2022年08月19日 00:18
チェルシーは、バルセロナに所属する元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンと移籍に向けた会談を行うようだ。18日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 今夏の移籍市場でベルギー代表FWロメル・ルカクとドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがチームを去り、実績のあるストライカーが不在となったチェルシー。前線の強化に向け、昨シーズン前半戦までライバルのアーセナルでプレーしたオーバメヤンに白羽の矢を立てているようだ。同クラブは18日に選手サイドと会談の場を設け、契約期間や給与について話し合う模様。個人合意に到達した場合、その後にバルセロナへ公式オファーを提示する見込みだ。 現在33歳のオーバメヤンは、今年1月にアーセナルとの契約を解除しバルセロナに加入。シーズン後半戦のみのプレーとなったが、公式戦23試合で13ゴールと得点を量産し、チームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。だが、バルサで新たに背番号「17」を背負うこととなった今季は、ロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャらの加入により、前線の定位置争いが激化。先日のラ・リーガ開幕戦でも、オーバメヤンは途中出場でわずか8分のみのプレーに終わっている。 プレミアリーグでの実績も十分で、トーマス・トゥヘル監督とはドルトムント時代に共闘していたオーバメヤン。バルセロナをわずか半シーズンで去り、プレミアの舞台で師弟関係を復活させることとなるのだろうか。
2024年05月07日 17:32
鎌田大地が来季もラツィオでプレーするかどうかは、あと1週間で分かるかもしれない。
イタリア紙『Il Messaggero』の報道として複数メディアが伝えたところによると、ラツィオは鎌田に対し、契約延長オプションを行使するかの最終決断を5月15日までに下すことを求めたという。
鎌田は昨年夏にラツィオと1年契約を結んだ。選手に行使可能な延長オプションがついており、鎌田が望めば今後もラツィオでプレーできる。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出場機会に恵まれず、鎌田が延長オプションを行使することはないと見られていた。だが、イゴール・トゥドール監督の就任後、鎌田の存在感は急上昇。スタメン出場が続き、チームの中心的役割を担うようになったことで、去就が注目されている。
【動画】鎌田大地の弾丸ミドルが先制点を演出
報道によれば、鎌田には2つのオファーが届いているとのこと。ひとつは、フランクフルト時代に薫陶を受けたオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスだ。しかし、報道によれば、鎌田は「残留を具体的に再検討中」だという。
ただ、鎌田サイドはラツィオにある条件を提案しているとのこと。それは、オプション行使の場合、複数年と報じられていた延長を1年に限定するというものだ。これが認められれば、鎌田はもう1シーズンはラツィオでプレーし、2025年夏に再び身の振り方を選べるようになる。
現時点でトゥドールとラツィオの契約は2024-25シーズンいっぱいまで。指揮官と同じ契約期間とすることで、相性の良いトゥドールとの共闘を重視する考えなのかもしれない。ただし、ラツィオがトゥドールと契約を延長する動きも噂されている。
いずれにしても、ラツィオは5月末ではなく、15日までの決着を望んでいるという。ラツィオはフェリペ・アンデルソンの退団が決まり、ルイス・アルベルトやチーロ・インモービレの去就も不透明。この夏は改革的な動きも見込まれる。鎌田が残留するかは補強活動にも影響するはずだ。それだけに、クラブは早期決着を望んでいるのだろう。
監督交代を機に状況が一変した27歳は、どのような決断を下すのか。その選択が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 16:35
