2024年03月28日 10:00
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が、師匠の存在を明かした。英紙『Daily Mail』が伝えている。 20歳の俊英は、昨夏にドルトムントからマドリーに加入以来、MFながら圧倒的な得点力でゴールを量産。名だたるストライカーを抑え、ラ・リーガ得点ランキングで首位に立っている。 また、イングランド代表としても、3月26日に行なわれたベルギー代表との親善試合(2−2)で終了間際に同点弾を叩き込むなど、確かな存在感を発揮。長きに渡ってタイトルから遠ざかるスリーライオンズの救世主として期待が高まっている。 【動画】物議を醸したベリンガムの”幻の逆転弾” そうしたなか、「イングランド代表の挫折から学んでいるか?」と問われ、ベリンガムは「ああ、間違いなくね。まだチームに残っている選手の中にも、そういう経験をした選手がいる。彼らの痛みから学ぶんだ」と回答。そのうえで、手本として名を挙げたのが、半年でサウジアラビアを離れ、今冬から再び欧州で戦うジョーダン・ヘンダーソン(アヤックス)だ。 「本当に仲の良いヘンドと話すと、『こんな良い環境でこのチームにいられるなんて、どれだけ幸運か』と教えてくれる。彼が最初にプレーしていた時は、少し違ったみたいだ。彼が僕のロールモデルだから、話をよく聞くようにしているんだ。このチームに入ってきた僕をきちんと助けてくれたし、期待と責任を上手くコントロールする手助けをしてくれた」 強烈な個性を持つタレント集団の中に、10代で飛び込んだベリンガム。苦労は絶えなかったに違いないが、13歳年上の大先輩が心の支えになったようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 14:00
現地時間5月12日に開催されたブンデスリーガの第33節で、浅野拓磨が所属するボーフムは、すでに優勝を決めているレバークーゼンとホームで対戦。0−5で大敗を喫した。
この一戦に、浅野は3試合ぶりに先発。序盤から果敢なプレーでゴールに迫る。しかしボーフムは15分に、DFフェリックス・パスラックが相手FWを後ろから抱え込むようなファウルで一発退場となり、1人少なくなる。
この緊急事態に、ハイコ・ブッチャー監督は守備の枚数を増やすために、浅野を下げてDFティム・エールマンを投入。浅野の出場時間はわずか20分となってしまった。
【動画】王者レバークーゼンを相手に浅野がチャンス創出も...
これについてドイツ大手紙『Bild』は「ブッチャー監督は、それまで何度も敵陣深くまで侵入するなど、チャンスを作っていたアサノを“生け贄”にした」と報じた。
また『Spox』も、「苦しみを味わったのはアサノで、DFのエールマン投入のために犠牲になった」と伝えている。
昨シーズンのホームでのレバークーゼン戦(3−0)では、1ゴール・1アシストの活躍を見せて勝利に貢献していた浅野。今回は無念の交代となってしまった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 13:43
元日本代表DFの中澤佑二氏が5月13日、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。11日に行なわれたJ1第13節のFC東京戦(3−3)で、約30メートルのロングシュートを決めた柏レイソルのDF犬飼智也について語った。
犬飼は1−3で迎えた46分、敵陣中央でパスを受けると、迷わず右足を振り抜く。強烈な一撃をゴール左隅に叩き込んでみせた。
【動画】レイソル犬飼智也の超絶ロングシュート弾!
