2024年03月28日 20:16
◆ 初の開幕一軍 「開幕一軍を目指していますので、ずば抜けた投球、相手を圧倒できるような投球ができてくれば、開幕一軍に繋がると思いますし、そういうところを目指していきたいと思います」。 石垣島春季キャンプの取材でこのように意気込んでいたロッテ・横山陸人が、開幕一軍を掴んだ。横山にとってプロ5年目で初の開幕一軍になる。 実際に開幕一軍入りして「すごい結果としても良かったと思いますし、投げている感じも良かった。三振も自分の中で取れているなと思ったので、そう言ったところは良かったのかなと思います」と自己分析。 練習試合、オープン戦は10試合・10イニングを投げて、イニング数を大きく上回る14奪三振、被安打8、与四球は2、防御率は2.70。登板した試合全てで三振を奪った。 オープン戦期間中に「多少調子の波があっても、小さくしていけるのが一番良い。そういうところはしっかり開幕まで、もう短いですけどもっと突き詰めてやっていければ」と話していたが、オープン戦を終えて「そうですね、打たれてしまった試合、感じが悪かった試合も何個かあったんですけど、その次の試合で自分の球を投げられていましたし、そういうところは自分の中でできていたのかなと思います」と振り返った。 ◆ 今季も目標は50登板 横山は昨季に続き今季の目標を50試合登板に掲げた。「去年開幕一軍できずに38試合投げさせてもらって、今年は頭から一軍にいられるので、くらいついて最後まで行ければいいのかなと思います」。 50試合登板するために昨年取材したときに「1年間投げ抜く体力が必要」と話していたが、昨年38試合一軍登板して考え方に変化はあったりしたのだろうかーー。 「今でもそういう体力が必要だなと思いますし、体力以外でもオープン戦でやっていた微調整のところもすごい大事になってくると思う。反省をしっかりしながら、次の試合に切り替えていけるようなメンタルだったりを作って行ければいいのかなと思います」。 50試合登板できるくらいの登板数となれば、勝ちパターンに入っている可能性も高い。勝ちパターン入りに向けては「もちろんまだまだ確実に掴みきれているわけでもないので、そういうところは必死にアピールしていって、自分の場所を掴んで行ければいいのかなと思います」と意欲を見せた。 いよいよ29日にプロ野球が開幕する。「無失点というところでやるのがベストなんですけど、投げる場面が色々あると思うので、とりあえず任されたところをしっかりゼロで抑えるところをやって行ければいいのかなと思います」。好スタートを切って、シーズン通して一軍のマウンドで投げ、自身が目標にする50試合登板を達成したい。 取材・文=岩下雄太
2024年05月09日 14:26
ド軍公式カメラマンがインスタグラムで公開
ドジャースの球団専属カメラマンを務めるジョン・スーフー氏が自身のインスタグラムに大谷翔平投手、山本由伸投手の写真を投稿した。ユニホーム姿ながらも、リラックスして笑う2人にファンは「兄弟みたい」「いい笑顔です」とコメントを寄せている。
写真では、大谷がベンチに座って柔和な笑み。その左隣で、もう1段高い場所に腰掛けた山本が、大谷の顔を覗き込むように、大きな口をあけて“満点スマイル”をみせている。
両選手がみせた自然な様子にファンも大喜び。「良い兄弟みたいな関係がずっと続きますように」「2人とも投げている時と全く違って癒される顔」「仲のいい兄弟」「可愛2人」「本当に兄弟みたいで素敵」「リラックスして笑っている」「野球少年の笑顔が2つ」といった声があがっていた。
大谷は8日(日本時間9日)のマーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振だった。今季初の2試合連続ノーヒットで打率は.355。チームは7連勝を飾った。
また大谷は、試合開始前までメジャー単独トップの11本塁打だったが、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手が同日のレッドソックス戦で2打席連発となる11&12号を放ったため、トップの座を奪われた。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 14:04
昨年40本塁打を放っていたオズナ、過去にはイチローとプレー
今季、大谷翔平と本塁打王を争っているのはかつてイチロー氏を“師”と仰いだ選手だ。ブレーブスのマルセル・オズナ外野手は8日(日本時間9日)の本拠地レッドソックス戦で2打席連発となる12号を放った。「毎年変わる大谷翔平のライバル。今年はオズナさんですかね」「面白い勝負になってきた」とネット上のファンも“ライバル”の存在に注目している。