2024年5月7日、FC東京が寺山翼の負傷を発表した。
昨季は主にボランチだった寺山は今季、前線のポジションでプレーする機会が増えた。そんななか今季初スタメンを飾ったアルビレックス新潟戦(J1リーグ第10節/4月27日)で相手との接触で19分に途中交代を余儀なくされた。
その後、クラブリリースで詳細が説明されたのである。
チームドクターの診察を受けた結果、右膝内側側副靱帯損傷と判明。全治は8〜10週間の見込みである。
スタメンのチャンスを得た試合で怪我をしてしまったことは残念だ。ただ、今は早期の復帰を祈るのみ。挽回の機会はいずれきっと訪れるはずだ。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「交渉は簡単ではありません」パリ五輪の海外組招集に森保監督が持論展開「東京五輪で我々がラッキーだったのは…」
2024年05月07日 16:34
アーセナルは今夏、ストライカーの獲得に動くことが予想されている。現段階では様々な選手の名前が浮上しているが、アーセナルのアカデミーで育ち、その後トッテナムでプロデビューしたジェイミー・オハラ氏はニューカッスルのアレクサンデル・イサクの獲得を薦めている。
2022年8月にニューカッスルにやってきたイサクは今シーズン、大きく飛躍を果たした。昨シーズンはリーグ戦22試合の出場で10ゴールだった同選手は今シーズン、ここまでリーグ戦27試合で20ゴールを達成。今シーズンはゴールを量産している。
そんななんか、オハラ氏はもしニューカッスルから引き抜くことが可能であるなら、イサクの獲得に全力を尽くすべきだと語り、アーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリの姿と重ね合わせている。
「新しいルールが導入されるかもしれないし、ニューカッスルの状況が変わるかどうかはわからないが、もし売却する必要があるなら、私はイサクに1億ポンドを費やすだろう。彼はプレミアリーグのタイトルを獲ってくれるだろう」
「もし彼をアーセナルに入れたら...彼は私にティエリ・アンリをとても思い出させる。彼がアンリほど優れているとは言わないが、プレイの仕方や持っているものすべてが非常によく似ている。もし彼をニューカッスルから引き抜くことができたら、私は彼と契約するだろう」(英『Sky Sports』より)
財政関係でニューカッスルは今夏に主力選手の売却を強いられる可能性があり、イサクやブルーノ・ギマランイスといったメンバーの去就が注目されているが、クラブとして放出したいはずがなく、売却となっても多額の資金が必要になることは間違いないだろう。
アーセナルとしてもイサクを獲得できれば、チームのレベルがさらにアップすることが予想されるが、どのストライカーの獲得に今夏動くのか、注目だ。
2024年05月07日 16:11
リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの去就について、6日にイギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
2024年05月07日 16:10
レアル・マドリードが、同クラブに所属する元スペイン代表FWルーカス・バスケスとの契約延長交渉をスタートさせた模様だ。スペインメディア『RELEVO』が報じている。
現在32歳のL・バスケスは、レアル・マドリードのカンテラ(育成組織)出身の選手。2014年夏にエスパニョールへレンタル移籍へ出ると、その後完全移籍へ移行したが、翌年夏に買い戻しオプションが行使される形でクラブへ帰還した。“武者修行”へ出た1シーズンを除くと、レアル・マドリード一筋でプレーしており、これまでにトップチームでの公式戦通算で345試合出場35ゴール63アシストを記録している。
そんなL・バスケスとレアル・マドリードの現行契約は、今年の6月30日をもって満了を迎える。現時点で新契約は締結されていないが、今回の報道によると、新たな動きがあった模様だ。
