2022年09月25日 09:30
今夏にFWリシャルリソン、MFイヴ・ビスマ、イヴァン・ペリシッチ、DFクレマン・ラングレを獲得するなど積極的な補強に動いたトッテナム。だが、もう1人忘れてはならない新戦力がいる。今夏に契約を結んだウディネーゼ所属DFデスティニー・ウドジェ(19)だ。トッテナムはウドジェを1800万ユーロで獲得し、今季はウディネーゼにレンタルの形で残ることになっている。ウドジェはウディネーゼで左のウイングバックを任されているが、クオリティが想像以上に高い。まず身体能力が高く、187cmのサイズにパワー、スピードを兼ね備えている。このフィジカルはプレミアリーグでも問題なく通用するだろう。 トッテナムをこのままアントニオ・コンテが指揮するならば、3バックシステムが継続されることになるだろう。そこは現在のウディネーゼとの共通点であり、ウドジェは左のウイングバックとして計算できる。今夏にトッテナムはペリシッチを獲得しているが、ウドジェならばポジションを奪ってしまうかもしれない。それほどウディネーゼで見せるパフォーマンスは力強い。U-21イタリア代表にも選ばれているウドジェは将来性もあり、トッテナムにとって今夏のベスト補強になってもおかしくないか。来夏の合流が楽しみで、非常にコンテ好みなレフトバックと言えよう。
2024年05月05日 20:32
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップで、日本は準決勝でイラクに2−0で勝利し、上位3か国に与えられる出場権を獲得。決勝ではウズベキスタンを1−0でくだし、4大会ぶり2度目の優勝を飾った。
パリ行きの切符を手にした今、次に注目されるのは、本大会の登録メンバー18人、そしてオーバーエイジ枠を使うなら誰なのか、だろう。
隣国のライバルも興味を示しているようで、韓国メディア『スポーツ傾向』は、「日本はパリ・オリンピックのメダルを目ざして走る。 選手層が厚く、グループ分けも有利なため、メダルも狙える」と伝え、オーバーエイジ(OA)にも言及した。
「日本のメディアは、すでにパリ・オリンピックに参加する最高のワイルドカード3人の組み合わせを予想し、メダルの夢を膨らませている。板倉滉(ボルシアMG)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(シュツットガルト)などが有力候補として挙げられている」
ポイントは複数のポジションをこなせるユーティリティ性で、記事でも「最終ラインを網羅できる守備の選手たちで、18人しか招集できない大会の特性上、戦略の運用に多様性を与えることができると期待されている」と見解を示す。
【PHOTO】日韓戦の会場を華やかに彩った韓国女子サポーターを特集!
さらに、攻撃陣の候補者にも触れる。
「このほか、五輪出場に意欲的な久保建英(レアル・ソシエダ)、所属チームでは主に中央のミッドフィルダーとしてプレーするが、ウイングからサイドバックまでこなすマルチプレーヤーの旗手怜央(セルティック)、フランスのスタッド・ドゥ・ランスに所属し、現地での適応が不要な伊東純也、オランダのフェイエノールトでプレーする上田綺世などもリストアップされている」
韓国は惜しくも五輪出場は果たせなかったが、大岩ジャパンの動向には少なからず関心を寄せているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 20:00
日本が男女ともに出場を決めたパリ五輪のサッカー競技。本大会で使用される公式試合球が5月1日にリリースされた。adidas Île-De-Foot 24
『イルデフット 24』は、今季Jリーグなどで使用されている『コネクト 24』をベースにした最新ボール。
名称の「Île-De-Foot」はフランス語でフットボールアイランドを意味しており、カラーリングもフランスの国旗カラーを採用している。
搭載されているテクノロジーは以下の通り(公式より)。スピードシェル パネルシェイプ
2024年コネクト24に引き続き、他に類を見ないアディダス独自の新形状「スピードシェル」を搭載しています。
