©sports-topics.net 2024
2022年12月04日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】「おい永源(遙)。ジャイアンツの選手が来てるぞ」。ラッシャー木村が恒例のマイクパフォーマンスで、そう言うと場内は大騒ぎになった。 今から30年前の1992年(平成4年)10月21日、日本武道館で開催された「全日本プロレス20周年特別興行」を、プロ野球巨人軍の原辰徳(現監督)、岡崎郁、広田浩章が観戦していた。 この日のメインは三沢光晴に川田利明が挑戦する3冠ヘビー級選手権。木村はマイティ井上&泉田竜舞(後に純)と組み、「悪役商会」の永源&大熊元司&渕正信組と対戦した。「ファミリー軍団」としてタッグを組むジャイアント馬場がセミの20周年記念特別試合(馬場&スタン・ハンセン&ドリー・ファンク・ジュニア組VSジャンボ鶴田&アンドレ・ザ・ジャイアント&テリー・ゴディ組)への出場が決まっていたからだ。 原辰徳は「プロレスは好きなんだけど生で見るのは初めて。三沢VS川田戦を楽しみにしてきたよ」と取材陣に話していて、木村が「来年は絶対優勝してくれよ」と激励すると笑顔で応えていた(写真)。 この年の巨人は、4番の原が絶不調で開幕から低迷。5月に西武から獲得した大久保博元(来年から打撃チーフコーチ)が正捕手に定着すると、ようやく快進撃を見せはじめる。大久保が本塁打を打てばチームが勝つという不敗神話が生まれ、原も打撃が復調。今でも語り草の、本塁打を打った原が頭上高くバットを放り投げた怒りのバット投げは強烈なシーンだった(※後年、怒りではなかったと明かされたが)。巨人は前半を首位で折り返すと、新守護神・石毛博史などの活躍もあり、最後まで優勝争いをしていたが、結局阪神と同率2位でシーズンを終えていた。 永源のツバ吐きパフォーマンスで広田にツバが当たるハプニングもあったり、原は「今日は楽しかった」と満足げな表情で引き揚げた。監督となってからもプロレスファンを公言していて、アントニオ猪木、三沢や小橋建太、武藤敬司、真壁刀義、タイガーマスク(4代目)らとも対面している。 この年12月27日に大熊が急性腎不全で亡くなると、「悪役商会」に泉田が新加入。 木村は、泉田の前方回転受け身の挑発にでんぐり返しで応戦。試合に勝利し、鶴田ばりにコーナー中段に上がり手を突き上げ観客の声援に呼応。着地に失敗して後方にひっくり返るなど、腰痛にもかかわらずお客を笑わすムーブをいとわなかった。 そして、笑いをとっていたマイクの出色の出来栄えだったのは、「馬場、オレはおまえを倒すために元旦の朝、必勝祈願に行ったんだ。お前の16文Tシャツを着てな。そしたら隣の人に『馬場さんのファンなんですか?』と聞かれたよ」。取材していて思わず吹きだした。 ところで、長期欠場中の木村が久々に姿を見せたのは09年6月19日、中野区の宝仙寺。三沢の告別式に車イスで参列した。 その翌年に亡くなったが、最後に生前の姿が見れてよかった。記憶の中に、かつて金網の鬼と呼ばれた姿、そして猪木と敵対していたはぐれ国際軍団の木村がいる(敬称略)。
2024年05月03日 20:15
新日本プロレス3日福岡国際センター大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(26)がIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)との前哨戦を制した。
成田は4日福岡大会でキャリア初のIWGP挑戦を控えている。この日の大会ではEVIL、金丸義信と組んでモクスリー、海野翔太、エル・デスペラード組と対戦した。
入場時にコーナーに登ったモクスリーを襲撃した成田は、悪の連係で試合の主導権を握る。1対1の場面ではスリーパーホールド、コブラツイストで攻め立て、金丸のアシストから断頭台を決め王者を追い詰めた。最後はプランチャを浴びてチームが分断されたものの、金丸がデスペラードを丸め込んでH.O.Tに凱歌が上がった。
さらに試合後のリングでは場外のモクスリーをリングに戻すと、ディック東郷も加わって暴行。4人がかりでストンピングを乱射し、ダメージを与えていった。