今回、L・バスケスの代理人とレアル・マドリードの取締役会が契約延長に向けた交渉の場を設けたという。今季をもって契約が満了するL・バスケスに対しては、以前から『マルカ』などのスペインメディアによって、他クラブからのオファーがあると伝えられてきた。だが、L・バスケス自身はレアル・マドリードへの残留を最優先しており、他クラブからのオファーは聞きつつも、レアル・マドリードの“最終回答”を待っていたという。『RELEVO』によると、クラブが自分のパフォーマンスに満足しているかどうか、そして自分がまだ最高のレベルでチームに貢献できると感じられるかどうかを確かめるため、今季終了時まで契約延長交渉を待つ覚悟ができていたようだ。
だが、直近のL・バスケスのパフォーマンスに、クラブ側は満足しているという。史上最多記録を塗り替える通算36回目のラ・リーガ制覇を大きく引き寄せることとなった、4月21日開催のラ・リーガ第32節、バルセロナとのエル・クラシコ(○3−2)では、1ゴール1アシストに加えてPK奪取と全3得点を演出する活躍を披露。スペイン代表DFダニエル・カルバハルが累積警告により出場停止だった30日のチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグのバイエルン戦(2−2)でも、右サイドバックとして安定したパフォーマンスを見せていた。
今季はここまで公式戦通算34試合のピッチに立っているが、うち18試合が途中出場。それでも、出場すればカルバハルの代役に甘んじるには勿体ないと感じさせるパフォーマンスを見せている。また、ドレッシングルーム内でのキープレイヤーであることにも疑いの余地はなく、チームへの影響力という面でも非常に重要な役割を担っているという。
当初、レアル・マドリード側は32歳というカルバハルの年齢だけでなく、今年7月に33歳を迎えるL・バスケスの年齢も考慮し、右サイドバックの若返りを画策していることが報じられていた。だが、今季のL・バスケスのパフォーマンスを踏まえ、この考えを改めた模様。パリ・サンジェルマン所属のフランス代表FWキリアン・エンバペ、バイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスらの獲得に本腰を入れ、右サイドバックは現行体制を維持する見込みだ。
このような背景から、レアル・マドリードとL・バスケスの代理人は、1週間半ほど前に契約延長交渉の場を設け、新契約を結ぶ意思を伝えたようだ。既に両者の間には“基本合意”が存在しており、交渉が完結したわけではないものの、残留が既定路線だと見られている。
また、『RELEVO』は直近のL・バスケスのパフォーマンスを受けて、来夏のEURO2024でスペイン代表に復帰する可能性も伝えた。FIFAワールドカップロシア2018を最後に“ラ・ロハ”からは遠ざかっているものの、スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督、そしてコーチングスタッフ陣も、現在のL・バスケスを高く評価しているとのこと。レアル・マドリード側も招集に値する選手と認識しており、今夏に代表チームへ送り出す用意を整えているようだ。
レアル・マドリードでは元ウェールズ代表FWギャレス・ベイル氏やスペイン代表FWマルコ・アセンシオ(現:パリ・サンジェルマン)の存在によって、本職の右ウイングでは出場機会が限定されていたが、右サイドバックとして新境地を開拓したL・バスケス。波のない安定したパフォーマンスを武器として、来季も白いユニフォームを身に纏うこととなりそうだ。
【ハイライト動画】エル・クラシコでL・バスケスは全3得点を演出
2024年05月07日 16:10
トッテナムのキャプテンを務める韓国代表FWソン・フンミンが、アンジェ・ポステコグルー監督への信頼を強調した。6日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
トッテナムは5日に行われたプレミアリーグ第36節のリヴァプール戦に2−4で敗れたことで、ニューカッスル戦(●0−4)、アーセナル戦(●2−3)、チェルシー戦(●0−2)に続いて4連敗を喫した。この結果、5位トッテナムと4位アストン・ヴィラとの勝ち点差は「7」のままとなり、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は厳しい状況となった。
