2024年03月28日 19:55
ロッテの吉井理人監督(58)が28日、開幕を翌日に控え「(準備は)万全です。選手たちがやりやすい環境をつくるのに、一生懸命頭を使おうと思っている。失敗を恐れずじゃんじゃんチャレンジしてほしい」と話した。 この日は開幕前最後の全体練習。野手はフリー打撃、ノックなどで汗を流した。吉井監督もその様子を見守り「みんな機嫌良いと思います。大丈夫です」と、戦う準備はできている。ただ、シーズン中の打順については「発展途上の集まりなので、多分固定はできない。去年と同様相手のピッチャーを見て、1番勝てるなと思う順番で並べていきたい」と話した。 開幕3連戦の先発を託された小島、種市、佐々木については「小島は3年続けて140(イニング)越えだったのでそこそこ頑張っているけど、他の2人はまだ1年間ローテーションを守ったことのない子たちなので、この3人が1年間フルにローテーションを守ってくれたらうれしい」と期待を込めた。
2024年05月08日 12:46
大谷の「OPS+」はメジャー1位の220…DHの史上最高更新が有力視される
■ドジャース ー マーリンズ(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場した。試合前時点で11本塁打、打率.370など驚異的な成績を残しているが、打撃指標でもその凄さが分かる。「OPS+」220はメジャートップで、指名打者としての記録更新に米メディアも注目している。
OPS+はリーグ平均のOPSを100とした時、どれくらいその打者が優れているか測る指標。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」は、公式X(旧ツイッター)で、指名打者のシーズン最高OPS+のトップ5を紹介した。最低でも100試合以上に出場し、そのうち70%をDHとして出場した選手を対象にしている。
1位は1995年のエドガー・マルティネス(マリナーズ)で185、2位は昨年の大谷で184。3位以下は2006年のトラビス・ハスナー(インディアンス)の181、2014年のビクター・マルティネス(タイガース)の172、2007年のデビット・オルティス(レッドソックス)の171となっている。
この投稿では「火曜日(日本時間8日)を迎える時点で(大谷は)OPS+220をマークしている。殿堂入りした(エドガー・マルティネス)を上回る成績を残すことができるか?」と綴っている。現状のペースなら、とんでもない新記録が生まれることになる。(Full-Count編集部)
2024年05月08日 12:42
「ソフトバンク-日本ハム」(8日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクはこの日、ドームの屋根を開放して試合を行う「ルーフオープンデー」を実施しないことを発表した。福岡地方に強風注意報が発令されているため。通常どおり屋根を閉じた状態で試合を開催する。
球団公式サイトには「風速8m以上、もしくは降水確率30%以上となった場合は実施いたしません」と記載されている。
2024年05月08日 12:28
8回に逆転2ランを浴びて6連勝はお預け
■カブス 3ー2 パドレス(日本時間8日・シカゴ)
カブスの今永昇太投手が7日(日本時間8日)、本拠地パドレス戦に先発し、7回0/3を投げて7安打8奪三振2失点。7回まで無失点投球だったが、自己最長となる8回のマウンドで、逆転2ランを浴びて降板となった。防御率はメジャートップの1.08。試合後は「8回にマウンドに上がるという信頼をこの7試合で得られたというのは、僕としては価値がある」と手応えを口にした。チームはサヨナラ勝ちしたため黒星は付かなかった。
開幕から5連勝。圧倒的な投球を見せていた左腕はこの日も好調だった。5回まで2安打1四球の快投。6回には1死一、二塁のピントを招いたが、マチャドとボガーツの強打者2人を連続三振に仕留め、場内は大歓声。今永も雄叫びをあげてガッツポーズした。「歓声を受けたあの瞬間は幸せ。あと最近寝起きが悪いので、あの歓声をアラームにしたらスッキリ起きれるかなと思います」と話し、米メディアの記者たちも爆笑だった。
8回は代打で登場したアラエスに二塁内野安打を許し、プロファーに逆転弾を浴びてしまった。それでもその裏、カブスはモレルの犠飛で同点に追いつき、9回にブッシュがサヨナラ弾を放った。
