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2023年02月08日 23:00
プレミアリーグ第22節でブレントフォードに1-0と勝利したブライトン。決勝ゴールを決めた三笘薫は、ここ数試合の高いパフォーマンスにも驕らず、結果を追い求めている。この試合で左ウイングバックで先発出場した三笘は、積極的なドリブルで相手守備陣を切り裂く。そして迎えた87分には途中出場のジェレミー・サルミエントのクロスにタイミングよく頭で合わせてゴールネットを揺らした。 三笘は直近12試合で7ゴール2アシストと好成績を収めており、現地メディアからも称賛の声が多く挙がっている。そんな中で専門メディア『Sussex Live』で三笘は今試合の自身のプレイについて「ボーンマス戦でのパフォーマンスには満足できなかったし、ゴール無しで試合を終わらせたら最悪だと感じた」と自己評価を述べている。さらに圧倒的な強さを見せつけてJ1優勝を成し遂げた川崎フロンターレ時代を例に挙げ、終盤まで得点できなかった今節について、もっと攻撃的にいくべきだったと振り返っている。「川崎フロンターレでは、常に試合に勝っていた。今、自分は同じような考え方でプレイしている。(ボーンマス戦は)我慢してプレイしたが、守備が強い相手に対してはもっと攻めるべきだと改めて感じた。ゲームの質を改善しなければならない」劇的な決勝点にも浮かれることなく、90分間を通して自身を見つめ直した三笘。ベルギーでもイングランドでも圧倒した存在感を発揮できるのは、彼のあくなき向上心があってのことだろう。
2024年05月01日 22:30
7月から開幕するパリ五輪。基本的に男子サッカー競技は23歳以下(2001年1月1日以降の生まれ)の選手によって行なわれるが、1チーム3名のみ「オーバーエイジ」と呼ばれる年齢制限のない選手が登録できる。
今回は現在メディアで噂されている「パリ五輪に出場するかもしれない世界的スーパースター」をご紹介する。キリアン・エムバペ
代表:フランス
クラブ:パリ・サンジェルマン
パリ五輪のホスト国となるフランス。その代表チームを率いているのはあのティエリ・アンリである。
予選にあたるUEFA U-21選手権では準々決勝でウクライナに1-3と敗れてしまい期待外れの結果に終わったが、その大会後にシルヴァン・リポルに代わってティエリ・アンリがチームを引き継ぐことになった。
そのフランスU-23代表のメンバーに入りたいという希望を明らかにしているのがキリアン・エムバペだ。
もちろんフランスはEURO2024にも出場することからA代表監督のディディエ・デシャンは「非常に難しいことだ」と話しており、ティエリ・アンリ監督も「クラブ次第だ」としか語っていない。
ただエムバペ自身は故郷で行なわれる歴史的なオリンピックでトリコロールのユニフォームを着ることを熱望しており、アンリ監督による招集を待っているようだ。モハメド・サラー
代表:エジプト
クラブ:リヴァプール
2021年夏に行われた東京五輪への出場を希望していたものの、リヴァプールからの許可が出なかったことから断念せざるを得なかったモハメド・サラー。
それから3年が経ち、今回のパリ五輪では改めて彼が招集される可能性があると言われている。U-23エジプト代表の監督を務めているロジェリオ・ミカレ氏は昨年からメディアに対して「サラーを招集したい」と宣言している。
ただ、モハメド・サラーはこの1月にもアフリカ・ネーションズカップのためにリヴァプールを離れていた時期がある。
その際には大会の途中にハムストリングの怪我を負ってしまったことから途中離脱しており、チームもベスト16で敗退している。
サラーはこの夏リヴァプールを退団する可能性があると言われており、サウジアラビアへと移籍するというウワサも。彼が五輪でプレーできるかどうかはクラブ次第と言えるため、去就もパリ五輪の出場可否に大きな影響を与えそうだ。リオネル・メッシ
代表:アルゼンチン
クラブ:インテル・マイアミ
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
アルゼンチンU-23代表を率いているのはあのハビエル・マスケラーノ。彼は南米予選を突破したあとも「リオネル・メッシを招集できるなら…」と親友の名前をあげていた。
U-23アルゼンチン代表の中心選手であるティアゴ・アルマダも、「メッシがオリンピックに出てくれることを願っている、それは夢のようだね」と語っていた。
