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2023年03月28日 18:40
来年のEURO2024はドイツで開催されるが、ドイツ代表の人気は如何程なのだろう。ドイツは開催国のため、EURO2024予選には参加しない。先日には南米のペルー代表と親善試合をおこなって2-0の勝利を収めているが、独『Sport1』はこのゲームの平均視聴者数が636万人とそこまで増えなかったと指摘。ドイツ代表人気が回復していないと不安視している。人気低下の理由があるとするならば、やはりワールドカップ2大会連続グループステージ敗退か。2014年大会は優勝したが、2018年大会はまさかのグループステージ敗退。 昨年のカタール大会も初戦で日本代表に1-2で敗れ、そのままグループで姿を消した。当初グループEはドイツとスペインが優位と予想されていたため、まさか日本に負けるとはドイツのサッカーファンも予想していなかったかもしれない。ドイツから見れば日本は格下だったかもしれないが、こうした格下相手の黒星は印象が悪い。強豪ドイツが2大会続けてグループステージ敗退は珍事であり、代表人気が低下したとしても不思議はないか。自国開催のEURO2024は人気を取り戻す大きなチャンスであり、もちろん求められているのは優勝だ。親善試合を通してハンジ・フリックがどうチームを組み立ててくるのか。EURO2024での失敗は許されない。
2024年05月05日 00:31
現地5月4日開催のリーグ・アン第32節で、南野拓実が所属するモナコがホームでクレルモンと対戦している。
この一戦で、度肝を抜く先制ゴールを決めたのが南野だ。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
スコアレスで迎えた16分、ペナルティエリアの外から右足を一閃。鮮やかなコントロールショットでネットを揺らしてみせた。
日本代表アタッカーは、このゴラッソが今シーズンの9点目。二桁得点にリーチをかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 00:00
今年7月に開幕するパリ五輪。日本代表は予選にあたるU23アジアカップを勝ち進み、無事決勝進出を決めて出場権を獲得した。
五輪は原則的に23歳以下の選手で行なわれ、オーバーエイジと言われる3人の年齢超過選手を登録することができる。さらにメンバーの数も18名と少ないため、10代の選手にとっては非常にハードルが高い大会だ。
そんな中で「10代で五輪本大会に飛び級招集された」日本代表選手8名をご紹介しよう。 中田英寿
出場した大会:1996年アトランタ五輪
その大会での成績:2試合出場0ゴール
オリンピックが23歳以下の大会となってから2回目の開催となる1996年のアトランタ五輪。このフォーマットになってから日本代表は初めての出場であった。
その大会で代表に招集された10代の選手は二人で、そのうち1人は後に海外で活躍することになる中田英寿であった。
グループステージ第1節で日本代表はブラジルを相手に1-0と勝利を収め、「マイアミの奇跡」と呼ばれるほどのインパクトを残した。
ただ中田英寿は第2節のナイジェリア戦のハーフタイムで途中交代となり、第3節のハンガリー戦では出場なし。日本代表は惜しくもグループステージ敗退となっている。
当時は西野朗監督との対立が原因だと伝えられたが、後に前園真聖のYoutubeで語られたところによれば特に揉めたという事実はなかったようだ。松田直樹
出場した大会:1996年アトランタ五輪
その大会での成績:3試合出場0ゴール
中田英寿とともに1996年のアトランタ五輪で10代にしてメンバー入りしたのがディフェンダーの松田直樹であった。
飛び級招集でありながらも松田直樹は開幕戦となったブラジルとの試合で先発出場し、怪物ロナウドをマーク。「マイアミの奇跡」と呼ばれる勝利に大きく貢献した。
さらにその後ナイジェリア戦とハンガリー戦でも3バックの一角でプレーし、守備的な戦術でプレーした日本代表の最終ラインで重要な存在となった。
