2023年03月26日 16:22
イタリア出身のロックバンドManeskin(マネスキン)でフロントマンを務めるダミアーノ・ダヴィドが、ASローマに対する愛を語った。25日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。 最新アルバム『RUSH!』も世界中で高評価を集め、今年9月から12月にかけては日本を含むワールドツアーを行うなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのマネスキン。だが、ダミアーノは「僕が世界一有名なイタリア人かって?それはノーだ。まずはサッカー選手だ。どうやって(フランチェスコ・)トッティに勝てばいいんだ」と、ローマのバンディエラに対する敬意を忘れない。続けてインテリスタのコメディアンに向かい、「まだ彼のことを覚えているんだろう?」とチクリ。「スタジアム全体が立ち上がっていた」と、2005年のインテルvsローマでトッティ氏が決めたループシュートを振り返っている。 ダミアーノは昨年12月にSNS上で炎上した投稿についても振り返っている。フィラデルフィアで行われたマネスキンのライブ中にファン同士の乱闘で演奏が一時中断するアクシデントが発生したが、ダミアーノが“標的”にしたのは乱闘ではなく、宿敵のユニフォームを着て同ライブに参戦していた女性だった。「一番醜かったのはラツィオのシャツ」と投稿し、ラツィオの公式アカウントからは『Zitti e Buoni』の歌詞を引用されてツッコまれていた。「ラツィオのユニフォームを着た女の子についてジョークを言ったら、イタリアのファン全体から文句に言われたことがあった。ただのジョークだったのに。その時、僕はもうサッカーに触れることができないと悟ったんだ。ただし、ローマがどれだけ美しいのかという話題を除いてね!」「Instagramのチャットでは、ローマの選手全員に手紙を書いている。今シーズンの夏には(アンドレア・)ベロッティに『ここに来れば伝説になる』と、そして昨シーズンの夏には、ザニオーロに『ニコロ、君は出て行ってはいけない』と送ったんだ」 また、ダミアーノに対しては、ローマの決勝戦とマネスキンのライブが同日に行われることになったら…という究極の質問も。「たとえ15万人の観客が集まるウェンブリーで演奏することになっても、コンサートの日程を移動する」と、“ジャロロッシ”への忠誠を誓っている。
2024年05月20日 09:58
AZの菅原由勢が、圧巻のパフォーマンスを見せた。
現地5月19日に開催されたエールディビジ最終節で、AZはホームでユトレヒトと対戦。15分、16分と立て続けに得点し、2−0で迎えた37分、リードを3点に広げる。
クラブの公式サイトは「ハーフタイム前に、またしてもアルクマールの美技が飛び出した」と伝える。右サイドで自陣から持ち上がった菅原が、タッチライン際で右足を振り抜く。文字通りの“ピンポイントクロス”を、ヴァンゲリス・パブリディスがダイビングヘッドで押し込んだ。
【動画】これぞ菅原由勢! ゴール前に走り込む味方にピタリと合わせた鮮やかクロス
パブリディスはこのゴールで今季29点目。PSVのルーク・デ・ヨングと並び、得点王に輝いた。菅原の高精度アシストに、SNS上では「軌道が美しすぎるよ」「ナイスアシスト」「クロスの質お化け」「正確なクロス」といった声があがった。
結局、AZは後半に3失点し、3−3のドローに持ち込まれたが、シーズンは4位でフィニッシュ。来季のヨーロッパリーグの出場権を手にした。菅原は30試合に出場し、4得点・7アシストと充実の活躍ぶり。4大リーグへの移籍が噂されるなど、今後の動向に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 09:34
アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋に高評価が与えられている。