ただ、アルゼンチン代表は今夏コパ・アメリカ2024を控えていることから、インテル・マイアミは「両方に出場させたくはない」という立場であるという。
2024年05月01日 22:17
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーとウェールズ代表DFベン・デイヴィスの負傷について言及した。5月1日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。
ヴェルナーとB・デイヴィスは現地時間28日に行われたプレミアリーグ第35節アーセナルとのノースロンドン・ダービーに揃って先発出場。しかし、前者は前半途中にプレー続行不可能となり、31分にウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンとの交代でピッチを後に。後者は88分にアルゼンチン代表MFジオヴァニ・ロ・チェルソとの交代でベンチへ下がっていた。
現地時間2日に控えるプレミアリーグ第26節延期分チェルシー戦の前日会見に出席したポステコグルー監督は、ヴェルナーとB・デイヴィスの状態について言及。ヴェルナーについて「アーセナルとの試合後にハムストリングにいくつかの問題を抱えていた。2週間半ほどしかないので、彼はシーズンの残りを欠場することになるだろう」とコメントし、B・デイヴィスについても「ベンもハムストリングを負傷した。おそらく残りの試合には出場できないだろう」と明かした。
現在28歳のヴェルナーは1月にライプツィヒから買い取りオプション付きのレンタルでトッテナムに加入。ここまで公式戦14試合に出場し2ゴール3アシストを記録している。また、現在31歳のB・デイヴィスは2014年夏からトッテナムに所属。在籍10年目の今シーズンは左サイドバック(SB)を主戦場にここまで19試合に出場し1ゴールをマークしている。
チェルシー戦を含めて残り5試合となったプレミアリーグでチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを展開中のトッテナム。前節終了時点で勝ち点「60」の5位につけており、2試合消化の多いアストン・ヴィラとのポイント差は「7」となっている。
2024年05月01日 22:00
関東社会人1部南葛SCは4月27日に、ヴェルフェ矢板戦(28日、4-0)に向けた練習を都内で公開した。選手たちは流れるようなパスワークを見せて技術の高さを見せた。
この日元日本代表MF今野泰幸は球際の強さ、素早いインターセプトで存在感を発揮。卓越した守備技術はたくましさと上手さが兼備されており、ミニゲームでの素早いパスワークにも難なく対応していた。
14日に行われた第2節東京ユナイテッドFC戦で今野はフル出場を果たし、2-0の勝利に貢献。チームは試合を支配する形で今季リーグ戦初勝利を飾った。昨年11月に川崎フロンターレなどで指揮を執った名将・風間八宏氏が南葛SCの監督とテクニカルダイレクターに就任。風間監督の指導下でチームの技術は向上しつつあるが、今野は現状に満足していない。
今野は「風間さんがやろうとするサッカーを完璧にできたとは思っていない。特に後半は自分たちの時間というより相手の時間も長かった。それを『90分通して自分たちの時間にする』よいうのが目標なので。手応え的にはまだまだかな。もっと一人ひとりの判断スピードや技術を上げていかないと思いました。全然満足のできる試合ではなかったと思います」とキッパリ。日本代表で通算93試合出場、ガンバ大阪時代に国内3冠を果たしたレジェンドはさらなる高みを見据えていた。
風間監督の指導を受けた選手はベテラン選手であっても「上手くなる、成長する」と答えるほどの「止める、蹴る」を基本とする質の高い練習で有名だ。今季就任した名将の指導を受ける今野は「上手くなるというよりは意識付けですよね。普段の練習から要求するところが高い。ターンするとか、最短でしっかり前を向いて前に当てていくとか。そういうことを常々言われるので、意識が変わるから、頭が変わる。やろうとしてるサッカーが高くなってくるから、そういう意味でレベルアップしてるのかなと思います」と分析した。
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チームは今季関東1部リーグ優勝、地域チャンピオンズリーグを勝ち抜いてJFL参入を目指している。今野は「リーグ戦も短期決戦なので、試合数も多くない。1試合、1試合100%の力で、自分たちの練習してるところを思う存分出して、監督にアピールしながら勝っていきたいと思います」と闘志を燃やした。日の丸を背負って戦い続けた男が、南葛飾を背負ってチームを高みへと導く。
