2022年12月05日 09:32
高橋光成の今季175回2/3が目安、「勝ち星は全く意識しない」 西武・平良海馬投手が2度の契約更改交渉を経て、念願の先発転向を勝ち取った。今季もリーグ最多タイの61試合に登板し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを同僚の水上由伸投手と分け合った剛腕だけに、配置転換はリスクも伴うが、本人、チーム双方が納得できる結果は出るのだろうか。 先発転向にあたって、こだわるのは「イニング数」だと言う。「光成さん(エースの高橋)は今季175〜176回(175回2/3)を投げた。光成さんとは自主トレを一緒にやるので、そこで学びながら、追い越せるように頑張りたい」。そもそも先発転向を希望した根底には、「中継ぎで1試合1イニングを投げるより、先発になってイニングをたくさん投げて失点を減らした方が、チームの勝利に貢献できる」との思いがあった。一方で「勝ち星は(味方に)点が入るか入らないかにもよるので、全く意識せずにやっていきたい」と勝利数は興味の外だ。 プロ5年で登板した公式戦通算203試合の全てがリリーフだが、2019年2月27日のソフトバンクとの練習試合では1度だけ先発テストが行われ、3回6安打6四球5失点と炎上。あえなく失格の烙印を押された。平良は「1回だけではキツい。毎年『先発をやりたい』と言ってきて、チャンスがもらえる選手もいる中で、どうして僕はやらせてもらえないのかと、この3年間ずっと不平等さを感じていました」と吐露する。もちろん首脳陣にしてみれば、平良がリリーバーとして突出した力量を見せ、評価しているからこその中継ぎ専任だったのだが、本人は納得できなかった。 実際のところ、平良の先発転向は成功するのか。本人はファンへのメッセージとして「やったことのないポジションで、失敗するかもしれないし大成功するかもしれないし、わからないですけど、やるからには中継ぎの時よりチームに貢献できるように、先発として頑張っていきたい」と言った。一方で「3年前に比べて、平均球速が上がっていますし、変化球の種類、精度も増している。四球は減って状況が良くなっている。自信は凄くあります」とも。「素直に自分の意見を発信して話し合いができたことはよかった」 過去の例では、楽天・松井裕樹投手のように、本人の希望で先発に転向したものの思ったような結果が出せず、抑えに戻ったケースもある。平良は昨夏の東京五輪に出場した際、リリーバーから先発に転向して日本を代表する存在となった“成功例”のオリックス・山本由伸投手、千賀滉大投手にアドバイスを仰いだと言う。「2人に共通していたのは、『中継ぎの延長で1イニング1イニングを全力で抑えた結果、長いイニングを投げられていた」という感覚でした」と明かす。 先発転向のための練習プランも、既に頭の中にはある。もともと弾道測定器「ラプソード」を自費購入し、球速、ボールの回転数、回転軸、変化量などのデータを細かく測定しながら調整している“電脳派”だ。「ブルペンにラプソードを置いて、試合と同じ出力で何球投げられるか、何球目くらいから球速が落ちてくるのか、数字でチェックしながら練習していきたい」。さらに「走る量も全体的な練習量も増えるとは思いますが、投げるスタミナはあくまで球数を投げないと付かないと考えています」とも語った。 球団側の意向を押し切り、さらにWBCの日本代表に選出された場合は辞退し先発転向への調整を優先する姿勢を示しただけに、プレッシャーは増すだろうが、「素直に自分の意見を発信して、話し合いができたことは本当によかった」と後悔はない。自分1人で端緒を開いた一大プロジェクトは、どんな景色をつくり出すだろうか。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2024年05月06日 02:00
本拠地・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で出場する。2戦連発9号に期待がかかる。
前日4日(同5日)の同カードでは、3回先頭の第2打席で6試合ぶり8号ソロ。デーブ・ロバーツ監督を抜き、球団の日本出身選手の最多本塁打記録で単独トップに立った。さらに4回1死一、二塁の第3打席では左翼線へ適時打、7回2死一塁の第5打席で再び中前打を放った。
今季5度目の1試合3安打で打率.345、OPS1.044。チームは、15安打11得点で大勝し、3連勝で貯金は今季最多の9となった。デーゲームはここまで13試合で打率 .367、2本塁打、6打点、OPS1.079。打率.340、OPS1.206をマークした昨年に続き、好相性だ。
ブレーブスはマックス・フリード投手が先発登板する。メジャー通算64勝を誇る左腕は今季、2勝0敗、防御率4.02をマーク。大谷は初対戦となる。(Full-Count編集部)
2024年05月05日 23:13
「ヤクルト3−6中日」(5日、神宮球場)
子供の日に、ヤクルト・村上宗隆内野手の「そっくり君」が登場。ファンをほっこりとさせた。
この日は試合前やイニング間に子供たちが登場し、選手入場のサポートやグラウンド整備を行った。