防御率は0点台から1点台に乗ったものの、堂々のメジャートップとなっている。「僕は自分の事をいい投手だと思わないようにしていますし、そういう風に思うことによって油断が生まれると思っている。自分はまだまだ未完成であって、これからこのチームとともに完成に向かっていくという気持ちを持っている」と謙虚な姿勢は崩さなかった。
メジャーデビューから無傷の6連勝となれば、2002年の石井一久(ドジャース)、2014年の田中将大投手(ヤンキース)に続いて3人目だったが、偉業達成は次回に持ち越しとなった。(Full-Count編集部)
2024年05月08日 12:15
○ カブス 3x−2 パドレス ●
<現地時間5月7日 リグリー・フィールド>
サンディエゴ・パドレスがサヨナラ負け。
2024年05月08日 11:51
◆ べるーにゃがベルーナドームをジャック
西武は8日、ベルーナドームで開催する7月20日(土)のソフトバンク戦を、株式会社ベルーナの公式マスコットキャラクター「べるーにゃ」がベルーナドームをジャックする「べるーにゃドームデー」として開催することを発表した。
「べるーにゃドームデー」は、2022シーズンに株式会社ベルーナが西武ドームの施設命名権を取得して以降毎年開催しており、今年で3回目の開催。イベントを実施する7月20日(土)は、球団創立時から脈々と受け継がれてきた伝統と誇りの色である“ライオンズブルー”をコンセプトにした限定ユニフォームで試合に臨む西武ブルーシリーズの開催日で、右袖にべるーにゃがデザインされた限定のオリジナルユニフォームを、一部の座席を除く来場された方にに配布する。
その他、べるーにゃ像のフォトスポットの設置や、今シーズン限定デザインのべるーにゃうちわの配布、その他各種イベントにべるーにゃが登場するなど、さまざまな場面でべるーにゃがベルーナドームをジャックする。詳細は、今後オフィシャルサイトなどでも更新予定。
▼ べるーにゃコメント
「今年もべるーにゃドームデーの開催が決まったにゃ!配布の西武ブルーユニフォームの右袖には、にゃんと!ぼくの顔がデザインされてるにゃ!!憧れのレオと共演のユニフォームにゃー!!!この日しかもらえないから、なくなる前にチケットを買って手に入れてほしいにゃ〜!ほかにもまだまだこの日のためにいろいろ準備していることがあるから、続報を楽しみに待っててにゃ!」
◆ べるーにゃロゴ入り西武ブルーユニフォーム配布 概要
■対象試合:7月20日(土) 福岡ソフトバンクホークス戦 / 開場から試合終了まで
■配布対象:当日のチケットをお持ちで来場された方全員
※ビジター外野指定席(ライト)・ビジターユニバーサルデッキ(ライト)除く、チケット 1 枚にグッズ ひとつ。
※チケットをお持ちでない未就学児は配布対象外となります
■サイズ:S:着丈68cm/身巾50cm/袖丈 32cm、L:着丈76cm/身巾61cm/袖丈38cm
※ホームレプリカユニフォームと同サイズとなります。
※各サイズともに在庫数が無くなり次第、残りのサイズのみの配布となります。
■配布場所:ベルーナドームメインゲート / ベルーナドームオーナーズゲート
◆ べるーにゃドームデー イベント概要
■対象試合:7月20日(土) 福岡ソフトバンクホークス戦
■内容:・試合前の贈呈式と始球式出演(試合前に選手へ贈られる「銀座のステーキお食事券」の贈呈式と始球式にべるーにゃが登場します)
・べるーにゃ立像フォトスポット(全長2mの巨大べるーにゃ立像を、駅前広場のベルーナ特設ブースに設置いたします。チケットをお持ちでない方も立像と一緒に写真撮影が可能です)
・べるーにゃうちわの配布(ベルーナドームメインゲート、ベルーナドームオーナーズゲートにて、べるーにゃのイラストが描かれたオリジナルデザインのうちわを配布いたします)
※数量限定のため、なくなり次第終了となります
■備考:追加情報などは埼玉西武ライオンズオフィシャルサイトなどで更新予定です。
2024年05月08日 11:31
ピベッタが昇格するため、上沢が降格か
■ブレーブス 4ー2 Rソックス(日本時間8日・アトランタ)
レッドソックスの上沢直之投手がマイナーに降格する見込みだと、7日(日本時間8日)の試合後にMLB公式サイトでレッドソックス番を務めるイアン・ブラウン記者が伝えた。
ニック・ピベッタ投手が復帰する枠を確保するため、上沢が降格すると見られる。上沢は4月28日(同29日)に昇格し、2日(日本時間3日)のツインズ戦でデビュー。2回をパーフェクトに抑え、レッドソックスの選手で(MLBデビュー戦で2回以上投げ1人の走者を出さなかった)のは、1958年4月20日(同21日)にマークしたアル・シュロルに続いて2人目の記録だった。
翌日のツインズ戦では2回を投げて2安打1失点だった。7日(同8日)の試合では登板はなかった。