やりたい放題で今シリーズ唯一の前哨戦を終えた成田は「オイ、いよいよ明日だな。早くそのベルトよこせ。もう俺のもんだろ。なあ。あんな反則、凶器ばっかり使うヤツがチャンピオンだぞ。俺がな、正統なチャンピオンなんだよ、新日本プロレスなんだよ」と高笑い。福岡決戦を制するのは裏切り者か、外敵王者か――。
2024年05月03日 19:46
元格闘家の魔裟斗が3日、インスタグラムを更新。女優で妻の矢沢心と長女の2ショットを投稿し「長女6年生もうすぐ心より大きくなりそうだな!」とつづった。
ふたりはともにサングラスをかけ、白のTシャツ、ジーンズ、スニーカーを着用。手をつなぎ、心が何か言葉をかけている様子だった。
フォロワーからは「母娘に見えない!」「素敵なファミリー」「姉妹に見えます」「母娘ともにスタイル良いですね」の声が寄せられている。
魔裟斗と矢沢心は07年に結婚。12年6月に長女、14年9月に次女、19年1月に長男が誕生している。
2024年05月03日 19:40
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)の地元凱旋試合(3日、山口・KDDI維新ホール)で、豪華トリオが一日限りの復活を果たした。
岩谷と「コズミック・エンジェルズ(CA)」の中野たむ、先日「大江戸隊」を追放されたスターライト・キッドが組み、舞華&白川未奈&HANAKOの「イーネクサスヴィー(EXV)」と対戦。岩谷、中野、キッドは、2018年の「STARS」結成時のメンバーだ。
大「麻優コール」に迎えられた岩谷は、序盤からエンジン全開。白川を捕らえると、さっそく3人の絶妙な連係が炸裂だ。トリプルのドロップキックを成功させ、5分過ぎには中野とキッドもドロップキックの競演で会場を沸かせた。
さらに岩谷が白川に、キッドは舞華に619を決めると、直後にその場跳びムーンサルトの同時発射を決めEXVを追い込む。ハイライトは17分過ぎだ。岩谷、中野、キッドは息を合わせて場外への同時プランチャを発射。会場のボルテージは最高潮に達した。
最後はコーナー上の岩谷の肩に乗ったキッドがダイビングボディーアタックをHANAKOに決めると、岩谷が必殺のムーンサルトプレスを放ち18分56秒の熱戦に終止符を打った。
試合後、キッドは「やっぱりずっと一緒にやってきただけあって、いつ組んでも完璧にできちゃうんですね」と試合を振り返りつつ、「こうして少しずつ、私がしたいこと、するべきことの答えを見つけたいと思います」と口にした。
大江戸隊を追放された後は中野からの呼びかけで「CA」と共闘。だが、ユニット入りは決めておらず、態度は保留したままだ。そんな悩める黒虎に、岩谷は「いつでも戻ってきてもいいんだからね。キッドの出す答えに何も言わない。ただただ待っているから」と優しく呼びかけた。
さらに凱旋試合を勝利で飾ったスターダムのアイコンは「選手みんなが裏口で言ってました。『山口県は本当に温かい場所だね』って。山口県に生まれて良かったです。お母さん、ありがとう」と故郷に感謝の言葉を贈りつつ、「今度ともスターダム、よろしくお願いします!」と大会を締めくくった。
2024年05月03日 18:30
女子プロレス「スターダム」の壮麗亜美(27)が、王者・安納サオリ(33)のワンダー王座挑戦を決めた。
2024年05月03日 14:00
「IBF世界バンタム級タイトルマッチ エマヌエル・ロドリゲス−西田凌佑」(4日、エディオンアリーナ大阪)
前日計量と会見が3日、大阪市内のホテルで行われ、王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が53・4キロ、挑戦者で同級1位の西田凌佑(六島)がリミットちょうど53・5キロで、ともに一発でクリアした。計量後にはフェイスオフで約10秒間のにらみ合い。ロドリゲス陣営からはパーカーの上下が西田にプレゼントされ、お互いに健闘を誓い合った。
西田は計量を終えると、夫人特製の塩ちゃんこ味のおじやで栄養を補給した。近大ボクシング部時代から、試合前はこれと決めている“勝負メシ”で初の世界挑戦に備えた。「早めに減量を始めて、今回は一番うまくいったなと思います。妻のサポートが大きかった」と話した。3月末に第1子となる長女が誕生したばかりだが、夫人は子育てと並行して西田の栄養サポートもばっちりだったという。
