2023年03月29日 14:44
トッテナムは28日、ブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが手術を受けることを発表した。 FIFAワールドカップカタール2022メンバーからは外れたものの、3月の活動ではブラジル代表に招集されたエメルソン。25日に行われたモロッコ代表との国際親善試合に先発出場を果たしたが、試合終了間際に負傷交代を余儀なくされていた。 発表によると、エメルソンは同試合で左ひざの半月板を損傷したことが判明し、リハビリを開始する前に手術を受けることになったという。なお、離脱期間については明らかになっていないが、イギリス紙『イブニング・スタンダード』や同『デイリーメール』などでは少なくとも6週間は離脱することになり、今シーズン中の復帰は難しい可能性があることも指摘されている。 先日、アントニオ・コンテ監督を解任したトッテナムでは現在負傷者が続出している。ウェールズ代表DFベン・デイヴィスとイングランド代表DFライアン・セセニョンはハムストリングの負傷で離脱中。さらに、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール(左ひざの前十字じん帯断裂)とマリ代表MFイヴ・ビスマ(左足首の疲労骨折)などが今シーズン絶望となっているなか、今シーズンの公式戦ここまで32試合に出場しているエメルソンも離脱することは同クラブにとって大きな痛手となりそうだ。
2024年05月08日 05:02
“不在”が話題となっている。
英衛星放送『Sky Sports』は5月7日、同日に行なわれたアーセナルのトレーニングに冨安健洋が参加していないと伝えた。
「アーセナルは日曜のマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて準備を進めているが、トミヤスは現在トレーニングに参加していない」
これを受け、アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』は「アーセナルのスター選手の一人がこの日の練習を欠席した。ガナーズにとって大きな打撃となる可能性がある」と報じるなど、現地は騒然となっている。
【動画】英メディアが冨安不在を伝えたアーセナルのトレーニング
日本代表DFは、5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節のボーンマス戦で3試合連続のスタメン出場。左SBでフル出場して攻守に奮闘し、3−0の快勝に貢献していた。
現在、2位のマンチェスター・シティより消化が1試合多いとはいえ、1ポイント差で暫定首位に立っているアーセナル。今季も故障に苦しみながら、ようやくコンディションが整って安定したプレーを見せていた25歳がここで離脱となれば、小さくない痛手だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月08日 05:00
サンフレッチェ広島のFW満田誠は昨季から「11番」でプレーしている。この背番号を背負う覚悟を訊くと、彼は真剣な表情で答えた。
「複数のポジションをやっているのでゴールに特化するのは難しいですが、チームの勝利の象徴というか、どこを任されてもMVPを獲れるぐらいの活躍をしないといけないなと。そういう覚悟があります」
ボランチなどを担当するようになってからも、ゴールへの意識は相変わらず高い。
「毎試合ゴールは狙っていて、そこが自分の評価されるポイントだと考えています。ルーキーイヤーの9ゴール(J1リーグ)を超えたいです。となると、やっぱり二桁ですかね」
チームが負けない雰囲気を作るうえで「3年前の川崎フロンターレが理想」という満田が当時の三笘薫のような存在になれれば、広島をグッと引き上げるキーマンになるだろう。そんな満田がこだわりたいひとつがセットプレーだ。
「蹴る機会が多いので大事にしたいです。正直、セットプレーは止めようがないじゃないですか。相手に邪魔されないし。だから、コーナーキックやフリーキックからゴールを奪いたいです。それは三笘選手もできないと思うので、シュートには自信があるから、ゴールとアシストで自分が突き抜けられれば広島は優勝に近づけると思います」
満田の覚醒が待たれる。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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2024年05月08日 00:10
