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2023年02月08日 21:40
昨季リーグ・アンを圧倒的な強さで制したパリ・サンジェルマン。今季もここまで2位マルセイユとの勝点差は「8」と大きく離しており、すでに照準はUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦・バイエルン戦に向けているかもしれない。そんなPSGだが、今季は昨夏に比べるとおとなしい移籍市場を過ごしている。昨夏はリオネル・メッシやセルヒオ・ラモスといったスター選手を迎え入れたが、今季の大きな補強はポルトから加わったヴィティーニャで、今冬も選手獲得は行わなかった。 しかし今夏のPSGは、ビッグディールを行うかもしれない。そのターゲットとなっているのが、マンチェスター・シティのベルナルド・シウバである。仏『Le10sport』によれば、昨夏獲得を目指していたポルトガル代表MFに対して今夏もオファーを送る予定だと伝えられている。昨夏もPSGやバルセロナが獲得を目指したものの、最終的にはシティに残留をしたシウバ。しかし同メディアによれば新たな挑戦に興味を示しており、今夏こそチームを離れるのではないかと噂されている。圧倒的な攻撃陣を揃えるPSGにプレミア王者を支えるアタッカーが加わるのだろうか。
2024年05月07日 05:56
プレミアリーグ第36節が6日に行われ、クリスタル・パレスとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。
エリック・テン・ハフ監督体制2年目の今シーズンは序盤から安定感を欠いた戦いが続いているマンチェスター・ユナイテッド。直近5試合は1勝3分1敗と勝ち切れないゲームが多く、現在は1試合消化の多いチェルシーと同勝ち点の暫定8位に留まっている。既にトップ4フィニッシュの可能性は消滅しているが、少しでも上位に食い込み、ヨーロッパコンペティションへの出場権を確保するためにも、勝ち点「3」を積み位上げたいところだ。今節は直近4試合無敗の14位クリスタル・パレスの本拠地に乗り込む。
試合の均衡が破れたのは12分、右サイドでスローインを獲得したクリスタル・パレスはミカエル・オリーズがボールを受け、巧みなタッチでカゼミーロのタックルを交わす。そのままボックス内までドリブルで侵入し、左足でゴール右下隅に流し込み先制に成功した。ビハインドを負ったマンチェスター・ユナイテッドはボール保持率で優位に立つものの、なかなかチャンスを作ることができない。21分と23分にはダニエル・ムニョスの攻撃参加からオリーズに際どいシュートを放たれる。
27分、マンチェスター・ユナイテッドはクリスティアン・エリクセンの左CKにカゼミーロが頭で合わせてネットを揺らすも、GKディーン・ヘンダーソンと競り合ったラスムス・ホイルンドにファウルがあったとして得点は認められず。すると40分、クリスタル・パレスは左サイドでボールを奪い、クリス・リチャーズが素早く前線へ繋ぐ。これを受けたジャン・フィリップ・マテタがボックス内左に切り込み、最後はGKアンドレ・オナナのニアを抜く強烈なシュートを沈めた。
前半はこのままクリスタル・パレスの2点リードで終了。マンチェスター・ユナイテッドとしては流れの中から決定機を創出することができなかった。
後半立ち上がりの53分、アントニーの突破でFKを獲得したマンチェスター・ユナイテッドは、エリクセンのキックからカゼミーロがネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点ならず。対するクリスタル・パレスは56分過ぎにかけてタイリック・ミッチェルとウィル・ヒューズが立て続けに際どいシュートを放つ。これはGKオナナに阻まれるも、58分にアダム・ウォートンの右からのクロスをヨアキム・アンデルセンが折り返し、最後はミッチェルが押し込みリードを3点に広げた。
苦しい展開となったマンチェスター・ユナイテッドは、カゼミーロが際どいシュートを放つなど攻勢を強めるも、追撃の1点を奪うことができない。66分、ムニョスが敵陣右サイド深くでカゼミーロからボールを奪い後方へパス。これを受けたオリーズが左足でGKオナナのニアサイドを抜く強烈なシュートを沈め、クリスタル・パレスが4点目を獲得した。
その後もマンチェスター・ユナイテッドは目立ったチャンスを作り出せず。逆にクリスタル・パレスは度々相手ゴール前に迫り、途中出場のオドソンヌ・エドゥアールがポスト直撃のシュートを放つなど積極的に追加点を狙っていく。試合はこのまま4−0で終了。司令塔のブルーノ・フェルナンデスが欠場したマンチェスター・ユナイテッドがクリスタル・パレスにシーズンダブルを許す結果となった。
