2022年09月25日 11:10
○ ツインズ 8 − 4 エンゼルス ●<現地時間9月24日 ターゲット・フィールド> エンゼルスの大谷翔平選手(28)が24日(日本時間25日)、敵地でのツインズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に10試合連続安打となる中前2点適時打を放ったが、チームは敗れ再び借金20となった。 ツインズの先発は今季ここまで12勝(8敗)を挙げているライアン。右腕と初対戦の大谷は初回の第1打席こそ左邪飛に打ち取られたが、2点を追う3回の第2打席は一死二、三塁の好機で外角直球を弾き返し、これが2走者を本塁へ迎え入れる同点の中前適時打となった。 これで14日(同15日)のガーディアンズ戦から10試合連続安打をマーク。今季の打点数を92に伸ばし、2年連続の100打点へあと8とした。 2番手右腕・ジャックスと対戦した5回の第3打席は、左翼手の失策で二塁へ進塁。4番手右腕・フルマーと対戦した7回の第4打席は左飛に倒れた。4点を追う9回は二死一、三塁の好機で6番手右腕・デュランと対戦したがボテボテの捕ゴロ。最後の打者となり、この日は5打数1安打2打点で打率は.270、OPSは.888となった。 エンゼルスは3点を追う3回、2番・トラウト、3番・大谷の連続適時打で追いつくも、投手陣が序盤から失点を重ね計8失点。5回途中8安打5失点の先発・デトマーズは6敗目(6勝)を喫した。
2024年05月08日 06:00
巨人2―0中日(セ・リーグ=7日)――巨人が投手戦を制した。
七回、門脇の適時打で均衡を破り、押し出し四球で1点を追加した。山崎伊は、今季初完封。中日は、中盤の好機を逃したのが痛かった。
◇
巨人のブルペンで救援登板に備えていた西舘勇陽(中大)が、九回の守りを前に投球練習を切り上げた。「バロメーターのフォークが良かったので、まだいけると判断した」と阿部監督。最終回のマウンドにも、先発の山崎伊が上がった。
先頭は4番の細川。3球で追い込むと、フォークを鋭く落とし、空振り三振を奪った。続く中田には149キロに達する直球を見せながら、フルカウントの末に左飛で退けた。岡林を外角球で遊ゴロに打ち取り、119球で今季初完封。張り詰めていた表情を、ようやく崩した。
打線は中日の涌井に苦しみ、六回までわずか1安打。「先制点を与えないことが大事」と懸命に腕を振り、援護を待った。六回に一死一、二塁のピンチで、細川を空振り三振、中田を遊飛に仕留めると、直後に味方が2点を奪った。
多彩な球種が持ち味だが、器用であるがゆえに、変化球に偏ってしまうのが課題でもある。要所で力のある直球を交え、内外のコースを突いて相手打線に的を絞らせず、中田は「シュートもしっかり食い込んできたし、外のコントロールも良かった」と振り返った。七〜九回はギアを上げて無安打に抑えた。杉内投手チーフコーチは「後半に入って球速も上がった。やっぱり、先発として燃えるものがあったんでしょう」と見た。
プロ初完封は昨年10月のシーズン最終戦だった。チームの順位が固まっていた中での完封勝利とは、ひと味違った喜びがあるだろう。「(完封は)投手の一番の仕事。こういう試合を1試合でも多くできたらいい」。25歳の右腕は、また新たな自信を手にした。(平山一有)
巨人・阿部監督「(山崎伊は)最後振り絞って頑張ってくれたので、素晴らしい完封だったと思う。(門脇の先制打は)何とかしようとしているのがよく分かったし、普段からあのくらい、がっついてほしい」
2024年05月08日 05:01
「関西学生野球、関大2−1同大」(7日、ほっともっとフィールド神戸)
3回戦1試合が行われ、関大が同大に2−1で勝利して勝ち点2とし、同大と並んで2位に浮上した。今秋ドラフト目玉候補の最速154キロ左腕・金丸夢斗投手(4年・神港橘)が中1日で六回から登板し、4回1安打無失点8奪三振の快投で1点リードを死守。昨秋から続く連続自責0イニングを「53」に更新した。
