©sports-topics.net 2024
2024年03月28日 17:29
「選抜高校野球・準々決勝、星稜5−0阿南光」(28日、甲子園球場) 阿南光は星稜に完封負けし、春夏通じて初のベスト4入りを逃した。高校から野球を始めた背番号19の藤崎健外野手(3年)は「野球を好きで始めたので、入ってからも嫌いになることもなくてずっと野球が楽しかった。それで甲子園に行けたのでこんなに幸せなことはない」と存分に甲子園を楽しんだ。 父の影響で幼少期から阪神ファンで、現在もファンクラブに入っているという藤崎。中学卒業までは水泳に打ち込んでいたが、中3時に当時エースの森山暁生投手(現中日)を擁した阿南光を見て、「かっこいいなと。僕も阿南光に行ったらもしかしたら甲子園に行けるかもしれないと思った」と進学を決め、野球部に入部した。 憧れの地にたどり着くまで、周りの支えも大きかった。入部当時を振り返り、父の哲三さんは「けがするから辞めといた方が良いんじゃないかと思った」と明かす。それでも藤崎の意思は変わらず、白球を追い始めた。母・ゆかりさんは特に食事面でサポート。食トレのレシピ本を購入してカロリーまで計算された食事を出した。その結果、42キロだった体重は61キロまで増加した。 初めてベンチ入りしたのは昨秋。哲三さんは「(本人も)うれしそうで、家族もうれしかった。特に一番にお母さんに言いたかったみたいで。背番号17番をもらえたと喜んでました」と思い返す。背番号はもちろん、ゆかりさんがユニホームに縫い付けた。 センバツは19番でベンチ入りし、この日は哲三さんがアルプススタンド、ゆかりさんは祖父とテレビで観戦。藤崎は出場はなかったが、「ずっと甲子園のスタンドで応援していた側だったんですけど、阿南光で野球を始めてベンチ入りできて、今までと違う角度で応援できたのでうれしかった。(支えてくれた両親には)今までの感謝を伝えるために頑張ってきたので、ちょっとでもそれが伝わってくれたら」と照れくさそうに話す。 将来は水族館の飼育員になるのが夢といい、「ずっと生き物とか動物が好きだった。(卒業後は)大阪の専門学校に行く予定なので、これからもっと阪神の応援もいけます」とはにかむ。 夏に向けては「もうちょっと体重とかを増やして、もっと野球選手みたいな体型になってもっと打球を飛ばせるようにしたい」と成長した姿で甲子園に戻ってくることを誓った。
2024年05月10日 23:10
「DeNA−阪神」(10日、横浜スタジアム)
DeNA・宮崎敏郎内野手の頭部に打球が直撃するアクシデントが起こった。試合後にチームドクターの診察で「頭部打撲」と診断された。意識もあるという。
球場が騒然となったのは六回1死一、二塁。井上が放った三塁への強烈な打球がイレギュラーし、宮崎の頭部に直撃。倒れ込んだ宮崎を囲むように「青い幕」で目隠しされる中、担架で運ばれた。DeNAファンだけでなく、阪神ファンからも「宮崎コール」が起こった。
22年まで3シーズン、DeNAトレーナーを努めた林優衣さんはXを更新し、SNSでも注目された「青い幕」に言及。「宮崎さん無事でありますように」と前置きしたうえで、「幕は私がいた時にお願いして始まりました」と明かした。
その意図については「選手(患者)に対しての周囲からの刺激を減らす事 刺激によって避けたい反応や動きが起きてしまうことがあるため」、「対応するATが集中しやすい環境(見られている中でのプレッシャーは相当なもの)」、「プライバシーの保護」とした。
林さんは最後に「本当に無事である事を祈ります」と記述。試合後、宮崎は「頭部打撲」で意識があることも伝えられた。
2024年05月10日 22:52
日本ハム6−3ロッテ(パ・リーグ=10日)――日本ハムが連敗を3で止めた。
六回に松本剛の2点適時打と田宮の3点二塁打で5点を奪って逆転し、救援陣が無失点でつないだ。ロッテは連勝が4で止まった。
◇
