2024年03月28日 08:50
今回のインターナショナルマッチウィークに向け、シリア代表に入ることを選択したマフムード・ダフード。 シリアで生まれたものの幼少期にドイツへと移住し、ボルシアMGでサッカー選手としてデビューしたダフード。さらにボルシア・ドルトムントで長くプレーし、ブンデスリーガで実力を発揮してきた。 今季はフリーでイングランド・プレミアリーグのブライトンへと加入し、1月には期限付き移籍でシュトゥットガルトへと貸し出されている。 2020年にはドイツ代表で2試合に出場した経験を持っているものの、それは親善試合のみであったこともあり、今年シリア代表の招集を受け入れて鞍替えを決断していた。 ところが、26日に行なわれたワールドカップ予選のミャンマー戦前に突如チームを離脱したとシリアサッカー協会から発表があり、試合には出場しなかった。 その理由について協会からは「マフムード・ダフードの代理人から求められた要求を満たすことができなかったためだ」と発表されていた。 そして、それに対してマフムード・ダフードは自身のSNSで声明を発表。 「経験豊富なサッカーのプロ選手として、すべてのプレーヤーは自分の国、国旗、そして代表チームに敬意を払うために最高のパフォーマンスを発揮できるべきである。 そのためには、あらゆる選手がピッチ上で可能な限り最高のコンディションを作れなければならない。トップレベルのサッカーは、そのように満たされる必要がある原則に従って機能するものだ。 これらの原則と条件が一致せず、約束が満たされていないと感じるならば、身を引かなければならない。解決策になることが求められていないのならば、その問題に加担することはしない」 日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手 少なくともシリアサッカー協会とマフムード・ダフードの関係は良好なものではなく、ケンカ別れのような形でチームを離脱したようだ。 なおシリア代表はこの3月の試合でミャンマーとの二連戦を行い、1勝1分けという結果に。勝点を7とし、グループBでは日本に次ぐ2位となっている。
2024年05月12日 14:48
米メジャーリーグサッカー(MLS)は11日、各地で試合が行われ、イースタンカンファレンスの首位インテル・マイアミ(Inter Miami)は2点差をひっくり返してモントリオール・インパクト(Montreal Impact)に3‐2で勝利し、5連勝を飾った。
今季は試合の立ち上がりが遅い癖のあるマイアミは、この日も22分に先制点を奪われると、さらに32分には追加点を許し、3月のホームでの前回対戦に続いてモントリオールに勝ち点を譲るかに見えた。
それでもマイアミは44分、厳しいタックルを受けてリオネル・メッシ(Lionel Messi)が一時的にピッチを離れている中でFKを獲得。メッシが得意とする位置からだったが、代役のマティアス・ロハス(Matias Rojas)が壁の上を越えて曲がる見事なシュートを突きさして1点を返した。
するとマイアミは前半アディショナルタイム、低いCKが流れたボールをルイス・スアレス(Luis Suarez)が押し込んで今季リーグ戦11点目を決め、同点に追いついた。
見違えるチームになったマイアミはさらに59分、ロハスが押し上がっていたモントリオールのディフェンスラインの裏を突く浮き球のパスをが出すと、抜け出したベンジャミン・クレマスキ(Benjamin Cremaschi)が3点目をねじ込んだ。
終盤にモントリオールはプレッシャーを強めたが、マイアミはしっかり逃げ切って今季13戦で8勝目を挙げた。
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2024年05月12日 14:31
[J2第15節]仙台 2−1 群馬/5月11日/ユアテックスタジアム仙台
監督交代直後の群馬に2−1で勝利し、3連勝を飾った仙台。好調を支えるのは、今季に川崎から期限付き移籍で加入したMF松井蓮之だ。
この日も4試合連続先発出場となった松井は8分、MF長澤和輝のコーナーキックからファーサイドでDF菅田真啓がヘディングシュートしたこぼれ球に反応。「良いところで菅田君がシュートを打ってこぼれてきた」ところに飛び込み、落ち着いて右足で移籍後初ゴールを決めた。
「セットプレーの練習からああいう形を狙っていました。こぼれ球への反応は自信がありました。ゴールを決められたのは嬉しいですし、目に見える結果が欲しかったので、今日の得点はとても大きかったと思います」
その後も攻撃では多くの決定機を演出。DFにボールを預けて相手の左ウイングバックの背後をオナイウ情滋に突かせるプレーが成功した。
「前半は思うようなプレーができました。相手が3バックでウイングバックの背後が空いていたので、コイちゃん(DF小出悠太)から1本のボールで攻撃が完結するのが良い形と思いました。