2人ともすでに欧州を離れたが、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの熱意はまだ落ちていないように思える。メッシはアメリカのインテル・マイアミ、ロナウドはサウジアラビアのアル・ナスルで大暴れ中だ。
30代後半に入ってもパフォーマンスレベルが落ちていないのはもちろん、高いモチベーションを維持しているのも凄いところだ。この部分についてリヴァプールで活躍した解説のジェイミー・キャラガー氏は、互いを意識する強烈なライバル関係が2人をモンスターに変えたとの持論を展開する。
「彼らは間違いなくお互いを向上させた。 どちらかが結果を出せば、もう一方も同様だ。だから彼らは決して休むことができなかった。もしハットトリックを達成しても、次の日にはもう一人がハットトリックを達成しに行くだろうといつも感じていたのではないかな。彼らは常にお互いを完全に上回らないといけなかった」
「通常、バロンドールを2、3回受賞する選手は絶対的な神と見なされる。しかし、この2人はどちらもそれ以上の数を受賞した。ロナウドがここにいなかったら、メッシはおそらくバロンドールを12回受賞していただろうと思う」
「この二人ほど長くトップを走る選手を見たことがない。もしかしたら、2、3 年彼らのレベルに到達できる選手もいるかもしれないが、彼らと同じくらい長く続けるような選手が再び見られるかどうかは分からないね」(『Football365』より)。
今後のサッカー界でこれほどハイレベルなライバル関係を見ることはもう無いかもしれない。2人が同じ時代に揃ったことがとてつもない奇跡なのだろう。
2024年05月08日 00:00
ジローナを率いるミチェル監督が、改めてクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場を成し遂げた胸中を明かした。
2024年05月08日 00:00
11日からスタートするAFCチャンピオンズリーグの決勝。ここまで勝ち上がってきた横浜F・マリノスは、UAEの名門であるアル・アインとホーム&アウェイで対戦する。
注目されていることの一つが、横浜のハリー・キューウェル監督とアル・アインのエルナン・クレスポ監督の対戦であるという事実。彼らは2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で戦ったリヴァプールとミランのメンバーだったのだ。
20年前の「イスタンブールの奇跡」を成し遂げた選手の1人であるキューウェル氏。今回はその際に0-3から追いついてPK戦で勝利したリヴァプールのメンバーを振り返ってみよう。イェルジー・デュデク
国籍:ポーランド
現在:解説者、タレント、レーシングドライバー
ヒゲがトレードマークだったポーランドの名ゴールキーパー。フェイエノールトから2001年にリヴァプールへと加入し、4シーズンに渡ってレギュラーを務めた。
このチャンピオンズリーグ決勝ではPK戦で不可思議なダンスをしてキッカーを翻弄し、3つのシュートを防ぐことに成功。勝利に大きく貢献している。
この次のシーズンはペペ・レイナが加入したためにバックアップの立場となり、2007年にレアル・マドリーへと移籍した。
現在はポーランドで解説者を務めているほか、タレントとしてのテレビ出演やレーシングドライバーとしての活動も。スティーヴ・フィナン
国籍:アイルランド
現在:不動産業
2003年にフラムから加入したアイルランド代表の名サイドバック。地味ながらも右サイドで職人肌のプレーをする選手として知られ、ラファエル・ベニテス監督からは絶大な信頼を受けた。
このチャンピオンズリーグ決勝ではスタメン出場するも、太腿の負傷によってハーフタイムで交代となり、逆転劇に参加することはできなかった。
2008年に退団後はエスパニョールとポーツマスでプレーして現役を引退。その後は表舞台から離れ、弟のショーンとともに不動産会社でのビジネスを行っていたという。
ただその関係は後に崩壊し、2019年に会社は破産。600万ポンドものお金を奪われたとして弟を訴えたものの、その裁判は敗訴している。ジェイミー・キャラガー
国籍:イングランド
現在:解説者
キャリアの序盤はサイドバックとしてプレーしていたが、このラファエル・ベニテス監督政権下でセンターバックとしてブレイクしたジェイミー・キャラガー。