大小2種類の異形状のパネルを20枚使用した組み合わせは空気抵抗を減らし、キックの正確性と飛行安定性に貢献します。エンボスとディボスの2種類の表皮形状
新形状の突起(エンボス)状シボと陥没(ディボス)状シボを採用し、更なるキックの正確性と飛行安定性の向上に加え、よりカーブのかかるボールを実現しています。
新たに戦略的に配備された陥没(ディボス)状シボは、飛行中のボールのまわりの空気の流れを更にコントロールし、キック精度を高めています。
またスピードシェル形状と新たな突起(エンボス)状シボと陥没(ディボス)状シボを組み合わせ正確性を高めたテクノロジーをPRCISION(正確さ) SHELLとして 新たに表現しています。サーマルボンディング製法
熱接合技術により、縫い目の無い表皮構造を可能にしました。それにより、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートを実現することが可能となります。
『イルデフット 24』はすでにサッカー専門店やモルテン公式などで発売中。
パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」
価格は『イルデフット 24 プロ(5号球)』が24,200円、『イルデフット 24 プロ キッズ(4号球)』が7,480円、『イルデフット 24 リーグ ルシアーダ(5号球)』が7,260円(いずれも税込)となっている。
2024年05月05日 19:06
元日本代表MFの前園真聖氏が5月4日、自身のX(旧ツイッター)に懐かしい動画をリポストし、反響を呼んでいる。
「エンポリオアルマーニのタンクトップでゲスト解説に...誰か俺を止めなかったのか。しかしよくこの映像を探してきたな〜」
そうつぶやきながら、前園氏が紹介したのは、まだ現役時代の本人がタンクトップ姿でゲスト解説をする動画だ。試合は1995年8月に国立競技場で行なわれた日本代表対ブラジル代表のようだ。
元の投稿は「ゾノ。今日の解説見ると大人になったな...と思う。タンクトップ...(この前、ちょうど古い映像出てきた)」と綴られており、日本が優勝を飾ったU-23アジアカップの決勝をNHKで解説した前園氏の“成長ぶり”を着目しているようだ。
29年前のやんちゃな前園氏の姿にファンからは、次のような声が上がった。
「最高!笑」
「爆笑」
「この頃のゾノは最強やったからいいんです」
「真剣な表情とのギャップが味わい深い」
「ゾノさん、かっけー!いーのよ いーのよ」
「ギラギラしてますねーw」
「ゾノさん尖ってたから誰か止めたら怒ってたと思う」
「尖ってますね〜」
「前園さんがイケイケでしたからね」
「セルジオ越後さんに何も言われなかったんですか?」
貴重な昔の姿は笑いや驚きを誘った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】タンクトップ姿で解説をする前園真聖。セルジオ越後氏の姿も
2024年05月05日 19:00
春の大型連休「ゴールデンウィーク」も残りわずかとなった。
2024年05月05日 19:00
「『あっ、やばい』と思ったシーンはなかったです。前からの守備がハマり、ハイボールを放り込まれれば(GK谷)晃生が出てくれて。特に大きな仕事をすることなく終えられたと思います」 これは、5月3日にFC町田ゼルビアが柏レイソルに2-0と完勝した後の昌子源のコメントである。続けて、ベテランDFは成功体験の重要性を話した。「スペースが点を取るわけではなく、人が点を取るので。そもそも走らせないように守備をすればいい。そこを徹底して無失点という成功体験があるからこそ、みんながこれをやれば勝てると確信を持てています。(J1リーグの)11節を終えた段階で数多くの成功体験がある一方で失敗例もある。そこを怠ったたら失点するとか、そういう経験もあるから、チームのみんなは(徹底して)やるんじゃないですか」 J1初昇格で旋風を巻き起こす町田の強さの正体は何なのか。この問いに対し、昌子は「徹底力じゃないですか」と答えた。「『徹底しよう』と言われて簡単にできるものじゃないですよ。「ここは監督だけじゃなく、コーチもめちゃくちゃ求めてくる。どこにも厳しい目があるから、サボれない。もちろん優しく接してくれる時もありますが、基本的にはそういう環境。J1に昇格してトップチャレンジと言い続けていて、今何位にいようがチャレンジャーの気持ちを持つ。これが徹底されているのは凄いです」
