2022年08月18日 20:53
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 32」大会(18日、東京・日本武道館) 真夏の最強決定戦「G1」の優勝決定戦で、オカダ・カズチカが初優勝を狙ったウィル・オスプレイを撃破。3年ぶりの真夏開催となった「G1」2連覇と4度目の優勝を飾った。 15年の新日・英国遠征で自らその才能を見い出し、新日入りを勧めた元弟分との対戦。過去の対戦成績で6勝1敗と圧倒してきた最強外国人相手に、オカダがその凄みを全開にした。 オスプレイの抜群のスピードを生かした空中殺法、強烈な打撃を食らう場面もあったが、最後は必殺のレインメーカーで3カウントを奪った。 今年6月、ジェイ・ホワイトに敗れ、4度に渡って防衛してきたIWGP世界ヘビー級王座から陥落した「レインメーカー」が真夏の最強決定戦に快勝。完全復活を遂げた。 ◆オカダ・カズチカ 本名・岡田和睦。1987年11月8日、愛知・安城市生まれ。34歳。中学卒業後、陸上の特待生での高校進学を勧められるも闘龍門に入門。04年8月、メキシコでデビュー。07年8月に新日本プロレスに移籍。10年1月、米団体・TNAへの無期限武者修行に出発。11年12月に「レインメーカー」として凱旋帰国。12年2月、棚橋弘至の持つIWGPヘビー級王座に初挑戦。レインメーカーで勝利を飾り、中邑真輔に次ぐ史上2番目の若さとなる24歳3か月で王座に。同王座連続防衛記録12、最長保持記録も持つ。12年、14年、21年にはG1クライマックス優勝。191センチ、107キロ。妻は声優、歌手の三森すずこ。 ◆「G1クライマックス」歴代優勝者 ▽第1回(1991年) 蝶野正洋 ▽第2回(92年) 蝶野正洋 ▽第3回(93年) 藤波辰爾 ▽第4回(94年) 蝶野正洋 ▽第5回(95年) 武藤敬司 ▽第6回(96年) 長州力 ▽第7回(97年) 佐々木健介 ▽第8回(98年) 橋本真也 ▽第9回(99年) 中西学 ▽第10回(2000年) 佐々木健介 ▽第11回(01年) 永田裕志 ▽第12回(02年) 蝶野正洋 ▽第13回(03年) 天山広吉 ▽第14回(04年) 天山広吉 ▽第15回(05年) 蝶野正洋 ▽第16回(06年) 天山広吉 ▽第17回(07年) 棚橋弘至 ▽第18回(08年) 後藤洋央紀 ▽第19回(09年) 真壁刀義 ▽第20回(10年) 小島聡 ▽第21回(11年) 中邑真輔 ▽第22回(12年) オカダ・カズチカ ▽第23回(13年) 内藤哲也 ▽第24回(14年) オカダ・カズチカ ▽第25回(15年) 棚橋弘至 ▽第26回(16年) ケニー・オメガ ▽第27回(17年) 内藤哲也 ▽第28回(18年) 棚橋弘至 ▽第29回(19年) 飯伏幸太 ▽第30回(20年) 飯伏幸太 ▽第31回(21年) オカダ・カズチカ ▽第32回(22年)オカダ・カズチカ
2024年05月07日 20:32
6日に行われたボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで6回TKO勝ちした統一王者の井上尚弥が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「物凄い大きなパワーで背中を押して頂きました。。。ドネア2以来の生バトルオブモンスターは圧巻すぎた 布袋さん最大限のパワーをありがとうございました」とつづり、日本を代表するギタリストの布袋寅泰に感謝した。
井上は元世界王者のルイス・ネリとの防衛戦で、布袋が入場ゲートで代表曲「バトル・ウィズアウト・オナー」をかき鳴らす中、入場。ホワイトタイガーの新コスチュームに身を包んだ尚弥が姿を見せると、場内は大歓声に包まれた。チームが掲げる4本のベルトを背に場内を見渡し、口を引き結んでリングイン。長い花道の東京ドームならではの豪華な演出で、試合開始のゴングが鳴る前から圧倒した。
2024年05月07日 20:15
6日に東京ドームで行われたWBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)とのタイトルマッチで3−0の判定勝ちを収め、自身初の世界王座となるWBOバンタム級新王者となった武居由樹(大橋)が激闘から一夜明けた7日、横浜市の大橋ジムで開かれた会見に臨んだ。
戦前は8戦全てKO勝ちを収めていた強打が自慢の武居だったが、試合巧者のモロニーにキャリア初の判定まで持ち込まれ、「判定で勝てるのは想像していなかった。どこかで一発当てて倒して勝つというのをずっとイメージしていたけど、自分の当てたいパンチを当てさせてくれなかった」と振り返った。
