2024年03月27日 18:31
高卒6年目の田宮裕涼(ゆあ)捕手(23)が、初の開幕1軍&開幕スタメンの座を確実にした。27日、開幕戦が行われるZOZOマリンスタジアムで練習。マウンドで試投する開幕投手・伊藤の球を受けて、球筋をチェックした。 千葉の成田高出身。敵地ながら開幕戦は高校時代もプレーした故郷の地。「緊張はしているんですけど、ちょっと気楽になっちゃう。マリンなのですごい緊張せずしっかりプレーできるのかなと思います」と笑顔を見せた。 昨季はシーズン終盤の10試合のみ1軍出場した。その間「ゆあビーム」と呼ばれる強肩で再三盗塁を刺し、打撃でも打率・258、楽天・田中将から本塁打を放つなど結果を残してつかんだポジション。「あの10試合がなければ開幕にいれるかも分からなかったので。あの10試合が人生を分けてもいいアピールだった」と振り返る。 同期の万波、野村、吉田輝星らが1軍でデビューする中、じっくり育ってつかんだ開幕の舞台。「開幕1軍がなかったので、いよいよだなと感じています」と声を弾ませた。
2024年05月10日 06:30
ボール球を振る確率はキャリアハイの24.9%「ボールは振らない、ストライクを振る」
■ドジャース 8ー2 マーリンズ(日本時間9日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地・マーリンズ戦で4打数無安打2三振だった。2戦連続ノーヒットとなったが、それでも同日終了時点で打率は.355。両リーグトップを維持している。
5月に入り、6試合で4本塁打を放った。21打数10安打で打率.476と好調を維持しながら、アーチを描いている。ドジャース移籍1年目の今季、後ろを元MVPのフレディ・フリーマン内野手が打っている。米データサイト「ファングラフス」によると、投手がストライクゾーンに投げた割合を示す「Zone%」は自身最高の51.5%。今季の大谷は勝負されていると言える。
そんな中、四球数も増加傾向にある。4月終了時点では32試合で15個。162試合換算でも昨季の91個に追いつかないペースだったが、5月に入り6試合で5個とペースを上げてきている。
ロバーツ監督は6日(同7日)の試合後、大谷について「彼のゾーンにボールが来なかったら、出塁してバトンを渡すことができる」「ストライクゾーンをコントロールした結果だ」と分析した。実際に、米データサイト「ファングラフス」によると、ボール球をスイングした確率を示す「O-Swing%」はキャリアハイの24.9となっている。
5日(同6日)の試合中にはボール球を安打にした際、塁上で首をひねるしぐさを見せた場面もあった。試合後、大谷自身も「基本的にはボールは見送るべきなので、結構プレートからも離れてましたし、待てれば一番良かった」と振り返る場面もあった。
「どんなシチュエーションでもボールは振らない、ストライクを振るというのはシンプルなものなので」。単純な考え方ではあるが、それを実践しているからこそ、ここまでの成績が残せているように見えた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月10日 06:00
あんたが大将!!広島の末包昇大外野手(27)が9日、得点力不足に陥る打線を“点”から“線”にしていく覚悟をにじませた。1月終わりに左膝内側半月板を損傷して出遅れたが、8日・阪神戦(甲子園)で1軍に昇格し、いきなり適時打をマーク。大きな存在感を示した大砲は師匠からの金言も胸に突き進む。
大外からまくる−。キャンプイン時にそう宣言して早や3カ月がたち、末包にようやく有言実行の時が訪れた。8日・阪神戦(甲子園)から1軍に昇格。末脚をためてチームの輪に飛び込むと、いきなり適時打を含む2安打1打点の活躍を見せた。巻き返しへのゲートは開き、鼻息荒く先を見据えた。
「長打力不足、得点力不足と言われていますけど、打ってないことはないと思う。そこで打線を“線”にするようにしたい。その間に(自分が)入れたらいいなと思いますし、投手が良いので。そこを助けてあげられるように打点を稼ぎたいなと思います」
現在、チーム打率・226と総得点数81はともにリーグワースト。一方で投手陣に関しては全体の防御率が2・39でリーグ3位、救援の防御率に限れば1・98で阪神に次ぐリーグ2位という好成績を残している。大砲の復帰を足がかりに次は攻撃陣がもり立てたいところだ。
末包はキャンプイン直前に左膝を痛めて、キャンプは全日程を2軍で消化。ウエスタンでも23試合の出場で打率・218は決して胸を張れるものではない。それでも7日の2軍戦で今季1号を放つと、すぐさま声がかかった。「あんな成績で上がって、上(1軍)でも打てませんって言ったら…」。期待と重圧を力に変え、翌日の1軍戦で昇格即結果を残した。
