2023年10月28日 04:56
大ブレイクをした昨シーズンを上回る活躍を見せているレアル・ソシエダの久保建英には、古巣のレアル・マドリーやプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドからの関心が取り沙汰されている。 もちろん、違いを作り続けている22歳へ興味を持っているクラブは他にもある。 スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は10月27日、「ソシエダに対するプレミアの脅威」と見出しを打った記事を掲載。冨安健洋が所属するアーセナルと三笘薫を擁するブライトンが、久保に「関心を寄せている」と報じている。 【動画】CLでもキレキレ!久保のバー直撃シュート 同紙は、久保の他にもCBのロマン・ル・ノルマンにはリバプールとマンチェスター・ユナイテッド、守備的MFのマルティン・スビメンディにはアーセナルが興味を持っていると報道。こう主張している。 「バルサやアトレティコ・マドリーのようなクラブの財政的限界により、リーガのチームは過度の脅威とはならないが、プレミアリーグは脅威となる。そして、イングランドのビッグクラブによって監視されているラ・レアル選手の中には、彼らのニーズを満たす強力な投資を完璧に実行できる選手がいるのは明らかだ」 まだ噂レベルの話ではあるが、日本代表戦士の共闘はあるのか。今後の展開が注目される。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 15:18
23-24フランス・リーグ1は19日、第34節の試合が行われ、驚きの躍進を果たしたスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が3-0でトゥールーズ(Toulouse)を下し、クラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を手にした。
3位リール(Lille OSC)との得失点差により4位で今季最終戦を迎えていたブレストは、後半にマディ・カマラ(Mahdi Camara)、ジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)、ケニー・ララ(Kenny Lala)のゴールで快勝。するとリールは、終盤に同点ゴールを許してニース(OGC Nice)と2-2で引き分けた。
この結果3位に浮上したブレストはチャンピオンズリーグの本戦に進出し、4位に転落したリールが予選へ回ることになった。
これまでのリーグ戦最高成績が8位となっていたブレストは、欧州大会出場も初めてとなる。
パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が欠場する中、敵地でメッス(FC Metz)に2-0で勝利した。
今季限りで退団するエムバペはハムストリングに問題を抱えているため、ミッドウイークに行われたニース戦も欠場していた。
すでに今季のリーグ優勝を決めているPSGのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、エムバペに加えてウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)やジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)、マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")らもチームに帯同させなかったが、カルロス・ソレール(Carlos Soler)と李康仁(Lee Kang-In、イ・ガンイン)のゴールで白星を飾った。
チームは来週行われるオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのフランス杯(French Cup 2023-24)決勝を控えており、エムバペはそこでPSGでの最後の試合に臨むとみられている。
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2024年05月20日 14:25
23-24スペイン1部リーグは19日、第37節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)に4得点を奪われ、ビジャレアル(Villarreal CF)と4-4で引き分けた。
6月1日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝に向けて準備を整えているレアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、控え選手中心のメンバーを組んだが、14分に19歳アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで先行すると、30分にはホセル(Joselu)の得点でリードを広げた。
ソーロートに1点を返されたものの、レアルは直後にルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が3点目を決め、さらにアディショナルタイムには再びギュレルが得点を挙げた。
それでもソーロートは48分、52分と立て続けにゴールを決めてハットトリックを達成。さらにその4分後には見事なチームプレーから同点ゴールを決め、23ゴール目でリーグ戦得点王争いの単独トップに浮上した。
アンチェロッティ監督は「(失点については)心配していない。非常にオープンな試合で、攻撃的なサッカーをしていたから、必要以上に失点してしまったかもしれない。だからと言って何も変わらない。(チャンピオンズリーグの)決勝がこうなる必要はない」と述べた。
一方でFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でラージョ・バジェカノ(Rayo Vallecano)を下し、2位の座を確定させた。