絶大な信頼を受けてプレーし、このミラン戦では素晴らしいディフェンスやインターセプトを見せた。このシーズンのクラブ年間最優秀選手賞も受賞している。
リヴァプール一筋でプレーし、2013年に現役引退。その後はメディアでコメンテーターとして売れっ子になり、ユーモア溢れる解説やレポートでサッカー界を盛り上げている。
ギャリー・ネヴィルやティエリ・アンリ、マイカー・リチャーズなど様々なコメンテーターとうまくコンビを組める連携力に定評がある。サミ・ヒーピア
国籍:フィンランド
現在:指導者
フィンランド代表で長く活躍した長身センターバック。1999年にウィレムIIからリヴァプールに加入し、10年にわたって最終ラインの重要なキーパーソンとなった。
スピード不足が批判されることもあったが、ジェイミー・キャラガーを相棒にしたことでパフォーマンスが高まり、このシーズンは非常に堅実な守備を見せた。
2009年にリヴァプールを離れてからはレヴァークーゼンへと移籍し、2年後に現役引退。その後は指導者へと転身している。
フィンランド代表とレヴァークーゼンで指導を行ったあと、ブライトンやFCチューリッヒで監督を務めたもののあまり成功しておらず、2020年にFCハカでアシスタントを務めたあとは現場から離れている。ジミー・トラオレ
国籍:マリ
現在:指導者
フランスで生まれたマリ代表ディフェンダー。190cmを超える身長ながら高いテクニックを備え、身体能力と攻撃力と不安定さを兼ね備えた魅力あふれる選手であった。
1999年にラヴァルから加入し、数年後に主力として定着。リヴァプールで活躍できた期間は短かったが、この2004-05シーズンはリーグ26試合に出場している。
このチャンピオンズリーグ決勝ではパオロ・マルディーニのゴールに繋がるフリーキックを与えてしまったが、120分をフル出場して逆転に貢献した。
2014年にMLSのシアトル・サウンダーズで現役引退し、そのままアメリカで指導者に。現在はガーナに本拠地を置く育成機関「ライト・トゥ・ドリーム・アカデミー」のマネージャー。シャビ・アロンソ
国籍:スペイン
現在:指導者(レヴァークーゼン監督)
伝説的なリーガ2位を成し遂げたレアル・ソシエダの一員として大ブレイクし、2004年にリヴァプールへとステップアップしたプレーメーカー。
ラファエル・ベニテス監督の高い信頼を受けてボランチから攻撃を司り、スティーヴン・ジェラードとともに素晴らしいコンビネーションを見せた。
このチャンピオンズリーグ決勝では61分にペナルティキックを任され、一度GKジーダに弾かれたものの自ら押し込んでゴール。リヴァプールに同点ゴールをもたらした。
現在はレヴァークーゼンの監督を務めており、今シーズンはなんと無敗でブンデスリーガを制覇することに成功した。ルイス・ガルシア
国籍:スペイン
現在:解説者
バルセロナからやってきた万能アタッカー。左利きながらも両足を使え、サイドから様々な形で攻撃に絡む選手だった。リヴァプールでのプレーでスペイン代表にも選出されている。
この2004-05シーズンにシャビ・アロンソとともに獲得され、攻撃の中心選手として活躍。チャンピオンズリーグでもいくつも素晴らしいプレーを見せ、優勝の立役者の一人になった。
怪我もあって2006-07シーズンに出場機会を減らし、その後はアトレティコ・マドリーへ移籍。さらにギリシャやメキシコ、インド、オーストラリアでのプレーを経て現役を引退している。スティーヴン・ジェラード
国籍:イングランド
現在:指導者(アル・イティファク監督)
リヴァプール伝説のキャプテンであるスティーヴン・ジェラード。サミ・ヒーピアからアームバンドを受け継ぎ、チェルシーからの巨額オファーを断って愛するクラブに残った。
この2004-05シーズンは怪我に苦しんだものの、中盤戦で復活。このチャンピオンズリーグ決勝では後半にヘディングシュートを決め、逆転の足がかりを作った。そしてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
2015年までリヴァプールを長く支えたあと、アメリカにわたってLAギャラクシーで引退。そして指導者としてリヴァプールの下部組織でデビューし、それからグラスゴー・レンジャース、アストン・ヴィラ、アル・イティファクと指揮している。ヨン・アルネ・リーセ
国籍:ノルウェー
現在:指導者
モナコから2001年に加入したノルウェー代表選手。強烈な左足のキックを武器に、サイドバックとサイドハーフの両方をこなすことができた貴重なプレーヤーであった。