ロドリゲスは2019年5月に井上尚弥(大橋)とバンタム級の王座統一戦を戦った実力者。実績で上回る王者有利の予想にも、「強いチャンピオンだけど、やってみないと分からない。信じてくださる方がいるので、その方々たちに『信じていて良かった』と思ってもらえるように勝ちたい」とタイトル奪取を誓った。
2024年05月03日 12:36
プロレスリング・ノアは4日に両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催する。
全12試合を予定する大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が明らかになっているが、残り6試合は当日に対戦カードが発表となる。
大会を前にした4月30日にタイトルマッチの調印式が開かれ、GHCタッグ王者のジャック・モリスとアンソニー・グリーンは、当日に挑戦者が判明するオープンチャレンジャーと8度目の防衛戦を行う。
モリスは「今回は両国という特別な大会。俺たちは特別な挑戦者を期待してるよ。期待はずれにはならないと思うよ」と掲げ「そしてひとつはっきり言える事はこれだ。俺とAGはチャンピオンとして両国のリングに上がり俺とAGは試合が終わってもチャンピオンのままだ」と防衛を確信した。
グリーンも「両国大会。入場するのが誰であってもリングに上がるのが誰であっても相手になるのは俺たち世界一のGHCタッグ王者。GLGのジャック・モリスとアンソニー・グリーンだっていう事」と宣言した。
◆5・4両国大会対戦決定カード
▼GHCヘビー級選手権
王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 挑戦者・清宮海斗
▼GHCタッグ選手権
王者組・ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS 挑戦者組・オープンチャレンジ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組・YO―HEY、タダスケ VS 挑戦者組・近藤修司、X VS 挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼GHCハードコア選手権
王者・ニンジャ・マック VS 挑戦者・石川修司
▼GHCジュニアヘビー級選手権
王者・ダガ VS 挑戦者・アレハンドロ
▼超女両国列伝
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣 VS 野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
※残りの試合、参戦選手は当日発表。
2024年05月03日 12:29
「IBF世界バンタム級タイトルマッチ エマヌエル・ロドリゲス−西田凌佑」(4日、エディオンアリーナ大阪)
前日計量が3日、大阪市内のホテルで行われ、王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が53・4キロ、挑戦者で同級1位の西田凌佑(六島)がリミットちょうど53・5キロで、ともに一発でクリアした。計量後にはフェイスオフで約10秒間のにらみ合い。ロドリゲス陣営からはパーカーの上下が西田にプレゼントされ、お互いに健闘を誓い合った。
ロドリゲスは2019年5月に井上尚弥(大橋)とバンタム級の王座統一戦を戦い、2回KO負けを喫したものの昨年8月にIBF王座に返り咲いた実力者。一方の西田は19年10月のプロデビューから8戦全勝(1KO)、WBOアジア・パシフィック王者として3度の防衛に成功するなど着実に実績を積み上げ、今回は指名挑戦者として王者に挑む。バンタム級はWBCが中谷潤人(M・T)、WBAが井上拓真(大橋)と日本人が世界王者に君臨している階級。西田がこれに続くことができるか、大いに注目を集めている。
2024年05月03日 09:40
新日本プロレスは2日、福岡市のJR博多駅前広場で4日に福岡国際センターで行われるIWGP世界ヘビー級選手権試合の公開調印式を開催した。
2024年05月03日 06:24
新日本プロレスは2日、福岡市のJR博多駅前広場で3日に福岡国際センターで行われるIWGP GLOBALヘビー級選手権試合の公開調印式を開催した。
