2024年03月28日 06:15
シーズン途中まではドイツ王者で主力だった男が、1年で放出されてしまうのだろうか。 韓国メディア『マイデイリー』は3月27日、「衝撃!バイエルンがキム・ミンジェの売却を議論中。1シーズンで“電撃的”に退団の可能性」と題した記事を掲載。次のように伝えた。 「衝撃的なニュースだ。バイエルンが内部でキム・ミンジェ売却の可能性を議論しているという報道が出た」 記事はドイツメディア『Onefootball』の報道として、こう綴っている。 「キム・ミンジェがナポリからバイエルンに移籍したのは昨夏である。トーマス・トゥヘル監督の下でキム・ミンジェは中心的な役割を果たしたが、最近になって主力の座を失った。来るこの夏に電撃的に退団する可能性がある。バイエルンは売却の可能性について 議論している」 【PHOTO】華やかコスチュームでエール! アジアカップを彩った韓国女子サポを特集! 『マイデイリー』は、「キム・ミンジェは加入後すぐに、主力CBだったマタイス・デ・リフトをベンチに追いやって、中心的DFになった。シーズン半ばまで酷使論争まで起きるほどだった」と綴り、すっかり変わってしまって現状を嘆いている。 「冬にトッテナムからエリック・ダイアーが加入し、キム・ミンジェは 一気にレギュラーの座を失い、ベンチに追いやられた。そして、デ・リフトは主力の座を取り戻したのだ」 同メディアは「売却が確定したわけではない。可能性が高くなりつつあるだけで、決定されたものではない」と伝えているが、果たしてどうなるか。「アジアナンバーワンDF」と評される27歳が帰路に立たされている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 08:01
遠藤航の交代は妥当だったのか。結果論から見れば、失敗だっただろう。 遠藤が所属するリバプールは現地5月13日、プレミアリーグ第37節でアストン・ビラと敵地で対戦。3−3のドローに終わった。 48分までに3−1とリードしたリバプールは、76分に行なった4枚替えでアンカーで先発した遠藤をベンチに下げる。 しかし85分、この交代でインサイドハーフからアンカーにポジションを移した10番のアレクシス・マカリステルのボールロストから失点。さらにその3分後にも、ビラの中央突破をマカリステルが止められず、同点ゴールを献上した。【動画】リバプール10番の痛恨ミス&中央突破を許して失点関与
英メディア『FOOTBALL FANCAST』は「即座にリバプールのスター選手を切り捨てなければならない」と辛辣な見出しを打ち、こう綴った。「ビラ戦では、25歳のボールプレー能力とフィールド中央でのコントロール力の多くが発揮されたが、アンカーのエンドウが交代し、深い位置から全体をまとめる必要があったときは苦労した」 また、『Goal』のマーク・ドイル記者が3点という低い採点をつけ、「ビラの同点ゴールにつながったルーズなパスは明らかな疲労の表われだったことを考えると、彼がフィールドに留まったのは大きな驚きだった。ホームチームの2点目を招いたミスは避けられなかった」と評したと紹介。こう主張している。「マカリステルはリバプールで最高のMFである。アンフィールドで彼ほどの落ち着きとパワー、そして戦術的理解力を備えた選手はいない。しかし、今シーズンは頻繁に起用されており、プレミアリーグやヨーロッパリーグ、FAカップでリバプールを優勝させるという猛烈な努力をした後にエネルギーレベルが低下し、各大会の終盤で、ハードルが落ちてしまったのは理解できる」 これまでの貢献を称えつつも、疲労は隠しきれないという見解のようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 07:38
宿敵のファンから批判の声があがっている。 現地5月14日に開催されたプレミアリーグ第34節(延期分)で、5位のトッテナムが2位のマンチェスター・シティとホームで対戦。51分に先制を許すと、試合終了間際にもPKで被弾し、0−2で敗れた。 痛恨だったのが、度重なる決定機逸だ。なかでもビッグチャンスだったのが86分、ソン・フンミンが途中出場の相手GKシュテファン・オルテガと1対1になるも、シュートを足で防がれた場面だ。【動画】アーセナルファンが激怒したソン・フンミンの決定機逸
シティがポイントを落とせば、首位で最終節を迎えられていたアーセナルの一部ファンはこれに憤慨しているようだ。英メディア『SPORT BIBLE』がSNS上の声を紹介している。「ソンはわざとミスした。そうでなければ納得できない」「テレビを蹴ったところだ。ソンは1対1を外した」「ソンはわざと外した。さすがスパーズの男だ!」「ソンはアーセナルファンに一生自分の名前が歌われるチャンスを逃した」 20年ぶりの優勝のために、宿敵トッテナムを応援していたアーセナルファンの願いは叶わなかった。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 07:35