楽天13−2西武(パ・リーグ=10日)――楽天が、ともに今季最多の18安打13得点で大勝。序盤から小刻みに得点を重ね、終盤に浅村の3ランなどで突き放した。西武は今季4度目の4連敗を喫した。
2024年05月10日 22:49
「広島6−3中日」(10日、マツダスタジアム)
広島の矢野雅哉内野手(25)が今季初の猛打賞をマーク。「最近なかなか足を引っ張っていたので、今日は打てて良かった」と汗を拭った。
「7番・遊撃」で出場。四回に2点を先制されるも直後の攻撃だった。2死一、二塁から「6番・一塁」で出場した中村健が松葉から左前適時打を放ち1点差に。なおも2死一、二塁で矢野が打席へ。初球を振り抜くと、打球は左翼前にポトリ。「いいところに落ちてくれました」と同点適時打を振り返った。
九回2死では、宇佐美が放った三塁後方の飛球に対し、落下地点まで一直線。後ろ向きでの好捕で最後のアウトをもぎとった。好守にも本人は「普通です」と涼しい顔。攻守にわたっての活躍で存在感を放った。
2024年05月10日 22:44
「広島6−3中日」(10日、マツダスタジアム)
広島が3連勝で4月4日以来の貯金生活に突入した。
2024年05月10日 22:37
巨人2−1ヤクルト(セ・リーグ=10日)――巨人が競り勝ち3連勝。
一回に吉川のソロで先行し、七回に小林のソロで加点した。戸郷が2連勝。バルドナードは来日初セーブ。ヤクルトは反撃が遅かった。
◇
広島6−3中日(セ・リーグ=10日)――広島は四回、中村健、矢野の連続適時打で追い付き、五回に小園が勝ち越しの適時打。六回以降も効率よく加点し3連勝。中日は松葉が踏ん張れず、3連敗。
◇
阪神4−3DeNA(セ・リーグ=10日)――阪神は一回、近本の先頭打者本塁打で先行し、同点で迎えた九回にノイジーの適時打で勝ち越し、3連敗を免れた。DeNAは2度追いついたが、及ばず。
2024年05月10日 22:34
「DeNA3−4阪神」(10日、横浜スタジアム)
阪神は九回に途中出場のノイジーが決勝打。連敗を2で止めた。中13日で先発した青柳は六回途中3失点と粘り、リリーフ陣もリードを許さなかった。岡田監督の一問一投は以下。
−ダブルスイッチしたところがハマった
「まあ、そやけどなあ。向こうが、勝手に先に右の代打だすから、こっちがびっくりするわ。あんなの、向こうが待っといたらええのにな。向こう。こっちが、左3人でなあ、左いくの。わかってなかったんかなあ」
−(六回1死一、二塁で島本が乗ったリリーフカーがフライングで登場する珍事。ただ、先にDeNAが右の代打・蝦名を起用したことで交代を見送り、石井が続投)出方を待っていた
「そんなもん、ピッチャーを代えるのは、ピッチャーが先やないか。あんな、バッターを先に代えられたから、石井も投げささな、しゃあない。ええ?びっくりしたわ。俺が間違えたかなと思って。ほんま」
−島本もしっかり投げた
「そうや。ちょっと甘かったけどな。最初のバッターはな。でもまあ、きょうは桐敷が熱が出て、いなかったからなあ。普通やったら(継投は)6回でも良かったんやけど、青柳もあんなピッチングで、5回で勝ち投手はやれんよ。せめて、球数やなしに6回までと思ってあと1回と言うたけどおまえ、あそこで打たれるもんなあ」
−あそこは投げきってほしい。
「そら6回は投げきってほしいよな。球数の問題やない。自分で1イニングに40球も投げるんやから。そんなもんおまえ、そんなんは球数とか関係ないわ」
−リリーフに負担がかかる。
「そらそうや、やっぱりなあ、今日は桐敷がいてないのはわかっているし、おまえ、久しぶりの登板やったけど、それはもうちょっとすっと入っていかなな」
−(打球が頭部に直撃した)宮崎の状態は心配だが、言い結果が出ればと言っていた井上が三塁強襲の適時打。
「(宮崎は)なあ、どんなんなったの?」
−頭に当たったのは見えたが
「なあ、アンツーカーはイレギュラー、はねるからなあ。昔より硬しとるやろ、アンツーカー。だから余計はねるんや。昔もっと柔らかかったよ、土入れるところは。今もう、俺今日バットでコンコンやったやん、カチカチやもん。なんであんな硬するんか分からんけどな。危ないといういうかな、はねるもんな、アンツーカー」