王者ニック・ネメスへ棚橋弘至が挑戦するタイトルマッチ。この一戦は、当初、4・6両国国技館大会で実現予定だったが棚橋の負傷で延期となっていた。
満を辞してベルト奪取に挑む棚橋は「僕はシングルマッチで、メインイベントで、タイトルマッチという条件がそろうと、急に強くなります。明日はタイトル以外にももうひとつ、超カッコイイ……超カッコイイんで、超ハンサムなんで、そこにおいても、その部分においても、負けないように、全力で頑張ります」と意気込みを表した。
初防衛戦で棚橋を迎え撃つネメスは「私の19年のキャリアの中でもとても幸運な日を迎えると感じてます。5歳の時にプロレスラーになるという夢を抱いてプロレスラーになり、数多くのことを経験してきましたけど、明日はさらなる夢が叶います。私のヒーローであるタナハシとチャンピオンシップで闘うのです。実現するとは全く思ってなかった試合です。今から非常に興奮してます」と胸の高鳴りを告白すると「タイトルマッチで勝利して、私がニュージャパン・プロレスリングにふさわしい男であることを証明してみせます」と決意した。
2024年05月03日 06:00
ドラゴンゲート5日愛知県体育館で「マスカラ・コントラ・カベジェラ金網5WAYマッチ」に臨むシュン・スカイウォーカーが、独善的すぎる青写真を明かした。
同戦は5選手が金網に入り、金網上部に設置された4本の旗を奪い合うルール。最後まで旗を手にできなかった選手が敗者となり、その場でマスク剥ぎか髪切りが行われる。出場選手の人間関係はシュンとジェイソン・リーが「Z―Brats」、KzyとJACKYFUNKYKAMEIが「NATURAL VIBES」でそれぞれ同門同士で、「BIG HUG」の豹は同ユニットにKAMEIを勧誘中という構図だ。
シュンは「『NATURAL VIBES』もゴミ溜めだし、『BIG HUG』も所詮はシュン・スカイウォーカーについてこれなかった面々。俺から逃げ出してファンに媚びを売っている集団ですからね」と敵対2ユニットをバッサリ。「未来あるKAMEIに関して言えば、Kzyのような害悪のもとにいても腐る一方だし、俺から逃げた連中のところに行っても学ぶことはない。彼が今回の金網戦で取るべき行動は、迷惑をかけたジェイソンに土下座して、シュン・スカイウォーカーのもとに来ることだろう」と、立場が流動的なKAMEIに余計なことをささやき始めた。
まさに天上天下唯我独尊を地で行く男が最も敵視しているのはKzyだ。「神輿に担がれながら結果としてシングル最高峰のドリームゲートは取れてないですし、そのくせ他のメンバーがあげた成果や功績は自分のものにしようとする始末。自分以外のメンバーが目立つことを異様に嫌っているので、リーダーとしての資質は全くない。上がり目のない自分のために下に犠牲を敷いているので、内部の不満も漏れ伝わって来てます」と断罪。あくまでこれらはすべてシュンの一方的な主張ではあるが、Kzyは金網戦で敗れた場合はリーダーを辞任しユニットを離れる条件を飲んでいる。
Kzyへの非難は止まらない。「ダンスで馬鹿みたいに騒いでても、試合になれば本当に弱いし無様。それで仕事として成立する、これがプロレスラーなんだと世間に思われると、ドラゴンゲートのみならずプロレス界そのものにとっての損失」と指摘。「プロレスは社会経済を回しているものの一つだと思うし、そういう意味では(Kzyは)社会の害悪と言っていい存在。社会正義、公共の利益のためにも、シュン・スカイウォーカーが立ち上がらないといけないかなと思いますね。今回の金網戦は、プロレスが再び大衆娯楽に戻るための第一歩なのかなと」と、どこまでも論理を飛躍させた。
名古屋決戦翌日の「ALL TOGETHER」(6日、日本武道館)では上村優也、竹下幸之介とのトリオで海野翔太、清宮海斗、上野勇希組と対戦する。各団体の新世代トップランナーが揃った一戦は大会のメインに抜擢された。シュンは「その前日の金網戦で負けるわけにはいかない、というよりも負ける要素がないので。もちろんマスクとともに日本武道館のメインイベントに向かいます」と絶大な自信をのぞかせていた。
2024年05月03日 05:00
「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)