昨年のファン感謝デーでも集結した「村上のそっくり君」。この日も背番号55のユニホームを着用したふたりの少年も村上のそばで活躍し、ネットでも「いつも笑顔でかわいい」「むちゃ可愛いな」「ファン感にもいた子では?」「そっくりキッズいたwww」などと話題となった。
この日、史上最年少200号へ王手をかけていた4番・村上宗隆内野手は無安打。メモリアル弾は6日以降へのお預けとなった。
2024年05月05日 22:59
日本ハムは8月13日から15日まで「超夏祭り」の開催を発表。球団の公式Xではファイターズガールも浴衣姿でパフォーマンスを披露することを告知し、人気メンバーの塩澤美咲がモデル役を務めた。
白地に青の花、黄色の帯を着用した塩澤の写真とともに、「北海道の草原に咲く美しい花、ハマナスをデザインしました」と説明。ファイターズガールも着用する浴衣も7日まで受注販売している。
ファイターズガールは4月、期間限定の黒衣装が「可愛すぎる」と話題に。Xには浴衣姿にも「可愛い、夏っぽい!」「モデルをみさきちにするとはよく分かってるな」「浴衣が最高に良すぎる」などの声が寄せられている。
2024年05月05日 22:29
「ヤクルト3−6中日」(5日、神宮球場)
高津ヤクルトは連勝が「4」で止まり、5位に転落。
2024年05月05日 21:43
阪神4―2巨人(セ・リーグ=5日)――阪神が4試合ぶりの白星。
三回に近本の2ランと佐藤輝の適時打で3点を先行し、継投で逃げ切った。巨人打線は六回以降、2安打と好機を作れなかった。
◇
中日6―3ヤクルト(セ・リーグ=5日)――中日が引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。四回、石川昂のソロで先制。七回に細川の3ランで突き放した。高橋宏は今季初白星。ヤクルトは反撃が遅かった。
◇
DeNA5―0広島(セ・リーグ=5日)――DeNAは四回、佐野の2ランで先制。六回は牧の2ラン、七回には佐野の適時二塁打で加点した。大貫は7回3安打無失点。広島は今季6度目の零封負けを喫した。
2024年05月05日 21:34
「ヤクルト3−6中日」(5日、神宮球場)
高津ヤクルトの連勝が「4」でストップ。史上最年少200号へ王手をかけていた4番・村上宗隆内野手のメモリアル弾は6日以降へのお預けとなった。
中日の若きエース・高橋宏の前に、打線は好機さえなかなか作れなかった。四回からは6者連続三振に切って取られるなど、猛打の打線が翻弄(ほんろう)。村上は無安打に封じ込められ、九回無死満塁で回ってきた第4打席で一ゴロを放ち、完封負けは阻止した。
試合後の主砲は「(高橋宏は)いいピッチャー。(甘い球は)何球かありましたけど、それを次は一発で仕留められるように頑張りたいなと思います」と悔しさを言葉に込めた。またファンも待ち望んだ200号はお預けとなったが、「(明日も)変わらず。相手の投手をしっかり打てるように頑張りたい」と次戦へ目を向けた。
2024年05月05日 21:12
ソフトバンク4―0西武(パ・リーグ=5日)――ソフトバンクが小刻みに加点し、連敗を3で止めた。
柳田が四回のソロを含めて3安打3打点。5投手の継投で西武打線を封じた。西武の連勝は3でストップ。
◇
ロッテ4―1楽天(パ・リーグ=5日)――ロッテが2カード連続勝ち越し。一回に角中の先制犠飛、二回に中村奨の適時打など着実に加点した。小島は今季2度目の完投勝利。楽天は5カードぶりの負け越し。
◇
日本ハム6―3オリックス(パ・リーグ=5日)――日本ハムは1点を追う八回、敵失で追いつくと、松本剛のスクイズで勝ち越した。2番手の杉浦が2季ぶりの白星。オリックスは宇田川がリードを守れなかった。
2024年05月05日 21:11
「ヤクルト3−6中日」(5日、神宮球場)
中日が快勝。
2024年05月05日 21:10
「ヤクルト3−6中日」(5日、神宮球場)
高津ヤクルトの連勝が「4」でストップ。打線が沈黙し、5位に転落した。
中日の若きエース・高橋宏の前に、強力打線は手も足も出なかった。3回まで1安打に封じ込められると、四回からは村上が157キロの直球で空振り三振に倒れるなど、6者連続三振に倒れた。六回には西川がこの日2本目の安打を放つも、後続は続けず。七回には1死から村上、サンタナが四球を選んで、この試合初めて得点圏に走者を進めたが、オスナが併殺打に倒れて万事休す。猛打のヤクルト打線が手玉に取られた。
注目の集まっていた、史上最年少200号へ王手をかけていた村上は無安打に抑え込まれて、清原超えの偉業は6日以降への持ち越しとなった。
こどもの日の一戦ということもあり、選手らはアニメ主題歌などを登場曲に使用するなど、通常の試合とは違う趣向を凝らして盛り上げた。それでも打線沈黙で、勝率を5割に戻すことはできず。駆けつけた子どもたちに勝利をプレゼントすることはできなかった。
2024年05月05日 21:07
「ヤクルト3−6中日」(5日、神宮球場)
中日・高橋宏斗が九回、まさかの2者連続悪送球。完封目前で痛恨の連続失策でピンチを広げた。