次節、クリスタル・パレスは11日にアウェイでウルヴァーハンプトン(ウルブス)と、マンチェスター・ユナイテッドは翌12日にホームでアーセナルと対戦する。
【スコア】
クリスタル・パレス 4−0 マンチェスター・ユナイテッド
【得点者】
1−0 12分 ミカエル・オリーズ(クリスタル・パレス)
2−0 40分 ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)
3−0 58分 タイリック・ミッチェル(クリスタル・パレス)
4−0 66分 ミカエル・オリーズ(クリスタル・パレス)
2024年05月07日 05:51
交代はやや早すぎたようだ。
遠藤航が所属するリバプールは5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムとホームで対戦。4−2で勝利を収めた。
遠藤が4−3−3のアンカーで先発したリバプールはモハメド・サラーがヘッドで決めた16分の先制点を皮切りに、ゴールラッシュを披露。44分にアンドリュー・ロバートソン、50分にコディ・ガクポ、60分にハービー・エリオットがネットを揺らし、4点差をつける。
しかし、64分に遠藤と左SBのアンドリュー・ロバートソンに代えて、19歳のステファン・バイチェティッチとジョー・ゴメスを投入する二枚替えを行なうと、状況が変わり、そこからリシャルリソンとソン・フンミンのゴ―ルで2失点。その後もピンチを招いて、冷や汗をかかされた。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
果たして、遠藤の交代は正しかったのか。英メディア『THE BOOT ROOM』はこう見解を示している。
「31歳の彼はクロップ監督の中盤に真の切れ味を加え、今日も傑出したパフォーマンスを見せた。スパーズの観点からすると、プレーしやすくなったことが証明され、彼の交代後、確かに不在が感じられた」
同メディアは「それはリシャルリソンとソン・フンミンの慰めのゴールにつながったが、リバプールにとって幸運なことに、(アンジェ・)ポステコグルー監督のチームにとってはあまりにも遅すぎた」と続けている。
日本代表MFの交代は、小さくない影響があったとの見立てただ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 05:50
去就が注目されているラツィオの鎌田大地は、監督交代によって立場が激変した。
鎌田側に3年の契約延長オプションがあるというが、『Il Messaggero』によれば、彼は別の解決策を考えているという。
それは3年ではなく1年の契約延長というもので、すでにクラブ側に打診したとのこと。ラツィオは5月15日までに鎌田の契約について解決したい思惑だとも。
もし、鎌田の提案がラツィオに受け入れられた場合、現在と同じ条件(ボーナス含めて年俸300万ユーロ≒5億円)で残留しうる模様。
鎌田もか!ユヴェントスが「0円で獲得した最強イレブン」
ただ、ユヴェントスも鎌田を狙っていると報じられているほか、フランクフルト時代の指揮官であるオリヴァー・グラスナ―監督が率いるクリスタル・パレスへの移籍も噂されている。
2024年05月07日 05:32
確実に評価を高めているようだ。
2024年05月07日 05:10
まさかの行動が反響を呼んでいる。
遠藤航が所属するリバプールは5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムとホームで対戦し、4−2で白星を挙げた。
この試合で途中出場となったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが翌6日、自身のインスタグラムの投稿から、リバプール関連の写真をすべて削除したのだ。
この行動はサポーターの間で瞬く間に話題となり、『Liverpool.com』など現地メディアも続々と報道。取り沙汰されているバルセロナ移籍の布石とも報じられている。
【画像】リバプールの写真が削除されたヌニェスのインスタ
日本のX(旧ツイッター)上でも「ヌニェス」がトレンド入りするほど話題となり、ファンからは次のような声が上がった。
「なにがあったん」
「移籍しないでくれ」
「心配。どうか移籍しないでほしい」
「俺は見捨てないぞ!お前はプレミアの顔になれる!」
「移籍するにしてもインスタの写真からリバプールの痕跡消すの相当嫌になったとしか思えないな」