試合後、ソン・フンミンは「チェルシー戦よりははるかに良かった。特に難しい場所でもプレーをしようとした」と前試合よりは内容が良かったと振り返りながら、次のように続けた。
「明らかに彼らは非常に強いチームであり、特に失点する前までは非常にいい競争ができたと思う。当然失点したら、追いつこうとしてよりリスクを冒してプレーしようとするけど、厳しい結果となった」
「厳しい局面では団結しなければならない。これは僕たちにとってもっと団結して強くなる絶好の機会でもある。この4試合は本当に厳しかったし、1カ月にまとめられてしまったので状況はさらに悪化したように見える。僕たちは最後まで戦い続けるけど、それにしても厳しい午後だった」
昨夏にポステコグルー監督が就任したトッテナムはリーグ戦10試合終了時点で7勝2分け1敗で首位に立つなど、好スタートを切っていたが、負傷者が続出した影響もあり、調子を落としてしまい、トップ4入りの可能性が難しくなってしまったことで、現在では同監督への風当たりも強くなってきている。
それでも、ポステコグルー監督の下で正しい道を歩んでいるかと聞かれたソン・フンミンは「間違いなくそうだ」と同監督への信頼を強調しつつ、さらなる改善を誓った。
「木曜日(チェルシー戦)は僕たちが望んでいた試合ではなかったし、とても残念だった。でも、リヴァプール戦の結果を見ると、非常に残念だったけど、正しい道を歩んでいると思う」
「これは監督の最初のシーズンであり、新しい選手たちがプレミアリーグでプレーするためにやってきたことを忘れてはならない。誤解しないでほしいけど、4連敗したことはとても残念だが、僕たちはこのような痛みと結果を受け入れて、より良くなるために一生懸命努力する必要があると思う」
2024年05月07日 15:55
パリ五輪出場を決めた大岩ジャパン。目下、気になる話題は「18枠は誰になるか」、「オーバーエイジの候補者は?」などである。ただ、そもそも海外組をどこまで呼べるのか。
ワールドカップと異なり、五輪は選手の招集に強制力がない大会だ。2016年のリオ五輪開幕直前、FWの久保裕也(当時ヤングボーイズ)がクラブの都合で本大会に参加できなかった例を覚えているファン・サポーターは多いはずだ。
一方、自国開催の東京五輪では日本代表メンバー22人のうち9人(五輪で過去最多)が海外組だった。具体的には、吉田麻也(サンプドリア)、中山雄太(PECズヴォーレ)、板倉滉(マンチェスター・シティ)、冨安健洋(ボローニャ)、橋岡大樹(シント=トロイデン)、遠藤航(シュツットガルト)、久保建英(レアル・マドリー)、三好康児(ロイヤル・アントワープ)、田中碧(デュッセルドルフ)である(当時のクラブで、在籍クラブはJFA発表のものに合わせた)。
なぜ、ここまで海外組を呼べたのか。そのカラクリについて、東京五輪代表を率いた森保一氏は次のように説明した。
「1、2年前から選手たちの移籍などの動きを本人たちに聞きながら、常にチェックしながら、オリンピックに出られる状況を作っていきました。所属先のクラブ、移籍先のクラブ、代理人さんと連携しながら早め、早めの動きをしたことで、本大会に選手を招集できたと思います」
五輪予選免除の恩恵により、早めに準備できた点が大きかった。そして森保監督は「我々がラッキーだったのは…」と持論を展開した。
「東京五輪が自国開催だった点です。他国でやる五輪より選手も出たいだろうと各クラブがそこに理解を示してくれたところはあったと思います」
東京五輪はいわば例外。パリ五輪本大会に向け、今から海外の各クラブと交渉をするのはタフな作業だ。森保監督は言う。
「五輪はIW(インターナショナル・ウインドー)の開催とは違うので、選手の招集はかなり難しい。移籍が絡むケースは予測がたっていれば交渉できますが、移籍先が分からない状態だとなかなか…。オーバーエイジを含め最強チームを作っていくと大岩(剛)監督は考えると思いますが、その交渉は簡単ではありません。日本の総力を上げての交渉が必要です」
