2022年08月18日 20:20
複数のクラブが獲得に動いていたスポルティングの逸材、マテウス・ヌネスの移籍先が決定した。この人気銘柄を射止めたのは、プレミアリーグの中堅クラブ、ウォルバーハンプトンだ。 2027年6月までの5年契約で、1年の延長オプション付き。移籍金は5000万ユーロ(約70億円)+ボーナスで、これはクラブの史上最高額だ。期待の大きさが窺える。 リバプールやマンチェスター・シティ、ウェストハムなども狙っていたが、ポルトガル代表の23歳は最終的に、同胞の監督やチームメイトが多いウルブス(ウォルバーハンプトンの愛称)を選んでいる。 「とても興奮しているよ。ラージ(監督)は僕を本気で欲しがってくれた。そして僕は、プレミアリーグでプレーしたかった。僕にとってこれは、正しい次のステップだ」 そう喜びを語ったヌネスは、高度なテクニックに裏打ちされた卓越したキープ力と独力で前線に持ち運ぶドリブルを武器とするセントラルMFだ。初挑戦のプレミアリーグで、どこまで本領を発揮できるか、注目だろう。 一方、ヌネスの加入により、ルベン・ネベスの移籍が一気に加速する可能性もある。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルがリストアップしているウォルバーハンプトンの司令塔は、以前からステップアップの移籍を望んでいると言われていた。 タイプが違うとはいえ、仮にウルブスがヌネスをネベスの代役候補として獲得したのならば、売却に応じる可能性はあるだろう。 今夏の移籍マーケット9月1日が最終日。ネベスの動向からも目が離せない。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部【PHOTO】2022年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
2024年05月07日 07:41
マンチェスター・ユナイテッドは6日に行われたプレミアリーグ第36節クリスタル・パレス戦に0-4で敗れた。
Optaによれば、ユナイテッドは今季全コンペティションでの失点数が81となり、1976-77シーズンのクラブワースト失点記録に並んだという(今季リーグ戦では35試合で52得点55失点)。
そのなかで、非難の対象になっているのが、ブラジル代表MFカゼミロ。元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは「彼がサッカー界で多くを成し遂げたことは知っている。私よりもね。ただ、彼は終わった。もし、彼の代理人だったら、MLSかサウジアラビアに電話をかける」と『Sky Sports』で言い放っていた。
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一方、ユナイテッドのエリック・テンハフ監督は、チームは守備に問題を抱えているとしつつ、「ひとりの選手(カゼミロ)のせいにはできない。チームのパフォーマンスだ。1失点目のスローインはあってはならない。自分たちのルールを守らなかったのでチームのせいだ。状況に応じた対処をしなかった。5人の選手がボールより前にいて、相手にスローインされるのはありえない」とも話していた。
2024年05月07日 07:20
プレミアリーグ第36節が現地時間6日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスに0−4の完封負けを喫した。
敵地『セルハースト・パーク』に乗り込んだマンチェスター・ユナイテッドは、12分にミカエル・オリーズに中央を突破され易々と先制されると、40分にはショートカウンターからジャン・フィリップ・マテタに追加点を献上。後半にはタイリック・ミッチェルとオリーズにネットを揺らされ、追撃の1点すら奪うことができずに0−4で敗れた。クリスタル・パレスには昨年9月の前回対戦でも敗れており、“シーズンダブル”を許した形となっている。
これで直近5試合の戦績は1勝3分1敗に。ヨーロッパコンペティションへの出場権を確保するために、少しでも上位勢に食らい付きたいところだが、この日の敗戦によって同勝ち点のチェルシーを得失点差で下回り8位へ転落した。今シーズンは序盤戦から安定感を欠いた戦いが続いており、今節終了時点での全公式戦を通じた総失点数は「81」に到達。データサイト『Opta』によると、この数字は1976−77シーズンと並ぶ単一シーズンでの最多失点記録となっているようだ。また、現時点でのリーグ戦「13敗」もプレミアリーグ発足後の記録としてはクラブワーストとなっている。