ファームでなかなか打撃状態が上がらなかった要因は「結局はタイミングと間合い」。新井良太2軍打撃コーチから日々助言をもらう中で、1月に自主トレを共にした米大リーグ・カブスの鈴木誠也にも相談した。
師匠からは「去年普通にできていたことをどうやって普通にやるか。地に足つけて下半身でもっとやったら」と原点回帰のススメを授かり、上昇への気配が漂いだした。さらに1軍昇格直前には元チームメートの巨人・長野からも電話が。「何してるの?って。そしたら2日後に(1軍へ)上がりました」。吉兆の電話をくれた大先輩との1軍舞台での再会も心待ちにしている。
出遅れたとはいえ、シーズンはまだ序盤だ。「ようやくシーズンが始まった。ここからが勝負」と背番号52。逆襲へ−。快進撃への準備は整った。
2024年05月10日 05:44
米連邦検察は9日に水原容疑者の有罪同意を発表
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳である水原一平容疑者の違法賭博に関する騒動がドラマ化される予定であると9日(日本時間10日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」ら米複数メディアが報じた。映画製作会社の「ライオンズゲート」が制作に取り組んでいるという。
水原容疑者は日本時間3月20日の開幕戦直後に違法賭博に関与し、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月11日(同12日)には、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。
今月8日(同9日)に米連邦検察が銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表していた。銀行詐欺の罪状は、最高刑では連邦刑務所で禁固30年となり、虚偽の納税申告に対して罪状を認めたことについては、最大で3年の禁固刑になる。(Full-Count編集部)
2024年05月10日 05:01
阪神の岡田彰布監督(66)が9日、貧打解消へまずは不調を認めるべきだと主張した。
2024年05月10日 05:01
阪神の森下翔太外野手(23)が9日、DeNA・筒香から飛躍へのヒントを学び取る考えを明かした。横浜市出身で幼い頃には球場でプレーを見たといい、「楽しみ。やっぱりスター性があると思うんで何か感じるものがあったら盗んでいきたい」と10日からのDeNA戦を心待ちした。
筒香がNPB復帰戦の6日・ヤクルト戦で放った逆転弾からも刺激を受けた。一振りでムードを変える打撃は森下が目指すところでもある。「ああいう役割をタイガースで自分ができれば一番いい」。元メジャーリーガーから勝負強さの秘訣(ひけつ)を探る考えだ。
現在9試合本塁打が出ておらず、今カードで一発が出れば横浜スタジアム初アーチにもなる。ただ欲は捨てる。「打てれば最高だけど、まずはヒットから。いい場面で一本打てたらそれだけで十分」。勝負どころでの一打にこだわっていく。
2024年05月10日 05:01
阪神の伊藤将司投手(28)が9日、先発する11日・DeNA戦(横浜)での母校・横浜の先輩、筒香との初対戦を心待ちにした。
5学年上の先輩と面識はないが、メジャー挑戦前から刺激を受けてきた。「先輩でああやってずっと活躍している選手は、やっぱり印象に残っている。対戦できるのはすごく楽しみというか、すごく光栄ですね」と声を弾ませた。
打者としての印象を問われると「ホームランバッター。低めに丁寧に投げたい」。甲子園での投手指名練習を終えると、3番・佐野、4番・牧、5番・宮崎に続くポイントゲッター攻略へ向けてイメージを膨らませた。
DeNA戦は4月24日以来、今季2度目の登板。前回は初回から無安打無失点投球を続けていたが、雨の影響で五回終了後に36分間もの中断があった。すると、1点リードの七回無死で佐野に許した初安打をきっかけに3失点。打線の後押しで黒星は免れた。
同戦から2試合連続で勝ち星がないが、状態は悪くない。「開幕よりかはどんどん上がってきているんで」。偉大な先輩を封じて3勝目をつかむ。
2024年05月10日 05:01
阪神の井上広大外野手(22)が10日のDeNA戦(横浜)から1軍昇格することが9日までに決定した。岡田彰布監督(66)は「ノーステップ打法が身についてきたんやろ」と貧打解消の起爆剤として期待。岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−井上が昇格する。