「頼むなら居なくならないで」
「クロップ最後の仕事はヌニェスを救ってやることだな」
24歳のストライカーは、簡単な決定機を外してしまいがちで、誹謗中傷を受けるケースも少なくない。そうした心無い声に嫌気が差したのか、ベンチスタートが不満だったのか、それとも退団の意思なのか。様々な憶測が飛び交っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 00:59
来シーズンからリヴァプールの指揮官に就任することが決定的となっているフェイエノールトのアルネ・スロット監督が、監督交代における自身の見解を語った。5日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
クラブを率いるユルゲン・クロップ監督が今シーズン終了後に退任するリヴァプール。レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督やブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督、スポルティングのルベン・アモリム監督などが次期指揮官候補と噂されていたが、スロット氏とリヴァプールが来季からの監督就任で合意に至ったと、先月26日に現地メディアが一斉に報じた。
そんななか、エールディヴィジ第32節ズヴォレ戦後のインタビューに応じたスロット監督は、新たなクラブの指揮官に就任する際のポイントを告白。「新しいクラブに行く場合、現在の監督に連絡するのは普通のことだと思う」とスムーズに引き継ぎを成功させる“コツ”を明かしている。
また、「フェイエノールトでもそうだった。その人がクラブで数年、この場合は9年働いていることから多くの知識を持っており、彼に連絡するのは普通のことだ」とリヴァプールで2015年10月から指揮を執るクロップ監督にアドバイスを求める正当性を主張。続けて、「それとは別に、私は彼のアシスタントのペップ・ラインダースをよく知っている。もし正式な契約がまとまば、彼に連絡しなければおかしいだろう」と自らの見解を示した。
2024年05月07日 00:00
ヨーロッパのサッカーにおいて特別な価値を持つ「UEFAチャンピオンズリーグ」。国内のコンペティションを勝ち抜いたクラブや、さらに予選をくぐり抜けてきた猛者が戦う最大のトーナメントである。
しかしながら、そんな欧州の頂点を争う戦いに出場した経験を持ちながら、現在は下部リーグに沈んでいるチームも…。
今回はそんな「チャンピオンズリーグに出場したのに下部リーグに沈んでしまったクラブ」をご紹介する。 デポルティーボ・ラ・コルーニャ
現在のリーグ:スペイン3部
CL出場:2000-01, 2001-02, 2002-03, 2003-04, 2004-05
伝説の名将ハビエル・イルレタの下に名選手が集まり、「スーペル・デポル」の異名をとったデポルティーボ・ラ・コルーニャ。フアン・カルロス・バレロンやディエゴ・トリスタン、フラン、ビクトル、ロイ・マカーイ、ジャウミーニャなど、個性豊かなチームだった。
今でも語り草となるのは2004年のACミラン戦。ファーストレグを敵地で1-4と落としながら、なんとホームで4-0と大勝。信じられないような逆転劇で前年度の王者を叩き落とした。
2011年に2部降格してからは低迷が続き、現在はスペイン3部を戦う。しかし今季は35試合を終えて首位に立っており、2部昇格が目前に迫っている。シャルケ04
現在のリーグ:ドイツ2部
CL出場:2001-02, 2005-06, 2007-08, 2010-11, 2012-13, 2013-14, 2014-15, 2018-19
内田篤人が長くプレーしていた名門シャルケ04。ボルシア・ドルトムントと並び、炭鉱都市ゲルゼンキルヒェンを代表する人気クラブだが、この数年間は経営状況が芳しくない状況が続き、サッカーにも大きな影響を与えている。
新型コロナウイルスのパンデミックによる収入ダウン、そしてロシアのウクライナ侵攻によるメインスポンサー「ガスプロム」との契約解除。一時は破産寸前まで追い込まれたと言われる。
現在はドイツ2部で下位に低迷しており、18チーム中12位。降格の可能性は低いが、すでに来季1部への復帰は不可能な状況になっている。
ドイツでは他にもハンブルガーSV、カイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリンが2部を戦っている状況だ。ボルドー
現在のリーグ:フランス2部
CL出場:1999-2000, 2006-07, 2008-09, 2009-10