プレミアリーグ第38節(最終節)が19日に行われ、アーセナルはエヴァートンと対戦。40分に先制点を許したものの、43分にマルティン・ウーデゴーアの折り返しを冨安が右足で流し込み、同点弾に追いつくと、89分にはカイ・ハフェルツが勝ち越しゴールを奪い、2−1で逆転勝利を収めた。それでも、首位マンチェスター・シティも勝利したため、アーセナルは2位に終わり、20年ぶりのリーグ制覇とはならなかった。
左サイドバックで先発出場を果たした冨安は途中からセンターバックでもプレーするなど、今季2ゴール目となる同点弾も挙げてフル出場で勝利に貢献を果たした。試合後、選手採点を発表したイギリスメディア『フットボール・ロンドン』は冨安にチーム最高評価となる「8」点をつけた。
寸評では「予想外にもアーセナルで最も驚異的な攻撃陣の一人だった。ゴールを決めたけど、もっと得点できたかもしれない。最後には左サイドバックで穴埋めをするなど、多才さを改めて見せた」と賛辞を送っている。
また、イギリス紙『イブニング・スタンダード』でも冨安にはチーム最高タイとなる「8」点がつけられ、「アーセナルにとって最初のチャンスのヘディングはワイドに外れてしまったが、左サイドバックからの積極的な攻撃で冷静にゴールを奪った。最後の30分間は中央へと移動した」と評価されている。
【ハイライト動画】アーセナルvsエヴァートン
2024年05月20日 08:57
黒田剛体制下でのFC町田ゼルビアの代名詞のひとつと言えるのがロングスローだろう。とはいえ、それ一辺倒というわけではない。
最近の試合ではロングスローと見せかけつつ、ショートやクイックを有効活用して相手に守備の的を絞らせないようにしている。
実際、町田は東京V戦である意味変幻自在のセットプレーから2ゴールを決めている。このセットプレーについて、黒田監督は次のようにコメントした。
「ロングスロー対策を相手が講じるなかで、どこに隙があるのかを研究しています。(前線の)ターゲットに対してどんなマークをしているのか。あるいはゾーンなのか。または、ショートへのマーキングがあるのか。それがあることでどこが空くのか。そこも分析しながらやっています。
ロング、ロングという噂というか、そういう我々の手法を意識すればするほど、ショートやクイックをやることで相手が引っ掛かるケースも出てきます。今後もバリエーションを駆使しながらやっていくことが効果的だと考えています」
綿密な分析の下で構築されている町田のセットプレー。相手からすれば、それは恐怖でしかないのではないか。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月20日 08:52
23-24イングランド・プレミアリーグは19日、第38節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3‐1でウェストハム(West Ham)を下し、イングランドのトップリーグでは史上初となる4連覇を果たした。
2024年05月20日 08:49
ホームの東京ヴェルディ戦、4-0で迎えた90+3分に歓喜を呼び込んだのは、FC町田ゼルビアのエリキ。足の大怪我を乗り越えて、待望の今季初ゴールを決めたのだ。
下田北斗のミドルからGKが弾いたボールに文字通り素早く反応。抜群の動き出しでゴール前に詰めるとヘッドで叩き込む。その直後、スタジアムは温かい雰囲気に包まれた。フィールドの横で選手、スタッフ、監督が喜びを爆発させるなか、そこに笑顔のエリキが吸い込まれていく。ファン・サポーターの大歓声もあり、感動的なシーンだった。
試合後、このゴールについて昌子は「今日に関しては色々ありますけど、まずはエリキにおめでとうと言いたい」とコメントした。
「エリキのゴールは格別。チームとしても、ファン・サポーターにとってもそうだと思います。僕らもエリキがゴールを決めるのを待っていたので、(藤尾)翔太が2点を挙げてオウンゴールも誘発してくれましたが、エリキに捧げる勝利かなと」
昌子もゴール後にピッチ外でエリキを祝福したひとりだ。
「僕もみんなに『(エリキのところに)来いよ』と言っていましたし、それほど待ち望んでいたゴールでした。昨年の彼の活躍は町田のヒストリーの一部で、エリキへのリスペクトは選手、スタッフ、ファン・サポーターの全員が持っています。なので、本当に嬉しかったですね」