苦戦はしたが、八重樫東トレーナーは武居の成長を感じ取っていた。2020年末のボクシング転向表明後、まだキャリアは浅いが「ワンツーを打てるようになっていたんです。あれが彼の成長。そのおかげでポイントも取れたし、勝つことができたんじゃないかな」と目を細めた。
12回はモロニーの猛攻をグロッギーになりながらしのぎきった。試合まで1カ月を切った4週間前には井上尚弥との10ラウンドの“禁断のスパー”を敢行。大橋会長は「尚弥とのスパーリングが生きた」と明かしながらも、「『尚弥対武居』なんて愚の骨頂でしょ(苦笑)。互角ならそれはそれでショックだし、武居がやられてもショック。どう転んでもショックだった」と実は冷や汗をかいていた。武居は「本当に良い経験をさせてもらった。格闘技人生で一番ボコボコにされました」と苦笑いで振り返った。
念願の世界のベルトを勝ち取り、「まずは世界チャンピオンになることを目標にしていたので、とりあえずここが1回目のゴール」と6日の激闘を位置づけ、「ここからスタートラインがあると思っているので、また次の目標に向かって行けたら」とベルト保持、日本勢がひしめくバンタム戦線に向けて力を込めた。
2024年05月07日 19:05
6日のボクシング興行で4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者井上尚弥に6回TKOで敗れた挑戦者ルイス・ネリ(29)=メキシコ=が一夜明けた7日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。雨の中、東京ディズニーランドを訪れている様子を投稿した。
園内を歩く動画やシンデレラ城の写真も公開。家族とともにリフレッシュしたようでSNSには目撃談も寄せられ、「あのパンチ食らって次の日ディズニー強すぎ」、「悪童ネリも普通にいいパパ」、「翌実にもうディズニー満喫してんのかw」などと驚きの声も上がった。
ネリは井上から1回にダウンを奪ったが、徐々に失速。6回にTKO負けを食らった。前日の試合後は病院に直行し、予定されていた会見は中止となったが、インスタグラムのストーリーズを更新。「良い時も悪い時も」と切り出し、「皆さんの応援に感謝します。俺は大丈夫。できる限りのことをした」と伝えた。
2024年05月07日 18:40
ノアのGHCヘビー級王者・清宮海斗(27)が7日、拳王(39)と新ユニット「ALL REBELLION(オール・リベリオン)」を結成した。
2024年05月07日 18:35
プライム・ビデオは7日、前日の6日に独占ライブ配信した『Prime Video Presents Live Boxing 8』で、日本のプライム・ビデオ史上最大のピーク視聴数を記録したと発表した。
これまで最大ピーク視聴数を記録していたのは2023年にライブ配信した「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC(WBC)の野球日本代表「侍ジャパン」と米国代表との決勝戦。
記録を更新したのは世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)−元世界2階級制覇王者・ルイス・ネリ(メキシコ)戦で、6回1分22秒で井上尚がネリからこの日3度目のダウンを奪ったシーン。ネリは立ち上がれず、井上尚のTKO勝利となった。
「Prime Video」ジャパンカントリーマネージャーの児玉隆志氏は「一夜明けてもまだあの東京ドームでの興奮が冷めません。歴史的な闘いをPrime Videoで配信させていただいたことを心から感謝いたします。そして、『Prime Video Presents Live Boxing 8』の井上尚弥選手のKOシーンが日本のPrime Video史上最大のピーク視聴数を記録したことをご報告させていただきます。本当に多くの人に『Prime Video Presents Live Boxing 8』をご視聴いただけたことをうれしく思います」などとコメント。大橋ジムの大橋秀行会長は「34年ぶりの東京ドームでのボクシングの試合ということで、準備が非常に大変でしたが、試合はいずれも激闘ばかりで皆さまにボクシングの魅力を届けられたのではないかと思っております。昨夜は、会場にお越しになられなかった方も多くの方がPrime Videoで配信をご覧いただいたと聞いております。この配信を見て、ボクシングに興味を持っていただけたなら幸いです」などとコメントした。