横綱審議委員会(横審)の稽古総見が2日、両国国技館で一般公開されて行われ、新小結大の里(23)=二所ノ関=が2500人の観客の前で存在感を示した。霧島、豊昇龍、琴桜の大関陣3人と6番とって3勝3敗。いきなり霧島を寄り切ると、豊昇龍にも体を預けるように押し出すなど、気後れなく攻めた。
春巡業ではなかった大関陣との稽古が実現。「本当に充実した稽古ができたし、自信にもなった。勝てたのもあるし、力が通用したと、自分でも何となくわかってきた」と満足げに振り返った。
豊昇龍も「前に出る力、体の大きさ。他の幕内とは違う相撲をとれる」と称賛。幕下付け出しデビューから所要6場所で新三役に昇進した大器は「今日の映像を見て、しっかり修正して夏場所に向けて頑張りたい」と、手応えをさらに確かなものにすべく稽古に励む。
2024年05月03日 05:00
新日本プロレス4日福岡国際センター大会でIWGPヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)に挑戦する「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(26)が、スーパースターの野毛送還を予告した。
2024年05月03日 05:00
DDTのシングルトーナメント「KING OF DDT 2024」(5日、東京・後楽園ホールで開幕)に出場する大巨人石川修司(48)がタイトルラッシュでさらなる存在感アップを狙う。
石川は1月31日付で全日本を離れフリーとなった。心機一転で臨むトーナメントを前に「フリーになってこういうトーナメントは一発目なんで、取らないと始まらない」と闘志をみなぎらせる。1回戦は同世代のHARASHIMAとの戦いになるが「近い年代で頑張ってくれているから自分も頑張れるみたいな。自分にとっていい指針のような存在ですね。そんなHARASHIMAさんを乗り越えれば一気に波に乗れると思う」と必勝を誓った。
4日にはノアの東京・両国国技館大会でニンジャ・マックのGHCハードコア王座への挑戦も控える。石川は「ベルトを取ることやトーナメントを制覇することによって発言権とか発信力も増すと思う。ニンジャ・マックのベルトも取るし、KING OF DDTも優勝すれば(DDTの)ベルトも見えてくる。全部この大きい体に入れてやろうと思います」と不敵に話した。
大一番が続く5月はフリーとして正念場になると認識し「活躍できる場所を自分で作っていきたいですね」と鼻息が荒い。優勝の先に見据えるKO―D無差別級王者・上野勇希とユニバーサル王者・MAOについても「シングルで対戦したことがないので。戦って若い血を吸って若返ります」。枷(かせ)が外れた大巨人がいよいよ大暴れする。
2024年05月02日 23:11
DDTのシングルトーナメント「KING OF DDT」(5日、後楽園大会で開幕)初戦で対戦するDDTの大社長こと高木三四郎(54)とKO―D無差別級王者の上野勇希(28)が、火花を散らした。
2日、都内で公開記者会見に臨んだ両者。高木は「自分が28歳の時はDDT旗揚げ1年目だった。28歳の高木三四郎として対戦したい」と、フレッシュな気持ちで対戦すると意気込み。テーマは「アンチエイジング!」と宣言した。
対する上野は「僕たちDDTの選手は全員、高木さんの魂を持っている」と団体立ち上げの功労者へ敬意を示しつつ「無差別チャンピオンであって、トーナメントでも優勝して、『DDTといえば上野勇希』と伝えたい」と闘志。年の差対決に必勝を誓った。
2024年05月02日 22:48
DDTの大鵬3世納谷幸男(29)がDDTのシングルトーナメント「KING OF DDT」(5日、後楽園大会で開幕)1回戦で対戦する樋口和貞(35)に闘志を燃やした。
2日、都内で公開記者会見に臨んだ納谷は「DDTのヘビー級の中心にいるのは今も樋口和貞」と評価。その上で「それをひっくり返す。ひっくり返して俺がヘビー級の中心になる。(向こうは)絶対に真っ向勝負でくる。こっちも真っ向勝負で勝ちにいきます」と力を込めた。
今年1月に行われたKO―D無差別級王座戦で、納谷は王者・上野勇希に挑戦したものの敗戦。再起をはかる中でトーナメントを迎える。「優勝すればまたベルトへ挑戦する権利を得られる」と気合十分。樋口とのヘビー級対決を制し頂点を目指す。