−井上にとっては結果が出た
「おーん。いい感じで打ってたからな」
−1打席目からだいぶ積極的に振っていた
「いやいやいや、あのノーステップ打法がだいぶ自分の感覚ではタイミングとか取れるようになってきたんちゃうか」
−気が早いがノイジーも大山も真っ直ぐをしっかり引っ張って打った
「そんな1日ぐらいじゃ信用せえへん。まだまだそらお前、まだまだ先が長いからそんなんお前なあ、そんな一喜一憂してたら。それがちょっとなあ、明日続けばなあ、やっぱり自分的にもだいぶ違うと思うけどなあ。まあそのへんやろなあ」
−ノイジーも9回みたいな打席が続けば
「まあ、あれはたまたまやけどなあ、まあなあ、それはもう巡り合わせだからそらしゃあないもん。そこで打ったいうことはやっぱりなあ、まあ今日はあれや、1回井上を試したかったのがあるけどな、おーん。明日もう1日休んでもらうで、変なピッチャーやから(笑い)」
2024年05月10日 22:32
「日本ハム6−3ロッテ」(10日、エスコンフィールド)
ロッテの佐々木朗希投手が先発し自己最多の123球を投げたが、粘り切れなかった。5回2/3を8安打、自己ワースト5四球で自己ワーストタイの5失点。「思わないような結果になりました。思うように投げられなかった」と悔やんだ。
制球に苦しみ、有利にカウントをつくれなかった。0−0の二回に、先頭・マルティネスに156キロ直球を右翼フェンス奥ブルペンへの先制ソロを浴びた。
その後五回まで、安打と四球で毎回得点圏に走者を背負いながらも、無失点に粘っていたが、六回だ。1死から連打で二、三塁。2死二、三塁からは松本剛にフォークを右前への同点2点適時打とされた。なおも2死一塁からは郡司に右前打。2死一、三塁としたところで吉井監督がマウンドで交代を告げた。肩を落としてベンチに戻ると、床を蹴り上げ悔しさを露わにした。
吉井監督は「調子が悪そうだった。できれば6回いってほしかったけど、結果的には引っ張りすぎたので、そこは私の判断ミス」と反省。制球に苦しんだ様子に関しては「初めて見ました。ピッチャーは感覚的にうまくいかない日もある。そんなに深刻にならなくてもいい」と話した。
2024年05月10日 22:24
○ 日本ハム 6 − 3 ロッテ ●
<7回戦・エスコンF>
日本ハムは逆転勝ちで連敗を「3」でストップ。
2024年05月10日 22:13
「DeNA3−4阪神」(10日、横浜スタジアム)
DeNA・宮崎敏郎内野手が六回、頭部に打球が直撃するアクシデントで負傷交代。試合後、症状について「頭部打撲」と発表された。
場面は六回1死一、二塁。井上が放った三塁への強烈な打球が捕球直前にイレギュラー。ボールが高く弾んで三塁・宮崎の頭部に直撃し、宮崎は倒れ込んだ。
試合直後、三浦監督は「今、トレーナー室で見てもらっている。詳しいことはまだ分かってない」と心配そうな表情。その後、往診にきていたチームドクターの診察で「頭部打撲」と診断された。
三浦監督は「明日以降(の出場可否は)、状態を見ながらになります」とし、出血もなく「意識はしっかりしている」と明かした。
2024年05月10日 22:07
「DeNA3−4阪神」(10日、横浜スタジアム)
阪神・島本が登板直前の珍事の舞台裏を明かした。
場面は六回無死一、二塁で阪神の2番手・石井に対し、DeNA・東は3バント失敗。1死一、二塁となったところで、マウンドに内野陣が集まると、守備位置の交代と勘違いしたのか、左翼の井上がベンチの方へ。
しかし監督は笑顔で「違うわ」というような表情を見せ、井上は再び左翼に戻った。その直後には島本がリリーフカーに乗って登場したが、外野付近でリリーフカーは出入り口へ引き戻した。結局選手交代は何も起こらず。
代打・蝦名が空振り三振し、2死一、二塁となったところで、5番・井上のところに島本が入り、マウンドへ。左翼にはノイジーが入る選手交代が行われた。
