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2023年03月26日 12:09
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(26日、宮崎・UMKCC=6565ヤード、パー72) 最終組が前半を終えた。 小雨が降る中、首位から出た19歳の川崎春花(村田製作所)が前半の9ホールを1バーディー、1ボギーの36で回り、通算9アンダーで首位タイをキープしている。川崎はルーキーイヤーの昨年、メジャーの日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でツアー初優勝を飾り、さらにマスターズGCレディースも制覇。ポイントランク15位と躍進した。今季、開幕戦は新型コロナウイルス感染で欠場、2戦目は予選落ち、3戦目は52位と出遅れたが、4戦目にして昨年の勢いを取り戻した。今季初優勝、通算3勝目に向けて、勝負のサンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に入った。 13位から出て13番まで五つスコアを伸ばした吉本ひかる(マイナビ)が一気に首位タイまで浮上した。今季2戦目の明治安田生命レディスヨコハマタイヤで念願の初優勝を果たし、絶好調の24歳が2勝目を狙う。 1打差3位に、13位から出て13番まで四つスコアを伸ばした福田真未(安川電機)、同じく4位から出て10番まで一つスコアを伸ばした韓国のイ・ナリ(ゴルフ5)が続く。 2位から出た比嘉真美子(TOYO TIRE)は前半、一つスコアを落とし、2打差の5位につけている。地元の宮崎出身の山内日菜子(ライク)も2打差5位と健闘を続けている。
2024年05月19日 10:31
男子ゴルフのメジャー第2戦、第106回全米プロゴルフ選手権(2024 PGA Championship)は18日、米ケンタッキー州ルイビル(Louisville)のバルハラGC(Valhalla Golf Club、パー71)で3日目が行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)は1アンダー「70」で通算8アンダーとしたものの、19位タイに順位を落とした。
久常涼(Ryo Hisatsune)は4アンダー「67」で通算7アンダーに伸ばし、24位タイに浮上した。
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2024年05月19日 10:30
ダンロップスポーツマーケティングは19日までに5月25、26日に東京・世田谷区の「二子玉川ライズ ガレリア」で、2008年の日本女子プロゴルフツアー賞金女王・古閑美保(41)と元プロテニス選手の土居美咲さん(33)のトークショーなど、ゴルフとテニスのコラボイベントを初開催することを発表した。
「DUNLOP SPORTS FESTA〜緑の上でゴルフ・テニスを楽しむ時間〜」と題されたイベントは、両日ともに午前10時〜午後6時まで。スナッグゴルフやパターゴルフ、スリーショットテニスの体験型コンテンツ。さらには、ゴルフコースのミニチュアやテニスボールでキャラクターを作るワークショップも用意され、経験者だけで無く、初心者や子どもや家族連れも楽しめる充実した内容となっているという。
ステージ上では、ツアー通算12勝の古閑と元世界ランク30位で昨年9月に引退した土居さんそれぞれのトークショーや2人共演のトークショー、さらには、クラシックポップスユニット「JEWEL(ジュエル)」による生演奏も予定されている。参加費は無料で雨天決行。
2024年05月19日 09:55
【ルイビル(米ケンタッキー州)=平沢祐】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米プロ選手権は18日、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGC(パー71)でサスペンデッドになった第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。
松山英樹は第3ラウンドを3バーディー、2ボギーの70で回り、通算8アンダーで19位につけた。久常涼は7アンダーで24位。首位は15アンダーのザンダー・シャウフェレとコリン・モリカワ(ともに米)。19日の最終ラウンドで松山と久常が同組になった。
第2ラウンドまでの結果で、金谷拓実、中島啓太は予選落ち。タイガー・ウッズ(米)も決勝ラウンドに進めなかった。
松山英樹「良かった雰囲気は出ていたが、なかなか続けられなかった。明日、いい結果で終われるようにしたい」
久常涼「あと1日、しっかりメジャーを楽しめればいいかなと思います」
2024年05月19日 09:00
ワッグル編集部員が気になるギアを、コースを毎月レポート。
2024年05月19日 09:00
今回は、「ワッグルONLINE」で4月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気の情報記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