僕らがピックアップして自分たちが背後に出すより、ディフェンスラインから一気に背後へ出す方が点を取りやすかったので、前半は背後であったり、中から攻めたりの使い分けがうまくいきました」
森山佳郎監督も松井の攻撃センスを称える。
「狭いところで相手がプレッシャーをかけてきたところで、長澤と松井が中盤で受けてくれるので、それで相手のプレッシャーの骨を折って行けなくしてしまい、そこから両サイドに展開というところが出てきている」
松井は移籍加入後、チームに溶け込む努力を続けてきた。
「僕自身、一番コミュニケーションを大事にしていて、どういう選手なのか、味方がどういうプレーをしたいのか試合中も聞いていますし、あとは僕が思ったことを伝えて密にコミュニケーションを取っています。右サイドの情滋や(郄田)椋汰、ボランチの相方の和輝さんと結構コミュニケーションを取っているのが、だんだん馴染んできている理由だと思います」
そして守備では球際の強さ、ボール奪取能力の高さを見せている。昨季に町田に期限付き移籍した時もそれは持ち味だったが、仙台への加入当初、森山監督はこの部分が不満だったという。
「キャンプからずっとこのチームは強度とかボールを奪いに行く迫力とか、球際とかかなりやって来たので、そこから比べると予想していたよりも物足りないので、加入した時はちょっと本人を呼んで話をするくらいでした」と、松井本人に話したという。
「ボールホルダーに対して強く行くことや、ゴール前で身体を張ることをベガルタの選手はキャンプからやっていたので、そこが足りないと厳しく言われました」という松井は激しい守備を見せるようになり、加入当初途中出場が多かったが、先発の座を勝ち取れるようになっていった。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
ただ、群馬戦の後半は劣勢の時間帯が増え、62分にペナルティエリア付近で相手を倒してフリーキックを与えてしまい、そのフリーキックから群馬MF高橋勇利也にゴールを許してしまった。
「ちょっと焦ってファウルをしてしまいました。後で椋汰に聞いたら『カバーがいた』と言われたので、あそこは冷静に対応すれば失点していなかった」と松井は反省を口にし、課題と向き合っていた。
「予測やポジショニングは悪くないのですが、ギリギリのところでどうしても無理をして足を出したり身体で行ってしまったりがある」と、森山監督も自陣でのファウルが多いことを課題にあげた。
もっとも、攻守で質の高さを見せ続け、仙台の躍進に貢献する松井。
「もっと得点やアシストなど目に見える結果を増やしていきたいです。僕自身、プレーに満足していないです。もっと良さを出して、チームの中心としてプレーする気持ちで仙台に入りましたし、一番はチームが勝つこと、J1に昇格することが目標なので、自分のプレーもそうですが、まずチームが勝つためのプレーをこれからもやっていきたい」と現状に満足する様子はない。
昨季の町田への移籍に続いてJ1昇格請負人となれるか。仙台に歓喜をもたらし、自身も成長するため、松井は挑戦し続ける。
取材・文●小林健志(フリーライター)
2024年05月12日 14:30
メジャーリーグ・サッカー(MLS)東地区・第12節が11日に行われ、モントリオールとインテル・マイアミが対戦した。
マイアミでは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツらが先発出場。元スペイン代表DFジョルディ・アルバやU−23アルゼンチン代表MFフェデリコ・レドンドらは負傷欠場した。
マイアミは22分と32分、ともにDFラインの背後を突かれる形で失点し、2点を追いかける展開となる。それでも44分、パラグアイ代表MFマティアス・ロハスが強烈な直接フリーキックを叩き込んで1点を返すと、前半アディショナルタイム3分にはコーナーキックの流れからスアレスが同点ゴールをマークした。スアレスは3試合連続ゴールとなり、今年1月のマイアミ加入後、リーグ戦11試合目の出場で11ゴール目となった。
そして59分、ロハスの浮き球パスに抜け出したアメリカ代表MFベンジャミン・クレマスキがマイアミに逆転ゴールをもたらす。試合終了間際にはメッシがドリブル突破から決定機を迎えたが、これは得点に至らず、マイアミは3−2で勝利した。
マイアミはリーグ戦5連勝で首位に立っており、1試合消化が少ない2位シンシナティとの勝ち点差は「3」となっている。マイアミは次節、16日にオーランド・シティと対戦する。
【ゴール動画】マイアミ大逆転 MFロハスが豪快FK弾、スアレスは11戦11発!
Messi off the pitch for a free kick? No problem for Matias Rojas!