フランスではオナイウ阿道が所属しているオセールが2部の首位をひた走っており、来季は1部を戦う可能性が高くなっている。今週末勝点1以上を獲得すれば昇格が決定だ。
しかしながら、その一方でチャンピオンズリーグ4回に出場したボルドーは、今季2部でも12位と非常に苦しいシーズンを送ることになった。
2022年にリーグアンで最下位となり、財政問題のために3部降格処分を受けたものの、その後控訴によって2部でのプレーを認められた。ただ経営状況は現在も大きな改善を見せておらず、苦しいやりくりを余儀なくされている。ブラックバーン・ローヴァーズ
現在のリーグ:イングランド2部
CL出場:1995-96
レスター・シティはプレミアリーグ昇格が決定。リーズ・ユナイテッドは昇格プレーオフへの出場が決定。イングランド2部を抜け出せる可能性は高くなっている。
その一方で、かつてアラン・シアラーを擁してプレミアリーグ優勝を果たしたブラックバーン・ローヴァーズは今季も2部で残留争いを強いられてしまった。
2017年には一度3部へと降格したこともあり、この数年はオーナーであるインド企業「ベンキーズ」に対しての批判が高まっている。ブルサスポル
現在のリーグ:トルコ3部
CL出場:2010-11
2009-10シーズンにトルコリーグを制覇したブルサスポル。その結果初のチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、大きな話題になった。
その後も何度かヨーロッパリーグに出場するなどトルコの強豪として知られるようになったが、それと同時に多額の負債を抱えてしまい、2019年には2部へと降格してしまう。
さらに借金のために選手の獲得を禁止され、今季はトルコ3部で19チーム中18位となり、すでに4部への降格が決定している。FCトゥーン
現在のリーグ:スイス2部
CL出場:2005-06
内田篤人が一緒にプレーした「最強の同僚ベストイレブン」
2004-05シーズンのスイス・スーパーリーグを2位で終え、歴史上初のチャンピオンズリーグ出場を果たしたFCトゥーン。そのユニークな名前も相まって大きな話題を集めた。
ただその数年後にはスイス2部に降格してしまい、それからは浮き沈みの激しいチームに。2019-20シーズンにも再び残留プレーオフで敗れて降格を喫してしまった。
ただ、今季はこれまでスイス・チャレンジリーグ(2部)で10チーム中2位と功績席を残しており、昇格プレーオフ圏内である2位以上に入ることは確定している。
2024年05月06日 23:49
日本女子代表(なでしこジャパン)FW植木理子が、所属するウェストハム・ユナイテッドLFCの年間最優秀若手選手に選出された。
2024年05月06日 23:30
6日にインドネシアで開幕したU17女子アジアカップ2024。
前回王者の日本は白井貞義監督のもと、U-17女子ワールドカップ出場とともに通算5度目の優勝となる大会連覇を目指す。
今大会に出場するU-17日本女子代表において、注目を集める一人が、唯一“飛び級”で選出された14歳の花城恵唯。
沖縄県の北谷町出身で、中学からJFAアカデミー福島へ加入。才能豊かなアタッカーとして期待されている中学3年生だ。
「今大会、出番が回ってきた時にはしっかり自分のプレーを出して、チームの勝利に貢献したいです」
先日行われたオンラインのメディア対応でこのように話していた花城。得意なプレーを尋ねられると「シンプルにプレーしたり、ゴール前ではパスとか、シュートも最近は狙っています」と答えたが、観てほしいプレーは「スルーパス」とのことで、ある元日本代表選手の名前も挙げていた。
「香川真司選手とかは攻撃的で結構真似していて、スルーパスとかが上手いので自分もたまにそれをイメージしてやったりします」
そんな花城は、今年JFAアカデミー福島から巣立った先輩のなでしこジャパン選手、谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘンへ加入、そのままローゼンゴードへローン)や古賀塔子(フェイエノールトへ加入)の影響もあり、ヨーロッパでプレーすることを目標にしているという。
「夢に近づく大会だと思っています。自分が今どのくらいのレベルにあるのかを知ることもできるので、何かいいものを持ち帰れたらと思います」
なでしこジャパン、パリ五輪でメダル獲得の鍵を握る「主力選手」5名
小柄ながら高い技術を持つ花城のプレーも楽しみなU-17日本女子代表。DAZNでも配信される日本時間7日(火)20時からの初戦ではタイと対戦する。
2024年05月06日 22:25