金丸の無双状態は止まりそうにない。投球練習をしているかのようにスイスイと腕を振り、いとも簡単に三振を奪った。5日の同大との1回戦で延長11回を4安打無失点、137球の熱投からわずか中1日。涼しげな表情でたった1点のリードを死守したマウンドを振り返った。
「いい感じに力も抜けて投げられました」。六回から2番手で登板し、先頭から七回2死まで5者連続三振。八回は1死二塁と一打同点の危機を招いたが、空振り三振、けん制で二走を刺して無得点。九回2死の最後の打者はこの日最速150キロ直球で見逃し三振に仕留めた。「昨日(6日)で疲労もしっかり取れた」と、ハードな日程も苦にしないコンディショニング能力も一級品だ。
これで28イニング連続無失点で昨秋から続く連続自責0イニングを「53」に更新。連続無四球イニングも「37」とした。巨人など3球団が視察し、日本ハム・大渕スカウト部長は「非常に完成度が高くなっている様子をこの春だけでも感じる」と絶賛した。
11日からは甲子園で関学戦。「いい感じで甲子園で投げられたら」と聖地での登板を待ち臨んだ。
2024年05月08日 05:01
「中日0−2巨人」(7日、バンテリンドーム)
有言実行の1勝に試合後、巨人・山崎伊はホッと胸をなで下ろした。「一番の仕事だと思うので、すごくうれしいです」。スコアボードに9個の0を並べ、今季チームとして初の完封勝利を手にした。中日戦はプロ初先発から無傷の5連勝。ドラキラーで連敗を2で止め、再び単独2位に浮上した。
七回、門脇の中前適時打で先制点を奪うと、続く1死満塁で打席に立った。阿部監督の「任せた」という無言のメッセージ。丸の押し出し四球で2点リードに広がり、尻上がりに調子を上げた。最終回。中田、岡林との対戦で149キロを計測。指揮官は「もっと早めに出せよ」と笑いながら、「伊織に尽きる。素晴らしい完封だ」と称賛した。
「忘れられない試合」。昨年4月27日の阪神戦を、苦笑いしながら表現した。3回途中8失点KO。原監督自らボールを受け取り、降板を告げられた光景が脳裏に焼き付く。そんな試合後、菅野に呼ばれた。「どんな投手でも必ずある。そこでどうするかだぞ」。大切だと伝えられたのは、過去ではなく未来の姿。阪神からのV奪回を誓う今季、屈辱の1敗が未来に進む糧にもなった。
試合前、杉内チーフ投手コーチに「1人で投げる」と伝え、119球で無傷の今季3勝目を手にした。中川、大勢をケガで欠く中、フル回転のリリーフも休ませた価値ある1勝。「いつもピンチの場面で投げてもらう。こういう試合を1試合でも多くできたら」と山崎伊。火曜日の男が再びチームを上昇気流に乗せた。
2024年05月08日 05:01
DeNAの三浦大輔監督(50)が7日、復帰戦となった6日のヤクルト戦で決勝3ランを放った筒香嘉智外野手(32)について、当面6番で起用する意向を明らかにした。
2024年05月08日 05:01
8日のDeNA戦に先発するヤクルト・吉村貢司郎投手(26)が7日、「テレビで見ていた存在」の筒香に最大級の警戒で挑むことを誓った。昨季の打点王・牧、首位打者・宮崎らの並ぶ打線に主砲も加わったことで、警戒レベルはMAXだ。
雨の降り始めた神宮外苑・コブシ球場で最終調整を終え、「(筒香が)一人いるだけで、怖さはだいぶ変わると思いますし、ただでさえすごいバッターがそろっているので」と武者震い。衝撃の決勝3ランを浴びて敗れた6日の試合映像も確認し、表情を引き締めた。
ヤクルトファンの声援をかき消すほどの盛り上がりも“敵”になるが、「あんまり気にせず」とのまれないように注意。「楽しみなところもあります」と初対戦を待ちわびる強心臓ぶりも見せ、吉村は真っ向勝負で挑んでいく。
2024年05月08日 05:01