30歳の上沢は1月11日(日本時間12日)に日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズとマイナー契約。招待選手としてメジャーキャンプに参加していたが、開幕直前に金銭トレードでレッドソックスに移籍していた。(Full-Count編集部)
2024年05月08日 11:22
○ カブス 3x−2 パドレス ●
<現地時間5月7日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがサヨナラ勝利。今永昇太投手(30)は8回途中2失点の投球で、勝敗付かず。マイケル・ブッシュ内野手(26)がキャリア初のサヨナラ本塁打を放った。
今永は初回、2回表と走者を出しながらも無失点。3回表には二死から2番タティスJr.を空振り三振に仕留め、三者凡退とすると、イニングを跨いで4番マチャドまで三者連続三振。4回表も三者凡退で終えた。
4回裏、試合前に負傷者リストから復帰した3番コディ・ベリンジャーの6号ソロで先制点の援護を受けると、直後の5回表を無失点。6回表には一死一、二塁のピンチを背負ったが、4番マチャド、5番ボガーツから連続三振を奪い、渾身のガッツポーズ。続く7回表も得点許さず、2戦連続の7回無失点投球となった。
7回終了時点で今季最多の95球を投じていた今永は、8回表にも続投したが、これが裏目となった。先頭の代打アラエスに安打を許すと、1番プロファーにカウント2-2から低めボールゾーンのスプリットを掬われ、6号2ランを被弾。好投から一転、逆転を許し、無念の降板となった。
カブスは1点ビハインドとなった8回裏、4番手松井裕樹から無死一、三塁の好機を作り、4番クリストファー・モレルの中犠飛で同点。今永の黒星を帳消しにした。
そして9回裏、先頭打者のブッシュが初球を振り抜き、右中間スタンドへ確信の7号サヨナラ本塁打。終盤の攻防を制し、サヨナラ勝利を収めた。
この試合の今永は7回0/3、102球を投げて7安打、1四球、8奪三振、2失点という投球。今季初黒星を回避し、今季7先発で5勝0敗、防御率1.08となっている。
2024年05月08日 11:04
1点リードの8回無死一塁でプロファーに2ランを浴びた
■カブス ー パドレス(日本時間8日・シカゴ)
カブスの今永昇太投手が7日(日本時間8日)、本拠地パドレス戦に先発し、7回0/3を投げて7安打8奪三振2失点。
2024年05月08日 11:00
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神・岡田監督は当たり前のように村上を打席に送り込んだ。2点ビハインドの六回。先頭打者で投手・村上に打席が巡った。6回を投げ終えて101球。5安打2失点ながら、失点はいずれも中野の2失策が絡んだもので、自責は0だった。
しかし、攻撃は残り4イニングで、村上は先頭打者だった。しかもこの日は6連戦の初戦ではなく、8日の試合を終えれば、9日は移動日。代打、中継ぎ投手の投入を惜しむ必要のない日程だった。2点を追いかける試合展開、球数が3桁に乗ったこともあり、代打を告げるものだと思っていた。だが、岡田監督は微動だにしなかった。
指揮官は「いや、(続投の方が勝てるという)確率やなしに、そんなん代えられへんよ。あんなところで。(打席が)回ってきても代えてないよ、そんなん。誰も用意してないよ」と言い切った。
村上は見逃し三振に倒れたが、託された七回のマウンドで矢野を見逃し三振、五回に右前打を浴びていた床田を中飛、初回に二塁打、五回には適時打を浴びた秋山を右飛に打ち取り、三者凡退に仕留めた。七回2死満塁で自らの代打・小野寺が遊飛に倒れたことで勝利投手になることはなかったが、岡田監督のタクトに応えた七回の15球に感じた。
村上は「まだいける感じやったんで、行くつもりでいました」と話し、中野が失策した場面でいずれも失点したことについて「カバーできなかったというのが一番の反省点なので、中野さんには申し訳ないなと」と踏ん張りきれなかった自らの投球を悔いた。
阪神OBの中田良弘氏は「岡田監督は村上に勝たせたかったんじゃないかな。普通の投手なら代えてたと思うけど。村上だから続投だったんだと思う。前回でも初回先頭打者ホームラン打たれてから、しっかり1失点完投したでしょ。それに、この日の村上のボールは生きてた。あのボールを見て、岡田監督は続投を決めたんだと思う。100球イコール交代のメドじゃないし、村上の投げる日は、村上と心中するという覚悟を持って臨んでるように感じる」と解説した。