A stunner to pull one back for Miami in Montreal. pic.twitter.com/tqxI2gYiGu— Major League Soccer (@MLS) May 12, 2024
Just like that, Miami are LEVEL.
Luis Suarez with his 11th goal of the season to tie things up! pic.twitter.com/fkr3BcR5Lv— Major League Soccer (@MLS) May 12, 2024
From 2-0 down to 3-2 up. 😱
Cremaschi brings Miami all the way back to lead in Montreal! pic.twitter.com/yWSvzufkxl— Major League Soccer (@MLS) May 12, 2024
2024年05月12日 14:14
鹿島アントラーズは5月12日、J1第13節で東京ヴェルディと県立カシマサッカースタジアムで対戦。
2024年05月12日 14:00
8日にはチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでレアル・マドリードに敗れてしまい、今季のバイエルンは無冠となってしまった。それに合わせ、最近はFWハリー・ケインの無冠続きのキャリアに注目が集まってしまっている。
トッテナム時代より、ケインはプレミアリーグとブンデスリーガ合わせて通算249ゴールを奪っている。情報サイト『Transfermarkt』によれば、21世紀以降の『無冠選手による5大リーグ得点数ランキング』ではケインが1位なのだという。何とも不名誉な記録だが、ケインはこれだけの活躍を続けながらタイトルに恵まれていない。
2位はウディネーゼで長く活躍したFWアントニオ・ディ・ナターレ(209ゴール)、3位はモナコFWウィサム・ベン・イェデル(198ゴール)、4位はケインと一緒にトッテナムで戦ってきたソン・フンミン(161ゴール)、5位はアスレティック・ビルバオで戦ってきたFWアリツ・アドゥリス(158ゴール)と続く。アドゥリスはスペイン・スーパー杯を1度制したことがあるが、メジャータイトルとは言い難いか。
ベン・イェデルは現在モナコで南野拓実と一緒にプレイしているクラブのエースだが、セビージャ時代はスペイン国王杯で準優勝、モナコでは2020−21シーズンにクープ・ドゥ・フランス準優勝と、タイトルにあと一歩届かないシーズンが続いている。
ケインとしては来季こそこの不名誉なランキングから抜けたいところだが、バイエルン移籍はタイトルへ繋がるのか。実績は誰もが認める世界トップクラスだけに、バイエルンかイングランド代表でビッグタイトルを獲得してほしいところだ。
2024年05月12日 14:00
スイス1部のグラスホッパーでプレーする瀬古歩夢。
10日のルツェルン戦で今季初ゴールを決めた。後半24分の得点シーンがこちら(動画55秒)。
味方が空振りした後、冷静にシュートを蹴り込むと両手を振り回して大はしゃぎしていた。瀬古が得点するのは2023年2月以来のこと。
この日の瀬古は4-2-3-1システムの守備的MFとしてプレー。Transfermarktによれば、今季はセンターバックで21試合、中盤で11試合に起用されているそう。Jリーグ時代も守備的MFでプレーすることがあったが、スイスでも二刀流で活躍しているようだ。
「アタッカーだったのに守備的MFに転身した驚きの6人」
ただ、残留をかけたプレーオフを戦っているグラスホッパーは終了間際に失点し、試合は1-1の引き分けで終了。
元JリーガーでもあるグラスホッパーFWドリアン・バブンスキーは「互角の試合だったが、自分たちのほうがチャンスが多かったのでちょっとアンラッキーだった」と勝利を逃がしたことを悔やんでいた。
2024年05月12日 13:58
23-24スペイン1部リーグは11日、第35節の試合が行われ、すでに優勝を決めているレアル・マドリード(Real Madrid)は4-0でグラナダ(Granada CF)を下した。
レアルはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に勝利したミッドウイークの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝から大きくメンバーを入れ替えて臨んだが、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)の2得点とフラン・ガルシア(Fran Garcia)、アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで快勝を収めた。
チームを率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、「目標は(チャンピオンズリーグの)決勝をチーム全体が最高の状態で迎えることだ」と話した。
前日にはレアル移籍がうわさされるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がPSG退団を発表し、ファンは加入に期待を寄せているが、アンチェロッティ監督は「それは今私が考えている問題ではない」と語った。
前節に4試合を残して36回目のリーグ優勝を決めたレアルは、12日にマドリード市内でパレードを行う。
一方、19位グラナダはキックオフ前にマジョルカ(RCD Mallorca)がラス・パルマス(UD Las Palmas)に勝利したことを受け、降格が決まった。
5位アスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)は後半アディショナルタイム6分のゴールでオサスナ(CA Osasuna)と2-2の引き分けに持ち込んだが、消化が1試合多い中で4位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差は5となり、4位争いでさらに後れを取った。