このスーパーゴールを、中澤氏は「全てがパーフェクトだった」と語る。
「横パスをもらう前から、たぶん彼は考えていましたね。打つと。1回ボールを止めて、押し出して蹴る。練習を相当積んでいるんじゃないかというぐらい、非常に練習通りだったのではないか。きれいにボールに力が加わっていました」
そして「狙うという意識を持っているのがさすがですよね」とコメント。圧巻のゴラッソを称賛した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 13:38
23-24フランス・リーグ1は12日、第33節の試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)は2-0でモンペリエ(Montpellier HSC)を下して2位が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を獲得した。
アウェーのモナコは、カズム・ワタラ(Kassoum Ouattara)が52分に先制点を決めると、65分にユスフ・フォファナ(Youssouf Fofana)が追加点を挙げた。
リール(Lille OSC)はナント(FC Nantes)に2-1で勝利し、スタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)を得失点差で抜いて3位に浮上した。
リーグ1は上位3チームが来季チャンピオンズリーグの自動出場権を手にし、4位のチームは予選からの参加となる。
最下位クレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)はオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に0-1で敗れ、降格が決まった。
17位ロリアン(FC Lorient)もオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に1-3で敗戦。これで16位メッス(FC Metz)に残り1試合で勝ち点3差をつけられ、さらに得失点差でも劣っており、降格が決定的となっている。
メッスも1-2でストラスブール(Strasbourg)に敗れ、残留を目指してリーグ2のチームとのプレーオフに進むことが濃厚となっている。
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2024年05月13日 12:43
セレッソ大阪は13日、DF登里享平の負傷を発表した。
2024年05月13日 12:40
天王山となったダービーで、実質的な優勝を決めることはできた。だが、指揮官からは厳しい言葉も寄せられている。
セルティックは5月11日、ススコットランドリーグの第36節で、宿敵レンジャーズをダービーマッチで2−1と下した。首位に立つセルティックは、2位レンジャーズとの差を6ポイントに広げている。優勝までの“マジック”は1となった。
日本人選手では、フル出場した前田大然がオウンゴールを誘発するなど活躍。古橋亨梧と旗手怜央もスタメンに名を連ね、後半途中までプレーしている。
【動画】前田大然が果敢な仕掛けからオウンゴールを誘発→喜びを爆発
80分にベンチへ下がった旗手に対し、ブレンダン・ロジャーズ監督は苦言を呈した。2点を先行してから1点を返されて以降のパフォーマンスに不満があるようだ。
地元紙『Daily Record』によると、ロジャーズは「2−1のときに私のメッセージはボールをキープし、試合をマネジメントすることだった。だからレオを下げたんだ。彼は素晴らしいタレントだが、私の好みからするとボールを与えすぎる」と話した。
ミッドフィルダーは試合をコントロールしなければならない。ボールへの愛を示し、大事にしなければいけない。あまりにルーズでずさんだった。試合が不必要に緊迫したものになった」
今季の旗手がケガに悩まされ、思うように出場できなかったのは周知のとおりだ。リーグ戦でピッチに立ったのは14試合にとどまっている。スタメンだったのは10試合だ。それでも、アジアカップでの負傷後、戦列に復帰してからは先発出場を続け、その存在感には賛辞も寄せられていた。
指揮官の苦言を、旗手はどのように受け止めたのか。優勝決定が期待される次戦は、采配を含めて注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 12:39
クラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ決勝へと勝ち上がった横浜F・マリノス。5月25日の第2戦が敵地・アルアインということで、5月11日のホームでの第1戦は確実に勝ってアドバンテージを得る必要があった。日産スタジアムに5万3704人という大観衆が詰めかけ、凄まじい熱気に包まれる中、キックオフされたこの試合。横浜FMはいきなり一瞬のスキを突かれてカウンターを喰らい、開始13分に失点するというまさかのスタートを余儀なくされた。
そこからは怒涛の攻めを仕掛け、前半だけで14本ものシュートを放ったが、どうしてもゴールをこじ開けられない。後半も15分が経過して、0−1のまま。じっとベンチ前から見守っていたハリー・キューウェル監督も何かを変えないといけないと感じたのだろう。このタイミングで喜田拓也とエウベルを下げ、渡辺皓太と宮市亮を2枚替え。攻撃のギアを一気に上げようと試みたのだ。「幅を取ることと裏への動きを要求されたので、まずそのチームとしての約束事に立ち返った。僕がやれるのはそういうところなので、そこから流れができたらいいなと思って入りました」と背番号23をつける快足ウインガーは目をギラつかせた。
ピッチに立った宮市がいきなり見せたのは左サイドの突破。相手右SBのアブドゥル・トラオレがタフな相手で、エウベルもかなり手を焼いていたが、2人の駆け引きで体力が奪われた分、宮市が入った時には1対1で突破しやすくなっていた。迎えた26分、左タッチライン付近にいた背番号23がドリブルで中に切れ込み、アンデルソン・ロペスにパス。彼が逆サイドに展開し、ヤン・マテウスが精度の高いクロスを蹴り込んだ瞬間、植中朝日がスルスルと中に侵入し、打点の高いヘッドをお見舞い。待望の同点弾が生まれたのだ。「後悔したくはなかったので、自分で打てるところはどんどん打っていこうと決めていました」とパリ五輪世代の背番号14は毅然とした表情で語っていた。
この一撃でスタジアムの雰囲気はヒートアップ。勝利への気迫が横浜FMの選手たちに乗り移った。そして後半41分に劇的な瞬間が訪れる。またも右のヤン・マテウスが中にクロスを入れたのが始まりだった。これに反応したのが宮市。目の前にロペスがいたが「ボールの勢いを見て、自分が結果の蹴った方がいいと思って、『OK』と声をかけました」と右足ボレーを選択した。これがコースに飛ばずにDFとGKの間に飛んだところに、抜け出したのが渡辺。彼の右足シュートがネットを揺らし、VAR判定の末に認定。横浜FMは2−1で勝利し、最高の状態でアル・アイン決戦に乗り込めるようになったのだ。
渡辺、榊原慧悟らを含め、ベンチスタートの「ゲームチェンジャー」が試合の流れを変え、勝利を引き寄せたのは事実。宮市も鳥肌が立つような雰囲気の中、自らのタスクを確実に遂行。自らの存在価値を改めて実証したのである。「僕は今までいろんなクラブでプレーしてきましたけど、ACLの決勝という舞台の緊張感や勝利への熱気というのは全く違った。『ここで優勝を成し遂げないといけない』という責任感も強く覚えました」と宮市は大舞台のピッチに立てたことに感無量だった様子。2年前のE-1選手権・韓国戦で右ひざ前十字じん帯損傷の重傷を負い、選手生命を断たれてもおかしくない状況まで至ったことを考えれば、信じられないという感情もどこかにあったのだろう。
「マリノスは僕にとって最初の日本のチームですし、このクラブに支えてもらってきた。その恩が物凄くあります。それを返せる方法はタイトルを取ることしかない。このACLは僕個人よりも、マリノスのためのも。これを取るか取らないかでクラブの未来が大きく変わる。僕はその責任を担っているんで、そういう気持ちで戦っています」と彼は改めて神妙な面持ちでコメントしていた。
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2024年05月13日 12:30
12日にオールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル戦。
ホームのユナイテッドが0-1で敗れた一戦では、スタジアムの様子も話題になっている。These scenes as the rain continues to fall on Old Trafford 😳 pic.twitter.com/CpwvEYLglk
— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) May 12, 2024
終了間際に降った豪雨の影響で屋根から大量の雨水が流れ落ちるなどした模様。 pic.twitter.com/tiWMLACmcP
— Out Of Context Football (@nocontextfooty) May 12, 2024