試合後、マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は、イギリスメディア『スカイスポーツ』に対し「明らかにパフォーマンスが低かった。望んでいたようなプレーができなかったし十分ではなかった。非常に失望している。我々もファンと同じように戦い続けるべきだったバックラインには大きな問題があった。それに対処し、もっと上手くやる必要があった」と言及。その上で「あってはならないゴールだ。どう守るべきかについては明確に指示しているが、それがピッチ内に持ち込まれていなかった」と序盤に献上した先制ゴールを嘆いた。
また、一部で今シーズン限りでの解任論が浮上していることについては、自身がマンチェスター・ユナイテッドの監督として適任であるとしつつ、「適切な選手が揃っていれば、我々は良いスカッドを築くことができる。バックラインのほぼ全員を欠いた状態では問題が発生する」とコメントしている。
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間12日に控える次節で本拠地『オールド・トラッフォード』に暫定首位アーセナルを迎える。
2024年05月07日 07:15
インドネシアで開幕したU17女子アジアカップ。
6日に行われたグループAの初戦で、U-17北朝鮮女子代表は韓国を0-7で下した。韓国は前半41分にPKで先制されるとその後も失点を重ねた。
『Nate』は、「信じられない惨敗」としつつ、「実のところ、U-17北朝鮮女子は2008年と2016年にW杯で優勝するなどワールドクラス」とも伝えている。
韓国は昨年の女子ワールドカップにも出場した弱冠16歳のFWケイシー・フェア(父親がアメリカ人、母親が韓国人)に大きな期待が寄せられていたそう。
ただ、パフォーマンスがよくなかったために前半のみで交代になったとのこと。
U-17韓国女子は北朝鮮相手に1勝1分6敗と大きく負け越していたというが、この年代での最大の敗戦になったという。
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なお、グループBの日本は7日にタイとの初戦を戦う。
2024年05月07日 07:01
遠藤航をベンチに下げてから、リバプールは2点を失った。
2024年05月07日 07:00
FC町田ゼルビアは5月6日、公式XでFWオ・セフンのインタビュー動画を公開した。
同日に行なわれたJ1第12節の京都サンガF.C.戦(3−0)で、オ・セフンは22分に荒木駿太のクロスにヘディングで合わせて先制点をゲット。2戦連発となるゴールを「荒木選手やチームが運んできてくれたボールを、あそこでしっかり決められました」と振り返る。
【動画】ゼルビアFWオ・セフンの先制弾!
今シーズンはここまで12試合に出場し、5得点をマーク。順調にゴールを積み上げられている理由には、チームメイトの協力を挙げた。
「自分の周りには素晴らしい選手たちがいて、その選手たちが自分のことを見てくれている。自分は走り込むだけで得点が奪えるので、良い形になっている」
首位を走る町田は次節、11日に湘南ベルマーレのホームに乗り込む。25歳の韓国人ストライカーは「しっかりと週末の試合に向けて準備をして勝ち切って、多くのファン・サポーターの方々が私たちの背中を押してくれているということを知っているので、私たちと一緒に戦ってもらえたらと思います」と語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 06:50
5日のズウォレ戦で今季4点目のゴールを決めたフェイエノールトFW上田綺世。
チームは5-0で快勝したが、上田は追加点のチャンスだったPKを失敗。自ら得たPKを蹴ったものの、相手GKの見事なセーブに阻止されてしまった(動画3分55秒から)。
体をうまく使ってボールをプロテクトして、PKをゲットしたのだが…。
『SoccerNews.nl』によれば、かつてフローニンゲンなどでプレーしたケース・クワクマンは、この日の上田についてこう解説していたそう。
「彼は序盤が悪かった。何度か選択を間違え、デュエルで勝てなかったり、技術的なミスもした。体を使うが、テクニックはまだ傑出したものではない。
後半はいいところも見せた。PKはミスしたが、そういうこともある。ただ、PKの取り方は力強かった。体をうまく使って、当然のPKを得た」
時間が経つにつれて、プレーがよくなり、PKも貰い方が上手かったと讃えていたようだ。