クラブ通算50戦目となった16歳ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)のアシストからロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が先制点を決めたバルセロナは、さらにペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri')が2ゴールを挙げた。
レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は2-0でレアル・ベティス(Real Betis)に勝利し、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場権を確保。ブライス・メンデス(Brais Mendez)の完ぺきなFKで先制するとミケル・メリーノ(Mikel Merino)が追加点を決め、6位の座を確定させた。
アブデ・エザルズリ(Abde Ezzalzouli)のPKがセーブされ、アヨセ・ペレス(Ayoze Perez)のゴールが取り消されたベティスは、7位にとどまりヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)への出場が決まった。
18位のカディス(Cadiz CF)は0-0でラス・パルマス(UD Las Palmas)と引き分け、降格が決定した。
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2024年05月20日 14:17
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督への感謝を口にした。19日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
クロップ監督はプレミアリーグ第38節(最終節)を前に、「マンチェスター・シティで何が起ころうと、グアルディオラが世界最高の監督であることが本当に重要だ」と長年熾烈な優勝争いを繰り広げたライバル関係であるグアルディオラ監督への敬意を示していた。
そして、最終節でウェストハムに3−1で勝利してマンチェスター・シティが前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成した試合後、退任するクロップ監督に向けて言葉を求められたグアルディオラ監督は「彼がいなくなるのはとても寂しいよ」と語りつつ、涙を堪えながら、次のように続けた。
「ユルゲンは私の人生にとって本当に重要な存在だ。彼は私を監督として新たなレベルに引き上げてくれた。私たちはお互いを信じられないほど尊敬している」
「彼が戻ってくると感じているし、彼の言葉には感謝もしている。彼はこのクラブが多くのものを私に与えてくれていることも知っている。そうでなければ一人では達成することができないからね。私は十分にそのことを理解している」
「彼のチームが私を助けてくれたし、私の人生において大きな競争相手でもある。他のチームでは見つけることができる破り方を彼ら相手には見つけられなかった。彼がいると本当に難しかった」
「ミケル(・アルテタ)はその功績を引き継いで、私たちを次のレベルに引き上げてくれると確信している。私は彼(クロップ)の幸運を願っているし、彼の最後の試合が特別な試合になったことを願っている。彼はそれに値しているからね」
【ハイライト動画】リヴァプールvsウルヴァーハンプトン
2024年05月20日 13:14
今シーズン限りでリヴァプールを退任するユルゲン・クロップ監督が、別れのメッセージを送った。
2024年05月20日 13:01
23-24イタリア・セリエAは19日、第37節の試合が行われ、王者インテル(Inter Milan)は1-1でラツィオ(SS Lazio)と引き分けた。ホームで行われた試合後には優勝セレモニーが行われた。
試合はラツィオが32分に鎌田大地(Daichi Kamada)のゴールで先制したが、インテルはダンゼル・ダムフリーズ(Denzel Dumfries)が終盤にヘディングゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。
同日には6位ASローマ(AS Roma)がジェノア(Genoa CFC)に1-0で勝利したため、ラツィオは7位で変わらず、ローマとの勝ち点差は3となった。
サッスオーロ(US Sassuolo)は0-2でカリアリ(Cagliari Calcio)に敗れ、降格が決まった。
同日にウディネーゼ(Udinese)が後半アディショナルタイム14分の得点でエンポリ(Empoli)と1-1で引き分け、さらにフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)も1-0でACモンツァ(AC Monza)に勝利したことで、1試合を残して来季は12シーズンぶりに2部で戦うことが確定した。
残留圏につけるウディネーゼと降格圏の18位エンポリは勝ち点1差で最終節を迎える。
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2024年05月20日 12:35
19日に行われたプレミアリーグ最終節。
遠藤航が所属するリヴァプールはウォルヴァーハンプトンに2-0で勝利し、今季で退任するユルゲン・クロップ監督のラストゲームを白星で飾った。
クロップ監督は試合後にアンフィールドでお別れのスピーチを行い、フィルヒル・ファンダイクやトレント=アレクサンダー・アーノルドらは思わず感極まっていた。
そのクロップ監督はInstagramのアカウントを開設したばかり。試合後には「試合から3時間後、全てのインタビューと最後の会見を終えた…まだここにいてくれる人達を見れてすごく嬉しいよ!」として、アンフィールドのリヴァプールファンとの写真を投稿していた。
また、ストーリーに投稿したこんな写真も話題になっている。
「この景色が恋しくなるだろうね」として投稿したのは、記者会見場で自ら撮影したジャーナリストたちの写真!