2024年05月07日 18:27
モンスター級の巨額オファーだ。ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王座の初防衛に成功した井上尚弥(31=大橋)らの一夜明け会見が7日、横浜市内の大橋ジムで開かれ、同ジムの大橋秀行会長が、井上に20億円以上のファイトマネーで海外進出の話が届いていることを明かした。
前日の井上は、挑戦者でWBC同級1位の悪童ルイス・ネリ(メキシコ)に初回にキャリア初のダウンを奪われる波乱の幕開けとなったものの、最後は6回TKOで逆転勝ち。この日は元気そうな表情で現れ「満足のいく内容。4万人、すべてのお客様が満足して帰っていただけたと思う。自分自身、歴史に残るいい日になった」と振り返った。
ネリについては「すべて想定内。一つ挙げるなら、もっとパワーがあるのかなと」と話し、「ただ、ダウンは死角から入ってきたパンチで見えなかった。一つ誤算があるとしたら、そこの角度調整のミス」と反省。「やりやすさとかやりにくさとか踏まえても、(今までで)一番手ごわいとは言えないのかな。すごく隙が多い印象で、その通りだった」と評した。
試合後には、リングに上がったIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と9月に対戦する方向で交渉することを表明。この日、大橋会長も次戦の相手はグッドマン、会場は都内になる見通しであることを明かした。
さらに、ビッグなプランもある。近年、豊富なオイルマネーを投入し、多くのビッグマッチを開催しているサウジアラビア娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官からのオファーがあることも明言。開催地は英国などが候補だ。
井上はネリ戦でファイトマネーにスポンサー収入なども加えると10億円以上を手にしたと推定される。だが、大橋会長は、サウジからのオファーは「今でもすごいけど、倍じゃきかない」と話しており、20億円をはるかに超える額であると思われる。
井上は、昨年12月に行われた前戦のマーロン・タパレス(フィリピン)戦でも、サウジからのオファーで中東での開催が計画されていたが、中東情勢の不安などにより断念した経緯がある。井上が海外で試合を行ったのは、2021年6月の米国ラスベガスでのマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦が最後。夢のような巨大プランは実現するだろうか。
2024年05月07日 17:22
グラビアアイドルの雪平莉左が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。6日に東京ドームで行われ、自身がラウンドガールを務めたボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ・井上尚弥−ルイス・ネリ戦に触れ「歴史的興行に感無量でした」とつづった。
雪平はXで、自身がリング上で立っている姿を背後から撮影した写真を投稿。「LIVEBOXING8 ありがとうございました 34年ぶりに東京ドームで開催された歴史的興行に感無量でした」と、自身も“歴史の一員”となれたことに感激の思いを示した。
この投稿には「やはり勝利の女神様ですね」「堂々としててかっこよかったです もちろん安定の美人でした」「歴史的興行に相応しい堂々としたかっこいいお姿に感動しました」などと絶賛の声が多数。「後ろ姿も美しい」と、写真への評価も寄せられた。
雪平は2022年7月7日に行われた世界バンタム級3団体統一戦・井上尚弥−ノニト・ドネア戦でもラウンドガールを担当し、試合後に感動のもらい泣きをしたことなどが話題に。「美しすぎるラウンドガール」の異名を取り、一気にブレークした。
2024年05月07日 17:16
衝撃の逆転TKOから一夜明け会見
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、4団体防衛から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。
2024年05月07日 17:12
日本プロレスリング連盟」設立第2弾大会「ALL TOGETHER(AT)」(6月15日、北海道・北海きたえーる)の第一弾対戦カードが7日に発表され、新日本プロレスの内藤哲也(41)とノアのジェイク・リー(35)の初シングルマッチが決定した。