海外組招集の壁は決して低くない。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
記事:松木や荒木も安泰ではない。パリ五輪本番の18人、最終予選組から生き残るのは5〜6人の可能性も。前回のアジア制覇時と比較
2024年05月07日 15:38
インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長は、パリオリンピック(五輪)出場を懸けたAFC−CAFプレーオフに臨むU−23インドネシア代表にセレッソ大阪所属のDFジャスティン・ハブナーを招集したいと考えている模様だ。
2024年05月07日 15:03
[J1第12節]柏 1−2 鹿島/5月6日/三協フロンテア柏スタジアム
鹿島アントラーズは5月6日、敵地で柏レイソルと対戦し、2−1で勝利を収めた。
この試合で今季初スタメンを勝ち取ったのがプロ2年目のFW師岡柊生だ。
「自分の特長はボールキープやドリブルなので、それを生かしつつ、守備もしっかりやりたいと思っていました。そこはできたのかなと」
師岡は、4ー2ー3ー1の右サイドハーフで先発すると、身体を張ったボールキープや精力的なプレスバックを披露。さらに、攻撃面では5分に左サイドからのクロスに飛び込みヘディングシュートを放つなど、前半で2本のシュートを記録した。
12節を終えた今季の鹿島は、GK早川友基やDF植田直通らの最終ラインと、最前線の鈴木優磨はほぼ不変。さらに知念慶と佐野海舟のダブルボランチもそれぞれ11試合に出場している。
唯一、流動的なのが2列目で、右サイドは藤井智也、樋口雄太、松村優太、ギリェルメ・パレジらが起用されている。
【PHOTO】大声援で勝利を呼び込んだ鹿島アントラーズサポーター!
戦力の揃う右サイドにあえてストライカーの師岡を起用したことにポポヴィッチ監督の狙いがあるのではないか。
理想とするのはCFや両サイドで活躍するチャヴリッチの姿だろう。
ロングボールの預け先として前線で起点となり、ドリブルからチャンスを創出。さらに鈴木のアシストを受けて得点源としても貢献する。
柏戦でも63分に投入されたチャヴリッチが、アディショナルタイムに鈴木のアシストから決勝点を叩き込んでいる。
師岡の先発起用には『サイドにフィニッシャーを増やしたい』という指揮官の狙いが込められていたのかもしれない。
「裏抜けの動きや前で持っている時のプレーは(要求されています)。ドリブルで仕掛けていいって言われていて、攻撃面は求められているところだと思います」
少し照れ臭そうに「ほかの選手に負けないように、日々の練習から手を抜かずに頑張りたい」と意気込む23歳のストライカーがチームの新たな武器となるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月07日 15:01
セルティックに所属している日本代表FW古橋亨梧が、イギリスメディア『スカイスポーツ』が選ぶスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部リーグ)第35節のベストイレブンに選出された。
現在、スコティッシュ・プレミアシップは上位6チームが総当たりで対戦する最終章に突入したなか、首位を走るセルティックは3位のハーツをホームに迎えた。試合は立ち上がりの4分、コーナーキックのこぼれ球を拾った日本代表MF旗手怜央が左足でボックス内へ浮き球のボールを送ると、スペースへ走り込んだ古橋がヘディングシュートでゴールネットを揺らす。続く21分には、敵陣左サイド低い位置で顔を上げたデンマーク代表MFマット・オライリーが浮き球のスルーパスを通し、最終ラインの背後へ飛び出した古橋がダイレクトボレーで追加点を奪った。
試合終盤の87分にはオライリーがPKを沈め、試合はこのままタイムアップ。古橋と旗手だけでなく、負傷から戻ってきた前田大然、岩田智輝、ハーツ所属の小田裕太郎、田川亨介と合計6名の日本人選手がピッチに立ったゲームは、3−0でセルティックの勝利に終わっていた。
2位につけるレンジャーズも5日、キルマーノックを4−1で破ったため、両者の勝ち点差は「3」のまま。次節、優勝を懸けた大一番として、セルティックの本拠地『セルティック・パーク』にてレンジャーズとの“オールドファーム”が開催される。