日本人も!クロップら世界の名将に愛された愛弟子たち
ファンたちも「クロップvsメディアの対決も恋しくなる」などと反応していた。
2024年05月20日 12:29
アルネ・スロット新体制での未来は明るくないかもしれない。
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤航は、昨年12月から不動のアンカーとして活躍。当初の期待を上回る奮闘を見せてきた。
ただ、ここにきて厳しい声が飛んでいる。現地5月19日に本拠地アンフィールドで開催されたプレミアリーグ最終節のウォルバーハンプトン戦(2−0)の評価も芳しくなかった。
現地サイト『FOOTBALL FANCAST』は「スロットは、最後にクロップを失望させたリバプールの男を忘れるべきだ」と辛辣な見出しを打った記事を掲載。「レッズのMFは来シーズン、クラブのレギュラースターターになるべきではない」とこき下ろしている。
「クラブから、あるいはレギュラーとして先発として、彼(新監督に就任するスロット)が捨てなければならない選手の一人はMFのエンドウだ。最後にピッチの真ん中でひどいパフォーマンスを見せて、ユルゲン・クロップ監督を失望させた」
【動画】三笘夫妻とデ・ゼルビ監督の惜別抱擁シーン
同メディアは、「エンドウは依然としてフィジカル面での不足が見られた」と指摘。「来季のレッズのレギュラーにはならないはずなので、スロットは今後、元シュツットガルトのスター選手をローテーション要員にするか、控え選手にするか、この夏に彼をうまく利用する方法を見つけなければならない」と綴り、こう続けている。
「スロットは来シーズンの先発メンバーからエンドウを外し、アンカーとしてより強力な守備的MFを獲得することを検討する可能性がある」
ただ、今シーズンも懐疑的な意見を結果で黙らせてきただけに、新シーズンも、簡単にポジションを譲る気は毛頭ないはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 12:25
レヴァークーゼンが歴史的な無敗優勝を成し遂げた今季のブンデスリーガ。
2024年05月20日 12:19
[J1第15節]G大阪 3−1 川崎/5月19日/パナソニック スタジアム 吹田
重いアウェーでの連敗となった。
前節の14節に敵地で2−5と完敗を喫していた川崎は、悔しさをぶつけるかのように、大阪での前半は、相手を敵陣に押し込みCFのバフェティンビ・ゴミスのキープ力を活かして波状攻撃を仕掛けた。
26分に右SBの瀬川祐輔が挙げたゴールはまさに、川崎らしさが凝縮されていた。これでもかとボールをつなぎ、相手エリア内左で家長昭博が挙げた優しいクロスを飛び込んだ瀬川が頭で決めた形は、G大阪の宇佐美貴史からも称賛されたほどだ。
「家長くんの落ち着き、あのひらめき、間合い、ワンステップであれだけ質の高い(ボールで)、しっかり入って来られる。フロンターレの強さ、魅力が詰まったゴールだったと思います。(G大阪は)ペナの中にほとんど全員帰っていたなかで、やられているので、相手を褒めるしかない」
もっとも例年通りオフに主力が抜け、経験値を積み上げ切れていないチームは、またも拙い試合運びを見せてしまう。
先制直後の28分にはセットプレーから失点を喫し、後半は前線からのプレッシングやボールを回す際のポジショニングを微修正した相手に対応し切れずに70分にまたセットプレーから被弾。そして焦りが生まれた81分にはもはやデジャブに映る中盤のパス回しのミスから試合を決められる3点目を奪われて力尽きた。
今季は混戦で首位との差が想像以上に離れていなかったことをポジティブに捉えてきたが、この連敗で首位の町田との差は「16」。目指し続ける覇権奪回へかなり苦しい状況になっている。
しかも4月末から5月にかけて行なわれる連戦を巻き返しのチャンスと捉え、鬼木達監督は強くチームに働きかけてきていた。川崎を何度も上昇気流に残せてきたその勝負師の勘は、9節からの5戦負けなし(2勝3分)で表現されたように映ったが、ここにきての連敗だ。シーズン当初の連敗とは意味が異なる。