プレミアリーグ4連覇を狙うマンチェスター・シティは14日に行われたトッテナム戦に2-0で勝利し、最終節を前に首位に浮上した。
ただ、後半にはシティGKエデルソンにアクシデントが発生。相手DFクリスティアン・ロメロと接触で頭部を打ち付けると交代になったのだ。
そうしたなか、試合後にあったジョゼップ・グアルディオラ監督とロメロとのシーンが話題になっている。
指揮官は何かを伝えるとロメロの胸を2度ほど拳で突いていたのだ。ただ、シリアスな雰囲気ではなく、ロメロは笑顔だった。
また、試合後にはグアルディオラ監督とソン・フンミンのこんなシーンも。아저씨 손흥민 왤케 좋아해요 pic.twitter.com/ayEUdBKVCG
— 올립☘️ (@sonny__hm7) May 14, 2024
ソンは終盤に大チャンスがあったが、交代出場したGKシュテファン・オルテガの好セーブに阻止された。グアルディオラ監督はそのシーンで思わず引っくり返っていたが、あのプレーについて何か言葉を交わしていたのだろうか。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
試合後にグアルディオラ監督は「彼(オルテガ)は加入以降、ずっとこれをやってきた。GKとしてレベルを見せつけた。信じられないようなセーブを何度もしてきた。スパーズはソンらの速さにランニングなど多くの武器を備えている。自分たちが苦しまなければいけないことは分かっていた」とも話していた。
2024年05月15日 07:29
ラ・リーガ第36節が14日に行われ、すでに優勝を決めているレアル・マドリードは、本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』でアラベスと対戦した。
2024年05月15日 07:11
アストン・ヴィラが2024−25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めた。
プレミアリーグ第37節が13日に行われ、4位のアストン・ヴィラは3位につけているリヴァプールとホームで激突した。試合は、2分にオウンゴールからリヴァプールに先制を許したものの、12分にはユーリ・ティーレマンスの得点で同点に。そこからアストン・ヴィラは2点のリードを奪われてしまうが、終了間際にジョン・デュランが2ゴールを挙げて追いつき、3−3で両者1ポイントずつを分け合った。
このドローにより、4位アストン・ヴィラは5位トッテナムとの勝ち点差を「5」に拡大。トッテナムの残り試合数が「2」であることから、同クラブが翌日に行われるマンチェスター・シティ戦で勝利を逃すと、アストン・ヴィラの1983年以来、41年ぶりとなるCL出場権獲得が決まる状況となった。
そんななか、14日にプレミアリーグ第34節の延期分が行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦。注目の一戦は、51分にアーリング・ハーランドのゴールでマンチェスター・シティが先制すると、後半アディショナルタイムにもハーランドがPKから勝負を決める追加点を獲得する。そのままマンチェスター・シティが2−0の勝利を収め、アストン・ヴィラのCL出場権獲得が決定した。
今シーズンのアストン・ヴィラは、昨季から続く本拠地『ヴィラ・パーク』での連勝を「15」まで伸ばすなど、合計20勝を記録中。1試合を残しながら、クラブにとってプレミアリーグの創立シーズンにあたる1992−93シーズン(21勝)以来の20勝に到達している。
2024年05月15日 07:09
マンチェスター・シティは14日に行われたトッテナム戦に2-0で勝利し、最終節を前にプレミアリーグ首位に浮上した。
ただ、後半にはシティGKエデルソンにアクシデントが発生。相手DFクリスティアン・ロメロと接触で頭部を打ち付けると交代に。
交代に不満げだったエデルソンはピッチ脇のクーラーボックスを蹴り上げている(動画6分45秒から)。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後にこう説明していた。
「エデルソンは脳震盪ではなかった。目に問題があった。彼はちゃんと見えていなかったので、ドクターに交代させるべきだと言われた」
視力に支障が出たために交代したようだ。
グアルディオラ監督と喧嘩別れした8名のスター