2024年05月01日 21:14
アーセナルが今夏の移籍市場でブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを売却する可能性があるようだ。
2024年05月01日 20:47
代表のAマッチウィークによる3月のプレミアリーグ中断が、例年以上に長く、そして無粋に感じられたのは、優勝争いがいつになく白熱していたからだ。
アーセナル、マンチェスター・シティ、リバプールの3チームがしのぎを削る三つ巴のタイトルレースは、史上稀に見る大混戦だ。これから佳境を迎えるそのときに、水をさしたインターナショナルブレイクは、どうにも味気なく、恨めしかった。
だから、待ちかねたように取材に飛び出した。ここロンドンを中心に入念に予定を組んだ。9日間で7試合という、むしろ嬉しい強行軍だ。
まず向かった先は、ブレントフォード対マンチェスター・ユナイテッド戦。優勝争いとは関係ないが、ユナイテッドはチャンピオンズリーグの最後の1枠を目指して必死の戦いを続けている。ただ、それ以上に、このカードには観るべき理由があった。ユナイテッドがアウェーに乗り込んだブレントフォード戦と言えば、例の「8マイル事件」があった試合だ。
昨シーズンの2節だった。ブレンドフォードに0-4とこっぴどくやられたその翌日、テン・ハーフ監督は選手を走らせた。その距離8マイル(約13)。いわゆる“罰走”だった。8マイルは試合での走行距離の差。ユナイテッドはブレントフォードに8マイル走り負けたから、勝つためにはそれだけ走る必要があるんだという、それがテン・ハーフのメッセージだった。テン・ハーフが立派だったのは、選手と一緒に自分も走ったこと。ユナイテッドはそこから巻き返して、3位でシーズンを終えたのは周知の通りだ。
あれから1年半が経って、ユナイテッドは良くなるどころか悪くなっていた。とくにパッとしない戦いぶりで、1-1の引き分け。クラブの体制も大きく変わり、テン・ハーフは今シーズンで終わりだろう。悪い監督ではないが、ユナイテッドは彼にはちょっと器が大きすぎたのかもしれない。
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この翌日がいよいよ本番、マンチェスター・シティとアーセナルのショーダウン(天王山)だ。でも、結論から言えば、ゲームとしては凡庸だった。期待が大きかった分、余計に肩透かしを食らった感じがしたな。どっちも負けないようにという慎重な振る舞いで、いささかダルなスコアレスドローだった。
理解はできる。優勝争いがここまで熾烈だと、勝点を失うことはあまりにも大きな痛手だ。アルテタにしても、ペップにしても、納得ずくの痛み分けだろう。
ただ、どうなんだろう。リバプールはそれでもアグレッシブに戦い続けているからね。諸般の事情でこの7日間のスケジュールに組み込めず、TV観戦となったユナイテッド戦も、2-2の引き分けで勝点3を逃したとはいえ、アグレッシブに攻めて、エキサイティングに戦い抜いた。個人的には、こういうチームが勝つべきだと思う。
ロンドンに戻って、ここからウェストハム対トッテナム、アーセナル対ルートン、チェルシー対ユナイテッドとウィークデーのナイトゲーム3連戦。 ウェストハムとスパーズは、あの「ラザニアゲート」が有名な因縁の対決だ(編集部・注/詳しくはワールドサッカーダイジェスト本誌24年2月1日号を参照)。
スパーズはトップ4争いの真っ只中で、ウェストハムもまだヨーロッパ行きの可能性を残している。しかし、平日夜という舞台設定もあってか、ゲームは淡々と進み、1-1で淡々とタイムアップ。終了を待たずに席を立ち、帰宅の途に就く観客も多かった。翌週にレバークーゼン戦(ヨーロッパリーグ準々決勝)を控えたウェストハムのファンは、もうそっちに気持ちが向いていた。
アーセナル対ルートンは、アーセナルの2-0で順当そのもの。シティとの大一番から中2日で、心身ともに難しいはずだった試合をきっちり勝ち切ったアーセナルには、とくに精神的な成長を感じた。シティ戦からスタメンを5人入れ替えて、サカやライスを休ませながらのこの勝利は、優勝に向けて価値ある1勝だ。
ルートンでは、1月に加入した橋岡大樹が3バックの右CBで先発。不慣れなポジションだということもあるのだろう、前半終了間際にオウンゴールを献上したのは残念だった。