昌子の心に響いている黒田剛監督の言葉が「良くも悪くも全員お前を見ている」だった。「ベテランはベテランの守り方ができます。相手のキックモーションを見てこれは来ないなとか、正直、分かる。相手の持ち方次第でサボろうとか、そういう打算が働きます。でも、キャンプの時、監督に厳しく言われたんです。『良くも悪くも全員お前を見ている。特に若い、同じポジションの選手は。だから、(打算的にならず)やってくれ』と」 昌子は言葉を継ぐ。「もちろん試合の中で息を落ち着かれる時間をあえて作る局面はあります。それを理解して監督は自分に言ってくれている。シーズンが始まってからも実は言われたんです。『キャンプの時に言ったけど、そこをもう1回やってくれ』と。変な意味じゃなくて、やるしかないですよね。キャプテンとして監督も期待してくれているので。ハセさん(長谷部誠)、ミツオさん(小笠原満男)を見て育ったので、やりたい。彼らにはなれないけど、少しでも近づければという思いで」 徹底力を磨くうえで、キャプテン昌子の役割は極めて重要だ。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)【記事】日本が2016年以来4大会ぶりのアジア王者に! 後半ATの山田弾&GK小久保のPKストップでウズベキスタンを1−0撃破、パリ五輪GSの対戦国も決定【U-23アジア杯/決勝】
2024年05月05日 18:30
今夏のEURO2024でも優勝候補の一角に挙げられるフランス代表は、世界でも屈指のタレント集団だ。最終ラインから前線まで隙のないチームではあるが、ここ最近の状況には気になるところもある。
『フランス代表にも心配するところはある』と取り上げたのは、仏『Foot Mercato』だ。
ネームバリューは豪華だが、クラブで良いシーズンを過ごしていない選手がいるのだ。例えば最終ラインでは、バイエルンDFダヨ・ウパメカノが先発の座を失っている。さらにパリ・サンジェルマンDFリュカ・エルナンデスが先日行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグのドルトムント戦で左膝の前十字靭帯を痛めてしまい、EURO2024を欠場する見通しだ。
フランスの場合はアーセナルDFウィリアム・サリバ、リヴァプールDFイブラヒマ・コナテ、バルセロナDFジュール・クンデ、インテルDFバンジャマン・パヴァール、チェルシーDFアクセル・ディサシ、ニースDFジーン・クレア・トディボ、あるいはレアル・マドリードMFオーレリアン・チュアメニをセンターバックへ回すプランを含め、センターバックをこなせる選手は多い。エルナンデスが担当できる左サイドバックも、ミランのテオ・エルナンデス、レアル・マドリードのフェルランド・メンディがいる。しかし、ウパメカノなど気になる状況にある選手がいるのも事実だ。
怪我人という点では、バイエルンFWキングスレイ・コマンも右内転筋の負傷でEURO参加が微妙な状況となっている。
センターフォワードではインテルFWマルクス・テュラムが充実のシーズンを過ごしたが、フランス代表での経験はそれほど豊富ではない。パリ・サンジェルマンでランダル・コロ・ムアニが出番を失っているのも気がかりで、今大会もミランのベテランFWオリヴィエ・ジルーに頼る形となるか。
あるいはキリアン・ムバッペを最前線に据え、ウイングに同じPSGよりウスマン・デンベレ、さらにPSGでブレイクしている21歳のFWブラッドリー・バルコラをEURO本番で召集するプランもあるが、コマンが不参加となれば影響は大きい。
タレント力は抜群ではあるが、不安なニュースも出てきている。果たして代表監督ディディエ・デシャンは現状を捉えているだろうか。