登板日の変更にもプラス思考で挑む。8日の広島戦(甲子園)に中10日で先発する阪神・大竹耕太郎投手(28)が7日、キャッチボールやメディシンボールを使ったトレーニングで最終調整した。
先発予定だった6日の同戦が雨天中止となったが、「投げる日が変わったことをいいように捉えることが大事」と前向き。“雨男”なこともあり、「去年も多かったので慣れている。中6日じゃないと、練習をやりすぎてしまうので、それだけ気をつけています」と明かした。
昨季は7試合で6勝0敗、防御率0・57と好相性の鯉打線とは今季初対戦となる。「自分のピッチングをして、それに対してどう相手が攻めてくるかを見ながらにはなると思う。どう来られても対応できるように、坂本さんと話して想定できたら」。念には念を入れて臨む考えだ。
前日には“師匠”のソフトバンク・和田が今季初勝利。「昨日もしっかり真っすぐで押して初回からいかれてたんで、自分も改めて真っすぐをちゃんと投げなきゃなって思いました」と刺激を受けた。4勝目を目指し、今季も“鯉キラー”ぶりを発揮する。
2024年05月08日 05:01
「ウエスタン、広島3−10阪神」(7日、由宇球場)
ゴールデンウイーク明けにもかかわらず、平日に敵地へ足を運んだ虎党に、井上が一発を披露した。
「風でいったなみたいな感じだった。芯にはしっかり当たってるので、外野フライにはなってくれたなって」
初回1死一、三塁。沈むフォークを捉えて左方向に鋭くはじき返し、風を味方につけた4号3ランはリーグ単独トップに。「別にそんな意識はないですけど、本当にチャンスだったんでなんとか走者をかえそうって」。昨季はウエスタン94試合に出場して、11本塁打。今季は23試合目で4本塁打と量産態勢に入っている。
五回は右翼手を越える二塁打。八回には1死一、二塁から右前打を放ち満塁にするなど4番らしさを発揮した。打率3割超え維持に「後ろの打者が楽に打席に入れる方がチームとしていい」と打撃内容の「価値観」が変わったことを要因として挙げた。和田2軍監督は「凡打の内容も含めて非常に良くなっている。素晴らしかった」と絶賛。勝負の5年目、今季こそ1軍の力になる。
2024年05月08日 05:01
オリックス・吉田輝星投手(23)が7日、地元・秋田で8日に行われる楽天戦で“秋田魂”を胸に投げると誓った。
2024年05月08日 05:01
8日のオリックス戦(秋田)に先発する楽天・藤井が、楽天ファンへ来場を呼びかけた。一昨年に同球場で日本ハムと対戦した時は、相手先発が秋田出身の吉田だったため、主催試合にも関わらず完全アウェー状態。
当時の様子をチームメートから聞いた左腕は「楽天ファンがたくさん来てくれると助かる。勝利につながる投球を心がけたい」と語った。
2024年05月08日 05:01
「中日0−2巨人」(7日、バンテリンドーム)
巨人・門脇の先制打が決勝打になった。0−0で迎えた七回、1死満塁で涌井の直球を中前にはじき返した。
2ストライクから3球目、見送ればボール球だったが「負けないぞっていう気持ちで打席に立っているので」と、気迫で振り抜いた一打。チーム20イニングぶりの得点に、阿部監督も「あれくらい普段からがっついてほしいですね」と、気持ちの入った適時打を評価していた。
2024年05月08日 05:01
「ロッテ6−1西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
希代のホームランアーティストが、偉大な強打者と肩を並べた。西武・中村剛が2戦連発となる5号ソロを放った。これで通算476本塁打として広島、阪神で活躍した金本知憲と並ぶ歴代10位に浮上した。
2点を追う六回。国吉のカットボールを完璧に捉えると打球は放物線を描く。強い逆風を切り裂いて左翼席にズドンと突き刺さった。松井監督を「さんぺい(中村剛)の打球は風関係なく入るからね。すごいよね。あれだけ上がったら戻されるんですけど。あのまま入るから」と驚かせた。