中田英寿よりも少し年下だったため、彼の19歳と4ヶ月という五輪出場は日本サッカー史上最年少記録であった。平山相太
出場した大会:2004年アテネ五輪
その大会での成績:1試合出場0ゴール
国見高校で大ブレイクしたあと、Jクラブからの誘いを断って筑波大学へと進学した長身ストライカー。
このアテネ五輪では早稲田大学の徳永洋平とともに学生ながらメンバー入りし、大きな話題を集める存在となった。
開幕となったパラグアイ戦で松田直樹の最年少記録を更新する19歳と2ヶ月で途中出場したものの、その試合でゴールを決められず、残りの2試合では出番が与えられなかった。
それもあって2005年には筑波大学を休学してオランダのヘラクレス・アルメロへと移籍。海外のサッカーを経験し、プロ選手としてのスタートを切った。菊地直哉
出場した大会:2004年アテネ五輪
その大会での成績:1試合出場0ゴール
清水商業高校から2003年にジュビロ磐田へと加入した菊地直哉。ボランチやセンターバックなど複数のポジションをこなせる天才的な選手として、Jリーグでレギュラーを獲得する前から評価は高かった。
山本昌邦監督によってアテネ五輪のメンバーに選出され、グループステージ第3節のガーナ戦に先発出場した。
その試合では大久保嘉人のゴールで日本が勝利を収めたが、チームは1勝2敗という成績でグループステージ敗退を喫している。
その後菊地直哉は未成年者との淫行によって逮捕され、ドイツに渡ってプレーし、さらに日本に戻ってから2010年にはA代表に招集されるなど波乱のサッカー人生を送ることになった。現在はサガン鳥栖のヘッドコーチ。吉田麻也
出場した大会:2008年北京五輪
その大会での成績:1試合出場0ゴール
日本人男子サッカー選手としてオリンピックの最多3大会出場を果たしている吉田麻也。その最初がこの北京五輪だった。
いわゆる「調子乗り世代」のチームは森重真人や水本裕貴が中心的なディフェンダーであったが、当時19歳の吉田麻也はバックアップの立場で帯同した。
ただチームはグループステージ第1節のアメリカ戦、第2節のナイジェリア戦と連敗。第3節のオランダ戦で吉田麻也が初出場したものの、これも0-1で敗れることになった。
ただ、吉田麻也はこのあとオーバーエイジで参加した2012年大会と2020年大会で決勝トーナメント進出に成功している。香川真司
出場した大会:2008年北京五輪
その大会での成績:3試合出場0ゴール
吉田麻也と同じく19歳で北京五輪を迎えた香川真司。チームを率いた反町監督は飛び級招集であった彼を初戦からレギュラーで起用した。
しかしながらこの試合で日本は0-1と敗北してしまい、さらに第2節のナイジェリア戦も1-2で落としてしまった。
香川真司は第3節のオランダ戦でベンチスタートとなり、途中出場からチャンスを狙ったものの、得点には至らずノーゴールで大会を去った。杉本健勇
出場した大会:2012年ロンドン五輪
その大会での成績:4試合出場0ゴール
関塚隆監督が率いてベスト4という好成績を残したロンドン五輪。「戦術永井」と呼ばれた永井謙佑のスピードを生かすカウンターが特徴のチームだった。
その中で控えのストライカーとして招集されていたのが当時19歳の杉本健勇だった。
先発したのはすでにグループステージ突破を決めていた第3節のホンジュラス戦のみで、他はすべて途中からの出場。チームは快進撃を見せたが、彼はなかなかチャンスを活かせずノーゴールとなった。井手口陽介
出場した大会:2016リオ五輪
その大会での成績:2試合出場0ゴール
ブラジルで行なわれた2016年のリオ五輪に出場した唯一の10代選手は井手口陽介であった。
遠藤航や大島僚太が中盤の中心的な役割を担っていたチームであったが、井手口はグループステージ2節のコロンビア戦で先発出場した。
ただその試合は藤春廣輝のオウンゴールもあって先に2失点する展開となり、井手口は62分に途中交代となっている。
日本はその後浅野拓磨と中島翔哉のゴールでなんとか追いつき、グループステージ最終節に決勝トーナメント進出の望みを残している。鈴木彩艶
出場した大会:2021年東京五輪
その大会での成績:0試合出場0ゴール
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