「ひとつでも上を狙っていくのであれば連敗はしていけないですし、そういう話をして選手を送り出しています。ただ、現実としてそこ(連敗)は受け止めなければいけないと思います。自分たちの力を信じていますが、アウェーの難しいなかで信じ切れたのかどうか。前節もそうですが、自分たち次第で変えられるゲームだったと思うので、その気持ちの強さが必要になると思います。
もちろん順位的なところで強気になれないところもあるかもしれませんが、どのチームでも必ず順位というのはついてくるものなので、そこを一喜一憂せずにやれるかどうかというところ。本当にこの状況を脱してやろうという強い気持ちが自分自身も含めて必要です。そういう働きかけは今後もしていきたいと思います」
指揮官にG大阪戦後に想いを訊けば、こう返ってくる。
【動画】川崎の“らしい”先制ゴール
「勝ちたい」との想いをチーム誰もが持っていると強調するのはキャプテンの脇坂泰斗だ。「今後何が必要か?」と問えば、「うーん...」としばし間をあけながら、口を開いた。
「全員が勝ちたいと思っているし、誰ひとりその想いが欠けている選手は、今日のメンバーも、今日来ていないメンバーもそんな選手はいない。それを一人ひとりが思っているものをひとつにしていくのは、練習だったり、そういうところで合わせていくだとか、一人ひとりが自分が勝たせるという想いをかけ算にしていくことでチームは強くなっていくと思います。
それはただがむしゃらに走るのもそうですけど、球際だったり、ハードワークだったりっていうのは前提で欠かしてはいけないところですが、そこでどう勝つのかというところ。どう戦うかというところは、今日なんかは、前半に示せた部分はありますし、それをもっともっと突き詰めてと言いますか、それだけじゃ勝てないと今日感じましたし、得点のところで相手を苦しめていく作業が必要。相手を押し込んでいるだけじゃ相手に巻き返されてしまう。点差があってこその押し込みだと思うので、そこはやっていきたいです」
また試合後に誰よりも悔しさを表わしていた、今季オランダから加入したファンウェルメスケルケン際はその理由を「個人として出た試合は1年間負けていなかったので、それが(前節の鳥栖戦で)途切れて2連敗したこと、まずチームとして2連敗すること自体避けなくてはいけなかったですが、それを起こしてしまった。町田の昌子(源)さんは、負けに対するアレルギーという言い方を使っていましたが、そういった負けることに対して自分はもちろん好きじゃないので、そういった部分が出てしまったのかなと思います」と説明。
そして「勝つための逆算をしていくことが大事」としたうえで、こう続けた。
「負けたくない、イコール、勝つためにどうするか。頭でっかちと言いますか、表現が難しいのですが、気持ちだけ前に出ても勝てないので、熱い気持ちのなかでどれだけクールに相手の嫌なことをできるか。そしてそのなかで自分たちの良さを出していけるかが重要だと思います。
なんと言えば良いか...引き締め方がすごく大事だなと思っていて、それが一週間の組み立てにも関わってきます。どれだけ自分たちが相手の情報を仕入れてやって、それに対してクールにかつエナジーをためて試合に臨めるか」
一方で家長昭博は「チームとしてというよりも、90分間のなかで人それぞれの波もある。試合運びも含めて単純に力不足。甘さ、隙という言葉ではなくて、実力がないということだと思う」と古巣・G大阪との一戦を振り返る。
まずは勝つための想いをどう表現し、相手を見ながら実行していくのか。脇坂の言葉通り、誰もが必死に戦っているのは理解できる。しかし、若い選手も多く発展途上のチームでもある。勝利へのしたたかさは、大きく欠けていると言えるのだろう。
後方からの丁寧なビルドアップをベースに、魅せて勝つスタイルの追求はクラブの信条だ。しかし、そのプランしか持たなければ格好の標的となってしまう。
鬼木監督の下、ブレることはない。ただ、この2連敗を本当の意味で学びにしなければ、他のチームからさらに離される悲しき現実を味わうことになってしまう。
自分たちのスタイルを貫く一方で、かつての川崎のように相手を見て柔軟に勝利の糸口を探し出せるか。難易度は高いが、各選手が少しずつ意識し、声を掛けあい、想いを熱く体現し、レベルアップしていくしかないように映る。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 12:15