寂しかったのがチェルシーとユナイテッドの一戦だ。一昔前ならそれこそタイトルショーダウン(優勝が懸った大一番)だったのに、いまは覇権の行方に何の影響も及ばさない、しがない中位対決。ミッドウィークのナイトゲームという扱いが、両チームの現状を物語っているだろう。4-3で決着するスリリングなシーソーゲームで、幕切れも劇的だったのに、むしろしんみりしてしまった。
次に向かったのはブライトン対アーセナル戦、結果は3-0でアーセナル。もう少し接戦になるかという予想、いや希望があっけなく打ち砕かれたのは、ブライトンに三笘がいなかったからだろう。ブライトンと対戦する相手が最も恐れ、警戒し、対策に頭を悩ますのが三笘だ。その不在は、相手にとって何よりのアドバンテージとなる。
シーズン序盤は無敵を思わせたブライトンが下降線を辿ったのは、デ・ゼルビ監督の身辺が騒がしくなったからだろう。去就をめぐる噂話がチームを掻き乱したのは間違いない。
最後のトッテナム対ノッティンガム・フォレスト戦では、再確認したことがある。それはソン・フンミンの人気ぶりだ。スパーズ・ファンのほぼ全員が7番のユニホームを着ていて、クラブご自慢の大型ビジョンには試合前からソン・フンミンが大写し。アップするその一挙手一投足を専用カメラが追うんだから驚きだ。
ぎゅっと詰め込んだ取材行を振り返り、総括のようなことを述べるなら、改めてプレミアリーグの魅力を感じた「9日間・7試合」だった。
ロンドンのスタジアムで度々目にしたのが、アメリカからの観戦客だった。何人かと話をすると、彼らは異口同音に言った。プレミアリーグこそ世界最高のスポーツイベントだと。僕は深く頷いた。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
Steve MACKENZIE
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーターだ。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で手掛け出版した。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2024年5月2日号の記事を加筆・修正
2024年05月01日 20:39
スペインメディアの『ABC』は4月30日、ベティスとセビージャがバルセロナ所属のブラジル代表FWヴィトール・ロッキをレンタルで補強することを検討していると報じた。
現在19歳のロッキはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。身長は172cmと小柄ながら、駆け引きや俊敏性、ゴールへの嗅覚に優れ、サッカー王国の“新たな神童”とも謳われる逸材だ。名門クルゼイロの下部組織で育ち、2022年4月からはアトレチコ・パラナエンセで活躍。同クラブでは公式戦通算81試合の出場で28ゴール11アシストを記録した。
当初ロッキはバルセロナには2024年夏から加入予定だった。だが、昨年11月に行われたEURO2024予選のジョージア戦で重傷を負ったガビが長期離脱したことから、バルセロナはガビの給与枠を使用し今年の1月にロッキを前倒し加入させていた。
しかしロッキはバルセロナに加入後、公式戦に13試合に出場し(うち先発は2試合)、合計310分のプレーで2ゴールと出場機会が限定されている。そんななか、同選手がより多くの出場機会を得て、ヨーロッパやスペインのサッカーへの適応を進めた上でバルセロナに復帰できるよう、来季はレンタルで別クラブにてプレーする可能性が浮上。バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督も同選手のレンタル移籍の可能性を排除しない旨の発言をした。
そんななか、ベティスとセビージャが来季に向けロッキをレンタルで補強する形でリストアップしたと、スペインメディアは説明している。
2024年05月01日 20:36
ブレンビーの鈴木唯人に注目が集まっている。
鈴木は、昨年の夏に清水エスパルスからブレンビーに加入。チームの中心として活躍しており、4月21日に行なわれたミッティラン戦(2−1)で見事な2ゴールを決めると、28日のノアシェラン戦(1−1)でも先制ゴールを奪って2戦連発。直近では6試合で6ゴール・4アシストと絶好調だ。
デンマークメディア『Bold.dk』によると、そんな日本人アタッカーを視察するために、マンチェスター・シティ、リバプール、トッテナム、レアル・ソシエダ、アヤックスなど、欧州の12クラブがスカウトを派遣していたという。
【動画】鈴木唯人が鮮やかなコントロールショットで先制弾!