そして2021年の夏に行われた東京五輪に出場したのが、現在のA代表守護神である鈴木彩艶だった。
谷晃生がレギュラーを務めており、さらに大迫敬介がセカンドキーパー。コロナ禍の影響によって登録人数が増えたことによる帯同だったことから、3番手という扱いだった。
そのためチームはベスト4まで駒を進めたものの、鈴木彩艶自身は出場機会がないまま大会を終えている。
2024年05月04日 23:57
チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が4日に全試合同時キックオフで開催され、プレミアリーグに自動昇格する残り1クラブが確定した。
24クラブで構成されるチャンピオンシップは、上位2クラブがプレミアリーグに自動昇格し、3位から6位までの4クラブが昇格プレーオフに進出するレギュレーションとなっている。前節終了時点で首位を走るレスターのリーグ優勝が決定しており、残る自動昇格は1枠。勝ち点「93」の2位イプスウィッチと勝ち点「90」の3位リーズが争う形で最終節の幕が開けた。
すでに4位の座が確定しているサウサンプトンと激突したリーズは、18分に先制を許したものの、直後の21分にヨエル・ピローがゴールを奪って同点とする。しかし、35分に勝ち越し弾を献上すると、最後まで追いつくことができずに1−2で試合は終了。3位のままプレーオフへと進むことが決まった。
日本代表DF中山雄太が所属するハダースフィールドと対戦したイプスウィッチは、27分にウェス・バーンズが先制点を決め、後半立ち上がりの48分にはオマリ・ハッチンソンが追加点を奪取。そのまま2点のリードを守り切り、今シーズンからチャンピオンシップへと戻ってきたイプスウィッチが再び1年での昇格を掴み取って、2001−2002シーズン以来22年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たしている。
チャンピオンシップの最終順位は以下の通り。
1位:レスター(優勝・プレミアリーグ昇格)
2位:イプスウィッチ(プレミアリーグ昇格)
3位:リーズ(プレーオフ進出)
4位:サウサンプトン(プレーオフ進出)
5位:ウェスト・ブロムウィッチ(プレーオフ進出)
6位:ノリッジ(プレーオフ進出)
7位:ハル・シティ
8位:ミドルズブラ
9位:コヴェントリー
10位:プレストン
11位:ブリストル・シティ
12位:カーディフ・シティ
13位:ミルウォール
14位:スウォンジー
15位:ワトフォード
16位:サンダーランド
17位:ストーク・シティ
18位:クイーンズ・パーク・レンジャーズ
19位:ブラックバーン
20位:シェフィールド・ユナイテッド
21位:プリマス・アーガイル
22位:バーミンガム(降格)
23位:ハダースフィールド(降格)
24位:ロザラム・ユナイテッド(降格)
2024年05月04日 23:50
チェルシーは17歳のブラジル人エステバオ・ウィリアンの獲得に乗り出すようだ。
2024年05月04日 23:48
5月4日開催のスコットランドリーグ第35節で、日本人5選手を擁する首位のセルティックは、小田裕太郎と田川亨介が所属する3位のハーツとホームで対戦。古橋亨梧と旗手怜央が先発し、岩田智輝と怪我から復帰明けの前田大然はベンチスタート、小林友希はメンバー外となった。
昨季にリーグ得点王に輝いた古橋は開始4分、いきなり先制点をゲット。CKの流れから旗手が送り込んだクロスにヘッドで合わせた。
【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾をプレイバック
勢いに乗るエースはさらに21分、オライリーのロングボールに反応すると、巧みなワンタッチフィニッシュでネットを揺らし、追加点を奪う。
古橋はこの2発で、今季の得点数を18点(リーグ戦は13点)に。昨季の34点(27点)と比べれば物足りないなか、どこまで数字を伸ばせるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月04日 23:30