『BBC』によれば、屋根からの雨水は、下にある座席にも流れ落ちていたとか。Unbelievable scenes at Old Trafford! Heavy rain has turned the stadium into a river! 🌧️⚽️ #OldTrafford #Rain
pic.twitter.com/Ml6sYjlQ3C
— Mr. Shaz (@Wh_So_Serious) May 12, 2024
試合終了から2時間の降雨量は41ミリで、昨年5月の全体量(29ミリ)をはるかに上回るものだったとか。試合後、ユナイテッド幹部陣はこの問題について話し合いを行ったという。
広島は285億円!「世界で最も建築費が高かったスタジアム」TOP10
今季のユナイテッドは全コンペティションで82失点しており、これは1970-71シーズンに並ぶワースト記録だそう。
元アーセナルDFマーティン・キーオンは「(オールド・トラッフォードの)屋根はユナイテッドのDF陣と同じくらい雨漏りしやすい(笑)」とブラックジョークを口にしていた。
2024年05月13日 12:23
女子FAカップ決勝が12日にウェンブリースタジアムで行われ、マンチェスター・Uがトッテナムに4−0で勝利。
2024年05月13日 12:21
現地時間5月12日に開催されたエールディビジの第33節で、上田綺世が所属するフェイエノールトは佐野航大と小川航基がプレーするNECと敵地で激突し、3−2の勝利を飾った。
この試合で2ゴールに絡むなど、ハイパフォーマンスを見せたのが上田だ。49分に決定機を迎えると、ボックス手前でファウルを受けて相手DFのレッドカードを誘発。フェイエノールトが数的有利な状況になると、1−1で迎えた57分には、上田がボックス内で粘って繋いだボールをヤンクバ・ミンテが押し込んで、アシストを記録する。
さらに2−2となった87分には、右サイドを抜け出したアリレザ・ジャハンバフシュの折り返しにダイレクトで合わせて決勝ゴールを奪ってみせた。
【動画】フェイエ上田綺世の3戦連発弾!
3戦連発弾を決めた25歳にSNS上では「ストライカーって感じ」「どんどんゴールを決めてくれ」「めっちゃ覚醒してるやん」「まさに値千金」「本領発揮し始めた」「出たら結果残す」などの声が上がっている。
今季の得点数を5に伸ばした上田。19日に行なわれる最終節のエクセルシオール戦で4戦連発となるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月13日 12:20
インドネシアで行われているU17女子アジアカップ。
開催国であるインドネシアのU-17女子代表は、グループステージ3連敗で敗退が決まってしまった。フィリピンに1-6、韓国に0-12、北朝鮮には0-9といずれも大差での敗戦。
インドネシアサッカー協会(PSSI)によれば、エリック・トヒル会長は同国の女子サッカーがまだゼロから構築する段階にあることを認めたそう。
今年、インドネシア女子代表は日本人の望月聡氏を監督に招聘。今大会のU-17代表も同監督が率いた。
PSSIは「世界の女子サッカーでトップクラスの監督である日本人の望月聡氏の人選からスタート。 PSSIは、2012年オリンピックで日本女子代表を準優勝に導いたコーチへの働きかけに成功した」と伝えている(望月氏は2008年〜2012年まで日本女子代表のコーチを務めた)。
トヒル会長は、インドネシアはマイナスから女子サッカーの組織化を始めており、アクセス、施設、選手、大会に至るまで、女子サッカーは大規模な改善を必要としているとしつつ、こうも話していた。
「そのため、我々は日本サッカー協会であるJFAと協力しながら、モチ監督を招聘し、全面的に組織化した。これは長期的なミッションであり、たとえ当初の条件がマイナスであったとしても、真剣さ、一貫性、熱意を持って始めなければいけない。これが女子サッカーの復活の始まりだと信じている」
男子のインドネシア代表は帰化選手の登用も含めて近年強化が進んできた。
インドネシアの血を引く「偉大」な世界的スター5名
トヒル会長は「代表サッカーの範囲において、女子サッカーを無視してはいけない。現時点では長期的なトレーニングセンターはない。インドネシア女子サッカーのタレントを引きつけるために、国家レベルから始まり、地方レベル、さらにもっとミクロに段階的にそれを構築していく」と長期的に女子チームを強化していく方針を宣言。その手はじめとして、女子サッカー界で強さを見せてきた日本から指揮官を招聘したようだ。
2024年05月13日 12:10
欧州サッカーシーンはシーズン佳境を迎えており、白熱の試合が繰り広げられている。