そんななか、リバプールの専門メディア『Liverpool.com』は、「リバプールのスカウト活動が明るみになり、スポーツディレクターがスズキの移籍の可能性を認めた」と報道。以下のように見解を示している。
「現時点で、スズキはリバプールでプレーする準備が整っていないかもしれないが、エキサイティングで将来有望な選手だ。もし彼の獲得を巡って争奪戦が起きるなら、リバプールはエンドウに頼み込んで、このU-23日本代表選手と接触し、他のチームではなくアンフィールドに来るように説得を試みるべきだろう」
果たして南野拓実、遠藤に続く日本人3人目のリバプール移籍はあるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 20:24
北海道コンサドーレ札幌は5月1日、「トップチーム、移動時のファンサービスについて」と題した声明を発表した。
2024年05月01日 20:08
日本サッカー協会(JFA)は5月1日、U-23日本代表が2−0で勝利したイラク戦のPlayer of the Match(POM)に、藤田譲瑠チマが選ばれたと発表した。同賞はファン投票によって選出される。
大岩剛監督が率いる日本は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準決勝でイラクと対戦。勝てば8大会連続の五輪出場が決まる一戦を2−0で制した。
藤田は4−3−3のアンカーで先発し、28分に細谷真大、42分には荒木遼太郎の得点をアシスト。決定的な仕事以外でも、巧みなパスワークでリズムを生み、献身的にセカンドボールを回収するなど、攻守に躍動した。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
そんな藤田のPOM選出を伝えたJFAの日本代表公式Xには、「ワイも藤田選手に投票したで」「要所、要所で輝いていました」「チマちゃんおめ」「間違いなくチマが1番やばかった」「チマくんおめでとうございます」といった声が上がった。
大岩ジャパンの立ち上げからチームを支えてきた男が、パリ行きの切符が懸かる大一番で特大の輝きを放った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 20:00
アトレティコ・マドリードがスロベニア代表GKヤン・オブラクの売却を検討しているようだ。5月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在31歳のオブラクは2014年夏にベンフィカからアトレティコ・マドリードへ完全移籍加入。すぐさま守護神に定着し、現在に至るまでディエゴ・シメオネ監督率いるチームの堅守を支えている。ここまで外国籍選手として歴代最多の公式戦通算441試合に出場し、203のクリーンシート(無失点試合)を記録。ラ・リーガやヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献し、リーグで最も失点が少ないGKに贈られるサモラ賞を5度も受賞している。
この度『アス』が報じたところによると、そんなオブラクに今シーズン終了後のアトレティコ・マドリード退団の可能性が浮上しているようだ。クラブは来たる2024−25シーズンに向けたスカッド再編を今夏に行うべく準備を進めており、複数選手の売却を検討しているとのこと。これまで“非売品”という位置付けだったオブラクについても、約1000万ユーロ(約17億円)というチーム内でも最高クラスの給与を受け取っていることから、他クラブのオファーに耳を傾ける可能性があるという。
なお、仮にオブラクを売却することになった場合、アトレティコ・マドリードはバレンシア所属のジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリの獲得に乗り出す可能性が高いとのこと。現在23歳の同選手は既にバレンシアで正GKとして活躍しており、今シーズンもここまで公式戦33試合に出場している。現行契約は2027年6月末までとなっており、バレンシアは移籍金として最低2500万ユーロ(約42億円)を要求しているようだ。
アトレティコ・マドリードと2028年6月末までの契約を締結し、違約金は1億2000万ユーロ(約202億円)とも報じられているオブラク。果たして獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。
2024年05月01日 20:00