ロベルト・デ・ゼルビ率いるブライトンには、美しいパスワークで魅せる攻撃的なチームとのイメージがあるだろう。しかし、ここ2か月のブライトンは得点力を欠いている。
リーグ戦直近8試合で奪った得点は僅か3ゴールで、しかもそのうち2ゴールはオウンゴールによるものだ。リーグ順位は12位まで後退しており、チーム状況は明らかに悪い。
苦しんでいる理由の1つは怪我人の多さだ。今季のブライトンは主力に怪我人が続出しており、英『sky Sport』はその中でも日本代表FW三笘薫の離脱が痛すぎたと振り返る。
「今のブライトンは、我々が慣れ親しんできたデ・ゼルビのチームではなくなっている。シーズン序盤は1試合平均2ゴール近くを記録していたのだ。今季のブライトンは負傷問題に悩まされており、プレミアリーグの中でもフィットネスの問題で最も大きな影響を受けたチームの一つと言える」
「中でも最大の損失は三笘薫だ。三笘は5ゴールを奪って勝利した2月のシェフィールド・ユナイテッド戦が最後の出場となっていて、腰を痛めてシーズンを終えてしまった。三笘はドリブルと創造性でチームの攻撃に予測不可能なものをもたらす。彼は1対1においてリーグトップ5に入る選手だ」
左サイドから仕掛ける三笘のドリブルがアクセントになっていたのは間違いない。左ウイングの三笘、左サイドバックのペルビス・エストゥピニャンのコンビネーションから多くのチャンスを作ってきただけに、この左サイドが使えなくなったのは痛い。
あくまで中堅クラブであるブライトンに負傷者の穴を埋めるだけの選手層はなく、ヨーロッパリーグの戦いもあってチーム全体が疲弊してしまったところがある。負傷者を抱えたまま複数のコンペティションを戦うのは難しく、今季は苦しいシーズンとなってしまった。
2024年05月04日 23:22
5月4日開催のスコットランドリーグ第35節で、首位のセルティックは小田裕太郎と田川亨介が所属する3位のハーツとホームで対戦。古橋亨梧と旗手怜央が先発し、岩田智輝と怪我から復帰明けの前田大然はベンチスタート、小林友希はメンバー外となった。
開始4分、セルティックのエースがいきなり先制点を奪う。CKの流れから旗手がラフにクロスを送り込むと、フリーで反応した古橋がヘッドで難なく流し込んだ。
【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾をプレイバック
29歳の日本代表FWは、今シーズンの公式戦17点目で、リーグ戦に限れば12点目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月04日 23:09
ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・ソシエダとラス・パルマスが対戦した。
2024年05月04日 23:07
チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が4日に全試合同時キックオフで開催され、3部へ降格する3チームが決定した。
24クラブで構成されるチャンピオンシップは、下位3クラブがEFLリーグ1(イングランド3部)に降格するレギュレーションとなっている。
中山雄太が所属するハダースフィールドは、試合前の時点で残留圏内の21位プリマス・アーガイルと勝ち点差『-3』、得失点差『-15』の23位となっており、残留が絶望的な状況だった。そして、最終節でも2位イプスウィッチに0−2で敗戦し、23位のままフィニッシュ。来シーズンの3部降格が決定した。
中山は第35節までに23試合に出場していたが、3月上旬にシーズン絶望となる膝のケガを負っており、最終節も欠場している。
一方、三好康児が所属するバーミンガムは、試合前の時点で21位プリマス・アーガイルとは勝ち点差『-1』、得失点差『-4』、20位シェフィールド・ウェンズデイとは勝ち点差『-3』、得失点差『+10』、19位ブラックバーンとは勝ち点差『-3』、得失点差『±0』と最終節での残留に望みを残していた。
しかし、バーミンガムはノリッジに勝利したものの、残留を争うプリマス・アーガイル、シェフィールド・ウェンズデイ、ブラックバーンがすべて勝利したため、最終順位が22位のままで確定。来季の3部降格が決定した。