143試合の長丁場を見据えながら目の前の勝利を必死に追い、任されたマウンドで懸命に腕を振る選手のモチベーションを維持し、さらに上向かせるという岡田采配。結果として打線が無得点に終わり、村上は2敗目を喫したが、続投を選んだ指揮官の思いは確実に右腕の心に染みたはずだ。
当然のように続投を選択した岡田監督の思いは、まだ行ける、行くつもりでいたという村上の胸中と絶妙にかみ合った。あ・うんの呼吸に似たベンチワーク。士気を下げる敗戦が少ないこともペナントを勝ち抜く上での大事な要素。老練な岡田監督ならではの味わいを感じた夜だった。(デイリースポーツ・鈴木健一)
2024年05月08日 10:40
元広島ロッド・アレン氏の孫ニックくんが観戦「オオタニを見に来た」
ドジャース・大谷翔平、山本由伸両投手が出場する7日(日本時間8日)のマーリンズ戦でちょっとした珍事があった。試合前にフィールドに現れたのは広島のユニホームを着用した少年。背中には「ALLEN 00」という背番号が書いてあった。
この少年はかつて広島に在籍したロッド・アレン氏の孫、ニックくんだった。アレン氏は広島時代の1990年には25本塁打をマークした一方で、横浜・大門和彦投手と乱闘するなど、お騒がせ助っ人の印象も強かった。
アレン氏は現在、マーリンズの地元放送局「バリー・スポーツ・フロリダ」でリポーターを務める。ニックくんは米カリフォルニア州ロサンゼルス在住で、この日、マーリンズとともに祖父がドジャースタジアムを訪れるため、父のロッド・アレンJr.さんとともに観戦に来たという。
祖父はマーリンズのリポーターでも、本人は大谷のファン。「今日はオオタニを見に来たんだ」と笑顔だった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月08日 10:33
103塁打の大谷…このままのペースなら102年ぶり450塁打に到達する
ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場する。ここまで36試合で打率.370、11本塁打、9盗塁など9部門でメジャートップに立っているが、米メディアは塁打数に注目。このままのペースなら過去に2人しか達成していない“年間450塁打”に到達するという。
ファンタジーベースボール向けの情報を提供する米メディア「FTN Fantasy」に所属するエリック・クロス氏は自身のX(旧ツイッター)に、大谷が現在のペースで打ち続けた時の数字を投稿。得点136、二塁打61、本塁打48、打点118、盗塁40、塁打451と伝えた。クロス氏が注目したのは塁打数。現在103塁打で、2位はムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)の84でメジャー断トツの数字だ。
クロス氏によると、400塁打は2001年を最後に記録されておらず、450塁打を超えたのは2度だけ。1921年にベーブ・ルース(457塁打)、1922年にロジャース・ホーンスビー(450塁打)が記録した。
ちなみに2000年代の400塁打以上は5例で、トッド・ヘルトンが2000年(405塁打)と2001年(402塁打)、2001年にバリー・ボンズ(411塁打)、ルイス・ゴンザレス(419塁打)、サミー・ソーサ(425塁打)がマークしている。
衝撃の数字にファンは驚愕。「ドジャースのバリー・ボンズだ」「最高のスタートを切った」「投手がシーズン40-40のペースだ」「ショウヘイ・オオタニ、君は野球史で最高の選手だ。そのことに早く気が付けば気が付くほど、自分が見ている光景を感謝できる」「史上最高の選手だから、彼のプレーを生観戦すべきだ」「オオタニがスランプで心配していた時期を覚えている?」と声が寄せられている。圧倒的ペースで塁を稼ぐ大谷。一体どんな数字が残るだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月08日 10:25
4月に一時首位も…レンドン、トラウト離脱で失速
昨季まで大谷翔平投手が所属したエンゼルスが、早くも崖っぷちの状況だ。
2024年05月08日 10:03
最初の737試合での成績でルースと大谷を比較
大谷翔平投手の驚異的なメジャーでのスタートは、ベーブ・ルースを上回った。6日(日本時間7日)の試合を終え、MLBでは通算737試合に出場。米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は、MLB(キャリア通算)737試合での成績では、本塁打数と奪三振数でルースを超えていると紹介した。