内藤とジェイクの抗争は4月の新日本後楽園大会で勃発した。ジェイクが「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と結託し4月広島大会で新日マット初参戦。ホームリングで迎え撃った内藤は、5対5イリミネーションマッチでジェイクをオーバー・ザ・トップロープの失格に追い込み先勝した。
6日に日本武道館で行われた「ALL TOGETHER」では6人タッグ戦で激突。ジェイクがFBS(串刺し式ビッグブーツ)で内藤から3カウントを奪い、シングルマッチを要求していた。
2011年8月に東日本大震災復興支援チャリティープロレスとして誕生したATは、プロレス界の垣根を超えたカードが数々誕生。「みんなで一緒に」という大会趣旨もあってか、シングルマッチは過去4大会で2試合しか行われてこなかった。能登半島復興支援チャリティー大会となる今回の札幌決戦では、新日本とノアのトップ選手同士によるシングルマッチが実現することになる。
2024年05月07日 17:08
6日に行われたボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、統一王者の井上尚弥が元世界王者で挑戦者のルイス・ネリに6回TKO勝ちした。ネット上では勝利した井上の後方に映り、雪平莉左らとラウンドガールを務めた長身女子にも注目が集まった。
モデル黒木麗奈(23)で公式などによると、身長172cm、昨年にはパリ・コレクションに出演している。「奇跡の9頭身」や、三愛水着イメージガール出身で「菜々緒の再来」とも称される。
昨年までフジテレビ「めざましテレビ」でイマドキガールを務め、サッカーベルギー1部「シント=トロイデンVV」の公式イメージガール「2代目シントトロイデンガールズ」に選出された。
ネットでは「右の方黒木麗奈さんて言うのか、かわいいな太眉まろやか系美女すき」「黒木麗奈ちゃんもラウンドガールに居るんやな」「黒木麗奈ちゃんがこの試合のリングに立ってることに感動」「尚弥さん最後に1番右のラウンドガールさんの名前だけでも」「1番右のラウンドガールさんめっちゃ綺麗やっ!!好きっ!!」と反応する投稿が相次いだ。
2024年05月07日 16:25
ドラゴンゲートは7日、負傷欠場していたT.N.Revolución(ティーエヌレボルシオン=27)と永野海斗(21)が現役を引退すると発表した。両選手と話し合いを重ねた結果、2人の決断を尊重し引退を受け入れたという。
T.N.Revoluciónは2022年9月にメキシコマットでデビューし、23年9月に日本逆上陸。昨秋に左膝前十字靱帯断裂を負い、復帰を目指してリハビリを続けていた。団体を通じて本人は「試合ができる状態になるまでは、まだしばらく時間を要することがわかりました。担当医とも相談を重ね、自身でも悩み抜いた結果、引退の決断に至った次第です。海外武者修行から帰国した矢先のケガで、ファンのみなさんのご期待に応えられず悔しい気持ちでいっぱいですが、決断した以上はこれから第2の人生を頑張っていきたいと思います」とコメントを出した。
一方、永野は22年8月に地元の福岡でデビュー。162センチ、65キロと小柄ながら、スピードを武器に若手戦線で活躍した。永野は「たび重なるケガに悩まされ、復帰を繰り返すたびに試合への恐怖心が芽生えるようになってしまったことが一番の理由です。短いレスラー人生でしたが、これまで応援してくださったみなさまには感謝しかありません。ドラゴンゲートで培ったさまざまな経験を糧に、新たな道を歩んでいきます」。
なお、両選手の意向により引退試合やセレモニーは実施しない。
2024年05月07日 15:48
6日の東京ドームで初防衛に成功したWBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が7日、都内で一夜明け会見を行った。
2024年05月07日 15:40
インスタグラムで投稿
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。敗れたネリは失意に暮れる結末となったが、一夜明けた7日は東京ディズニーランドを訪れた模様。自身のインスタグラムで公開している。
東京ドーム4万人の観衆を沸かせた男は一夜明け、夢の国に渡った。7日午後、インスタグラムのストーリー機能で公開した動画では娘を連れ立ち、東京ディズニーランドを訪問。ライブ配信では腫れ上がった顔で園内を闊歩した。前夜は試合後、病院に直行し、状態が心配されたが、無事に回復している様子だ。