そして6日、第35節の全日程を終えたことを受け、『スカイスポーツ』はデータサイト『WhoScored.com』の情報をもととした同節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)を発表。セルティックからは古橋とオライリーの2名が選出された。
古橋の選出理由について、『スカイスポーツ』は「この日本人FWは、勝利したハーツ戦において、彼にとって今季の12点目、そして13点目となるゴールを立て続けに奪った。それも、6本ものシュートを放ち、そのうちの2度でゴールネットを揺らした。間違いなく、今季最高のパフォーマンスを見せてくれた」と説明。古橋のことを「セルティックの“ヒットマン”」と表現し、10点満点中「9.03」という高評価をつけた。この数字は、チームメイトのオライリーにつけられた「8.91」を上回り、チーム・オブ・ザ・ウィークに選出された11名の選手内で第1位の数字となっている。
今季の古橋はスタメンを外れる時期もあるなど、ブレンダン・ロジャーズ監督からの信頼を掴めない時期もあったが、3連覇を懸けた最終盤に差し掛かって、再び不動のストライカーに君臨。ハーツ戦の2得点により、今季のスコティッシュ・プレミアシップでの得点数が「13」に到達した。これはチーム内ではオライリーの「14」に次ぐゴール数で、リーグ全体の得点ランキングでも7位に浮上。公式戦通算ではこれで18点目となった。
スコティッシュ・プレミアシップ第35節のチーム・オブ・ザ・ウィークに名を連ねた選手たちは下記の通り。
■スコティッシュ・プレミアシップ第35節 チーム・オブ・ザ・ウィーク
▼GK
ウィル・デニス(キルマーノック)
▼DF
ジョン・サウター(レンジャーズ)
ベン・デイヴィス(レンジャーズ)
ダン・ケーシー(マザーウェル)
▼MF
ライアン・ストレイン(セント・ミレン)
マット・オライリー(セルティック)
サム・ニコルソン(マザーウェル)
ファビオ・シルヴァ(レンジャーズ)
▼FW
古橋亨梧(セルティック)
ミカエル・マンドロン(セント・ミレン)
テオ・ベア(マザーウェル)
【ハイライト動画】古橋亨梧が2ゴールの活躍!
2024年05月07日 14:50
2018年から2020年にかけて名古屋グランパスに所属した元ブラジル代表FWジョーが、母国ブラジルで逮捕された。
現在37歳のジョーは、16歳の時にブラジルの名門・コリンチャンスでキャリアをスタートさせると、CSKAモスクワやマンチェスター・シティをはじめ、数多くのクラブでプレー。2018年には名古屋に完全移籍で加入し、同年には明治安田生命J1リーグ(現在は明治安田J1リーグ)得点王を獲得した。また、Jリーグベストイレブンも獲得するなど、ジョーはJリーグファンに鮮烈な印象を残した。2020年に日本を去ってからは、古巣のコリンチャンスやアル・ジャバライン(サウジアラビア2部)でプレーした後、昨年2月に現役を引退。だが、今年1月になって、アマゾナス(ブラジル2部)で現役復帰を果たした。
ブラジルメディア『グローボ』が6日に報じたところによると、ジョーは同日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB第3節ポンチ・プレッタ戦の直前に逮捕。アウェイ戦に臨むアマゾナスは滞在先のホテルから試合会場へバスで移動していたが、ジョーはスタジアムで待ち受けていた州警察に身柄を拘束され、警察署へ連行された。なお、『グローボ』によると逮捕の容疑は養育費の未払いだという。
ジョーの弁護士によると、ジョーと離婚した妻との間には8人の子どもがおり、うち6人は未成年だという。養育費の支払いが完了すれば、早くとも7日には釈放される模様だ。
栄光の“セレソン”メンバーとして2014 FIFAワールドカップ ブラジルにも出場し、輝かしいキャリアを誇ったジョー。一方、幾度となくトラブルを起こしたことでも知られ、数多くのクラブを転々としてきた過去もある。今回の件で、ジョーの経歴にまた新たなトピックが追加されることとなった。
2024年05月07日 14:47
FC東京は7日、MF寺山翼が負傷したことを発表した。