2年連続でプレミアリーグ2位になったアーセナル。
そうしたなか、日本代表DF冨安健洋は、最終節の前にABEMAのインタビューに答えていた。
昨年8月に行われた第2節クリスタル・パレス戦での退場劇についても語っている。
冨安はスローインの際に遅延行為でイエローカードを貰うとその後、相手FWを倒したとして2枚目を提示された。
現地でも物議を醸す判定だったが、冨安本人はこう振り返った。
「(1枚目のプレーは)
このシーンだけじゃなくて、その前からスローインが何度かあって、僕らもスローインはちゃんとデザインしながら練習して時間をかけているので、ただただ(適当に)投げたくないっていう部分はあって。
あと、スタジアムの雰囲気がひとつ大きなところだったと思っていて。(相手のホーム)サポーターがブーイングするので、それが審判へのプレッシャーになって、イエローカードという形になったかなと。色んな要素が組み合わさっていたと思います。
(今季からプレミアリーグは遅延行為に厳しくなったとされたが)
僕だけじゃなく、右サイドバックのベン・ホワイトも同じようなスローインでイエローカードを貰ったこともありますし。でも、これがプレミアが始まって2試合目で、そこから1年…シーズン最後なので今は。
それを考えると、一番最初の頃に比べると(今は)スローインに対して審判も時間をとってくれるなっていう感覚はありますね。僕らだけじゃなく、他のチームもスローインをちゃんとセットプレーのひとつとしてとらえてますし。でも、そのなかで少し時間がかかるっていうのを審判側もちょっと理解し出しているかなっていう、肌感でしかないですけど、そういう感覚がありますね。
(2枚目のイエローカードについては)これがレッドカードだとかイエローカードとかいう部分よりかは、(相手と体を)入れ替わられている時点でDFとして優先順位を守ることができていないので。
(物議を醸す判定だったが)アンラッキーな部分はあったと思いますけど、というより、過去のことだし、気にしてないって感じです(苦笑)」
アーセナルはセットプレー専門のコーチを雇っており、スローインもこだわっているとのこと。
冨安健洋のすごさ!「世界でも稀な三刀流選手」8人
現在では審判もそれを理解しつつあり、遅延行為に対する判定の基準が変わったとも感じているようだ。
2024年05月20日 12:05
40歳にして現役引退を決めたフランクフルト長谷部誠。18日に行われたブンデスリーガ最終戦でピッチに別れを告げた。
同じく引退を決断したセバスティアン・ローデとともに現役ラストゲームをプレーした長谷部は試合後に号泣していた。
『Frankfurter Rundschau』によれば、43歳のディーノ・トップメラー監督は、チームを支えた2人のレジェンドについてこう話していたそう。
「こういうタイプの選手を見つけるのは簡単ではない。絶滅しつつある。だからこそ、この2人がいなくなるのはとてもつらい。彼らがいなくなるのは寂しい。
マコトは絶対的なプロフェッショナルであり、これまで出会ったことがない存在だったし、おそらくこれからも出会うことはないだろう。彼はすべての若手選手の模範だ。
少なくとも1年は2人と一緒に仕事ができたことを誇りに思う。もっと長くできなかったのが残念だ」
長谷部は唯一無二のプロだったと脱帽していたようだ。
長谷部誠の「最強同僚ベストイレブン」がえぐい
今後は指導者としての長谷部の活躍に期待したい。
2024年05月20日 11:55
日本人女子選手たちもプレーする英女子トップリーグのFA女子スーパーリーグは2023-24シーズンが閉幕した。
2024年05月20日 11:48
指揮官も賛辞を贈った。
現地5月19日に開催されたセリエAの第37節で、鎌田大地を擁するラツィオは、王者インテルと敵地サン・シーロで対戦。1−1で引き分けている。
この一戦で、度肝を抜く先制点を叩き出したのが鎌田だ。スコアレスで迎えた33分、ペナルティエリアの外から左足を振り抜き、鋭いミドルシュートをネットに突き刺してみせた。
【動画】鎌田がインテル戦で決めた衝撃の左足ミドル弾!