2024年05月05日 18:25
徳島ヴォルティスは5日、暫定的に監督として指揮を執っていた増田功作監督が、正式にトップチーム監督に就任することを発表した。
今季の徳島は2021シーズン以来となるJ1リーグ復帰を目指してシーズンをスタートさせたが、2024明治安田J2リーグ開幕戦から3連敗を喫するなど未勝利が続いた。第4節水戸ホーリーホック戦を2−1で制したことで今季初勝利を掴んだものの、その後2試合を1分1敗で終えると、3月30日に行われた第7節でザスパ群馬に今季初白星を献上。入れ替わる形で最下位へと転落していた。同試合から1日後の31日、クラブは吉田達磨監督の解任、および岡田明彦強化本部長の辞任を発表していた。
暫定指揮官として吉田前監督からバトンを受け継いだ増田監督は、初陣となった4月3日開催の第8節清水エスパルス戦を1−1のドローで終えると、その後は2連敗を喫したものの、第11節藤枝MYFC戦を1−0で制したのを皮切りに2連勝を記録。今月3日には、第13節で愛媛FCとの“四国ダービー”をスコアレスドローで終え、J3自動降格圏からの脱出に成功していた。現在は3勝3分7敗の勝ち点「12」で17位につけている。
正式に指揮官に就任することが決まった増田監督は、徳島を通してコメントを発表。決断した背景の一部を次のような言葉で明かすとともに、今後のシーズンを見据えた意気込みも記した。
「このたびクラブから正式な監督への就任というお話をいただき、徳島ヴォルティスの監督として戦うことを決意しました。自分の中で様々なことを考えましたが、一緒に戦ってきた選手やスタッフと共に、一戦一戦勝利を目指してベストを尽くしていきたいと思います」
「チームとして大事にしたいのは全員がハードワークして攻守にコレクティブなプレーをすることであり、アグレッシブな姿勢で攻撃的に90分間戦いが終わるまで走り切るフットボールを目指します。ファン・サポーターの皆様をはじめ、クラブを支えていただいている皆様、ご支援、ご声援よろしくお願いいたします」
また、前記の岡田明彦強化本部長の辞任に伴い、新たに強化本部長に就任していた黒部光昭氏も徳島を通してコメントを発表。現在のチーム状況を踏まえ、正式監督就任を打診した背景に触れるとともに、今後目指していく姿にも言及した。
「増田功作監督に暫定的に指揮を執っていただいた、これまでの6試合における成績や試合内容を含めてチームとして改善してきていると捉えており、今後もチームの指揮をお願いすることが最適であると判断して正式に監督就任を打診し、受諾いただきました」
「今回の決定にあたっては、特に試合内容においてシーズン序盤には見られなかった攻守にハードワークすることや切り替えの早さ、そしてピッチ上での戦う姿勢が明らかに変わって来ている点が判断の要素としてあり、これからシーズンを通してより高めていくことが出来ると判断しております。一方では、現状の順位からすれば、直近の試合で勝点が取れているとはいえ、前節まで降格圏内であったという苦しい状況に変わりはなく、1試合1試合で勝点を積み上げていくことが一番大事なことだと捉えています。そのためにも、まずは毎試合勝点を取れるようなチームとしてのベースを作ることが重要であり、改善されてきているハードワークすることや切り替えなどプレーの強度の部分に加えて、選手1人ひとりが全力で試合に臨み、戦うために必要な要素やマインドをもう一度全体で築いていくことが必要だと考えております」
「増田監督が指揮を執った試合でこれらの点が改善されて来ていると判断をしましたので、正式に今シーズンの監督としてチームを託して、より前を向いて1つずつ上の順位を目指します。そのために強化本部としては、増田監督をはじめとするチームをサポートすべく、チームとしての地盤をしっかり構築し、1つでも多くの勝点を積み上げていけるように最大限尽力して参ります」
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2024年05月05日 18:00
イングランド2部のチャンピオンシップは4日、リーグ最終節が開催。
2024年05月05日 17:40