2024年05月07日 14:04
現地時間5月7日に開催されるチャンピオンズリーグ準決勝の第2レグで、ドルトムントはパリ・サンジェルマンと敵地で対戦する。
ファイナル進出を懸けた大一番を前に、ドルトムントのマッツ・フンメルスが記者会見に出席。フランスメディア『Foot Mercato』がコメントを紹介している。
ドルトムントは1週間前に行なわれたホームでの第1戦、ファンの大声援を受けて勢いに乗ると、36分にニクラス・フュルクルクのゴールで先制。また、フンメルスを中心とした堅いディフェンスで相手のエースであるキリアン・エムバペらを抑え込み、得点を許さず。1−0で先勝した。
【動画】パリSGを沈める! ドルトムントFWの鮮烈弾
ドルトムントは第2レグを有利な状況で迎えられるが、フンメルスはエムバペへの警戒を一層強めているようだ。世界屈指のアタッカーの対処法を以下のように述べている。
「もちろん、誰と対峙するかによって違いはあるが、特にエムバペはスピードがあり、深くまで走り込んでくる。チームとして彼を抑えるしかない。一人で守るのは不可能だ。また、彼はチームの一部に過ぎず、ほかにも注意すべき選手はたくさんいる。どんなことがあっても、私たちは90分間集中を切らしてはいけない」
運命の第2レグは日本時間で8日の4時キックオフ予定。ドルトムントは11季ぶりの決勝に駒を進められるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 14:00
チェルシーは引き続きナポリに所属しているナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの獲得を画策しているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』やイギリスメディア『フットボール・ロンドン』などが伝えている。
今季決定機を決められないことが大きな問題となっていたチェルシーでは、今夏の移籍市場でストライカーの補強が噂され、その第一候補としてオシムヘンが挙げられている。同選手の契約には1億3000万ユーロ(約216億円)ほどの契約解除金が設定されていることが明らかになっており、今後の動向には注目が集まっている。
オシムヘンにはパリ・サンジェルマン(PSG)も大きな関心を寄せていることが明らかになっているなか、現時点でチェルシーは契約解除金を支払わない方法でのオシムヘン獲得の可能性を探っているという。
報道によると、すでに両クラブによる最初の接触が行われ、チェルシー側は選手+移籍金の取引を画策した模様で、現在ローマへとレンタル移籍しているベルギー代表FWロメル・ルカクと若手選手に加え、移籍金8000〜9000万ユーロ(約133〜150億円)での交渉成立を提案していることが伝えられている。
なお、『フットボール・ロンドン』ではルカクに加え、U−21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ、オランダ代表DFイアン・マートセン(ドルトムントへレンタル移籍中)、U−19ポルトガル代表FWディエゴ・モレイラ、ブラジル代表MFアンドレイ・サントス(ストラスブールへレンタル移籍中)らがこの取引に加えられる可能性のある選手たちとして候補に挙げられている。
この交渉の行方には注目が集まっているが、果たしてチェルシーはナポリと合意してオシムヘンを獲得することはできるのだろうか。
2024年05月07日 14:00
なでしこジャパンこと日本女子代表でもプレーする植木理子。
今季、ウェストハムに加入し、清水梨紗と林穂之香との日本人トリオを形成している。
そうしたなか、ウェストハムは植木にチーム年間最優秀若手賞が授与されたと発表した。
ハマーズサポーターの投票により、「Women’s Young Hammer of the Year」に選出されたとのこと。24歳の植木は全コンペティションで6ゴールをマーク。
なでしこジャパン、パリ五輪でメダル獲得の鍵を握る「主力選手」5名
ウェストハム女子は次節で今季を終えるが、FA女子スーパーリーグで12チーム中11位と苦しんだ(降格するのは最下位ブリストルのみ)。