がいるが、私の意見では、マンチェスター・ユナイテッドが自ら大苦戦しているのだから、彼に責任はまったくない」
確かに今シーズンのユナイテッドの苦戦はカゼミロのパフォーマンスのせいだけではないが、本職の守備的MFのポジションでも昨シーズンのような覇気が感じられなくなっているのも事実だ。
コパ・アメリカのブラジル代表からも漏れてしまったカゼミロ。今夏にはサウジアラビアのクラブへの移籍も噂されているが、今夏の去就に注目集まる。
2024年05月13日 21:35
ヴィッセル神戸は13日、8月3日(土)にノエビアスタジアム神戸にてリーグ・アンのスタッド・ランスとのフレンドリーマッチを開催することが決定したと発表した。
昨季のJ1王者である神戸。今季も13節終了時点で首位に立っている。対するスタッド・ランスは古豪だが、近年再び上位をうかがう存在となっており、なにより日本代表の伊東純也と中村敬斗が所属しているため日本での知名度は非常に高い。
そんな両者が今夏、日本で対戦することに!
チケットの最速はシーズンシート2024のオーナーとVISSEL SHIP会員を対象としたクラブ抽選先行で、5月16日(木)18:00に販売がスタート。その後、クラブ二次先着先行、楽天チケット先着先行が実施される。チケット販売の詳細は後日発表とのこと。
なお、ヴィッセル神戸はすでに7月27日(土)、明治安田ワールドチャレンジでトッテナム・ホットスパーと対戦することが発表済み。また、昨年6月にバルセロナ。今年2月にはインテル・マイアミと親善試合を行っているが、試合はトッテナム戦を含め、いずれも国立競技場での開催だった。
ヴィッセル神戸、「最強の外国人選手」はこの5名!
今回のスタッド・ランス戦は、ファン・サポーターにとって待望と言えるホームのノエビアスタジアム神戸での開催。ようやく本来の神戸らしいムードで国際マッチを楽しむことができそうだ。