一回と三回の打席はいずれも得点圏に走者を置いて凡退し、責任感の強い中村剛は「1、2打席目とふがいないバッティングだったので打てて良かったです」と静かに語った。金本の記録にあと1本に迫った6日には「また一本、一本積み重ねていきたい」と話しており、その翌日に結果を残し、歴代本塁打数はついにトップ10入りを果たした。
新戦力のアギラーが打撃不振に陥って先発を外れているため、2試合連続で4番を任され、本来の長打力を発揮した。若手時代から“おかわり君”のユニークなニックネームを持ち、巨体から繰り出すパワーでアーチを量産してきた。チームが最下位に低迷し苦しんでいる中、プロ23年目、40歳の大ベテランが大いに存在感を示した。
2024年05月08日 05:01
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
日本ハムはがっぷり四つに組んだ末、延長十二回の激闘はサヨナラ負け。
2024年05月08日 05:01
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神は失策からの2失点で、今季4度目の完封負けを喫した。元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は、村上投手に対して、味方の失策が出たときの心の持ち方を説いた。
◇ ◇
村上投手の2失点は、いずれも中野選手の失策が絡んだものでした。ミスは出るものであり、中野選手も、抑えきれなかった村上投手のことも責めるということではないという前提ですが、投手としての私の経験上、勝ちを増やすための一つとして、エラーの後を抑えることも大事になるのかなと思います。
考え方は人それぞれですが、私の場合は、エラーが出てもラッキーだなと思っていました。これで抑えれば勝てるチャンスが増えると考えたからです。相手に傾きかけた流れをもう一度引き寄せられるということと、この日2安打した中野選手のように、ミスした選手はカバーしようと打ってくれるものなので、そこを抑えてしまえばチャンスが出てくるという意味でですね。
もちろん、カバーしきれずに自分が打たれてしまったら、すみませんという気持ちはあった上での考えです。カバーしないといけないと、毎回自分を強く追い込みすぎても1年間は持たないので、バランスが難しいところではありますが。
ただ、エラーをした野手が試合後に周りからいろいろ言われることを消してあげられるのは、ピッチャーしかいないというのも事実。毎回うまくいくわけではないですが、そこをカバーしあっていくのが理想で、そういった意味でも村上投手としては悔しさが残る結果だと思いますが、投球自体は良かったと思うので、次に切り替えていけばいいと思います。
2024年05月08日 05:01
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神は2度の満塁機を生かせず、今季4度目の完封負け。岡田彰布監督(66)は八回1死満塁で際どい外角球をストライクと判定され、見逃し三振に倒れた佐藤輝明内野手(25)に「ボール振るバッターやから。味方につけなアカンわ、審判も。選球眼のええバッターやったら、審判も人間やからボール言うかも分からんで」と、常日頃からボール球を振らないスタイルを確立することが、自身を助けることにつながると力説した。
ストライク判定に佐藤輝の顔がゆがんだ。2点を追う八回。床田を攻め立て、1死満塁のチャンスをつくった。広島は2番手・島内にスイッチ。佐藤輝のバットに期待が集まったが、一打同点、逆転の場面で見逃し三振。今季最多4万2606人を集めたスタンドに悲鳴とため息が交錯した。