そうしたなか、『ABEMAスポーツタイム』に18歳のグラビアアイドルである鈴原すずさんが出演した。
「サッカー大好きグラビアアイドル」と紹介された彼女はガチ勢。幼い頃からFC東京が好きだったそうで、今ではJ1・J2の全試合をチェックしているとか。
さらに、都道府県主催試合で審判員を務めることができる日本サッカー協会(JFA)公認3級審判員の資格も取得しているほど。 この投稿をInstagramで見る 鈴原すず(@suzu_suzuhara.official)がシェアした投稿
鈴原さんは審判資格を取得した理由をこう説明している。「審判員が叩かれている場面を結構見ることが多くて。一方的に審判の視点を知らずに叩くのは、ちょっと違うんじゃないのかなと疑問に思ったことがきっかけで取得しました」。審判側の視点も知りたかったからだそうで、まさにガチ勢だ。
番組で共演した元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏は、こう驚嘆していた。
「僕も大学の時に3級をとれって言われて、審判しろって言われたんですけど、難しすぎてやりたくないって断ったんですよ。僕は試合で活躍するからって…それくらいとるのが難しくて。4級は結構、誰でも申請したりして、講習受けたりしてとれるんですけど、3級は実践とか講習とか、2泊3日とか全てをやってやっととれるやつなので、相当気合い入っている人、ガチメンじゃないとできない、とれない」
なお、JFAによれば、「審判員としてのスタートとなる4級審判員の資格は、都道府県サッカー協会が開催している講習会で資格認定を受けることができます」、「3級審判員の資格認定を受けるには、4級審判員として審判活動に携わり実績を積むことで認定審査を受けることができます」とのこと。3級審判員になるには、実技審査や体力テストをこなす必要があるそう(25メートル走を30秒以内で24回以上連続で走るなど)。
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そんな鈴原さんは、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスもお気に入り選手のひとりだとか。その理由は「ピッチ上の空間把握能力がすごい」ことで、攻撃的MFのなかで一番好きだそう。
2024年05月13日 12:09
5月12日に行なわれたセリエAの第36節で、鎌田大地が所属する7位のラツィオが17位のエンポリと対戦。
2024年05月13日 12:06
23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は11日、第33節の試合が行われ、王者バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は10人のVfLボーフム(VfL Bochum)に5-0で大勝し、今季公式戦無敗記録を50に伸ばした。
昨年5月にボーフムは10人になったレバークーゼンを下しており、シャビ・アロンソ(Xabi Alonso)監督率いるチームに公式戦では最後となる土をつけていたが、この日は立場が逆転した。
これでレバークーゼンはブンデス1部史上初のリーグ戦無敗まであと1試合、3冠達成まではあと3試合となっている。
序盤にフェリックス・パスラック(Felix Passlack)が退場処分を受けたボーフムに対し、レバークーゼンは中盤をつかさどるフロリアン・ビルツ(Florian Wirtz)を負傷で欠く中、先発起用された2トップのパトリック・シック(Patrik Schick)とビクター・ボニフェイス(Victor Boniface)のゴールで2点をリードし、ハーフタイムを迎えた。
70分にアミン・アドリ(Amine Adli)が3点目を決めると、87分にはミッドウイークのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)準決勝のASローマ(AS Roma)戦で劇的な得点を挙げてチームの無敗記録を維持したヨシプ・スタニシッチ(Josip Stanisic)が4点目、さらに後半アディショナルタイムにはそのスタニッチのお膳立てから、アレックス・グリマルド(Alex Grimaldo)が5点目を記録した。
次節がリーグ戦最終戦となるレバークーゼンは、今月下旬の4日間でヨーロッパリーグ決勝のアタランタ(Atalanta)戦、ドイツカップ(German Cup 2023-24)決勝のカイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)戦に臨む。