左の神里に右の代打・蝦名が起用されたことで、島本の登板が見送りとなったもよう。島本は「代打が右だったのであれと思ったんですけど。2回目なのでこれ。恥ずかしかったです」と苦笑い。それでも、仕切り直しの登板で、きっちり仕事を果たした。
2024年05月10日 22:03
「西武2−13楽天」(10日、ベルーナドーム)
楽天はいずれも今季最多となる、18安打13得点と打線が大爆発しての大勝。2連勝でオリックスを抜いて4位に浮上した。
1番・小郷が5安打2打点2盗塁と打線をけん引した。初回、三回とヒットで出塁しホームを踏むと、四回には適時打を放ち、追加点をもたらした。六回には自身初となる1試合4本目のヒットでチャンスメークすると、そこから3得点。七回にもこの日5安打目を放つと、浅村の4号3ランにつなげた。八回には犠飛を打ち上げ、2打点目もマークした。
先発の早川は中盤続けてピンチを招くも、粘り強く投げて6回1失点。大量援護にも守られ3勝目を挙げた。
2024年05月10日 22:03
「西武2−13楽天」(10日、ベルーナドーム)
西武は2桁失点の惨敗で、今季4度目の4連敗。
2024年05月10日 21:58
「DeNA3−4阪神」(10日、横浜スタジアム)
DeNA・宮崎敏郎内野手が六回、頭部に打球が直撃するアクシデントで負傷交代。試合直後、三浦監督は「今、トレーナー室で見てもらっている。詳しいことはまだ分かってない」と心配そうな表情を浮かべた。
場面は六回1死一、二塁。井上が放った三塁への強烈な打球が捕球直前にイレギュラー。ボールが高く弾んで三塁・宮崎の頭部に直撃し、宮崎は倒れ込んだ。
その後、トレーナーなどがかけつけ、担架も到着。ブルーシートのような目隠しで囲われる中、宮崎は担架で運ばれた。観客も騒然となり、DeNAファンだけでなく、阪神ファンからも「宮崎コール」が起こった。
宮崎は交代。遊撃の京田が三塁に、遊撃にはこの日に今季初昇格した森敬斗が入った。
2024年05月10日 21:51
「日本ハム6−3ロッテ」(10日、エスコンフィールド)
日本ハムが、負ければ3位転落となるロッテとの直接対決を制し、連敗を3で止めた。
六回に、難攻不落のロッテ・佐々木を攻略した。上川畑の左前打、水野の左翼線二塁打などで2死二、三塁。松本剛が0−2と追い込まれながらフォークをとらえ、右前に落とす同点2点適時打。なお2死満塁で、田宮が2番・手岩下から走者一掃の二塁打で試合をひっくり返した。
鮮やかな逆転勝利に、新庄監督は「よう追いついてねえ。逆転までできるっていう。今シーズンそれが多いんで。信頼して、どっしりと構えてられるというところはありますね」と成長したチームに目を細めた。
佐々木については、「(佐々木は)良くなかった?良くなかったって言っても、良いですからね。それに食らいついて、よく追いついて、逆転しましたよ」と笑顔。「(佐々木の球数は)123球?素晴らしいですね。追い込まれて、なかなか打てるもんじゃないんで。見極めるところは見極めようって、というところは決めてましたね」と明かした。
佐々木攻略についても、「スライダーが一番、狙っていけばとらえられるボールじゃないかなとは思う。ちょっと打席に入ったことないから…わからん(笑)」と笑わせるなど、指揮官は冗舌だった。
2024年05月10日 21:49
「DeNA3−4阪神」(10日、横浜スタジアム)
DeNAは九回に決勝点を献上し、競り負けた。
一回、先発・東が近本に先頭打者本塁打を許したが、その裏に1死満塁から宮崎が押し出し四球を選び同点。
六回、2点を失ったが、井上の打球が三塁付近でイレギュラーバウンドし、捕球しようとした宮崎の頭部を直撃。緊急退場するアクシデントに見舞われた。
その裏、宮崎の負傷により途中出場した森敬が先頭打者で三塁打を放つと、続く筒香が適時三塁打を放ち1点差。なおも無死一、三塁から京田が適時打を放ち同点とした。
先発の東は8回6安打3失点の力投。九回に登板した森原がノイジーの適時打で決勝点を奪われた。