プレミアリーグのウェストハムは、2024−25シーズンからスペイン人指揮官フレン・ロペテギ氏の新監督就任が濃厚となったようだ。6日、イギリスメディア『BBC』などが伝えている。
デイヴィット・モイーズ体制6年目となった今シーズンのウェストハム。昨夏にメキシコ代表MFエドソン・アルバレスやイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズらを獲得し、冬の移籍市場でもマンチェスター・シティからイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスをレンタルで獲得するなど積極的な補強を敢行したものの、直近の公式戦6試合では勝利を挙げられておらず、現在はリーグ戦で9位に位置している。
今夏でモイーズ監督との契約が満了を迎えるなか、同メディアは来シーズンからロペテギ氏がウェストハムの新指揮官に就任する見込みであると報道。昨シーズンまでウルヴァーハンプトン(ウルブズ)を率いていた同氏と合意に達したと伝えた。なお、契約の詳細については今後の話し合いで最終決定される模様。ロペテギ氏に対してはミランも招へいを画策中と報じられていたが、今季終了後に約1年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たすことになりそうだ。
2024年05月06日 22:12
[J1第12節]福岡 1−1 川崎/5月6日/ベスト電器スタジアム
リーグ戦での今季初の連勝とはまたもならなかった。
前節・11節の浦和戦で6試合ぶりの勝利を掴んでいた川崎は、12節にアウェーで福岡と対戦。75分にFW山田新がハーフウェーライン付近からひとりで持ち運ぶスーパーゴールを決めるも、85分に追い付かれ、1−1のドローで試合を終えた。
今季はシーズン初戦のACLラウンド16・山東泰山(○3−2)、富士フイルムスーパーカップ・神戸戦(○1−0)と公式戦での連勝はあったが、それ以降、2試合続けての白星はない。
「最後の最後まで選手は走ってチャンスも作ってくれましたし、逆に自分たちのミスから多くの難しい時間を作ったと思います。その両方を、しっかりと修正する部分と継続していく部分を、次につなげていきたいです」
そう福岡戦を振り返ったのは鬼木達監督だ。
後方からのボールの持ち運びや、相手のペナルティエリアの脇を狙う崩しなど、攻撃は徐々にだが形になってきたが、福岡戦では同時にパスミスやボールロストも多発。相手にカウンターを食らう場面も見られた。
【動画】川崎FW山田新の圧巻のゴール
前節の浦和戦は、鬼木監督がチームに発破をかける形で勝利を掴み、連戦が続く5月での巻き返しを狙っているが、安定した成績を残していくにはまだ時間が必要なようにも映る。
まさに浦和戦後に家長昭博が語っていたような“一歩進んで二歩下がる”という地道な積み重ねが続いていきそうだ。現に指揮官に今後への想いを訊くと、こう返って来る。
「(福岡戦は)どちらが勝ってもおかしくないゲームであったこと、それは自分たちのミスからリズムを相手に与えた部分もありますし、逆に自分たちが勝ち越せるような決定的なシーンも作っていましたので、良いところは突き詰めていく。
修正しなければいけないのは、この短い期間ですが、質のところになってくると思います。本当にパスをずらさないとか、今日はかなりの選手が(パスを)相手の足に当てていて、引っかけられていました。そこは判断のところだと思いますので、突き詰めてやっていこうという話をしています」
ここ数年同様、開幕前には登里享平、山根視来ら主力が抜けた状況で、今季は例年以上の新陳代謝が求められている。
そのなかで、大南拓磨、佐々木旭の新CBコンビ、福岡戦でスーパーゴールを決めたFW山田新ら新たな力も生まれているが、かつてのような強さや試合巧者ぶりを取り戻すには、まだまだ積み上げが必要そうだ。
怪我人も続くなかで我慢をしながら、目指す覇権奪回へどこまで勝点を稼いでいけるか。連勝はならずもリーグ戦はここ4戦負けなし(1勝3分)という見方もできる。
もっともリーグはそろそろ3分の1を消化しようとしているが、現状で15位。ここからペースを上げられるか、注目どころである。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月06日 22:00
ウェストハム・ユナイテッドはプレミアリーグ第36節のチェルシー戦で0-5で敗れた。
2024年05月06日 21:10
4日にブンデスリーガ第32節でバイエルンと対戦したシュツットガルトは、ホームで3-1と勝利を収めた。これで勝ち点は67となり、2位バイエルンとは僅か2ポイントしか離れていない。今後の展開次第で2位フィニッシュの道も見えてくる。