そしてエリキに「昌子選手が今日一番嬉しい瞬間がエリキ選手のゴールと言っていました」と伝えると、彼は笑顔で答えてくれた。
「昌子選手たちと仕事ができることに本当に感謝したいです。特別な日々を過ごしています。ゴールをみんなが喜んでくれて、まるで決勝点を決めたかような気分にさせてもらいました」
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年05月20日 08:42
現地5月19日に開催されたプレミアリーグの最終節で、冨安健洋を擁する2位のアーセナルが15位のエバ―トンとホームで対戦。2−1で勝利を収めた。
首位のマンチェスター・シティがウェストハムを下したため、20年ぶりの優勝は果たせなかったものの、クラブ記録となる28勝目を挙げている。
この最終戦で鮮烈なゴールを叩き込んだのが、左SBで先発した冨安だ。40分に先制されて迎えた44分、右サイドからマーティン・ウーデゴーが送り込んだグラウンダーのクロスに合わせ、右足で鋭いダイレクトシュート。2選手の股を抜いて、同点ゴールを奪った。
【動画】冨安の鮮やかな同点ゴール! 右足で正確なダイレクトシュート
この圧巻の一撃に、ファンからは次のような声が上がった。
「カッコ良すぎるよあんた」
「えぐすぎるってぇぇぇ!」
「冨安の今シーズンを思うとこのゴールを涙なしに見られない」
「フィニッシュうますぎ」
「ワンタッチシュートうま」
「シュートがエグッ」
「胸が熱くなりました。本当にありがとう」
「キックフォームが美しすぎる」
「半端ないって」
チームは優勝に手が届かなかった。それでも日本代表DFが残したインパクトは絶大だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 08:00
ブンデスリーガ無敗優勝を達成したレヴァークーゼンは、指揮官シャビ・アロンソの手腕に加え、昨夏の補強が次々とヒットしたことも大きかった。それもビッグネームにこだわった補強ではなく、2部リーグや5大リーグ以外のリーグにもきっちりと目を配っていたのが印象的だ。
キャリアが大きく変わった選手の1人に、昨夏サウサンプトンから2300万ユーロで加入した24歳のFWネイサン・テラが挙げられる。
テラはサウサンプトン時代にプレミアリーグの戦いも経験しているが、プレミアでは1ゴールしか決めたことがなかった。主な活躍の舞台はイングランド2部で、昨季はレンタル移籍していたバーンリーにて2部リーグ17ゴール5アシストを記録。チームの1部昇格に貢献した。
この活躍に目をつけたレヴァークーゼンが獲得に動き、テラはレヴァークーゼンで右のウイングバックや1.5列目の位置で躍動。途中出場も多かったが、初のブンデスリーガで5ゴール4アシストを記録した。
英『TalkSport』もテラがイングランド2部からブンデスリーガ無敗優勝へジャンプアップしたキャリアに驚いているが、レヴァークーゼンのディレクターを務めるシモン・ロルフェス氏もテラの補強が成功だったと振り返る。
「テラは8月の移籍市場で遅れて加入し、適応するのに時間が必要だった。彼は自分自身の成長、そしてチームにエネルギーを与えることに常に野心的だった。彼は徐々に出場時間を増やしていて、それは彼にとってもチームにとっても成功例だ」
攻撃的なウイングバックにもなれるテラはレヴァークーゼンのスタイルに合っており、こうした新戦力の目利きもレヴァークーゼンの無敗優勝に欠かせぬものだった。
2024年05月20日 08:00
ガンバ大阪は5月19日、J1第15節で川崎フロンターレとホームで対戦。
2024年05月20日 07:44
地元メディアも絶賛している。
現地5月19日に開催されたセリエAの第37節で、鎌田大地が所属するラツィオは、優勝を決めているインテルとアウェーで対戦。1−1のドローに終わった。
この一戦で圧巻の先制ゴールを奪ったのが鎌田だった。3−4−2−1の2シャドーの一角で先発した27歳は33分、ペナルティエリア手前でボールを受けると左足を一閃。強烈なシュートを叩き込んでみせた。
【動画】鎌田が左足で決めた衝撃のミドル弾!