「あれストライクか。なんかちょっと(ストライクゾーンが)広かったなあ。近本の簡単に見送ったやつもなあ」。試合後、岡田監督は微妙な判定に首をかしげながらも、敗因とはしなかった。
「ボールばっかり振ってるバッターやからな。選球眼のええバッターやったら、審判も人間やからボール言うかも分からんで」。審判は佐藤輝がボール球を振り、決して選球眼のいい打者ではないというイメージを持っていると指摘。日頃からボール球を振らないスタイルを確立することが、自身を助けることにつながると力説した。
「審判も人間やから。機械じゃない。そういう意味では味方につけなアカンわ、審判も」
さらに助言を続けた。佐藤輝は初球、5球目と直球をファウル。「(5球目も)1、2、3でいけるようなカウントやしなあ。何球も粘って粘ってのあれじゃない場面やもんな。ああいうチャンスは一発で仕留めんと。1スイングで」。フルカウントの状況にする前に、ひと振りで仕留めてほしい場面だった。
「何も言えないです」
試合後、佐藤輝は言葉少なにクラブハウスへ。この夜はヘッド部分をくりぬいたバットを使用し、七回に中前打。だが、好機で一本が出ず、悔しそうに引き揚げていった。
9日ぶりに帰ってきた甲子園でも打線は振るわない。雨天中止となった前日にはここまでの戦いを「つぶし合い」と表現し、セ・リーグの混戦から抜け出すため「どんだけ点を取れるかやろな」と打線の奮起に期待していた。3番には前回4月30日の対戦で床田から2打数2安打していたノイジーを起用したが2併殺を喫し、中野の2失策も失点に直結してしまった。
自責0の村上を勝たせるため、2点を追う六回先頭の打席も代打を送らなかった。「あんなところで代えられへんよ。誰も用意してないよ」と岡田監督。結果的には今季4度目の完封負けを喫したが、逆転しそうな好機とムードはあった。ここぞの一本で流れを変えたい。
2024年05月08日 05:01
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
味方のエラーが絡んだ2度の踏ん張りどころで、いずれも失点を重ねた。2点目を失った阪神・村上は、直後に本塁付近で悔しそうに太ももをパンッとたたいた。「カバーできなかったというのが一番の反省点。中野さんには申し訳ない」。今季初登板となった4月2日・DeNA戦でも、立ち上がりに失策が絡んで初回4失点。仲間のミスをなかなかフォローできず、無念さが募る。
自己最多タイ116球の熱投で、8奪三振を決めて7回2失点。自責点は0で、2年連続での最優秀防御率のタイトルを目標に掲げる中、防御率は0・88まで良化した。それでも3勝目には届かず、「(防御率は)低ければいいかなとは思っていますけど、今日勝てなかったのでダメかな」と唇をかんだ。
1失点完投星の前回4月30日に続く今季3度目の広島戦で、3戦とも床田とのマッチアップ。「相手の床田さんがいいピッチャーですし、なかなか点が入らないのは分かっていました」。覚悟して臨んだはずが、前回対戦で初回先頭弾を食らった秋山にこの日も初回先頭で二塁打を許してチャンスメークされた。野間はバットを折って打ち取ったはずが、中野がファンブル。1死一、三塁から小園の犠飛であっさり先制点を献上した。
二回から3イニング連続で三者凡退の後、五回に追加点を奪われた。堂林が中野の2個目の失策で出塁。床田には右前打でつながれると、2死一、二塁から秋山に痛恨の左前適時打を浴びた。
それでも連打からピンチを招いた六回は意地を見せた。2死一、二塁で「これ以上点が入ると厳しいなと思っていたので、何とか粘れるように」と、堂林を空振り三振に切って雄たけび。2点ビハインドでも六回先頭で打席に立たせてくれた岡田監督。期待に応えて七回も三者凡退に抑えてマウンドを降りた。「一番はチームに貢献することなので、勝てなかったというのは貢献できていないということなので、反省です」。次戦は必ず白星を生んで、チームメートと虎党を笑顔にする。