なお、BBCで解説した元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァーは、エデルソンとロメロの接触について、「ロメロには何の意図もなかったと思う。彼はクロスに突っ込んだだけ。エデルソンは本当にうまくインターセプトしたが、ロメロの臀部が彼に接触した。とてもとても勇敢なゴールキーピングだ」と話していた。
2024年05月15日 06:57
5月13日に行なわれたプレミアリーグ第37節で、遠藤航が所属するリバプールはアストン・ビラと敵地で対戦。2点のリードを終盤に追いつかれ、3−3のドローに終わった。 開始2分にオウンゴールで先制したリバプールは、48分までに3−1とリードする。しかし、遠藤らを下げた76分の4枚替えが奏功せず、85分と88分に失点。勝利を手放してしまった。 遠藤が下がってから失点したにもかかわらず、一部のリバプールファンから交代までのパフォーマンスに批判の声があがるなか、もちろん擁護する意見もある。【動画】遠藤の4人ぶち抜きのスルーパス
英メディア『THE BOOT ROOM』は「エンドウは長いシーズンを過ごした。アストン・ビラ戦で遠藤は疲れ果てているように見えたが、彼を責めるのは難しい」と主張している。「エンドウは、ヨーロッパサッカー界で最も強力なチームの一つで、新しいリーグで長いシーズンをプレーし、全力を尽くしてきた。残念ながら、今シーズンのエネルギーをすべて使い切ってしまったようで、おそらく彼はいま、夏休みに入ってバッテリーを充電できる日を、指を折りながら数えているところだろう」 同メディアは、「全体として、リバプールの中盤の真ん中でエンドウのデビューシーズンは非常に成功した。来シーズンはそれほど重要な役割を果たさないかもしれないが、与えられた仕事は果たしたと知って安心できるだろう。全力を尽くし、その過程で多くの人が間違っていると証明したのだ」と続けている。 加入当初は懐疑的な目で見られながら奮闘してきた日本代表キャプテンを労った。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 06:53
マンチェスター・シティは14日に行われたトッテナム戦に2-0で勝利し、最終節を前にプレミアリーグ首位に浮上した。
2024年05月15日 06:31
シーズン終盤にまさかの事態が起きている。 久保建英が所属するレアル・ソシエダは、5月13日のラ・リーガ第35節で、バルセロナと敵地で対戦。0−2で敗れた。 かつてカンテラ(下部組織)でプレーした古巣との一戦で、久保は前節に続いて2試合連続のベンチスタート。1点ビハインドの70分にようやく投入され、3分後にいきなり鋭いシュートを放ったものの、この短時間ではチームを救う仕事はできなかった。【動画】久保が出場2分で危険なシュート
ライバルのジェラルド・ベッカーの好調や、バルサ対策で5バックを敷いた影響もあったとはいえ、中心選手だった日本代表MFの現状に、SNS上では次のような声が上がった。「最近の久保途中出場多い感じマジで移籍しそうじゃね」「なんで久保ベンチだったんだろか。正直始めから久保出てたらバルサが押し負けてた可能性かなりあった気がする」「ソシエダの戦術がシーズン前半のようにならないのならば、久保建英はこのチームにいるメリットは殆どないね」「どういう理由で出られてないのかわかんないけど、出場機会減ってるなら流石に移籍して欲しいなぁ。例えビッグクラブであっても控えでおさまって良い器じゃない」「この大一番でバレネチェアも久保も途中出場ならもう移籍しまーす言ってるようなもんじゃん」「レアルソシエダで王様やれるなら全然いいと思ってたけどここでベンチからレギュラー争いするくらいならCLのビッグクラブでターンオーバーやら途中出場からスタメン狙う立場の方が全然いいんよな」「バレンシア、ベティスとの直接対決に備えての采配だと思っています…これで次節ベンチスタートだったらちょっと立ち直れないですが…」 残りは3試合。レフティの起用法に注目が集まる。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 06:30
オランダ1部AZでプレーする日本代表DF菅原由勢は、契約が2025年6月末までとなっていることからこの夏の去就が注目されている。
イタリア王者のインテルも獲得を狙っており、『Tuttosport』によれば、オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースを売却した場合、菅原が後釜候補の筆頭になるとのこと。
ただ、セリエAクラブが登録できるEU圏外選手の枠は2つ。インテルはポルトとの契約が満了するイラン代表FWメフディ・タレミとの契約が濃厚となっているため、残りは一枠になる見込みだそう。