アンジュ・ポステコグルー監督が夏に野心的な再建を目指す中、トッテナムは3名の選手を現金化する準備ができているようだ。英『The Telegraph』が伝えている。
トッテナムはポステコグルー新監督の下、開幕から10戦負けなしという最高のスタートを切ったが、主力選手の怪我、アフリカネイションズカップやアジアカップの関係で失速。現在は3連敗中であり、CL出場権獲得のため最後に再び波に乗る必要がある。
昨夏にはミッキー・ファン・デ・フェン、ジェイムズ・マディソン、ブレナン・ジョンソンらを獲得し、今冬にはラドゥ・ドラグシンを完全移籍で獲得。ポステコグルー就任後、積極的な補強を見せているトッテナムは今夏にもチームの底上げのための移籍を検討しており、その資金捻出のためリシャルリソン、ピエール・エミール・ホイビュア、エメルソン・ロイヤルの売却を検討しているようだ。
ホイビュアはシーズン前半は出場機会が激減し、今冬にも移籍の可能性が浮上。少しずつプレイ時間を伸ばすも今季のリーグ戦は34試合のうちスタメンは7試合に留まっている。エメルソンは主に左SBデスティニー・ウドジェやCBに怪我人が出た時の代役という起用が多く、今季はリーグ戦20試合に出場しているが、プレイ時間は1078分に留まっている。
上記2名は今季苦戦しているが、リシャルリソンは結果を残している。ここまでリーグ戦27試合で10ゴール3アシストをマークしており、リーグ戦1ゴールに終わった昨季より大きな改善を見せている。しかしCFの絶対的な存在となるまでには至らず、ソン・フンミンが最前線を任されることも少なくない。
トッテナムは今夏にも積極補強に動く可能性が高いと予想されており、チェルシーのコナー・ギャラガーやエヴァートンのアマドゥ・オナナ、バルセロナのハフィーニャユヴェントスのサミュエル・イリング・ジュニオールといった多くの選手が現段階ではターゲットとして考えられている。
2024年05月05日 17:37
ジローナは4日に行われたラ・リーガ第34節バルセロナ戦を4−2で制した。この結果、バルセロナをかわして2位に浮上するとともに、今季を4位以内の順位で終えることが確定。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
試合は立ち上がりの3分、バルセロナのデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに見事なボレーシュートを叩き込まれたものの、この失点後のキックオフから左サイドを攻略し、最後はウクライナ代表FWアルテム・ドフビクがヘディングを叩き込んで、即座に試合を振り出しに戻す。前半アディショナルタイムにはPKで失点したが、後半に入るとジローナが本拠地『エスタディ・モンティリビ』に駆けつけたファン・サポーターの声援を背に反撃を始めた。
まずは65分、相手のバックパスが乱れた隙を見逃さなかったドフビクが、冷静な切り返しで横へ繋ぎ、直前にピッチに送り出されたばかりのスペイン人FWポルトゥが同点ゴールを奪う。直後の67分には、スペイン代表MFアレイクス・ガルシアからのスルーパスで右サイドを破ったポルトゥがマイナスへ折り返し、U−23スペイン代表DFミゲル・グティエレスが右足でねじ込んだ。74分にはポルトゥがボックス右角の位置からダイレクトボレーを突き刺し、目の覚めるような“ゴラッソ”で勝利を決定付ける。試合はこのまま4−2で終了し、ジローナがバルセロナとの2位3位直接対決を制した。
この勝利により、ジローナは今季のラ・リーガ4試合を残して、4位以内でのフィニッシュが確定。1930年のクラブ創設から、史上初となる欧州カップ戦、さらには最高峰の舞台にあたるCLに出場する権利を獲得した。