ラツィオの専門メディア『CITTACELESTE』によれば、イゴール・トゥドール監督は試合後、「選手たちのことを嬉しく思う。素晴らしい試合をしてくれた。最初から最後の瞬間まで戦った。(終盤に追いつかれ)我々は後悔しながら家に帰る」とコメント。日本人MFについて、こう述べている。
「カマダは素晴らしいゴールを決めた。彼はこうした試合で多くのことをやってくれた」
マウリツィオ・サッリ前監督の下で燻っていた鎌田を軸に据えたクロアチア人指揮官の手腕も、また見事だったと言えるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 11:45
2022年からアーセナルでプレーしている日本代表DF冨安健洋。
左右の両サイドバックとセンターバックでプレーできるユーティリティ性とソリッドなパフォーマンスはミケル・アルテタ監督からも高く評価されている。
その冨安はABEMAのインタビューでこんな話をしていた。
「間違いなく、アーセナルに来て、アルテタ監督に教わるようになって、サッカー観は変わりました。より細かいところまで考えさせられるなと。こういう考え方があるんだっていうことには驚きはありましたね、最初は。
(サッカー観が変わったところは)もともとはもっと個人的に考えていたというか、個人戦術で打開していく、ボールを奪う、だったんですけど。
アーセナルに来て、アルテタ監督に教わるようになってからは、個人戦術だけじゃなく、11人全体のチーム戦術で勝っていくというところは新たな学びでしたね。
(そうなったのは監督の言葉や指導など)全てですね、ミーティングのなかでもそうですし、グラウンド上での指導もそうですし」
アルテタ監督のもとで、個人戦術だけでなく、チーム戦術で勝利を目指すという新たな考えに触れたようだ。
冨安も惚れるアルテタ監督がアーセナルでブレイクさせた6人
近年のプレミアリーグはジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティとユルゲン・クロップ監督のリヴァプールがしのぎを削ってきた。
グアルディオラ監督は今季限りでクロップ監督がリヴァプールを去ることへの寂しさを口にしつつ、「アルテタが彼の意志を引き継ぎ、我々をさらにレベルアップさせてくれるはずだ」とも述べている。
今後はペップのシティvsアルテタのアーセナルがプレミアリーグの軸になるかもしれない。
2024年05月20日 11:44
マンチェスター・シティ・ウィメンズが、ウェストハムに所属しているなでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗の獲得を狙っているようだ。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在27歳の清水は2013年に日テレ・東京ヴェルディベレーザでデビュー。初年度から主力として活躍し、なでしこリーグ1部優勝5回、なでしこリーグカップ優勝3回、皇后杯優勝5回などに貢献した。また、なでしこジャパンでも主力として活躍しており、これまで77試合に出場している。
国内屈指の右サイドバックとして活躍した後、2022年8月にイングランドのウェストハムに完全移籍を果たし、昨季に続いて11位に終わった今シーズンも全22試合に出場した。
そんな清水の現行契約が今年6月までとなっているなか、報道によると、マンチェスター・シティが同選手との契約に関心を示しているという。また、ウェストハムからの契約延長オファーを断ったことも伝えられており、今夏にフリーでマンチェスター・シティに加入する可能性が浮上している。
なお、仮に清水がマンチェスター・シティに加入することになれば、東京NB時代やなでしこジャパンでも一緒にプレーする長谷川唯と再びチームメイトとなるが、果たして今季勝ち点では史上初の5連覇を果たしたチェルシーに並んだものの、「7」点の得失点差でリーグ2位に終わってしまったマンチェスター・シティは清水を獲得することになるのだろうか。