ラファエル・ベニテス監督の下では特に重用され、このチャンピオンズリーグ決勝では中盤でスタメン起用。後半にジェラードのヘディングをアシストしている。
2008年にリヴァプールを離れてからはローマやフラムなど様々なクラブでプレーして2017年に現役引退。
それからはノルウェーで指導者や解説者を務めており、昨年まではアヴァルドスネスというクラブの女子チームの監督をしていた。さらにその男子チームで短期間現役復帰して試合にも出場している。ハリー・キューウェル
国籍:オーストラリア
現在:指導者(横浜F・マリノス監督)
そしてこの試合でシャドーストライカーとして先発出場していたのが横浜F・マリノス監督のハリー・キューウェル。
チームに攻撃的な意思を伝えるための起用だったが、彼自身は筋断裂のために前半24分で交代を余儀なくされてしまい、リヴァプールファンからブーイングを受ける羽目になってしまった。
そして彼と交代でピッチに入ったウラジミール・シュミチェルはこの試合でリヴァプールの2点目を決めたほか、PK戦でも勝利を決めた4人目のキッカーを務めている。ミラン・バロシュ
国籍:チェコ
現在:現役(FKヴィガンティチェ)
横浜F・マリノス、「歴史上最強の外国人選手」はこの5名!
「オストラヴァのマラドーナ」と呼ばれたチェコの名ストライカー。2002年にバニク・オストラヴァからリヴァプールへと加入した。
マイケル・オーウェンやエミール・ヘスキーが退団した2004-05シーズンは彼が非常に重要な存在となり、このチャンピオンズリーグ決勝でも先発出場。3-3の同点となったあと、85分までプレーしてピッチを去っている。
ちなみにチャンピオンズリーグのトロフィーをセレモニー中に落として凹ませたのは彼だと言われている。
母国で39歳までプレーを続けたあと、2020年に現役を引退。しかしそのあとFKヴィガンティチェに加入して再びピッチに戻っており、プレーを続けているようだ。
2024年05月07日 23:10
シーズン途中よりOBのダニエレ・デ・ロッシを指揮官へ招聘し、印象的な戦いを見せるローマ。チームはトップ4入り&ヨーロッパリーグ制覇を目指して奮闘中だが、その戦いにほとんど関与できていない選手がいる。
今季パリ・サンジェルマンからのレンタルで加わっているポルトガル人MFレナト・サンチェスだ。
サンチェスの名前が有名になったのは、ポルトガル代表が優勝したEURO2016で大会最優秀若手選手賞を受賞したことだろうか。期待の若手MFとして知名度を上げたのだが、そこからはアップダウンの激しいキャリアを過ごしている。
同年に移籍したバイエルンで出番を失い、2019年に移籍したフランスのリールで復活。その活躍から同じフランスの名門パリ・サンジェルマンにステップアップを果たしたが、パリでは十分な結果を残せなかった。
それはレンタル移籍した今季のローマでも同じで、怪我の影響もあって存在感がかなり薄い。今は復帰しているが、デ・ロッシ体制でもほとんど出番がない。ここまで全コンペティション合わせて260分しかプレイしていないのだ。
ローマはもちろん、所属元のPSGもサンチェスを戦力に計算していないだろう。リールでの活躍から再びビッグクラブでプレイするチャンスを得たが、今夏には再び状況が変わることになりそうだ。
2024年05月07日 23:00
新たなブラジルのスター候補生がスペインにやってくる。今夏、レアル・マドリードへの移籍が決まっている現在17歳のエンドリックが、ブラジルの放送局『TV Globo』の番組である『Conversa com Bial』のインタビューに応じた。
インタビューの中で世界最高峰の名門レアル・マドリードでプレイすることについて「ピッチにプレッシャーを持ち込むのは恐ろしいことだ。とても重苦しく感じる」とし、だからこそ「軽くて、幸せで、本当の子供のように(プレッシャーを)感じないようにプレイする必要がある。弟のノア(4歳)のように、何もプレッシャーを感じないよ」と語った。
「遊園地にいる子供のようにね。(パルメイラスの指揮官である)アベルが僕に言ったように、ディズニーに行かなければならない、子供だから楽しまなければならないと。僕はそのアドバイスを人生の糧とした。ピッチに立てば、そこは僕の遊び場なんだ」
また、3月に未来の本拠地となるサンティアゴ・ベルナベウで行われたスペイン対ブラジルで挙げたゴールは「素晴らしいゴールだった」と振り返った。