2024年05月19日 08:00
上から打ち込んでフェースがボールに当たるようになったら、次のステップに進みます。腕の振りは「打ち込む」イメージのまま、今度は上体を右に傾けて「右傾軸」を作ってスイング。腕は打ち込むイメージでも、軸が右に傾くことで入射角はかなりゆるやかになります。
ポイントは、正面から見たときに頭がベルトのバックルよりも後方にあること。ここでは、右に体重が残って「明治の大砲」になっても構いません。上体を右に傾ける感覚をしっかり身につけましょう。 「右傾軸」で振ってクラブの入射角をゆるやかにする 上半身を右に傾けてスイング
下半身は使わず、腕は手打ちで打ち込むイメージでOK。そこに体を右に傾ける意識をプラスしよう
このときあまり弾道は気にする必要がありませんが、右にプッシュアウトばかり出る人は、少しフェースターンを意識してみましょう。左前腕の外旋でフェースを返して打てば、少し球がつかまるようになるはず。
これでまた、5球連続でちゃんと当たるようになるまで練習してください。 頭がベルトのバックルより右 腰から上を右に傾ける
腰から上の軸を右に傾けるイメージ。頭がベルトのバックルよりも右にある状態でスイングしよう 「明治の大砲」になってもOK
理想は腰から上を右に傾けることだが、軸がしっかり右に傾けば、右に体重が残って「明治の大砲」になってもOK Point! 手の「グリグリ」でフェースを返すイメージ
強いプッシュアウトが出る人は、少しフェースを返す意識をプラスする。グリップのロゴを前倒しするようなイメージで手を「グリグリ」と回旋させてフェースを返そう この動きでフェースを返します
左前腕を外旋させてグリップのロゴを前に倒すイメージ
いかがでしたか? 右傾軸を意識したスイングを練習に取り入れてみてください!
レッスン=吉本 巧
●よしもと・たくみ/1980年生まれ、兵庫県出身。14歳でアメリカにゴルフ留学。20歳のときにアメリカでプロ資格を取得し、ミニツアーに参戦。帰国後はレッスン活動を行ない、現在は「表参道ゴルフアカデミー」を主宰する。
構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
2024年05月19日 07:00
アイアンの上達法もいろいろあって「振り切ってフィニッシュを決める」もそのひとつ。
しかし、プロのフィニッシュを見るとドライバーのようにシャフトが首に巻きつくくらい振り切っている選手はほぼいない。
その理由をマスター今野が語ります。 優勝争いしている選手でアイアンを振り切る人はゼロだった!
トモ クラブは振り切る。マスターもそう教える?
今野(マスター) 人によりますが、レッスンの常套句のひとつではありますね。
トモ そうなのよ。俺もそう教わってきたけど、男女のツアーがはじまってからテレビやネットで試合を観戦していると、アイアンは誰も振り切ってないんだよね。
今野 アイアンの話ですか。理想は「振り切らない」ですよ。
トモ なぜ振り切らないのか、その答えを俺なりには考えてはみたんだよ。まず、クラブの役割の違いで、ウッド系は飛ばすクラブ。アイアンは飛距離と方向性、タテヨコの精度が大事になってきて、ターゲットを狙うものだから振り切らない。スイングも打球もコントロールするためかと。
今野 もうほぼ正解ですね。
トモ まだ「ほぼ」なのね(笑)
今野 トモさんが観たのはテレビやネットで、ですよね。よく映るのはその試合の上にいる選手か強い人気選手。
トモ そうだね。主に優勝争いしている選手たち。
今野 その選手たちは好調だから、フェアウェイなどいいライからセカンドショットを打っていたでしょう。飛ばす必要がないからフィニッシュがコンパクトだった。
トモ たしかに、いいライから打っていた。
今野 ラフなど飛ばしたいときは、アイアンでも振り切っているはずですよ。レッスンで「振り切れ」というのは打って終わりにしない、スピードを上げるためなど、もっと飛ばすためには有効な指導法なので、まったくダメではありません。
トモ では、アイアン上達の最終的なゴールは、振り切らないことになる?
今野 なります。それにコースでは「フィニッシュは自然に小さくなるもの」でもあります。
トモ 意識的にではなく、自然に?
今野 はい。アイアンってほぼ地面の上のボールを打ちますよね。大なり小なりターフをとって打つ。するとヘッドに抵抗がかかるぶん、フィニッシュは小さくコンパクトになります。トモさんから女子プロもアイアンは振り切っていないと聞いて、女子でもターフをとる選手が増えたんだな、と思いました。
トモ その意識はなかったなぁ。
今野 スイングスピードを上げると飛ぶ要素は増えますが、体やクラブの動きがコントロールしづらくもなる。それに無理に振り切って地面との抵抗に逆らってしまうと、体とクラブの動きのコントロール性が失われます。ライに対しての不安感も増しますね。悪いライは強く打ったら予想外の球が出てしまいますから。
トモ たしかに正確性が大事なアイアンでは「振り切る=強く打つ、打てる」は、必ずしもいいことではないね。その振り切らないコンパクトなフィニッシュをアマチュアは「自然に」ではなく、意図的に作ったほうがいい?