2023-24シーズンも最終盤を迎えている欧州サッカー。ドイツのブンデスリーガでは先日、バイアー・レヴァークーゼンが悲願の初優勝を決めている。
残りは3節。いまだ無敗を維持するレヴァークーゼンが史上初の無敗優勝を達成するのかどうかや、CL4強に勝ち残っているバイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントの戦いぶり、さらには欧州カップの出場圏争いに残留争いと見所はまだまだ多い。
そうしたなか、新しい未来のテレビ『ABEMA』は1日、5月のブンデスリーガ放送スケジュールを発表している。
■第32節
「シュトゥットガルトvsバイエルン」/キックオフ時間:5月4日(土)午後10時30分〜(ABEMAプレミアム)
「ケルンvsフライブルク」/キックオフ時間:5月5日(日)午前1時30分〜(無料)
「フランクフルトvsレヴァークーゼン」/キックオフ時間:5月6日(月)午前0時30分〜(無料)
■第33節
「フライブルクvsハイデンハイム」/キックオフ時間:5月11日(土)午後10時30分〜(無料)
「バイエルンvsヴォルフスブルク」/キックオフ時間:5月13日(月)午前0時30分〜(ABEMAプレミアム)
「ボーフムvsレヴァークーゼン」/キックオフ時間:5月13日(月)午前2時30分〜(無料)
■第34節
「ウニオン・ベルリンvsフライブルク」/キックオフ時間:5月18日(土)午後10時30分〜(無料)
「フランクフルトvsライプツィヒ」/キックオフ時間:5月18日(土)午後10時30分〜(無料)
「レヴァークーゼンvsアウクスブルク」/キックオフ時間:5月18日(土)午後10時30分〜(無料)
シーズン無敗がかかるレヴァークーゼンと、現在7位につける堂安律所属のフライブルクの残り3試合が、全試合無料生中継に!
『ABEMA』では、生中継する試合のハイライトを試合終了後から30日間無料で楽しめるほか、「ABEMAプレミアム」であれば、試合終了直後から7日間、いつでも見逃しフルマッチが楽しむことが可能。
また、試合情報・選手情報などを観戦しながら確認できる「試合データ」を利用することができ、さらにスマートフォン、PC、タブレット、テレビなどライフスタイルに合わせて場所にとらわれず視聴することができる。
Jリーグとレヴァークーゼンでプレーした5名
ワールドカップ以来『ABEMA』でサッカーを観ていないという方は、奇跡とも言えるシャビ・アロンソ監督率いる今季のレヴァークーゼンだけでもチェックしてみてはいかが?
2024年05月01日 19:40
少しステップアップが早すぎたか。
2024年05月01日 19:39
ラツィオにおける鎌田大地の株は右肩上がりだ。来季の残留を望む声も増え続けている。
夏に鎌田は今季いっぱいまでの1年契約を結んだ。しかし、選手が行使可能な延長オプションがついており、決断が注目されている。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出場機会に恵まれず、退団は不可避とも言われていた。だが、イゴール・トゥドール監督が就任してからは状況が一変。先発出場が続き、チームの中心的な役割を担うようになった。指揮官から絶賛されているのは周知のとおりだ。
クラブのクラウディオ・ロティート会長は、トゥドール監督が鎌田を「将来への支え」にしたとして、「彼がラツィオに残ると決めなければならない」と、選手に決断をうながした。
イタリアのメディア『TUTTOmercatoWEB』も4月30日、来季に向けてラツィオは改革していく予定と報じ、「それだけに、カマダ残留で中盤を確保することは、ひとつ問題を少なくして未来を計画するために重要」と伝えている。
OBからも残留希望の声が届いた。
【動画】復活した鎌田が7か月ぶりに絶妙のアシスト
ジャンカルロ・オッディは『Radiosei』で「(鎌田のことは)とてもうれしい」と述べている。
「ようやく本物の選手であると示してくれた。様々な適応の問題を抱えたが、彼のことはその経歴だけでも分かる。ラツィオに残るなら、私はうれしいね」
一方、『cittaceleste』によると、オジェニ・オナジも『Tag24』で「トゥドールの就任以降、カマダはよくやっている。監督は彼をとてもあてにしていると思う」と話した。
「日本人ミッドフィルダーには残留を決断してほしい。今の彼は試合に出ており、自信があって、素晴らしい成長ぶりだ。クラブと合意しなければいけないのはもちろんだが、残ると決めることもあり得るだろう」