「おお、井上。上がる、上がる」
−2軍で数字が残っている。
「ノーステップ打法が身についてきたんやろ」
−期待は打つ方。
「そらそうやん。打つやつおれへんもん」
−明日(10日)は東が先発予定。
「東、初めてやけどなあ。ちょうどええやん、(井上を)使うても」
−井上の起用は左翼か。
「分からん、分からん。それは兼ね合いやろ」
−いい投手と対戦した方が打線は浮上のきっかけをつかみやすいか。
「いやいやそんなん、どんなピッチャーでも一緒やん。Hのランプがつくことや。当たり前やん選手は。誰から打ってもヒットはヒットやん」
−打線は、正面を突いてアウトになってるなど不運なわけでもない。
「そうやん。素人が見ても内容の悪い打席なんて分かるやん。ボール球振ったりして。調子悪いわけやろ、打てへんのは。自分の中では調子は悪くないと思ってたら余計に困るよな、使うこっちも」
2024年05月10日 05:01
阪神・青柳晃洋投手(30)が9日、甲子園で指名練習に参加し、中13日で先発する10日・DeNA戦(横浜)で5年ぶりの対戦が濃厚な筒香に対し、闘志を燃やした。
2024年05月10日 05:01
阪神の井上広大外野手(22)が10日のDeNA戦(横浜)から1軍昇格することが9日までに決定し、鳴尾浜球場などで決意を口にした。2軍では25試合に出場して90打数31安打で打率・344、4本塁打、17打点。チームは得点力不足が課題となっており、岡田監督もスタメン起用を示唆。好調な若虎は起爆剤としての期待がかかる。
ここが、スタートライン。井上はそれを理解するように、キリッと表情を引き締めた。「いつも通り、変わらずにやれればなと思います」。昨年5月18日以来、358日ぶりの1軍昇格。ファームで圧倒的な数字を残して、実力で勝ち取った。
春季キャンプは1軍の宜野座でスタート。23年こそキャンプMVPに輝いたが、今年は大きなアピールとはならなかった。開幕前の3月16日にはウエスタン・広島戦で左肩の肉離れを発症。今季も2軍から始まり、リハビリ組で過ごす日々もあった。それでも、実戦復帰後は躍動。コンスタントに結果を残し続けた。
8日のウエスタン・広島戦では2試合連続での3安打を記録。「打てなかったりしても引きずらないということが一番変わった」。ここまで出場25試合で、90打数31安打で打率・344、リーグトップの4本塁打、リーグ2位タイの17打点と暴れまくっている。
満を持しての昇格で、岡田監督は「使う、使う。使わんと」と先発起用を示唆。「そら波があるからな。ええ波の時に使うようにせんと。(打線の)活性化っていうか、なあ。いい結果出してほしいよ。調子ええわけやからな。ええ時に使いたいよなあ」と期待を寄せる。
現在、チームは貧打が響き連敗中という状況だ。得点力不足解消へ、プロ5年目の若虎が起爆剤になりたい。「得点を取らないと勝てないスポーツ。打つだけじゃなく、ケース・バイ・ケースもある」。2軍でも状況に応じた打撃を自らに課してきた。昨季までとの違いを発揮する時が来た。
10日の相手先発はここまで3勝の東。「自分が受け身にならず、仕掛けていく打撃が大事になる。いろいろ考えながら取り組みたい」。昨季は5月12日のDeNA戦(甲子園)が1軍のラストゲームだった。同じ相手が今年の自身の開幕。昨オフに自主トレを共にした、牧や大和にも目の前で“恩返し”をしたい。
2位の巨人とは0・5ゲーム差。昨年は5月に19勝5敗と14の貯金をつくったが、今年は1勝4敗1分けと波に乗れていない。カンフル剤として、今季初の野手入れ替え。「ファームの時と変わらない気持ちで試合に入っていければと思ってるので、チームに貢献できるように頑張りたい」。井上が打線活性化のキーマンになる。
2024年05月10日 05:00
ド派手なアクションで注目を集めている、オリックスのドラフト6位・古田島成龍投手(24)=日本通運=のパフォーマンスに注目した新グッズが検討されていることが9日、分かった。
4月20日・ソフトバンク戦。延長十一回2死満塁で牧原大を二飛に抑えたシーンでは、WBCで世界一を決めた大谷翔平ばりに雄たけびを上げてガッツポーズ。飛び跳ねて喜ぶ姿を見せていた。
球団のグッズ関係者は「全身で喜びを表現したガッツポーズはファンの皆さまと共有できるものでしょうし、私たちも注目しています。今後のさらなる活躍を期待し、商品化に向けてキャッチフレーズなども考えていければ」と前向きに話す。
守護神・平野佳や小木田がコンディション不良で2軍調整中。現在、古田島は7試合に登板し、防御率0・00と安定しており、最近は競った場面での登板が増えてきた。