今野 いいと思います。スイングはクラブが短くなるにつれてコンパクトになっていくものですから。
トモ プロもよく「ウエッジはフルショットするクラブじゃない」っていうよね。
今野 それも深い意味があるんですよ。アイアン、とくに短い番手を振り回して打っているうちは、ショットメーカーはなれないといっても過言ではありません!
トモ 深い意味があるならマネてみるか! アイアンは練習場では振り回しコースではコンパクト!
「コースではコンパクトでも、練習場では振り回す練習もしたほうがいいですよ」と今野。「最大加速と最大飛距離を出す練習をしておいて、コースに出たら抑え気味にすることが合理的。それと、ライの違いも意識するといいです。練習場のマットは抵抗が少なく、コースの地面は抵抗が強くかかる。その違いを意識して打つのもアイアン上達のコツです」(今野)
いかがでしたか? ぜひコースでは抑え気味のショットを意識してスコアアップに繋げてみてください。
マスター今野一哉
●こんの・かずや / 1982年生まれ。本企画「スナックこんちゃん」のマスター兼ゴルフのプロコーチ・RainbowFM(88.5MHz)の「サタマ二♪」(第2土曜 15:00-16:00 オンエア)で、ラジオパーソナリティも務める。キッズゴルフクラブ代表。
写真=鹿野貴司
イラスト=野村タケオ
協力=LaFace
2024年05月19日 06:10
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平(22)=フリー=が1イーグル、7バーディー、1ボギーで自己ベストの62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。
2024年05月19日 06:00
今回は、「ワッグルONLINE」で4月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気の情報記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
2024年05月19日 05:00
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース・第3日」(18日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
3位から出た河本結(25)=RICOH=が5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算11アンダーで、単独首位に浮上した。自然体を意識した“頑張らない”という今週のテーマを3日目も貫いた。上達したパターも決まって2019年3月のアクサ・レディース以来、5年ぶりの復活Vを視界に捉えた。首位から出た竹田麗央は72と伸ばしきれず、首位と1打差の2位に後退。昨年大会を制した山下美夢有が3打差の3位に続いた。
久々の優勝争いにも、河本は重圧と無縁だった。「きょうも全然頑張らなかった。でも、マネジメントはうまく組み立てられましたね」。前週は周囲の優勝を期待する声を意識して力んだ反省から、今週は“頑張らない”と心がけ、無欲のプレーを3日目も敢行。むしろ楽しそうな笑みがはじけた。
久々の最終組だったが、勝利への意識はまだなかった。ただ、売り出し中の竹田と今季2度目の同組となり、その飛ばしっぷりに「ドライバーがえぐい」とギャラリー感覚も持ち合わせてラウンド。ただ、目の前のホール攻略には最大限集中した。2番パー5で竹田のお株を奪うような2オンで初バーディーを奪うと、その後も勝負どころのパットを逃さず5バーディーを奪い、2022年10月のマスターズGCレディース3日目以来の首位に立った。
ショットメーカーのパットに磨きがかかっていた。2年前から教えを受けるパターコーチとの練習の成果が実を結び、「7〜8メートルでもチャンスと思えるようになった」。昨年ツアー60位だったパーオンホールの平均パット数が、今季は3位に。グリーン上が劇的に改善したからこそ、ピンを狙うショットの落としどころにも余裕が生まれた。
19年3月のアクサ・レディース以来となる5年ぶりVが懸かっても何のその。「(最終日は)別に90を打っても、65で回っても何ら変わらない」と泰然自若。4日間“頑張らなかった”先に、最高の結果が待っている。
2024年05月18日 22:12
女子ゴルフの森田理香子が18日、自身のインスタグラムを更新。かつての師匠・岡本綾子氏とのツーショット写真とともに、恩師への感謝の思いをつづった。
「ダイワボウ情報システム株式会社さんの感謝の集いに参加してきました」とし、「岡本さんは私の人生でかけがえのない方。自分が歳を重ねるにつれて感謝の気持ちが湧いてくる。」と記した。また「先輩プロにも会えて嬉しかったし、良い時間を過ごせました!!ありがとうございました、なんて良い日だ!!」と一日を振り返った。
ゴルフ場で撮影した笑顔の2人の写真には、フォロワーから「感動で泣けてくる2ショットです かけがえのないご縁ですね」「岡本さんとのツーショット良いですね!」「素敵すぎるツーショット」「師弟ツーショット♥」「岡本さんとの写真ですがお二人ともにとても素敵な表情でこちらも幸福感が上がります。ナイスショット!」などとコメントが集まった。
2枚目には福嶋晃子や同門の表純子、青山加織らとの集合写真も投稿した。