33歳のオズナは、ブレーブスに移籍して5年目を迎える。広角に本塁打を打てる強打が魅力の外野手で、マーリンズ時代にはイチロー氏とともにプレー。師匠として慕うなど、過去には「彼(イチロー)はとてもいい先生。フィールドでもロッカールームでも学ぶことは多い。とても尊敬しています」と話していたこともある。
2018年からはカージナルスで2年間プレー。2019年オフにFAでブレーブスに加入すると、短縮シーズンとなった2020年には18本塁打、56打点で打撃2冠に輝いている。2021年はシーズン途中に家庭内暴力で逮捕された事もあり、制限リスト入りして48試合の出場に終わった。昨年は54本塁打を放ったチームメートのマット・オルソン内野手の陰に隠れていたが、オズナもキャリアハイとなる40本塁打をマークしていた。
大谷が初のMVPを獲得した2021年はブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)やサルバドール・ペレス捕手(ロイヤルズ)、2022年はアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)、昨季はアドリス・ガルシア外野手や、リーグをまたいでオルソンらと本塁打数を競ってきた。
毎年のようにライバルは変わるが、大谷は毎年本塁打王争いに絡み続けているのだから恐れ入る。シーズンが終わる半年後、栄冠を手にしているのは誰になるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 12:53
4月14日のパドレス戦の実使用ユニが落札額1位に
「ロサンゼルス・ドジャース基金」が2日(日本時間3日)に主催したチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」で行われたオークションが8日(同9日)に終了し、大谷翔平投手のユニホームが10万500ドル(約1563万8000円)で落札された。
同イベントには大谷も真美子夫人とともに参加。ドジャースナインの実使用ユニホームなどがオークションにかけられ、収益は全て寄付される。落札額の1位は大谷が4月13日(日本時間14日)のパドレス戦で着用したユニホーム。この試合ではシーズン2盗塁目を決め、その際の泥がついている。
大谷が2021年にオールスターに出場した際のサイン入りユニホームは13万210ドル(約2022万円)、昨年3月のWBCで着用したユニホームは12万6110ドル(約1930万円)で落札されていた。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 12:46
米CBSスポーツ「ミズハラは偽って独身だと主張した」
米連邦検察は8日(日本時間9日)、大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者が、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表した。
2024年05月09日 12:36
ロッテは9日、スペシャルイベント「BLACK BLACK」が開催される5月17日〜19日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)にBLACKグルメメニュー全22品を販売することになったと発表した。
「BLACK BLACK」は、“PAINT THE STADIUM BLACK”をテーマに、選手はビジターのブラックユニホームとホームのピンストライプパンツを着用して試合に臨む、2007年から始まり今年で18回目の開催を迎える球団で最も歴史のあるイベントとなっており、グルメもテーマカラーの“ブラック„を取り入れた食材や調味料を使用したメニューが揃えられている。
BLACKグルメメニューは全22品あり、その中の「BLACKチキンカレー」は、竹炭や少量のイカスミに加えて、ココアパウダーを入れ味に深さとコクがあるカレーに仕上がったメニューとなっている。
<BLACKグルメ商品 ※一部>
・BLACKチキンカレー(OGI FARM:外周グルメエリア):1,300円
・千葉県産林SPF豚ブラックホットドッグ(Cluster:外周グルメエリア):900円
・BTM Black坦々麺(Bamboo Forest: フロア2一塁側202通路付近):1,000円
・黒胡麻担々まぜ麺(蔵出し味噌 田所商店: フロア2 一塁側203通路付近):1,000円