この日はSNSを積極的に更新し、Xでは「アディオス 122(スーパーバンタム級)」と投稿。さらに拳を突き合わせる絵文字とともに「126(フェザー級)」とも記し、転向を示唆するような内容だった。また、インスタグラムでは「俺たちはまだ最後まであきらめない。つまりここで終わりではない。俺はもっとインテリジェンスに、もっと強くなって帰って来る。メキシコ万歳!」とつづり、再起を宣言している。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月07日 15:36
新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会の全対戦カードが発表された。
大会のメインでは海野翔太がIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38=AEW)に挑戦する。海野の挑戦はすでに発表済みだったが、モクスリーが4日福岡大会で成田蓮の挑戦を退けV2に成功したことで、師弟対決が正式決定。キャリア初のIWGP挑戦となる海野は、米AEWに流出中の団体最高峰王座を奪回できるか注目が集まる。
さらにNEVER無差別級王者の鷹木信悟には、上村優也が挑戦する。上村は「NEW JAPAN CUP」1回戦で鷹木に敗れており、今回が雪辱戦。KOPW保持者としても負けられない戦いとなる。
また棚橋弘至とザック・セイバーJr.のスペシャルシングルマッチ、内藤哲也&辻陽太VSデビッド・フィンレー&KENTAのタッグマッチも決定。NJPW WORLD認定TV王者のジェフ・コブはランス・アーチャー(AEW)との初防衛戦に臨むことも合わせて発表された。
2024年05月07日 15:26
衝撃の逆転TKOから一夜明け会見
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が7日、4団体防衛から一夜明け、神奈川・横浜市内の所属ジムで会見した。前夜は34年ぶりの東京Dボクシング興行で指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ち。4万3000人の観衆を熱狂させた。ダウンを3度奪い返して逆転勝ちしたが、初回に試合では人生初ダウン。井上は笑いながら「ダウンシーンを切り取ってXで上げるのはやめてほしい」とファンに“お願い”をしていた。
井上は珍しく少しアザのできた顔で会見した。「昨日、無事にドーム決戦が終了し、映像も見直した。初回のダウンを含め、6回をしっかり見ました。内容的にも満足。凄くいい試合でした。陣営の方々は凄くヒヤヒヤしたと思うけど、ああいう試合は4万人のお客様全てが満足していただいたと思う。自分自身歴史に残るいい日になりました」と話した。
この日は前座のWBA世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、弟で王者の拓真が同級1位の指名挑戦者・石田匠(井岡)に3-0で判定勝ち。拓真も初回にダウンを喫しながらも2度目の防衛に成功した。
会見で尚弥は、拓真のダウン時について「バンテージ巻きながら何やってんだよって」と状況を説明。父でトレーナーの真吾氏は「俺なんてビックリだよ」と、息子2人が初回ダウンを喫する展開に驚きを口にした。同じく会見した拓真も「ナオの初ダウンは心臓が止まるかと。お兄ちゃんのダウンは見たくない」と話した。
試合では初のダウンを喫した尚弥からは異例の“お願い”も。「ダウンシーンを切り取ってXで上げるのはやめてほしい(笑)。X開くたびに出てくる」と、SNSで自身がキャンバスに倒れる場面が拡散されていることについて語った。
前夜は初回に井上が左アッパーを放った後、ネリの左フックが井上の顎に着弾。試合ではまさかの人生初ダウンを奪われた。再開後はロープに詰められたが、2回に左フックでダウンを奪い返し、5回にもロープ際から左フックで2度目のダウン奪取。6回、右アッパーからの右フックで3度目のダウンを奪い、見事な逆転TKO勝ちを収めた。ドーピング騒動と体重超過で過去に日本と因縁のあったネリを退けた。
東京Dのボクシング興行は、1990年マイク・タイソン―ジェームス・ダグラス戦以来34年ぶり。井上は日本人で初めてメインイベントを務めた。試合後のリングでは、18勝(8KO)の26歳、WBO&IBF世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と交渉すると明言。9月頃の対戦を希望していた。
(THE ANSWER編集部)