ラツィオの専門メディア『SOLO LA LAZIO』は、チーム最高評価の「8点」をつけ、こう激賞している。
「復活は完了した。(残りの)55分間、誰もが欺いたこのゴールは、トゥドール監督の到着とともに2か月前に始まったプロセスの集大成だ。今日、彼は本来の役割である攻撃的MFとして、ローマに来て以来最高のパフォーマンスを披露している。もし彼が残留に関してクラブと合意に達すれば、これは将来にとって非常に良い前兆だ」
また、『Lazio Press』も最高点の「7.5点」をつけ、「日本人の素晴らしいパフォーマンス、凄まじいゴールを決め、ピッチ中央で決してトラブルにならず、多くの質と量を提供した」と称えている。
約8か月ぶりとなる待望の一撃は、圧巻のゴラッソだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 07:35
今年で57歳になったカズこと三浦知良。19日に行われたポルトガル2部最終戦オリヴェイレンセ対レイショエス戦に途中出場した。
およそ1000人のファンが集まったホームラストゲームの後半14分からピッチに立ったのだ。
現地紙『zerozero』では、「オリヴェイレンセ監督は最後の30分でレジェンドである三浦カズを投入した(これまでの出場はわずか7分)」と伝えていた。
海外挑戦したけど…ぶっちゃけもう日本に帰ってきてほしい日本人7名
オリヴェイレンセは1-3で敗れたが、18チーム中15位で2部残留が決まっている。
今季のカズはリーグ戦5試合、カップ戦1試合の計6試合に出場。なお、チームメイトである18歳の永田滉太朗は最終戦で初めて先発起用された。
2024年05月20日 07:15
佐野航大と小川航基が所属するオランダ1部のNECナイメーヘン。
19日に行われたエールディビジ最終節のアルメレ・シティ戦に4-1で勝利した。
佐野は前半32分に同点ゴール、小川は後半18分に3点目のゴールを決めて、白星に貢献している。
NEC公式は「素晴らしいシーズンをスタイリッシュに締めくくる。佐野ら決して大柄とはいえない2人の選手のヘディングシュートで前半のうちに逆転。後半、NECで最も活躍したのは小川。2人目の娘の父親になったばかりの日本人ストライカーはシュートするのに適切な場所にいた」などと讃えていた。
NECは勝点53の6位でフィニッシュ。勝点はクラブ史上最多タイ記録、68得点もクラブ記録となり、5位になった2002-03シーズン以来の躍進となった。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
この後は6〜9位チームによるUEFAカンファレンスリーグ出場をかけたプレーオフに臨む。
2024年05月20日 07:10
今季限りでリヴァプールを離れる指揮官ユルゲン・クロップに感謝しているのは、現所属選手だけではない。
2024年05月20日 06:56
現地5月19日に開催されたセリエA第37節で、鎌田大地が所属するラツィオは、すでに優勝を決めているインテルと敵地で対戦。1−1で引き分けた。
この一戦で先制ゴールを奪ったのが、3−4−2−1の2シャドーの一角で先発した鎌田だ。33分、ペナルティエリア手前でボールを受けて左足を一振り。豪快にネットを揺らしてみせた。
【動画】鎌田がインテル戦で豪快ミドル弾!
この弾丸ミドルシュートに、SNS上では「最高だね」「たまらん」「左足でえぐ」「ゴラッソすぎる」「技術が突出してる!」「爆発してるやん」「鎌田のミドルほんと好き」「復活嬉しいよ」「インテル相手にこれはエグすぎる」などの声が上がった。
鎌田はこれが3節のナポリ戦以来、約8か月ぶりとなる今季2ゴール目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 06:55
19日に行われたセリエA第37節インテル対ラツィオ戦は1-1の引き分けとなった。
先発出場した鎌田大地は、すでに優勝を決めている王者相手に弾丸シュートでゴールを奪っている(動画1分5秒から)。
ゴール正面から左足で強烈なシュートを叩き込む!
イゴール・トゥドール監督は「鎌田はすごいゴールを決めた。最近の試合では多くをもたらしている。(72分で交代したが)疲れが見えたからね」とその活躍を讃えていた。
『Solo la Lazio』では、「復活完了。誰もが惑わされたゴールは、2カ月前のトゥドール監督就任から始まったプロセスの集大成だ。今日は加入以降最高のパフォーマンスを見せた」として鎌田に8点の高評価を与えている。
ウイイレでお世話になった「インテルの最強ベスト11」
ラツィオは26日のサッスオーロ戦で今季の戦いを終える。
2024年05月20日 06:44
現地5月19日に開催されたラ・リーガの第37節で、久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは1ポイント差で7位のベティスと敵地で対戦。2−0で勝利し、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保した。
ただ、EL出場権を懸けた直接のライバルとの大一番で、前節のバレンシア戦(1−0)で圧巻のアシストを披露し、MVPに輝いた久保はベンチスタート。出番すら回ってこなかった。
まさかの欠場にファンも騒然。インターネット上には次のような声が上がった。
【動画】久保の超絶アシスト!スライディングしながら巧みに折り返す
「久保ベンチほんとに理解できない」
「ん?前節フル出場でMOMなんですけど?」
「久保移籍なのかなぁ...」
「しっかしなんで久保スタメン落ちしてんだろ?」
「もう移籍してくれー」
「オヤルサバルの酷さ。これで不動のスタメンで、久保はベンチ。誰が見てもこの監督がまともとは思えないはず」
采配を疑問に思うファンが少なくなかったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部