・黒ゴマバター醤油ポテト(GRAZY POTATO: フロア2三塁側Fゲート横):850円
・ブラックゼリーレモンサワー(ぶんごや:外周グルメエリア):800円
・フローズンフルーツコーラ(空海:外周グルメエリア)800円
・モカコーヒーゼリーフローズン(リエコーヒー: フロア4 三塁側410・411通路付近):800円
・BLACKコーヒーゼリーソフト(マリン食堂: フロア2 三塁側213通路付近):700円
・Stand Mブラックソフト(Stand M: フロア4 中央408・409通路付近):600円
全て税込。※その他商品は球団公式サイトにて
2024年05月09日 12:25
阪神・青柳晃洋投手が9日、甲子園で投手指名練習に参加し、中13日で先発予定の10日・DeNA戦(横浜)に向けて調整した。DeNAとは今季初対戦。地元横浜でも今季初登板となる。筒香も加わったベイ打線に対して、「ハマスタなので1発もありますし、打線はもちろん強いチーム。前回(4月26日・ヤクルト戦)で投手にフォアボールという反省があったので、そういう無駄な四死球っていうのがなければいいかなと思います」と対策を講じた。
練習では西勇とキャッチボールをして、ノックやショートダッシュもこなして汗を流していた。
2024年05月09日 12:12
DeNAは9日、5月29日の楽天戦に『交流戦SERIES 2024』応援隊長のお笑いコンビ・令和ロマンが来場し、セレモニアルピッチだけでなくイニング間イベントや試合後のグラウンドイベントにも出演することが決まったと発表した。
試合後のグラウンドイベントは「横浜分析!交流戦優勝の方法をマジで今日全員で考えたくて」と題し、M-1グランプリ2023王者である令和ロマンに漫才を披露するほか、郄比良くるまさんがベイスターズ愛を語り尽くすトークショーを行う。当日の観戦チケットをお持ちの方を対象に、無料で観覧が可能。
その他、イニング間イベントでは「サガミ presents ドッカーン!FLYCATCH」と「at home presents ダンスCONTEST」でグラウンドに登場する予定。
2024年05月09日 12:00
[THE GIANTS 2024]
ルーキーに躍動感が戻ってきた。
2024年05月09日 11:05
中日は9日、Uber Eats Japan合同会社と中日ドラゴンズは「おうち観戦応援キャンペーン」を実施すると発表した。
プロモーションコード「ドラゴンズ」を入力し注文すると、総額最大4,500円の割引が受けられる。
※本割引特典はUber Eatsを初めて利用される方限定
◆「おうち観戦応援キャンペーン」概要
<特典>
税込1,500円以上のご注文で1,500円 x 3回の割引(総額最大4,500円割引)
<プロモーションコード>
ドラゴンズ
<キャンペーン適用期間>
2024年5月9日(木)〜7月31日(水) 23:55まで
※有効期限はプロモーションコード適用後30日間です
<備考>
お持ち帰りや現金で注文する際には利用できない
対象はUber Eatsを初めて利用する方
2024年05月09日 11:02
セ・パ両リーグの打撃30傑を見ると、今年も過去2年と同じく3割打者の数が少ないことに気づく。9日現在で打率が3割を超えているのは、セ・リーグでは・339のサンタナ(ヤクルト)、・306の細川(中日)の2人で、パ・リーグでは・317の近藤、・315の周東、・308の柳田のソフトバンク3人衆のみと、両リーグ合計でわずか5人なのだ。
3割打者は2020年に12人、21年も11人と2桁を数えたが、22年が6人、昨年も5人と顕著な減少傾向にある。一体、どんな理由があるのだろうか。
阪神OBの中田良弘氏は「一番大きなポイントは、ピッチャーの真っすぐのスピードが年々上がっていることだろうね。今の野球では150キロを超えて当たり前で、150キロ中盤を超えないと『速っ!』と言われなくなってきている。いろんなバッターに話を聞いても、打ちにくい理由の一番にストレートの球速アップを挙げるからね」と指摘した。
また、投手の分業化が確立されていることも理由のひとつに挙げられる。中田氏は「先発がだいたい100球前後で交代する傾向があって、どんどんフレッシュなピッチャーが登板してくるから、対応するのが難しくなってくるよね」と語った。
直球の球速アップに加え、ツーシーム、カットボールに代表される速い横の変化が増えたことも、打者を苦しめる要因になっている。中田氏は「昔に比べると球種が増えた。特に速い変化球が。バッターからすればマークしなきゃいけない球が増えたことによって、バットの芯を外される確率も上がってきている」と分析する。