三好は今季43試合に出場して、6ゴール(チーム4位タイ)6アシスト(チーム最多タイ)を記録。最終節も先発出場し、勝利に貢献したが、チームがチャンピオンシップに残留することはできなかった。
チャンピオンシップの最終順位は以下の通り。
1位:レスター(優勝・プレミアリーグ昇格)
2位:イプスウィッチ(プレミアリーグ昇格)
3位:リーズ(プレーオフ進出)
4位:サウサンプトン(プレーオフ進出)
5位:ウェスト・ブロムウィッチ(プレーオフ進出)
6位:ノリッジ(プレーオフ進出)
7位:ハル・シティ
8位:ミドルズブラ
9位:コヴェントリー
10位:プレストン
11位:ブリストル・シティ
12位:カーディフ・シティ
13位:ミルウォール
14位:スウォンジー
15位:ワトフォード
16位:サンダーランド
17位:ストーク・シティ
18位:クイーンズ・パーク・レンジャーズ
19位:ブラックバーン
20位:シェフィールド・ユナイテッド
21位:プリマス・アーガイル
22位:バーミンガム(降格)
23位:ハダースフィールド(降格)
24位:ロザラム・ユナイテッド(降格)
2024年05月04日 22:58
5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダは、6連敗中の11位ラス・パルマスとホームで対戦した。 久保がよもやのベンチスタートとなったソシエダは、なかなかチャンスを作り出せない。17分にはペローネにミドルシュートを浴びるも、GKレミロが防ぐ。 その後は押し込んだなか、33分に均衡を破る。久保に代わって右サイドに入ったベッカーのクロスが、相手DFスアレスのオウンゴールを誘発した。 シュートゼロで先制したソシエダは前半アディショナルタイム1分、ボックス内でボールを受けたベッカーが確度のないところから強烈なシュートを叩き込み、リードを広げる。【動画】たった5分で久保が魅せる!ラス・パルマス戦で絶妙トラップ
後半は一進一退のなか、最後のカードとして久保が投入された89分。2ゴールに関与したライバルのベッカーに代わって右サイドに入る。 ただ、アディショナルタイム4分を含めて5分間では見せ場を作り出せなかった。 このまま2−0でソシエダが快勝。4試合ぶり白星を手にしている。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月04日 22:39
プレミアリーグ第36節が4日に行われ、アーセナルとボーンマスが対戦した。
ここまでのリーグ戦で25勝5分5敗を記録し、勝ち点「80」の首位に立つアーセナル。今シーズンのプレミアリーグは“三つ巴”の優勝争いが展開されており、2位のマンチェスター・シティは1試合未消化ながらアーセナルと1ポイント差となっている。そんななか、本拠地『エミレーツ・スタジアム』で迎え撃つのは10位のボーンマス。白星獲得が求められる一戦に、日本代表DF冨安健洋は左サイドバックとして先発した。
試合は、立ち上がりからホームのアーセナルが何度もボーンマスを脅かす。18分にはアーセナルが自陣から細かくパスを繋いで敵陣に前進。右サイドのライン際でボールを受けたブカヨ・サカが、内側のスペースを駆け上がってきたウィリアン・サリバにパスを送ると、ボックス内での華麗なターンでマーカーのタイミングを外し、左足でグランダーのシュートを放つ。しかし、ボーンマスのGKマーク・トラヴァースに防がれ、大きなチャンスを逃してしまった。
以降もボーンマスを押し込み続けるアーセナルは、41分にマルティン・ウーデゴールのスルーパスに抜け出したカイ・ハフェルツが、相手DFからペナルティエリア内で倒されPKを獲得。キッカーを務めたサカが確実に決め切り、アーセナルが先制に成功した。
前半だけで16本ものシュートを放ったアーセナルは、後半も序盤から勢いを強めてボーンマスを攻め続ける。なかなか2点目を奪えないアーセナルだったが、70分にバイタルエリアでボールを引き出したウーデゴールが縦パスを供給。相手に当たったボールがボックス手前のデクラン・ライスに渡ると、後ろ向きの状態でヒールからレアンドロ・トロサールへの横パスを選択する。そのままダイレクトで狙ったシュートはゴールに吸い込まれ、アーセナルが貴重な追加点を獲得した。