2024年05月18日 19:06
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
5打差6位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。
2024年05月18日 18:45
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、単独首位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は2バーディー、2ボギーの72とスコアを伸ばせず、1打差2位に後退した。
1番のティーショットを大きく左に曲げ、林へ打ち込んだ。2打目は枝と枝の間を狙ったが、ボールの前は土が盛り上がっており、思うように出すことができなかった。4打目でようやくグリーンに乗せ、4メートルを沈めてボギー発進。それでも8番パー3では、8アイアンを握り得意の高弾道ショットで、ピン手前1メートルにつけた。「チャンスが少なく、我慢の一日だった」と話したが、イーブンパーでまとめた。
今季はKKT杯バンテリンレディスで初優勝。翌週のフジサンケイレディスで2週連続Vを果たした。手にした2勝はともに3日間大会。初の4日間大会Vへ向けて「攻めるところと守るところのメリハリをつけて、プレーできれば」と意気込む。6731ヤードと距離は長いが、自慢の飛距離を武器に1打差逆転を狙う。
2024年05月18日 17:33
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、3打差3位から出た河本結(リコー)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。2019年アクサレディス宮崎以来、5年ぶりとなる2勝目に王手をかけた。
2番パー5で2オンに成功し、バーディー先行。その後も16、18番のロングホールなどで伸ばし、好スコアでホールアウトした。「マネジメントはうまく組み立てられた。勝負のパットを決められたことが、スコアが伸びた要因」と振り返った。
22年からパッティングコーチをつけ、グリーン上の技術を磨いている。ストロークのリズムの練習や、癖を見つけて修正することを継続しているという。「やっと実を結んでくれた」と今季の平均パット数は28・6780で8位と、昨季の30・0423(65位)から大きく向上した。「7〜8メートルのバーディーパットを、チャンスだと思えるようになった。わなにはまらず、自分の組み立てたゴルフができるようになった」とゲームプラン全体にもいい影響をもたらしている。
今週は「頑張らない」ことをテーマとする河本。この日も「頑張らなかった」と自然体でのラウンドを心がけた。19日の最終日は今季2勝の竹田麗央(りお)、2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう)と最終組でプレーする。「一ゴルフファンとして、美夢有ちゃんと麗央ちゃんと回れるのが楽しみ。やるべきことをしっかりして、明日は楽しくプレーするだけ」とやはり頑張らずに臨むという。ギャラリーへ向けては「楽しんで! いけー!」と声をかけてほしいとお願いした。楽しむことをモットーに、5年ぶり2勝目を目指す。
2024年05月18日 16:58
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平がツアー自己ベストを更新する62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。「外していい方にミスをするとか、プラン通りに18ホールできた。いいゴルフだったとは言えないけど、ミスがミスにならないようにできた」。(ピンの)手前から攻めることを徹底し、下りのアプローチを一度も残さずボギーを一つに抑えた。
14番パー4(370ヤード)ではチップインイーグルを決めた。ピンまで25ヤードの第2打は、最後に右にはねてカップに転がり込んだ。「自分的には転がしたかったんだけど、あまりにもきれいにスピンが入ってしまって。周りから見たらすごいナイスショットだったと思うけど違う」と苦笑いも、終盤の大きな一打でスコアを伸ばした。
東北福祉大を今年3月に卒業した。明徳義塾中、明徳義塾高、大学と10年に渡って寮生活だった。4月から都内で一人暮らしを始めた。「友達がいないのが寂しい。寮だといつも誰かがいたから」。YouTubeやTikTokを見ながら一人の時間をやり過ごす。それでも「ゴルフをしているときが一番楽しいので大丈夫」。プロゴルファー生活に幸せを感じている。
昨年大会の覇者は大学の1学年上の蝉川泰果だった。「勝って、ついていきたい。先輩には松山(英樹)さん、金谷(拓実)さん、蝉川さんがいる。ちょっとでも認めてもらえるように頑張りたい」。プロ転向3試合目での優勝なら、1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻(韓国)の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続き、金谷拓実に並ぶ3位のスピード記録となる。「もうここまで来たら勝つしかないと思っている」と気合いを入れた。