6点リードの九回もマウンドへ上がったが、先頭四球の後、丸山の投ゴロで併殺コースかと思われたが二塁に悪送球。無死一、二塁となった。続く長岡も投ゴロで今度こそ併殺かと思われたが、再び二塁送球が高く浮く悪送球となった。
無死満塁とピンチ拡大。村上の一ゴロで完封を逃すと、さらに2死二、三塁からオスナの2点適時打で3点差に迫られた。ここで立浪監督は交代を決断した。
前夜まで2戦連続延長でリリーフ陣に負担がかかった状況で123球を投げた高橋宏だったが、最後は守護神マルティネスの救援を受け、悔しさ隠せず。試合は3点差で逃げ切ったが、高橋宏には最後まで笑顔なく、助っ人に手を合わせて謝罪する様子もあった。
2024年05月05日 20:10
「ヤクルト−中日」(5日、神宮球場)
中日・細川がリーグトップに並ぶ8号3ランを放った。
2点リードの七回2死一、二塁。大西の高め直球を振り抜き、左中間席へ価値ある一発をたたきこんだ。この回は先頭・先発投手の高橋宏が意表を突くセーフティーバントで出塁。高橋宏は二塁走者でも相手投手を揺さぶり、けん制をもらった後に細川の一発が飛び出した。
解説の田尾安志氏は「高橋宏が出塁したことが4番の細川まで回した。打たないでいいよという人も多いが、本人が打ちたいから」と、その姿勢を絶賛した。
2024年05月05日 20:06
“安打製造機”アラエスがパドレスに加入…いきなり4打席連続安打
■パドレス 13ー1 Dバックス(日本時間5日・フェニックス)
大谷翔平投手らが所属するドジャースのライバル球団に手強い選手が加わった。
2024年05月05日 19:57
「ヤクルト−中日」(5日、神宮球場)
中日・柳裕也投手がベンチ入りメンバーに名を連ねた。
前日4日のヤクルト戦では柳が二回途中4失点でKO。まだ5月初旬とはいえ、チームは3日のヤクルト戦でも延長十一回の激闘で中継ぎ陣が2日連続でフル稼働した。
50球とはいえ、先発投手でエース格の柳が登板翌日にベンチ入り。負担が増えている中継ぎ陣を考慮し、柳がブルペン待機している可能性が高いが、中日ファンを中心にSNSでは「柳ベンチ入り」がトレンド入り。「意図はなんだ?」、「柳が志願したと信じたい」、「何で?」、「まさか代打要員?」、「本当に柳ベンチ入りしてるw」などの声が上がった。
試合は先発の高橋宏斗投手が快投。ヤクルト打線を相手に、六回まで2安打無失点に抑えている。
2024年05月05日 19:32
「ヤクルト−中日」(5日、神宮球場)
中日・高橋宏斗投手が圧巻の奪三振ショーを演じた。
三回まで1安打無失点に抑えると、四回からさらにギアチェンジ。村上は157キロ直球で空振り三振に仕留めるなど、バットに当てさせず、四回先頭から6者連続三振を奪った。
CS放送の中継では田尾安志氏が「(村上への)最後の球、157出てましたね。今日のボールすごいですから」と驚きまじりで絶賛。ネットも「やばい高橋宏無双してる」「すごすぎてる」「一昨年に戻ってきた」などの声が上がっている。
2024年05月05日 19:31
ハーシュハイザー氏が言及…大谷は「ハンサムでパーフェクトボディを備えている」
■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャース大谷翔平投手が、意外な形で球団大物OBに絶賛された。4日(日本時間5日)の本拠地・ブレーブス戦で解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏が「ハンサムでパーフェクトボディを備えている」と語ったもので、ファンは「全く同じ気持ちだよ」「完全に正しい」と同意している。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるハーシュハイザー氏は大谷が第1打席に入った際に、前日3日(同4日)の同カードで延長10回に放った同点打に触れ、「誰もが(大谷の)自然な反応を見ましたね」と語った。そして「彼は本当にハンサムな若者で、パーフェクトボディを備えていると思いませんか? 彼が走者をかえした時に自然な反応を見せてくれました。彼にとっても重要なことでしたね」と続けた。大谷はこの一打を放った際に一塁ベース上で両腕を突き上げ、雄叫びを上げていた。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門アカウント「トーキン・ベースボール」がX(旧ツイッター)に、この発言シーンを投稿すると、ファンは続々反応。「賛成」「知ってた」「うん、知ってる」「そして野球が上手いんです」とコメントが寄せられた。また、「髪も完璧だと忘れないようにしよう」「ついでに髪もperfectって言ってほしかった」と“ツッコミ”もあった。
大谷はこの試合で5打数3安打2打点。6試合ぶりの8号ソロを放つなど気を吐いた。ハーシュハイザー氏は通算204勝で、ドジャースが世界一に輝いた1988年に最多勝&サイ・ヤング賞、ワールドシリーズMVPに輝いた。スーパーレジェンドは、その実力だけでなく容姿にも“お墨付き”を与えていた。(Full-Count編集部)