73分にはボーンマスがネットを揺らしたものの、VARの介入によって直前のファールが認められたためノーゴールに。一方のアーセナルも、途中投入のガブリエウ・ジェズスが豪快な一撃でネットを揺らすが、こちらも直前でのファールが認められたことによって取り消しとなる。
それでも、後半アディショナルタイムにボックス右角でドリブルを仕掛けたジェズスが、ペナルティエリア内に走り込んできたライスにパスを送り、角度の小さいエリアからシュートを突き刺して勝負あり。アーセナルがボーンマスを3−0で下してリーグ戦4連勝を飾った。次節、アーセナルは12日にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ボーンマスは11日にホームでブレントフォードと対戦する。
【スコア】
アーセナル 3−0 ボーンマス
【得点者】
1−0 45分 ブカヨ・サカ(PK/アーセナル)
2−0 70分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
3−0 90+7分 デクラン・ライス(アーセナル)
2024年05月04日 22:30
U23アジアカップ決勝でウズベキスタンとの死闘を制し、4大会ぶり2度目の優勝を果たした日本。
2024年05月04日 22:29
5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節で、マンチェスター・シティと熾烈な優勝争いを繰り広げるアーセナルは、10位のボーンマスとホームで対戦。序列を高めている冨安健洋がこの日もスタートから左SBに入り、3戦連続で先発を果たした。
1試合消化が少ないシティと勝点1差で首位のアーセナルは、立ち上がりから猛攻。14分には冨安の絶妙な縦パスをペナルティエリア内で収めたハバーツが、思い切りよく左足を振り抜くも、GKトラバースに阻まれる。
さらに23分には、ウーデゴーが蹴ったFKにファーで反応した冨安が、身体を投げ出してのヘッドで折り返し、トーマスがシュート。しかし、大きく枠を外してしまう。
以降も再三チャンスを作るなか、45分にハバーツがエリア内でトラバースに倒され、PKを獲得。キッカーを務めたサカが落ち着いて成功させ、前半のうちに先制する。
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
1−0で折り返すと、53分にエリア内からソランキにシュートを浴びるが、守護神のラジャがきっちり防ぐ。
前半に比べて守備の時間が増え、ややトーンダウンしていたホームチームだが、70分に貴重な追加点を奪取。ライスのラストパスをエリア左で受けたトロサールが、ダイレクトで流し込んだ。
81分には最初の選手交代でトロサールに代えてマルチネッリを投入。さらに85分には、同じくスコアラーのサカも下げ、ガブリエウ・ジェズスを送り込む。
その後、90+7分にライスがダメ押し点を叩き込み、アーセナルは結局3−0でボーンマスを撃破。危なげなく連勝を4に伸ばし、この後にウォルバーハンプトンと戦うシティにプレッシャーをかけた。
なお、冨安は前節のトッテナム戦(3−2)に続いてフル出場。特に前半は積極的に高い位置を取り、攻撃面でも貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月04日 22:00
主に5大リーグが話題に上る欧州サッカー。ただ日本人選手の活躍もあり、その他のリーグの動向からも目が離せない。
今回はそんな5大リーグ以外でプレーする今季好調な選手たちを見ていきたい。セバスティアン・シマンスキ
所属クラブ:フェネルバフチェ(トルコ)
トルコの強豪フェネルバフチェのMFセバスティアン・シマンスキはポーランド代表の選手だ。
国内ではレギア・ワルシャワで活躍し、2019年からはディナモ・モスクワでプレー。昨季はローンでフェイエノールトへ移籍した。
リーグで9ゴールを挙げ、いきなりエールディビジ優勝に貢献したが買い取られるまでには至らず。今季からはフェネルバフチェへ完全移籍で加入した。