さらに、近年は球速、ボールの変化量、回転数、回転軸などを計測するトラックマンやラプソードの計測機械が導入され、自らのデータが『見える化』されたことで、投手が自らの弱点を修正、克服しやすくなっている環境がある。また、相手打者の打球方向なども全てデータ化、数値化されてきているのも投手有利に働いている。
中田氏は「もちろんバッターも対戦数を重ねる中で毎年バージョンアップしてくるんだけど、今のところは投手側がアップデートするスピードに追いつけていないのかなという感じだね。もうしばらくは投手有利の時代が続くのかな」との考えを示した。
球速アップ、球種増だけでなく、走者不在時のクイック投法や2段フォームなど、常に受け身の打者が投手の進化に対応するのが難しくなってきているのは確か。2リーグ分立後に打率3割を切って首位打者になった選手はいないが、3割打者が『絶滅危惧種』に指定される日が、徐々に近づいているのだろうか。(デイリースポーツ・鈴木健一)
2024年05月09日 11:00
試合中に水原容疑者が罪を認めたと発表
■ドジャース 3ー1 マーリンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振で今季初の2戦連続ノーヒットだった。試合中には、元通訳の水原一平容疑者が司法取引に応じ、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと米連邦検察が発表。試合後の取材では厳戒態勢が敷かれていた。
この日、試合が中盤に差し掛かったころ、米メディアが一斉に水原容疑者の有罪同意を報じた。試合後、デーブ・ロバーツ監督には「少し前にイッペイ・ミズハラが銀行詐欺の件で罪状を認めたけど、それについての見解は」と質問が飛ぶなど、関心事となっていた。
その後、クラブハウスがオープンされる前、広報が「今日はオオタニは話さない」と厳しい表情で一言。ドアが開いても大谷の姿はなかった。
4月24日(同25日)のナショナルズ戦の前に応じた取材では、ワシントンメディアから水原容疑者に関する質問に「失った、それ以上にでも、チームメート、チームもそうですけど、この件でサポートしてもらっている人がたくさんいる」と前を向いていた。さらに新たな通訳であるウィル・アイアトン氏をイジる場面もあった。
開幕戦の大騒動から1か月半。「野球に集中」と言い続けた通り、ここまで打率.355、11本塁打、27打点、OPS1.103をマークしている。広報の制止はそんな大谷への配慮でもあった。誰もがおさまることを願っている水原容疑者の罪状認否は14日(同15日)に予定されている。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月09日 11:00
阪神にとって4月はいろんな意味で湿った1カ月だった。
2024年05月09日 10:34
「去年監督が大事なゲームになればなるほどグッドくらいでいい、ベストじゃなくてグッドくらいがいいんだと」。
ロッテの澤田圭佑は、去年吉井理人監督から言われた“BEST”より“GOOD”くらいの方がいいというのを実践している。
「今まで大事な試合を120%、200%くらいの感じで投げていたんですよ。どういう感じと思ってもわからなくて、去年は全試合200%くらいで投げていましたね。今年は1年間あるのでオープン戦から振り切ったパフォーマンスではなくて、自分のその日の最低のレベルをどれだけ上げられるかを意識して投げています」。
そう言われてみると、今年の澤田の投球は力一杯投げていた昨季とは違う印象を受ける時もある。
「そうやと思います。これでどんどん試合数を重ねていって、体も噛み合って順位も上になってくると200%でいくんですけど、今は最低レベルの75%とか最低限のレベルをどれだけ良くできるかを意識しています」。
シーズン通して投げ抜くため、そしてリーグ優勝を争うシーズン最終盤を見据えて、今はGOODの状態の中でどれだけ良いパフォーマンスを発揮できるかを考えて投げている。
その中で今年は2月の対外試合から6試合・6イニングを投げ、3被安打、3奪三振、1与四球、無失点(※楽天モンキーズとの練習試合、二軍の春季教育リーグは含まない)とほぼ完璧に抑え込み開幕を迎え、開幕後も初登板となった3月31日の日本ハム戦から4月27日の楽天戦にかけて8試合連続無失点。現在11試合に登板して、1勝0敗3ホールド、防御率1.80と抜群の安定感を誇っているのは立派だ。
◆ ナックルカーブは?