シュツットガルトがここまで勝ち点を伸ばしてくると予想していた人はほとんどいなかっただろう。昨季のシュツットガルトは残留争いに巻き込まれており、勝ち点33しか稼げず16位フィニッシュに。16位のチームは昇降プレイオフへ回ることになり、シュツットガルトはハンブルガーSVとホーム&アウェイで対戦して何とか6-1で勝利。ギリギリのところで1部残留を果たした。
昨季の勝ち点33から、今季はすでに67へ。1シーズンで一気に34ポイントも勝ち点を増やしたことになり、データサイト『Opta』によればブンデスリーガでの新記録だという。ハンブルガーSVとのプレイオフが行われたのが昨年6月のことだったため、今季の躍進には驚かされる。
昨年4月よりチームを指揮するセバスティアン・ヘーネスの手腕、そしてブライトンからレンタルで加えたFWデニス・ウンダブ、ヘルタ・ベルリンから50万ユーロで加えた左サイドバックのマクシミリアン・ミッテルシュテットなど、スカウティングの大ヒットが大きい。
レンヌから完全移籍での獲得に切り替えたFWセール・ギラシもブンデスリーガを代表するストライカーとなり、ウンダブ&ギラシのコンビも抜群だ。残留の危機からトップ4入りへ、シュツットガルトは誰も想像しなかった変化を遂げた。
2024年05月06日 21:09
現地5月4日に開催されたプレミアリーグの第36節で、マンチェスター・シティはウォルバーハンプトンとホームで対戦。5−1で圧勝を飾った。
怪物アーリング・ハーランドの4ゴールと共に驚嘆の声が上がったのが、その怪物の4点目をお膳立てしたGKエデルソンの“プレアシスト”だ。
54分、バックパスを受けると、フィル・フォデンに縦パスをズバッと通し、イングランド代表MFが前線へ好フィード。これを受けたハーランドが強烈な左足のシュートでネットを揺らしてみせた。
【動画】ハーランドの4点目を演出したGKエデルソンのプレアシスト
パスカットされれば、大ピンチを招く状況で、難なくパスを通したブラジル代表のプレーに、ファンからはこのような声が上がった。
「GKパスうますぎやて」
「キーパーからフォデンへのパスがすごい」
「このパスを出せるGKは日本にはおらんわ」
「4点目のエデルソンのパスがエグいやろ。プレッシャーきてる中であんな際どいところに冷静に通してるもんな」
頼れる守護神が自慢の“攻撃力”を発揮した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 21:04
2024明治安田J3リーグ第13節が6日に行われた。
無敗を維持しながら首位を快走する大宮アルディージャは、ホームで松本山雅FCと対戦。79分に浅川隼人から先制弾を奪われると、直後の80分にも藤谷壮から追加点を被弾。0−2で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。
Jリーグ60クラブで唯一の未勝利が続いていたカマタマーレ讃岐はアスルクラロ沼津と対戦し、1−0の勝利を収めて今シーズン初白星を獲得。AC長野パルセイロに敗れたテゲバジャーロ宮崎、ヴァンラーレ八戸に敗れたいわてグルージャ盛岡を抜いて最下位から脱出している。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第13節
▼5月6日(月)
ヴァンラーレ八戸 4−1 いわてグルージャ盛岡
FC大阪 0−1 FC琉球
FC今治 0−2 カターレ富山
福島ユナイテッドFC 2−1 奈良クラブ
大宮アルディージャ 0−2 松本山雅FC
Y.S.C.C.横浜 0−0 SC相模原
ツエーゲン金沢 3−3 ガイナーレ鳥取
カマタマーレ讃岐 1−0 アスルクラロ沼津
テゲバジャーロ宮崎 1−0 AC長野パルセイロ
FC岐阜 0−1 ギラヴァンツ北九州
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 大宮(30/+15)
2位 沼津(21/+8)
3位 FC大阪(21/+8)
4位 長野(20/+2)
5位 琉球(20/+2)
6位 今治(20/−2)
7位 岐阜(19/+5)
8位 金沢(19/+2)
9位 相模原(19/+2)
10位 松本(19/−1)
11位 富山(18/0)
12位 福島(17/+5)
13位 鳥取(17/−4)
14位 北九州(14/−1)
15位 八戸(14/−2)
16位 YS横浜(14/−4)
17位 奈良(12/−4)
18位 讃岐(11/−4)
19位 宮崎(10/−7)
20位 岩手(9/−21)