なお、これまでは2枠のうちひとつは選手を入れ替える必要があったが、来季からは入れ替える必要がなく、シーズンに2人までの登録が可能になったという。
ウイイレでお世話になった「インテルの最強イレブン」
また、インテルはマーケティング面でも菅原に注目しているようだ。インテルは昨夏に日本ツアーを行ったほか、かつて長友佑都が主力として活躍した。今季のセリエAで圧倒的な強さを見せつけたインテルに菅原が加入すれば、日本でも大きな話題になるはずだが。
2024年05月15日 06:10
マンチェスター・ユナイテッドは今季、毎年シーズン終了後に行なっていた伝統行事を開催しないようだ。
ユナイテッドはシーズン終了後、所属選手たちの表彰を兼ねてディナーを行うのがクラブの伝統だった。ディナーには男子チームの選手たちはもちろんのこと、女子チームの選手やコーチ陣、アカデミーチームの選手に加えて、スポンサーやファンまでもが出席する。昨年はマーカス・ラッシュフォードがクラブ年間最優秀選手賞を受賞しており、今年も当初は5月20日に開催される予定だった。
しかし、英『THE Sun』などによると、今季は男子チームがプレミアリーグ設立以降最低順位でシーズンを終える可能性があったり(これまで8位以下で終えたことはないが現在8位)、チームの指揮官であるエリック・テン・ハフが不振により職を失う可能性があったりすることで、祝賀会は中止になったとのことだ。
また、5月25日にマンチェスター・シティとのFA杯・決勝を控えていることも大きく影響。タイトルのかかったこの大一番に集中するため、ここ3年間で2度目の中止を決断したという。なお、ラルフ・ラングニックが暫定指揮官を務めた2021-22シーズンもこの祝賀会を中止していた。
さらに、同メディアはこの件に関するファンの反応にも注目。その中には「女子チームは初めてトロフィーを獲得し、アカデミーの選手たちもチャンピオンになったが、男子の先輩たちが失敗したために祝賀会を中止してしまう。恥ずべきことだ」といった厳しいコメントもあった。中止してよかったと言えるように、FA杯決勝ではせめてもの意地は見せたいところだが、はたして。
2024年05月15日 06:05
ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーする日本代表MF田中碧。
2024年05月15日 06:00
元日本代表FWの城彰二氏が5月14日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。宮本恒靖新会長が就任した日本サッカー協会(JFA)について語った。
3月24日付で第15代会長に就いた宮本氏には、日本代表や海外リーグなどでの豊富な経験や47歳という若さに、大きな期待が寄せられている。だが、城氏は「現実的にツネが新会長になっても変わらないよ」と話す。
「なぜかというと、大きな組織って、1人会長が代わったからといって全部変わらないし。その周りの取り巻きの人たちが、すごく重要なんだよね。そこは代わっていないんだよ。だから、支えている人たちも代わっていかないと、変わらない」
【動画】城彰二がJFAの新体制について語る
それでも、宮本氏が選ばれた点については、「大きな組織を変えるってなかなか難しいけど、思い切ってやったと思うよ」と評価した。
「まだまだ(時間が)かかるとは思うけど、何かを変えようという意図が出てきているのは確かだから、進歩はしているかなという気がする」
急激な改革は難しいが、確実に前に進んでいるというのが、城氏の見立てのようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月15日 05:58
プレミアリーグ第34節の延期分が14日に行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦した。
試合前の時点で暫定2位のマンチェスター・シティは、1試合消化の多い首位アーセナルとの勝ち点差が「1」、得失点差が「3」となっている。最終節で自力優勝するためにも、絶対に勝ち点3が欲しい大一番に臨んだ。
一方、トッテナムも勝てば、最終節まで来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性を残すことになる。2019年から使用している本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』では、リーグ戦で過去4試合、マンチェスター・シティに一度も負けたことがなく、相性の良さを活かして勝利を目指す。
立ち上がりから強度の高い攻防が繰り広げられた。先にゴールに迫ったのはトッテナム。5分、右サイドへの大きな展開から最後はロドリゴ・ベンタンクールが強烈なシュート。ただ、これはエデルソンが好セーブを見せて、得点を許さなかった。