4月の取材で「スライダーも監督が大きい方が空振りが取れるから、大きいスライダーとナックルカーブを投げていった方がいいとPayPayドームの時に言ってくれて、そこからスライダーも大きくしてナックルカーブも場面を見て使っている感じです」と話していたナックルカーブ、縦気味に落ちるスライダーについては現在どういう状態なのだろうかーー。
ナックルカーブは4月16日の取材で「まだ全然完成していない」と話していたが、5月6日の取材でも「今はまだ練習中」と、シーズン最終盤の大事な時期に自信を持って投げるためさらに精度を高めていく。縦に落ちるスライダーも実戦で投げており、5月3日の楽天戦では平良竜哉を1ストライクから132キロの縦に落ちるスライダーで左飛に打ち取った。
プロである以上、チームの勝利のため、個人成績を残すため、今がもちろん大事だが、澤田圭佑はその先、リーグ優勝を争う大事な時期に最高の投球をするための準備を着々と進めている。
取材・文=岩下雄太
2024年05月09日 10:14
ジョン・ヘイマン記者、大谷は「球界で最高の選手だ」
ドジャースに移籍した大谷翔平投手は、MVPに輝くことはできるのか。米メディアのライブチャット動画に出演した米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、“大谷ではない”別の選手を候補に挙げている。
スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」に出演した同記者は、大谷を「球界で最高の選手だ」と称えながら、「彼は現時点でMVPだろうか? 私の考えでは、おそらくムーキー・ベッツだろう。私は(この発言で)一部の人たちを怒らせてしまうだろう」と、同僚のベッツを候補に挙げた。
同記者は「ベッツは遊撃でプレーしており、そしてリーグでオオタニに次いで攻撃面で2番目に素晴らしい選手だ」と説明した。
大谷は2021年、2023年に続く3度目のMVPを狙うシーズンだが、今季は右肘のリハビリもあって野手での出場に専念する予定だ。しかし、MVPは守備での貢献も評価されてきた歴史があり、大谷のメインポジションである指名打者で1年間出場し、これまでMVPを獲得した選手は1人もいない。
「B/Rウォークオフ」のX(旧ツイッター)のアカウントでも「ヘイマン記者がナショナルリーグMVP候補を発表(大谷ではない)」と投稿。大谷の名前が登場するのは当然というニュアンスながらも、他の選手を選んでいる点を強調している形だ。指名打者としての出場がメインの大谷が、守備の評価など関係ないほどの圧倒的成績を残せば、受賞の可能性も見えてくる。またも、“史上初”を打ち立てることはできるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月09日 10:06
阪神の井上広大外野手(22)が10日のDeNA戦(横浜)から1軍に昇格することが9日、わかった。
井上は2軍で25試合に出場し、90打数31安打で打率・344。4本塁打、17打点と長打率も・533の好成績を残している。8日のウエスタン・広島戦(由宇)では2試合連続の3安打を記録。和田2軍監督も「追い込まれてからコンタクトできていた。簡単に終わらずにヒットにできてるんでね、粘り強くね。今、非常に状態はいいんじゃないかな」と絶賛していた。
チームは7日の広島戦(甲子園)で今季4度目の完封負け。8日の同戦も1得点に終わった。野手の入れ替えとなれば、今季初。貧打解消へ、プロ5年目の大砲に期待がかかる。