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2024年05月12日 13:50
2024年5月11日、味の素スタジアムで行なわれた柏レイソル戦、ホームのFC東京は仲川輝人のボールロストからいきなりマテウス・サヴィオに決められた(2分)が、そこで意気消沈することなく、むしろアグレッシブなスタンスで攻め込んだ。
2024年05月12日 13:34
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するコスタリカ代表GKケイラー・ナバスが、今シーズン限りでの退団を表明した。
現在37歳のナバスは、スペインの中堅クラブでキャリアを積んだのち、2014年夏にレアル・マドリードへ移籍。同クラブで公式戦通算162試合に出場し、チャンピオンズリーグ3連覇に貢献した。しかし、2018−19シーズンから加入したベルギー代表GKティボー・クルトワに定位置を奪われ、2019年夏にPSGへと完全移籍した。
PSGでも当初は正GKを務めていたものの、2021年夏にイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが加入した影響で、徐々に出場機会が減少。2022−23シーズン後半はノッティンガム・フォレストに期限付き移籍し、PSGに復帰した今季はリーグ戦3試合とカップ戦2試合の出場にとどまっている。
そんななか、ナバスは自身の公式Instagramを通じ、契約満了に伴う退団を発表した。PSGで公式戦通算113試合に出場し、3度のリーグ・アン制覇を経験したベテランGKは、次のようにファン・サポーターへの感謝を綴った。
「『パルク・デ・プランス』で過ごしたすべての瞬間が素晴らしいものだった。与えられた愛情と励ましに感謝している。このクラブの紋章のために戦うことができたのは光栄なことだった。僕にはまだ成し遂げたい目標があるが、一度家となった場所に別れを告げる機会を逃したくはなかった」
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PSGでは先日にフランス代表FWキリアン・エンバペも今シーズン限りでの退団を発表したばかり。同選手はレアル・マドリードへの移籍が既定路線となっているが、ナバスが新天地に選ぶのは果たしてどのクラブになるのだろうか。
2024年05月12日 13:31
[ACL決勝・第1レグ]横浜 2−1 アル・アイン/5月11日/横浜国際総合競技場
横浜F・マリノスは5月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグで、UAEのアル・アインと横浜国際総合競技場で対戦。13分に先制点を献上するも、72分に植中朝日、86分に渡辺皓太がゴールを奪い、2−1で逆転勝利を収めた。
試合後、横浜の選手やスタッフたちはベンチの前で円陣を組む。毎試合恒例の光景のなかで、筆者が心を打たれるシーンがあった。
アンカーで先発したキャプテンの喜田拓也は、60分にピッチを退く際、副キャプテンの松原健に腕章を託したのだが、円陣で松原が喜田に返したのだ。それを受け取ったトリコロールの背番号8は、腕章を数秒間、じっと見つめていた。
【厳選ショット】植中朝日と渡辺皓太のゴールで逆転勝利!横浜F・マリノスがホームで先勝!|ACL 決勝 第1戦 横浜 2−1 アル・アイン
キャプテンマークが戻ってきた時、何を思っていたのか。「やっぱりあれ(腕章)って重いものなので」と口にした喜田は、こう続けた。
「僕はキャプテンをやらせてもらって6年目になりますけど、本当に毎年、素晴らしい副キャプテンやチームメイトが支えてくれるし、自分ひとりで務めている感覚がなくて。
彼らは毎回、試合が終わってから必ずキャプテンマークを僕に返すんです。途中交代で自分が(ピッチに)入った時も、彼らが付け続けていてもいいはずなのに、どんな状況であっても、渡す時間がなくても、最後は必ず僕に渡す。そういうところにすごくリスペクトと想いを感じるので、それは無駄にしちゃいけない。このチーム、仲間のために頑張りたいと思わせてくれる要素ですね」
トリコロール一筋を貫く29歳は、どんな時でも周囲への感謝の心を持ち、フォア・ザ・チームの精神で戦う。彼のそんな人間性と姿勢を、チームメイトもリスペクトしているからこその絆が垣間見えた瞬間だった。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月12日 13:00
日本代表としてワールドカップにも出場した槙野智章。
2022年シーズン限りで引退した彼は5月11日の誕生日で37歳になった。
その槙野は妻である高梨臨さんとの2ショットをInstagramに投稿。「今日で37歳になりました!たくさんの方にいつも支えて頂き、楽しい時間を過ごせてます!!!まだまだパワーアップしなきゃいけないし、夢や目標に向かい努力し頑張ります!!妻よ、いつもありがとね」と綴っていた。
これに吉田麻也、浅野拓磨、橋岡大樹、松井大輔(同じく5月11日が誕生日)らが祝福のメッセージを送っている。
また、高梨さんも槙野の写真をInstagramに投稿し、「夫よ、お誕生日おめでとうございます。今年は誕生日プレゼントがいらないそうなので、コーヒーを奢りました」と綴っていた。
10代で父になった7人のスター
ちなみに、去年は「夫よ、お誕生日おめでとうございます。今年は、合宿で夫が不在の為、少し前にお祝いしました 今年はまだ誕生日プレゼントが決まらず、、ありません。。。」と投稿している。
2024年05月12日 13:00
今季のチャンピオンズリーグ決勝のカードはレアル・マドリードVSドルトムントとなった。
2024年05月12日 12:57
J3のいわてグルージャ盛岡に所属する元日本代表DF西大伍が、自身のYouTubeチャンネルで外国人選手について語った。
【動画】西大伍が驚いた外国人選手は?