ここまでリーグ戦では9ゴール11アシストをマークしており、早くもチームに欠かせない存在となっている。ジョーイ・フェールマン
所属クラブ:PSV(オランダ)
オランダ代表MFフェールマンは、2部リーグ時代のフォレンダムで早くから頭角を現した。
2019年にヘーレンフェーンへ移籍すると2年目に大きく成績を伸ばし、2021年の冬にはPSVへ引き抜かれることに。
これまでKNVPカップの連覇に貢献するなど司令塔として活躍しており、今季も首位に立つチームを牽引している。
エールディビジではここまで5ゴール13アシストをマークしており、4シーズン連続でのリーグ2桁アシストを達成している。マット・オライリー
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
日本人選手を多く擁するセルティックだが、今季はデンマーク代表MFのマット・オライリーがブレイクしている。
ロンドン出身の選手であり、ユース年代では長らくフラムの下部組織でプレー。イングランド代表にも選出されていた。
2021年からはMKドンズでプレーし、3部リーグでの活躍の後2022年にセルティックへ加入。昨季は主力としてスコティッシュリーグ優勝に大きく貢献した。
既に地位を築いたが、迎えた今季はリーグでここまで13ゴールと得点数が増加し、進化を見せている。アンドレアス・スコフ・オルセン
所属クラブ:クルブ・ブルッヘ(ベルギー)
デンマーク代表の長身ウィンガー、スコフ・オルセン。
母国ではノアシェランでプレーし、10代からエースとして活躍。2019年にはイタリアのボローニャへ引き抜かれた。
ただ主力に定着できず、苦戦を強いられる。2022年の冬からはクラブ・ブルッヘでプレーしており、ベルギーではポテンシャルを発揮することに成功した。
今季はレギュラーシーズンで10ゴールをマークしており、またECLでも7戦4発という数字を残している。ヴィクトル・ギェケレシュ
所属クラブ:スポルティング(ポルトガル)
ヴィクトル・ギェケレシュは、今季ポルトガルで大ブレイクしているストライカーだ。
ハンガリー系スウェーデン代表の25歳は2018年に母国を離れてブライトンへ加入し、その後はローンで複数のクラブを巡った。
2021年の冬にはチャンピオンシップのコヴェントリーへ貸し出されたが、その夏に完全移籍して以降はエースストライカーとして活躍。
5年前の「世界最高の若手プレーヤー10名」はどうなったのか
今季スポルティング・リスボンへ引き抜かれると、リーグではここまで26ゴール9アシストをマークしており、首位を走るチームを牽引している。
2024年05月04日 21:40
マンチェスター・シティとアーセナルは今夏、ニューカッスルに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスの獲得を検討していると考えられているクラブだ。
2022年1月にリヨンからニューカッスルにやってきて以降、チームの中心的選手の1人であり、今シーズンは公式戦46試合に出場し、5ゴール8アシストをマークしている。同選手には1億ポンド(約193億円)の契約解除金があると考えられているが、収益と持続可能性に関する規則(PSR)違反の疑いが浮上していることもあり、ニューカッスルは主力選手を売却せざるを得ない状況になり、同選手の去就が注目されている。
そんななか、元ブラジル代表でバルセロナのレジェンドでもあるリバウド氏はギマランイスについて、「彼は素晴らしい選手で、今シーズンも際立っていた」と称賛しながら、ニューカッスルを離れる場合の新天地を予想している。
「今、誰もがマンチェスター・シティでプレイしたいと思っているのは明らかだ。なぜならペップ・グアルディオラを擁し、非常に緊密で調和のとれたチームだからだ。ギマランイスがもしニューカッスルを離れるなら、マンチェスター・シティに行くことを選ぶだろう」(『Betfair』より)
シティ、アーセナルの他にもパリ・サンジェルマン(PSG)も同選手の獲得に興味を持っているクラブの1つではあるが、ギマランイスの今夏の去就は引き続き、大きな注目を集める。