一方、マンチェスター・シティもゴール前まで攻め込む回数を徐々に増やしていく。16分には、ピエール・エミール・ホイビュルクのクリアミスからペナルティエリア内でフリーになったフィル・フォーデンがシュート。しかし、この決定機はグリエルモ・ヴィカーリオが見事なシュートストップを見せ、ゴールを死守した。
両チームともに非保持のときには、ハイラインを保ってコンパクトかつアグレッシブな守備を続けた。徐々にマンチェスター・シティがボールを支配する時間を増やしていくが、トッテナムも粘り強く守って最終ラインを押し上げることに成功。互いに全く譲らない展開となった。
前半終了間際の45分、マンチェスター・シティに決定機が訪れる。フォーデンのクロスをハーランドがフリーでシュート。しかし、これはミッキー・ファン・デ・フェンがブロックに入り、こぼれ球を再びベルナルド・シルヴァがシュートするが、今度はラドゥ・ドラグシンが跳ね返し、ゴールを許さなかった。前半はこのまま終了。スコアレスで試合を折り返す。
後半立ち上がりから、いきなりマンチェスター・シティが決定機を作り、ケヴィン・デ・ブライネが強烈なミドルシュートを枠内に飛ばす。しかし、これはヴィカーリオの見事な横っ飛びのセーブで得点を許さなかった。
一方、トッテナムもすぐにブレナン・ジョンソンのクロスからソン・フンミンが枠内シュートを放つが、今度はエデルソンが好セーブを見せてゴールを許さなかった。
両チームのGKによりスコアレスが続いたが、52分に試合が動いた。フォーデンが左サイドをドリブルで突破してクロスを供給。これは中央に合わなかったが、右サイドでボールを拾ったベルナルド・シルヴァからニアゾーンへ流れたデ・ブライネへのパスが通り、デ・ブライネはゴール前へ低いクロス。これをハーランドがゴールに流し込み、マンチェスター・シティが先制に成功した。
しかし、先制に成功したマンチェスター・シティにアクシデントが起こる。62分、エデルソンがデヤン・クルゼフスキのクロスに飛び込んだクリスティアン・ロメロと勢いよく衝突してしまう。ただ、これは大事に至らず、エデルソンは数分間プレーを続行。ただ、本人の意思とは反し、ベンチは大事をとってシュテファン・オルテガとの交代を選択した。
71分にトッテナムが決定機を迎える。ペナルティエリア内の混戦を強引に突破したクルゼフスキが角度のない位置から右足を振り抜く。シュートはオルテガの股下に飛んだが、オルテガは見事な反応でセーブ。交代直後のピンチで得点を許さなかった。そして、80分にもクルゼフスキが角度のない位置からシュートを放つが、再びオルテガが立ちはだかり、得点を許さなかった。
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2024年05月15日 05:58
現地時間5月14日に開催されたプレミアリーグ第34節(延期分)で、4連覇を目ざす2位のマンチェスター・シティが、チャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性を残す5位のトッテナムと敵地で対戦した。 この一戦の分だけ消化が少ない状態で、首位アーセナルと1ポイント差のシティは、この試合に勝てば、19日の最終節を前にトップに浮上できる。 序盤は出足のいいトッテナムにやや押し込まれて、6分にはベンタンクールにミドルシュートを浴びるも、GKエデルソンがセーブする。 16分にはビッグチャンス。ホイビェアのクリアミスをフォデンがダイレクトで狙うも、ゴール至近距離からのシュートはGKヴィカーリオに右手一本で阻まれる。 その後は一進一退の展開で、スコアレスで前半を終える。
後半立ち上がりの47分、敵ゴール前でのボール奪取から、デ・ブライネが際どいシュートを放つも、ヴィカーリオの好セーブに防がれる。 その2分後、ソン・フンミンがボックス内でクロスに合わせたシュートはエデルソンがブロックする。 ついに均衡を破ったのは51分、ボックス内右サイドでデ・ブライネが送り込んだ絶妙のクロスを主砲のハーランドが押し込み、先制点を奪う。【画像】先制点を決めるハーランド 69分にはロメロと激突した守護神エデルソンとアキレス腱を踏まれて足を引きずっていたデ・ブライネを下げて、オルテガとドクと投入する。 71分には、そのオルテガがクルセフスキの至近距離からのシュートをストップする。86分にも、裏抜けしたソン・フンミンのシュートをオルテガがビッグセーブ。大ピンチを防ぐ。 後半アディショナルタイム1分、ドクが獲得したPKをハーランドが決めて勝負を決定付けた。 このまま2−0で勝利したシティが、アーセナルを抜いて首位に浮上。最終節のホームでのウェストハム戦に勝てば、4連覇が決まる。構成●サッカーダイジェストWeb編集部