2006年に札幌でプロキャリアをスタートし、その後は新潟、鹿島、神戸、浦和でもプレーしてきた36歳は、記憶に残る助っ人の名を次々と挙げていく。
「フッキはやっぱり凄かったし、(ジョシュア・)ケネディはデカかったし、マルシオ・リシャルデスは上手かったし。レナトはだいぶ速かったです」
また、鹿島に在籍していた16年にクラブ・ワールドカップの決勝(2−4)で対戦したレアル・マドリ―の選手にも言及する。
「ベンゼマが凄かった。対戦したところだと、レアルになっちゃうかもしれないですね」
さらに「一緒にやって気づく凄い選手というのも、いっぱいいます」として、「セルジーニョもシュートは凄かったかな」と述べた。
豊富な経験値を持つ熟練DFが、様々な角度から優れた外国人プレーヤーを挙げた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月12日 12:42
サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)から退団するキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)について、ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督が11日、「クラブのレジェンド」だとたたえた。
エムバペは10日に今季限りでのPSG退団を発表し、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)移籍が有力視されている。
今季ホーム最終戦となる12日のトゥールーズ(Toulouse FC)戦を前に会見したルイス・エンリケ監督は、今季公式戦43ゴール、クラブ最多となる通算255ゴールを決めているエムバペについて「クラブのレジェンドだ。このクラブにすべてを注ぎ、クラブも彼にすべてを与えた」と話した。
移籍については「彼の決断を理解している。かなり前から分かっていたことだ。みんな知っていたし、全体の見通しは変わらない。PSGは来季もっと強くなる」とコメントしている。
退団の意思をクラブに伝えて以来、エムバペをベンチに置くことも多かった起用法に関しては「すべてはチームにとって何がベストかを判断して決めたこと」だと話し、「私たちは対立しているとみたがる人は多いが、キリアンも公にそれを否定しているし、私がキリアンについて言えるのは、サッカー選手としても人間としても素晴らしいということだけだ」と続けた。
「彼は温かい人間で、いつも笑顔を絶やさない。人間としても、サッカー選手としても10点満点を与えるよ」
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2024年05月12日 12:30
リオネル・メッシが所属するMLSインテル・マイアミは12日のモントリオール戦に3-2で逆転勝ちした。
2点差をひっくり返して5連勝を飾った一戦では、メッシの言動が話題になっている。
メッシは2点をリードされていた前半終盤にピッチ上で手当てを受けた後、一旦ピッチ外に出た。その際、カメラに向かってスペイン語で何かつぶやいていた。『Messismo』などによれば、メッシは「こういうルールは…困るな」とぼやいていたそう。
MLSでは、今季から「ピッチ外の治療ルール」として以下のような規定を設けた。
「負傷が疑われる選手が15秒以上倒れていた場合、審判はプレーを止めて、メディカルスタッフをピッチに誘導し、選手の診断を行う。安全が確認された場合、選手をピッチから退出させ、さらなる評価と治療のために最低2分間はピッチ外で待機させる」
メッシは最低でも2分待機というルールがあるため、ピッチにすぐに戻ることができなかったことを嘆いていたようだ。
ただ、MLSは「ピッチ外の治療ルールにより、メディカルスタッフは選手の治療に時間を割くことができ、試合再開も迅速に行えるようになった」と肯定的にとらえている。
大谷翔平は世界1位じゃない!1年あたりの世界最高給アスリート王
なお、メッシにその後もプレーを続けて、フル出場している。