なお、データサイト『Opta』によると、ジローナはラ・リーガのなかで、CL出場権を獲得したことのある14番目のクラブになったという。これは大会の名称が「チャンピオンズリーグ」となった1992−1993シーズン以降が対象で、これまでにラ・リーガのクラブでCL出場経験があるのはレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、バレンシア、セビージャ、ベティス、レアル・ソシエダ、アスレティック・ビルバオ、ビジャレアル、セルタ、マジョルカ、マラガ、デポルティーボの13クラブだった。この並びからもわかるように、カタルーニャ州最大のビッグクラブであるバルセロナを除くと、同州に本拠地を構えるクラブとしては初のCL出場となる。
また、ジローナは昨年12月に行われた第16節でも、バルセロナを4−2で破っていた。今節は当時の再現となるスコアでバルセロナを撃破。『Opta』によると、21世紀に突入してからのラ・リーガにおいて、同一シーズンの2試合それぞれでバルセロナ相手に4ゴール以上を奪ったのは、今季のジローナが初となったようだ。これまでは1929−30シーズンのレアル・マドリード、同シーズンのエスパニョール、1940−41シーズンのアトレティコ・マドリード、1941−42シーズンのバレンシア、1997−98シーズンのサラマンカ(※2013年6月に消滅)が、同一シーズンのラ・リーガ2試合でともにバルセロナ相手に4得点以上を記録していた。
今季“台風の目”となったジローナは、カタルーニャ州北東部の基礎自治体を代表するサッカークラブだ。1930年の創設以降はほとんどの時期を下部リーグで過ごしており、セグンダ(2部)に身を置いたシーズンも決して多いわけではない。1990年代後半から2000年代初頭にかけてはテルセーラ(当時4部)とセグンダB(当時3部)を行き来するクラブだった。2017−18シーズンに創設87年目でクラブ史上初のプリメーラ(1部)に参戦するも、その挑戦はわずか2シーズンで幕を閉じる。2019−20シーズンからの3年間はセグンダでの戦いを強いられ、2度目の昇格を果たした昨季は10位で終えていた。なお、2017年8月からはシティ・フットボール・グループ(CFG)の保有クラブとなっている。
クラブの歴史に名を刻むような、栄光のシーズンを過ごしているジローナ。レアル・マドリードのラ・リーガ制覇が決まった今、残る4試合での目標は来季のスーペルコパ・デ・エスパーニャの出場権獲得だろう。4戦全勝を目指し、1部在籍通算4年目となるシーズンの最終盤を戦い抜く。
【ハイライト動画】ジローナ、昨年12月の“再現”でバルサ相手に4ゴール!
2024年05月05日 17:05
徳島ヴォルティスは5月5日、暫定的に指揮を執っていた増田功作監督が、正式にトップチーム監督に就任することを発表した。
徳島は3月30日に行なわれたJ2第7節のザスパ群馬戦で敗れ、1勝1分5敗の勝点4で最下位に沈むと、翌31日に吉田達磨監督を解任。増田ヘッドコーチを暫定監督に指名した。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
今回の正式就任にあたり、増田新監督はクラブの公式サイトを通じて以下のようにメッセージを発信した。
「このたびクラブから正式な監督への就任というお話をいただき、徳島ヴォルティスの監督として戦うことを決意しました。
自分の中で様々なことを考えましたが、一緒に戦ってきた選手やスタッフと共に、一戦一戦勝利を目指してベストを尽くしていきたいと思います。
チームとして大事にしたいのは全員がハードワークして攻守にコレクティブなプレーをすることであり、アグレッシブな姿勢で攻撃的に90分間戦いが終わるまで走り切るフットボールを目指します。
ファン・サポーターの皆様をはじめ、クラブを支えていただいている皆様、ご支援、ご声援よろしくお願いいたします」
徳島は13節終了時点で、3勝3分7敗の戦績で勝点12の17位。次節は5月6日、ファジアーノ岡山と敵地で対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 17:00
昨夏に1億500万ポンドという破格の移籍金でアーセナルにやってきたMFデクラン・ライス。
2024年05月05日 17:00
オランダのフェイエノールトでプレーする日本代表FW上田綺世。2022年に由布菜月さんと結婚し、伴侶とともに海外生活を送っている。