「ゴールを決めてスライディングしているとき、目の前にスペイン代表のシャツを着たファンがいて、スペイン語が少しわかるんだけど、そこで僕を待っていてくれたんだ。僕はエンドリックなんだ。ゴールを決めたときから、このイメージが頭の中にあったんだ」
レアル・マドリードに所属するヴィニシウス・ジュニオールのようにこれまで多くのブラジル人選手達がトップスターとしてスペインの地で活躍しファンを楽しませてきた。来季から多くの期待の中でレアル・マドリードでデビューするエンドリックはどのようなプレイを見せてくれるのだろうか。
2024年05月07日 21:56
U-17女子ワールドカップの予選を兼ねたU-17女子アジアカップのグループステージ第1節で、日本はタイとインドネシアのバリ島を舞台に対戦した。
2024年05月07日 20:39
FC岐阜は7日、GK茂木秀の負傷を報告した。
今回の発表によると、今月3日の明治安田J3リーグ第12節AC長野パルセイロ戦で負傷した茂木の診断結果は、左アキレス腱断裂とのことだ。翌4日に手術を実施したことを併せて伝えている。なお、全治は明かされていない。
1999年1月15日生まれの茂木は現在25歳。2017年にC大阪でプロキャリアをスタートさせると、FC町田ゼルビアや水戸ホーリーホックなどを経て、2023年にFC岐阜に加入。今シーズンは開幕から正守護神として君臨し、ここまでのJ3リーグで12試合に出場していた。
2024年05月07日 20:34
スイス1部セルベッテに所属する常本佳吾が日本とスイスの違いを語った。
常本は昨年の夏に鹿島アントラーズからセルベッテに移籍。すぐさま定位置を掴むと、チームの欠かせない存在に。今季は不動の右サイドバックとして、ここまで公式戦32試合に出場している。
スイスメディア『blue news』のインタビューで、常本は「スイスに到着して最初に驚いたのは、国内での言語の違いでした」と明かす。スイスではドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と4つの公用語が使われている。
【動画】常本佳吾が見事なクロスで先制点をお膳立て!
また、サッカーにおいては、日本との違いを以下のように語っている。
「日本ではサポーターが試合中に発煙弾に火をつけるのは一般的ではありません。スイスのサポーターはとても熱狂的だという印象を受けました。また、日本では戦術とチームワークが重要視されますが、こっちではより、個人のパフォーマンスに大きく依存します。1対1の場面が多く、それがゲームの流れを左右します」
セルベッテはリーグ戦では2位につけており、スイスカップは決勝に進出。常本はチームのタイトル獲得に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 20:30
スペインの大手紙『MARCA』の公式Xが5月7日、アビスパ福岡に所属するFWシャハブ・ザヘディのスーパーゴールを取り上げた。
同メディアが注目したのが、J1第11節のガンバ大阪戦(1−0)で決めた超豪快な一発だ。22分、自陣でパスを受けたザヘディは敵GKの位置を確認すると、迷わずに左足を振り抜き、超ロングシュートを打ち込んだ。
【動画】「70メートルの素晴らしい一撃」スペイン大手紙が称えた福岡FWザヘディのゴラッソ
『MARCA』は「FIFAが注目すべき」とこのゴールを紹介し、次のように称えている。
「プスカシュ賞の候補となり得る70メートルの素晴らしい一撃。日本のアビスパ福岡のストライカー、シャハブ・ザヘディがガンバ大阪戦で見事なゴールを決めてみせた」
日本で生まれたゴラッソが、海外でも称賛を浴びているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 20:17
5月6日、湘南ベルマーレはJ1第12節でサガン鳥栖とホームで対戦し、2−1で勝利した。
2024年05月07日 20:13
バルセロナのFWヴィトール・ロッキの去就が、早くも宙に浮いているようだ。6日、スペイン紙『アス』が報じている。