「勝てるところは気持ちぐらいしかないと思っている」と熱い心が売りのルーキー。4月30日には第1子の女の子が誕生するなど、戦う理由も増えた。「これから投げていってどうなるかが大事だと思う」。快投を続け、信頼を勝ち取っていく。
2024年05月10日 05:00
ロッテ・佐々木朗希投手(22)が9日、北海道札幌市内の日本ハム屋内練習場で全体練習に参加。10日・日本ハム戦(エスコン)での先発に向け、ストレッチやキャッチボールで調整した。
初めてエスコンフィールドのマウンドに立つ。これまで経験した9球場での初登板結果は、5勝3敗と勝ち越し中。4月30日・オリックス戦では、初のほっともっとフィールド神戸で7回無失点と白星を挙げたばかりで、適応能力の高さを見せつけた。
2試合連続で初球場での先発となるが「初めて投げる球場になりますが、しっかりとアジャストできるように準備をして、マウンドでは自分のピッチングを心がけて、チームの勝利に貢献していきたいと思っています」とコメント。“金曜朗希ショー”で、チームに勢いをつける。
2024年05月10日 05:00
10日・ヤクルト戦(神宮)で先発する巨人・戸郷が9日、必勝を誓った。
2024年05月10日 05:00
「東都大学野球、青学大2−1中大」(9日、神宮球場)
1回戦3試合が行われ、青学大が中大との接戦を制し開幕7連勝とした。今秋ドラフト1位候補の西川史礁(みしょう)外野手(4年・龍谷大平安)が、中大の1年生・東恩納蒼投手(沖縄尚学)から貴重な適時打をマーク。早ければ、日大との次カードで優勝が決まる。日大は国学院大を下し、市川祐投手(3年・関東第一)が2戦連続の完投勝利で現役投手では最多の通算11勝目。亜大は駒大に先勝した。
打球が中堅方向へ抜けると、自然と右拳を握った。力の差を示すような一打。西川がイキの良いルーキーを仕留めた。
「投球術がうまくて、他のチームが低めの球を振らされていた。ゾーンを上げて自分のスイングをしようと臨みました」
中大の新星・東恩納に対し、1打席目は遊ゴロ。チームは三回まで完璧に抑え込まれた。二度もやられるわけにはいかない。四回、内野ゴロの間に1点を先制し、なおも1死三塁。カウント1−1から外角直球をはじき返し中前適時打とした。視察したヤクルト・小川GMは「全てにおいてレベルが高い」と絶賛だ。
14日から予定される第5週で、日大から勝ち点を取り、中大が勝ち点を落とせば、3季連続の優勝が決まる。「目の前の一戦を大事に、全員で勝ちにいく」と西川。大学屈指の主砲が、頂点へと導く。
2024年05月10日 05:00
巨人・阿部慎之助監督(45)が9日、ヤクルトへのリベンジを誓った。10日からの3連戦(神宮)を前に「前回3連敗しているしやり返すつもりでね」とナインに奮起を促すように語った。
4月29日からの3連戦(東京ド)では今季初の同一カード3連敗を喫した。同29日には0−9で大敗し、試合後の阿部監督は「ぶざまな試合だったので申し訳ない」とファンに謝罪。3連敗中は計3得点に終わっており、今回は打線の奮起も求められる局面だ。
守備陣に対してはクギを刺した。8日・中日戦(バンテリン)の4点リードで迎えた九回の守備。中田の打ち取った飛球に対し、追いかけた二塁・吉川と右翼のドラフト3位・佐々木(日立製作所)がお見合いして二塁打にしたことが、失点に直結した。指揮官は「あんなプレーしていたら勝てない。どうしようもない」とバッサリ。2連勝した試合の“ミス”を厳しい口調で指摘し、チームを引き締めた形だ。
巨人は2カード連続勝ち越し中で、首位・阪神とのゲーム差は0・5。ツバメ軍団を倒して首位の座をつかみ取る。
2024年05月10日 05:00
DeNA・東克樹投手(28)が9日、先発予定の10日の阪神戦を前に、神奈川・横須賀市内でキャッチボールなどを行い最終調整した。現在、チームは4位ながら首位・岡田阪神とはわずか2ゲーム差。3連勝すれば一気にその地位を逆転することも可能なだけに「ゲーム差もそんなに開いていないので、しっかり3連勝して縮められるように。そのための大事な1発目の試合」と誓った。
セ6球団が2・5ゲーム差の中にひしめく大混戦。今季3勝をマークしているエースが、虎退治で上昇気流への攻勢をかける。阪神とは今季初対戦となるが、昨季は2勝(0敗)を挙げ、防御率0・78に抑えている。「(阪神の先発が)青柳さんということで、投手戦に持ち込めるように。1、2番の動きを封じ込めることができればいいなと思います」と言葉に力を込めた。
今カードは2戦目にアンダースローの中川颯、3戦目に技巧派右腕・大貫と、バリエーションに富んだ先発陣で虎退治に挑む。大黒柱の東が、まずはその先陣を切る。