大谷は2021年に46本塁打、昨年は44本塁打を放ってホームラン王に輝くなど、ここまで177本塁打をマーク。投手では2021年に9勝、2022年に15勝、昨季は10勝を挙げるなど、608個の三振を奪っている。
一方ルースは、投手としてはデビュー2年目から3年連続で100奪三振を記録するなど活躍したが、大谷には及ばず奪三振数は499個だった。野手として飛躍したのはその後からで、7年目には54本塁打、8年目には59本塁打をマークした。
大谷は投打二刀流という特異な選手というだけあって、その先人であるルースとは比較され続けている。時代が大きく違うため比較は難しいが、大谷は投手と野手の二刀流でシーズンを過ごし、ともに好成績をマーク。ルースは投手として活躍した後のシーズンに野手として注力し、成績を残した点では大きく異なる。
「コーディファイ・ベースボール」の投稿には「ショウヘイは規格外」「オオタニのせいでルースが詐欺に見える」「ベーブ・ルースは二刀流を同じ時期にやっていた訳ではない。オオタニは格別だ」「ベーブ・ルースは野球界に衝撃を与え続けた最初の選手だけど、同じことを現代野球でもやるのは驚きだ」「驚きはない」などと様々な声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年05月08日 09:57
● ガーディアンズ 7−11 タイガース ○
<現地時間5月7日 プログレッシブ・フィールド>
デトロイト・タイガースが15安打、11得点で乱打戦に勝利。前田健太投手(36)は2回7失点の投球で援護を守り切れず、勝敗は付かなかった。
タイガースは初回、1番アンディ・イバネスの今季1号となる先頭打者本塁打で先制に成功。早速リードを貰った前田は、先頭打者フロリアルに右翼フェンス際への大飛球を打たれるも、これを右翼手ライアン・ビレードが好捕。守備でも援護を受けるも、2つの四球で二死一、二塁とし、5番ブレナンの2点適時二塁打で逆転を許してしまう。
しかし、すぐさまタイガースが再逆転。2回表、二死三塁から8番ハビエル・バエスの適時打で同点に追いつき、さらに一、三塁とすると、1番イバネスが勝ち越しの2号3ラン。2打席連続の一発でリードを奪い返した。
再び援護を受けた前田だったが、2回裏にも2人の走者を出すと、1番フロリアル、3番ラミレスの適時打で同点とされ、4番ジョシュ・ネイラーに9号2ランを被弾。またしてもリードを守り切れず、この回限りで降板。2回59球を投げて5安打、3四球、1奪三振、7失点という内容。2連勝ならず、防御率は6.75へ悪化した。
タイガースは直後の3回表、MLBデビュー戦の7番ビレードが初安打となる2点適時打を放ち、再び同点。前田の負けを消し、続く4回表には、無死一、三塁から3番マシュー・ビアーリングの併殺打の間に決勝点を挙げた。ブルペン4投手が7イニングを無失点に封じ、3イニングを投げた2番手タイラー・ホルトンに今季3勝目。同地区首位のガーディアンズに逆転勝利を収め、連敗を4で止めた。
2024年05月08日 09:20
「バレル」の打球を放った回数が両リーグ断トツの大谷
ドジャース・大谷翔平投手が驚異的な打撃を見せている。今季は6日(日本時間7日)の試合を終えて打率.370、11本塁打27打点を記録。打率と本塁打の2冠となっているが、打撃の“内容”を見てもすさまじい。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」が断トツの数値を紹介している。
長打になる可能性が高い理想的な打球である「バレル」を放った回数が29回で、両リーグで断トツとなっている。2位はフアン・ソト外野手(ヤンキース)の19回で、10もの差が付いている。同社は「この数値はタイプミスではありません!」と驚きながら、X(旧ツイッター)で記録を投稿した。
昨年はキャリアハイとなる打率.304でシーズンを終えたが、今季はここまでそれを上回る高打率をマーク。安打もここまで54本で、シーズン換算では236本ペースと驚異的。打球速度に角度、高い質の打球を量産できている現在の大谷が、高打率を残せるのは必然と言える。
昨年、バレルを放った回数は70回で、MLB全体ではブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手(86)、マット・オルソン内野手(73)に次いで3位だった。ファンからも「ワオ」「20かと思って2度見した」「一生に一度の選手の活躍を楽しもう」と驚きの声があがっている。(Full-Count編集部)