チーム最小プレータイムの選手、これが加入を半年間前倒したサッカー王国の“新たな神童”の現状だ。移籍金3000万ユーロ(約47億円)にインセンティブで獲得した19歳に対して、クラブ側はブラジルのスタイルから欧州、バルセロナのスタイルに適応するにはある程度の時間を要することを理解し、最大限のサポートを行なった。が、トップチームデビューを飾った今年1月からここまでの公式戦25試合のうち、13試合出場・プレータイムは計310分にとどまることに。『アス』は、「バルセロナは、彼が欧州へと飛び立つのが早く、いくつかの点で未熟と考えている」とした上で、「現チームに居場所がないという意見で一致している」と指摘。レンタル移籍が最善の解決策と見出していることを明らかにした。
実際にセビージャとベティスがレンタル獲得に興味を抱いているとされる中、同選手は少なからず不満を募らせているとのこと。報道によると、プレーさせるつもりがないのなら、なぜ加入を6カ月も早めたのか理解できていないという。加えて、「ここ数週間、彼の失望が増しているだけではなく、周囲の人々は『シャビが彼を無視しており、監督と円滑なコミュニケーションを取れていない』と主張している」と、根も葉もない憶測が飛び交っていることを併せて伝えている。
また、スペインのラジオ局『Rac1』にて、ロッキの代理人を務めるアンドレ・キューリー氏が同選手の去就について言及。バルセロナ側がレンタル移籍を検討しているのに対して、同氏は「彼は残るか、(クラブに)売却させるかのどちらかだ」と場合によっては、退団に向けた交渉を始めることを示唆している。
まさかの半年で、“ブラウグラナ”での冒険を終える可能性が出てきたロッキ。果たして今夏、双方の決断はいかなるものになるのだろうか。
2024年05月07日 19:57
オランダリーグ6位のNECは5月6日、敵地でのエクセルシオール戦を3―0で快勝。先発したMF佐野航大は86分までプレー。ベンチスタートのFW小川航基は72分からピッチに立った。
スコアとは裏腹にNECは16位のチームを相手に苦戦し、これといったチャンスを作れないまま、無得点で60分が過ぎた。ここでゲームの均衡を破ったのが、FWチャロン・チェリーだった。およそ30mの位置から自慢の左足を振り抜くと、ボールは不規則にブレながらゴールネットに突き刺さった。その3分後、エクセルシオールに退場者が出た直後には、チェリーがボレーシュートで追加点を決めてNECは2点差とする。さらに90分、FWロベルト・ゴンザレスのゴールでとどめを刺した。
試合直後、佐野は「(チェリーの)スーパーゴールが凄かった。(エクセルシオールの守備網を)こじ開けることのできない状態が長く続いていたので、やっぱり一発持っているのは凄いと思います」とこの夜の勝利を振り返った。
NECが手こずった原因の一つが中盤の嚙み合わせ。エクセルシオールは降格ゾーンにいるとは言え、個々の選手は曲者揃い。なかでもケンゾー・ハウトマインはシーズン終盤にきて自信をつけたMFだ。そのハウトマインとユリアン・バースが組む22歳のボランチコンビに対して、NECはMFのシステムを合わせて佐野とメース・フーデマーカースがマンツーマンでついた。こうして中盤で実力拮抗のMF陣がお互いの力を消し合いながらにらみ合う展開が長く続いた。
「確かにそこはありましたね。10番の選手(ハウトマイン)は上手かった。そういう(両チームのMFが)噛み合ったところからカウンターでころっと(展開をひっくり返して)チャンスになったシーンもありましたが、そこから自分も崩して得点に持っていきたかった」
今季の後半戦、飛躍的な成長を遂げた佐野に、「エクセルシオール戦はスタジアムで観戦した中で一番苦戦していた試合だったと感じた」と私は正直に感想を伝えた。
「そうですね。常にポジション取りを考えながらプレーして、フリーになろうとしたけどなれませんでした。そこで、いかに一瞬で相手を外すとか、相手を背負いながらもプレーするとか、そういうところで自分の課題が結構出た試合でした」
ほとんどのチームが4−3−3フォーメーションを採用するオランダでは、中盤が相殺し合ってゲームが動かないことがよく起こる。
「確かにそういうのが多い気がしますね。最近、自分のところがそうなるのが多いと感じるので、そこで味方を使いながら外していくかを考えながらやらないと、やっぱり(敵に)食われると感じます」
そこで打開して前にボールを運べたら、他のリーグより大きなスペースが生まれるのがオランダリーグの特徴である。若かりし日の本田圭佑(元VVV)も、タイトなマークを外してからスペースを得るコツを掴んだことで一気に成長を遂げた選手だった。エクセルシオール戦の展開は、今後も佐野がオランダリーグで頻繁に起こりえること。この試合を今後の飛躍に繋がるヒントにしたいところだ。
【動画】首位PSV戦でNEC佐野航大が決めた勝ち越し弾!