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フェイエノールトは残り2試合でシーズンを終えるが、上田の得点奪取に期待したい。
2024年05月07日 06:25
フェイエノールトの上田綺世は5日のズウォレ戦で今季4点目のゴールを決めた。
クラブ史上最高額の900万ユーロ(14.9億円)で加入した上田は、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えになることが多かったが、この2試合は先発で起用されている。
ヒメネスは今夏に移籍する可能性があり、そうなった場合、上田がセンターフォワードの一番手になりえる。ただ、かつて小野伸二氏とともにフェイエノールトで活躍した元オランダ代表FWピエール・ファンホーイドンク氏は、それに疑問を抱いているようだ。『Studio Voetbal』でこう話していたそう。
「チャンピオンズリーグを戦うなら、もっといいセンターフォワードが必要だ。
いずれにせよ、ヒメネスが退団するなら、セカンドストライカーが必要になる。そうしたら、上田の後ろに若いストライカーを入れるか?それはかなりのリスクになる。
彼(上田)に大金を投じたが、それはもっと安価で獲得できるより優れたストライカーが周囲にいないという意味ではない」
現状では上田に満足していないようだ。
天才が認めた天才・小野伸二の「最強の同僚ベストイレブン」
残り2試合のフェイエノールトは、2位が確定しており、来季のCL出場が決まっている。
2024年05月07日 06:05
デンマークのブレンビーで得点に絡む活躍を続けている鈴木唯人。
2024年05月07日 05:56
プレミアリーグ第36節が6日に行われ、クリスタル・パレスとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。
エリック・テン・ハフ監督体制2年目の今シーズンは序盤から安定感を欠いた戦いが続いているマンチェスター・ユナイテッド。直近5試合は1勝3分1敗と勝ち切れないゲームが多く、現在は1試合消化の多いチェルシーと同勝ち点の暫定8位に留まっている。既にトップ4フィニッシュの可能性は消滅しているが、少しでも上位に食い込み、ヨーロッパコンペティションへの出場権を確保するためにも、勝ち点「3」を積み位上げたいところだ。今節は直近4試合無敗の14位クリスタル・パレスの本拠地に乗り込む。
試合の均衡が破れたのは12分、右サイドでスローインを獲得したクリスタル・パレスはミカエル・オリーズがボールを受け、巧みなタッチでカゼミーロのタックルを交わす。そのままボックス内までドリブルで侵入し、左足でゴール右下隅に流し込み先制に成功した。ビハインドを負ったマンチェスター・ユナイテッドはボール保持率で優位に立つものの、なかなかチャンスを作ることができない。21分と23分にはダニエル・ムニョスの攻撃参加からオリーズに際どいシュートを放たれる。
27分、マンチェスター・ユナイテッドはクリスティアン・エリクセンの左CKにカゼミーロが頭で合わせてネットを揺らすも、GKディーン・ヘンダーソンと競り合ったラスムス・ホイルンドにファウルがあったとして得点は認められず。すると40分、クリスタル・パレスは左サイドでボールを奪い、クリス・リチャーズが素早く前線へ繋ぐ。これを受けたジャン・フィリップ・マテタがボックス内左に切り込み、最後はGKアンドレ・オナナのニアを抜く強烈なシュートを沈めた。
前半はこのままクリスタル・パレスの2点リードで終了。マンチェスター・ユナイテッドとしては流れの中から決定機を創出することができなかった。
後半立ち上がりの53分、アントニーの突破でFKを獲得したマンチェスター・ユナイテッドは、エリクセンのキックからカゼミーロがネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点ならず。対するクリスタル・パレスは56分過ぎにかけてタイリック・ミッチェルとウィル・ヒューズが立て続けに際どいシュートを放つ。これはGKオナナに阻まれるも、58分にアダム・ウォートンの右からのクロスをヨアキム・アンデルセンが折り返し、最後はミッチェルが押し込みリードを3点に広げた。
苦しい展開となったマンチェスター・ユナイテッドは、カゼミーロが際どいシュートを放つなど攻勢を強めるも、追撃の1点を奪うことができない。66分、ムニョスが敵陣右サイド深くでカゼミーロからボールを奪い後方へパス。これを受けたオリーズが左足でGKオナナのニアサイドを抜く強烈なシュートを沈め、クリスタル・パレスが4点目を獲得した。