トゥドールの下で鎌田が生き生きとしているのは誰もが認めるところだ。来季以降も水色のユニホームを着る彼を見ることはできるのか。決着のときが迫りつつある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 19:10
ミランの新指揮官候補にブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が浮上しているようだ。4月30日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
2019年に就任したステファノ・ピオリ監督の下、2021−22シーズンに11年ぶりにスクデットを獲得し、翌シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出を果たすなど“名門復活”を印象付けたミラン。しかし、迎えた今シーズンはCLで決勝トーナメントに残れず、ヨーロッパリーグ(EL)でもベスト8敗退。セリエAでは2位につけているものの、先月下旬に行われたミラノ・ダービーにて“宿敵”インテルの優勝を見届けるという屈辱を味わった。
このような現状を受け、チーフスカウトのジョフレイ・モンカダ氏、アドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏、ジョルジョ・フルラーニ会長らクラブ上層部は、今シーズン終了後の指揮官交代を検討。ピオリ監督との契約を1年前倒しで解消し、来シーズンに向けて新指揮官を迎える可能性が高まっていると報じられている。
新監督の筆頭候補とされているのがフレン・ロペテギ氏。かつてポルトやスペイン代表、レアル・マドリード、セビージャ、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)などを率いた57歳は、既にミラン側との会談を行なっており、年俸400万ユーロ(約6億7000万円)の3年契約で口頭合意に達したとも伝えられている。しかし、ミランファンの一部は同氏の招へいに消極的な模様。今回の報道によると、SNS上では「#Nopetegui」のハッシュタグが出現しており、ロペテギ氏就任に反対するオンライン上の嘆願書には多くの賛同が集まっているという。
こうした現状を鑑み、ミランはロペテギ氏以外の候補者への関心を強めている模様。かねてから名前が挙がっているボローニャのチアゴ・モッタ監督やロイヤル・アントワープのマルク・ファン・ボメル監督に加え、ブライトンを率いるデ・ゼルビ監督の招へいにも興味を示しているという。同氏は現役時代にミランの下部組織に所属し、指導者転身後もパレルモやサッスオーロを率いるなど、セリエAとは縁がある人物。ブライトンとの現行契約は2026年6月末までとなっており、違約金は1500万ユーロ(約25億円)程度に設定されているようだ。
また、かつてローマを指揮し、現在はリールを率いているパウロ・フォンセカ監督もミランの新指揮官候補に浮上しているようだ。
2024年05月01日 19:08
サンフレッチェ広島で就任3年目を迎えたミヒャエル・スキッベ監督の手腕について、MFの川村拓夢は次のように述べていた。
「ミーティングでの言葉で心を掴まれるというか、選手のモチベーションを高める術に長けています」
練習メニューはルーティン化されており、そこから感じ取れるのはGKの大迫敬介曰く「相手ではなく、結局は自分たちの(アグレッシブでハードな)サッカーができれば絶対に勝てる」という信念だ。
大迫は言う。
「守備が堅いチームがいたり、それこそFC町田ゼルビアみたいに確かなスタイルを持って戦うチームもいますが、そういう相手を対策するのではなく、自分たちのスタイルをどこまで表現できるか。なので、練習で相手の対策はしないですし、試合前日も広島のスタイルを貫くトレーニングをするので、そこはスキッベ監督の流儀なのかなと思います」
そんなスキッベ監督はオンとオフの使い分けがはっきりしていて、「オフをたくさんくれます」(大迫)。
「2オフ、3オフの後はきつい練習をバンバンやりますけど、メリハリのコントロールはすごく上手」と大迫はそう話していた。
川村も「そこですね、やっぱり」と同調する。
「連戦でも2日オフになるケースもあります。選手を信頼してくれているというか、2オフちゅうも僕たちは試合に向けて準備しますからね。監督との信頼関係が良い雰囲気を作る要因だと思っています」
スキッベ監督の下、広島が団結力のあるチームになっているのは間違いない。
【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?