NECはKNVBカップ決勝でフェイエノールトに0―1で惜敗した直後のリーグ戦で、AZに0―3で完敗してしまった。
「カップ戦の結果は残念で、本当に悔しかった。でも、リーグでも好位置にいるのは事実なので、チームとしても切り替えてAZ戦でも勝ちたかったんですけど…。だから今日のゲームで勝ち切って、しかも3点を取って無失点で終えたということはでかい。チームとしてここから乗っていけるようなゲームができたと思います」
AZ戦でチームが崩れた一因について佐野は、KNVBカップ決勝戦で負けたショックを引きずらず「切り替えよう、切り替えようと恐らく意識しすぎて(切り替えられなかった)」のだと話す。決勝戦で負けたフェイエノールトとは次節、リーグ戦の舞台で戦う。
「前回の反省も含めて、個人としてももっと成長した姿を見せたい。難しい試合になるのは間違いない。フェイエノールトを相手にゴール、アシストできれば良いと思います」
U-23アジアカップは佐野も見続けていたという。
「やっぱりアジアは難しいと感じました。そのなかで優勝したのはさすがだな、凄いなと思いました」
これまでもパリ五輪への思いを佐野は語っていた。改めてエクセルシオール戦後、そのことを訊いてみた。
「そこはもう自分がコントロールできる次元の話ではないですが、どうにかメンバーに入りたい。やることをやって、チームで結果を残した上で、あとは呼ばれるか、呼ばれないか。 目の前の試合に集中して、練習から集中してやるだけです。ここから18人という狭き門になっていく。でも、自分がそこに入れないと決まったわけでもないので、試合で頑張ってアピールしたい。そのためにも絶対にチームで結果を残さないといけない」
大舞台は選手の品評会でもある。佐野がNECに移籍したきっかけの一つがU-20ワールドカップの活躍だった。佐野に限らず、ステップアップリーグのオランダでプレーする若獅子たちは、18人の椅子をなんとか得ようと目を輝かせている。
取材・文●中田 徹
2024年05月07日 19:45
ドルトムントは現地5月7日、チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグでパリ・サンジェルマンと敵地で対戦する。エディン・テルジッチ監督が前日会見で意気込みを語った。
クラブの公式サイトによれば、指揮官は1−0で勝利したホームでの第1レグに関して、「勝利できた要因は、激しさをピッチで表現できたからだ」と振り返る。
続けて、「ここまで来たからには、より良い結果を出したい。(第2レグも)必要であれば、あと20キロは走るよ。偉大なことを成し遂げるのなら、敬意と勇気、回復力を持って喜びをもたらさなければならない」と気合を入れた。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
先勝を許しているパリSGのリベンジを警戒する。
「彼らには優勝という使命がある。セカンドレグでは、彼らは前回以上に上手く戦ってくるだろう。我々も改善しなければいけないことがたくさんある」
フランス王者を退き、11年ぶりのファイナル進出を決められるか。雌雄を決する一戦は、日本時間で8日の4時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部