一方、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は2-0でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に勝利し、2位の座を守った。
レアル・マドリード(Real Madrid)に敗れた8日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝第2戦からトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は8人を入れ替え。FWハリー・ケイン(Harry Kane)は背中の負傷により今季初めてリーグ戦を欠場した。
バイエルンは4分、19歳のロブロ・ズボナレク(Lovro Zvonarek)がリーグ戦初先発を自ら祝うゴールを決めて先制すると、13分にはレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)が追加点を決めた。
2011-12シーズン以来となる無冠でのシーズン終了が決まったバイエルンは、今季残り1試合となる中で3位シュツットガルトとの勝ち点2差を守っている。
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2024年05月13日 12:00
バイエルンとドルトムント、マンチェスター・シティとリヴァプール。リーグを変えながらも数々の名勝負を生み出してきた2人の名将。ペップ・グアルディオラとユルゲン・クロップ。
近年のヨーロッパサッカーを引っ張ってきた2人の名将について、英『GIVEMESPORT』で語ったのは元ドイツ代表マリオ・ゲッツェだ。2009年、ゲッツェをドルトムントのトップチームに昇格させたのがクロップだ。その後香川真司らと共に2回のリーグ優勝を飾り、クロップ・ドルトムントの中心的役割を担った。
2013年には当時指揮官だったペップの下でプレイすることを熱望し、ライバルのバイエルンに移籍。バイエルンでは3回のリーグ優勝やクラブW杯優勝も経験するが、ペップの下では伸び悩んでしまい、2016年にはドルトムントへの復帰を果たしている。そんな2人の名将の下でプレイしたゲッツェは2人を「私のキャリアの中でも最も重要な監督であり、人物だ」と前置きし、2人の違いについて話している。
「ペップ・グアルディオラは技術的に最高の監督の一人で、(彼の下でプレイすることは)とてつもなく豊かなものだった。でもペップは試合に集中し、自分のプラン以外の選手のことは考えていないような気がしていた。共感力はそれほど大きなものではなかった。それは私にとって簡単ではなかったんだ。なぜならサッカー選手の父親のような存在だったクロップのもとで育ったからね。ペップは全く違った。ワールドクラスのコーチには共感力が必要だ。すべてのアスリートは人間であり、戦術と共感力の両方を兼ね備えていなければならない」
ピッチ内での戦術面やサッカーについてのアプローチが多かったペップと父親のようにピッチ内外、そしてプライベートなことまで手厚くサポートしてくれるクロップとの乖離がバイエルンでうまくいかなかった要因の1つかもしれないと語るゲッツェ。これはどちらがいい監督というわけでもなく、その監督のスタイルや選手との相性によるものなのだろう。
2016年にドルトムントに復帰したゲッツェだが、怪我に悩まされることが多く、2020年にはPSVに完全移籍を果たした。その後、活躍の舞台を再びドイツに戻し、2022年からは長谷部誠も所属するフランクフルトでプレイしており、今季は公式戦40試合に出場して4ゴール4アシストをマークしている。
2024年05月13日 12:00
セルティックは11日に行われた宿敵レンジャーズとのオールド・ファームに2-1で勝利し、リーグ連覇に近づいた。
前田大然は前半38分に相手のオウンゴールを誘発し、勝利に貢献している。ハムストリングと腱を痛めたことで一時は今季絶望とされた前田だが、驚異的な回復でチームに戻ってきた。
『The Herald』によれば、セルティックMFマット・オライリーはこんな話をしていたそう。
「しばらく怪我をしていたことを考えれば、大然の仕事ぶりもすごかった。彼はほとんどの選手の想定よりも早く復帰した。なぜなら、ロボットだからね」
普通はあんなに早く復帰することはできないと前田の超人ぶりを讃えていたようだ。
日本人もいる!「エイリアン」扱いされた超人選手7名
セルティックはリーグ戦2試合とスコティッシュカップ決勝が残っており、国内2冠の可能性がある(リーグカップは2回戦敗退)。