モデルでもある由布さんはYouTubeチャンネルでお気に入りだというハイブランドのバッグ8つを紹介していた。
上田からプレゼントされたバッグ2つも紹介されている。
昨年の誕生日に贈られたというのは、ディオールの「レディ 95.22」のようだ。一部ブティック限定販売で、ミニサイズの価格は91万円だとか。由布さんは「めっちゃかわいくないですか」と語っており、シルエットがお気に入りのようだ。
かわいい!Jリーガーと結婚した美しすぎる奥さん5人
そして、今年の誕生日に上田から贈られたのはエルメスの「ピコタン」。大事にしすぎて1回しか使っていないそうで、「このバッグをコーディネイトに合わせるだけでワンランク上がるというか、本当に本当に大切なものなのでなかなか使えないんですけど(笑)」と話していた。なんでも、「ピコタン」は製造自体が中止になっているとか。
2024年05月05日 16:51
たった5分で果敢に仕掛けた。 5月4日に行なわれたラ・リーガの第34節で、久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは、11位のラス・パルマスとホームで対戦。オウンゴールとシェラルド・ベッカー得点で前半に2点を挙げ、2−0で白星を挙げた。 2試合ぶりにベンチスタートとなった久保が、2点に絡んだベッカーと交代で投入されたのは89分。何とか爪痕を残そうという意欲が見え、後半アディショナルタイム4分には右サイドで見事なトラップから切れ込み、ペナルティエリアぎりぎりのところで相手DFと接触して倒れる。 PKかと思われたが、笛はならず。接触はボックスの外と判断されたのかVARチェックの対象にもならず、すぐに試合終了となった。【動画】久保のノーファウルシーン。絶妙トラップからドリブル突破
この微妙なシーンに、ファンからは次のような声が上がった。「スローで見たらPKにしか見えなかったんだがVARにすらならないのはなぜか」「ファウル取って貰えないんだw」「何がどうなるとそれがノーファウルなんだ。アホかこの主審」「久保のラストプレーはPAの外。PKじゃないけど審判は誤審なので知らん顔して試合終了のホイッスルじゃなくて謝ってからにしてください」「PKだろ何見てんだよくそが」「ファウルされたのにPKを取ってもらえず...この前審判がマドリー優遇してるって本音を言った罰かな?」 少なくともファウルはあったのではないかと考える意見が少なくなかった。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 16:40
現在オランダ・エールディヴィジの得点ランキングは、27ゴールでAZのFWエヴァンゲロス・パヴリディスとPSVのFWルーク・デ・ヨングが並んでいる状況だ。
オランダ代表にとって気になるのは33歳のデ・ヨングだ。オランダ代表でもキャリアを積み重ねてきた選手だが、昨年3月に代表引退を表明している。
とはいえエールディヴィジでの活躍ぶりを見れば、今夏に迫るEURO2024でデ・ヨングに復帰してほしいと考えるファンは多いだろう。
オランダ『Voetbal Primeur』によると、デ・ヨングの兄であるシーム・デ・ヨングのところにも代表復帰を勧めてほしいとの意見は聞こえてきているようだ。しかし、無理強いすることなく弟の選択を尊重したいと語る。
「ルークに何ができるかは知っているが、今季彼が見せてくれたパフォーマンスは本当に素晴らしいよ。代表のことについても、時々彼と話をするんだ。私も少しだけはプッシュしているし、彼がEUROに出場できればとも思う。だが、もちろんそれは彼だけの問題ではない。そして、実際には私もそれに干渉したくない。ルークには選択の余地があるからね」
オランダ代表のセンターフォワードは層が薄い。経験豊富なメンディス・デパイ、ドルトムントFWドニエル・マレン、あるいはボローニャで売り出し中のジョシュア・ザークツィーも選択肢だが、ザークツィーはまだA代表デビューしていない。
ベテランのデ・ヨングがいれば心強く、高さのオプションも生まれる。最後まで何があるか分からないが、オランダのサッカーファンの思いは1つだろう。