その後もマンチェスター・ユナイテッドは目立ったチャンスを作り出せず。逆にクリスタル・パレスは度々相手ゴール前に迫り、途中出場のオドソンヌ・エドゥアールがポスト直撃のシュートを放つなど積極的に追加点を狙っていく。試合はこのまま4−0で終了。司令塔のブルーノ・フェルナンデスが欠場したマンチェスター・ユナイテッドがクリスタル・パレスにシーズンダブルを許す結果となった。
次節、クリスタル・パレスは11日にアウェイでウルヴァーハンプトン(ウルブス)と、マンチェスター・ユナイテッドは翌12日にホームでアーセナルと対戦する。
【スコア】
クリスタル・パレス 4−0 マンチェスター・ユナイテッド
【得点者】
1−0 12分 ミカエル・オリーズ(クリスタル・パレス)
2−0 40分 ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)
3−0 58分 タイリック・ミッチェル(クリスタル・パレス)
4−0 66分 ミカエル・オリーズ(クリスタル・パレス)
2024年05月07日 05:51
交代はやや早すぎたようだ。
遠藤航が所属するリバプールは5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムとホームで対戦。4−2で勝利を収めた。
遠藤が4−3−3のアンカーで先発したリバプールはモハメド・サラーがヘッドで決めた16分の先制点を皮切りに、ゴールラッシュを披露。44分にアンドリュー・ロバートソン、50分にコディ・ガクポ、60分にハービー・エリオットがネットを揺らし、4点差をつける。
しかし、64分に遠藤と左SBのアンドリュー・ロバートソンに代えて、19歳のステファン・バイチェティッチとジョー・ゴメスを投入する二枚替えを行なうと、状況が変わり、そこからリシャルリソンとソン・フンミンのゴ―ルで2失点。その後もピンチを招いて、冷や汗をかかされた。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
果たして、遠藤の交代は正しかったのか。英メディア『THE BOOT ROOM』はこう見解を示している。
「31歳の彼はクロップ監督の中盤に真の切れ味を加え、今日も傑出したパフォーマンスを見せた。スパーズの観点からすると、プレーしやすくなったことが証明され、彼の交代後、確かに不在が感じられた」
同メディアは「それはリシャルリソンとソン・フンミンの慰めのゴールにつながったが、リバプールにとって幸運なことに、(アンジェ・)ポステコグルー監督のチームにとってはあまりにも遅すぎた」と続けている。
日本代表MFの交代は、小さくない影響があったとの見立てただ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 05:50
去就が注目されているラツィオの鎌田大地は、監督交代によって立場が激変した。
鎌田側に3年の契約延長オプションがあるというが、『Il Messaggero』によれば、彼は別の解決策を考えているという。
それは3年ではなく1年の契約延長というもので、すでにクラブ側に打診したとのこと。ラツィオは5月15日までに鎌田の契約について解決したい思惑だとも。
もし、鎌田の提案がラツィオに受け入れられた場合、現在と同じ条件(ボーナス含めて年俸300万ユーロ≒5億円)で残留しうる模様。
鎌田もか!ユヴェントスが「0円で獲得した最強イレブン」
ただ、ユヴェントスも鎌田を狙っていると報じられているほか、フランクフルト時代の指揮官であるオリヴァー・グラスナ―監督が率いるクリスタル・パレスへの移籍も噂されている。
2024年05月07日 05:32
確実に評価を高めているようだ。
2024年05月07日 05:10
まさかの行動が反響を呼んでいる。
遠藤航が所属するリバプールは5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムとホームで対戦し、4−2で白星を挙げた。
この試合で途中出場となったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが翌6日、自身のインスタグラムの投稿から、リバプール関連の写真をすべて削除したのだ。
この行動はサポーターの間で瞬く間に話題となり、『Liverpool.com』など現地メディアも続々と報道。取り沙汰されているバルセロナ移籍の布石とも報じられている。
【画像】リバプールの写真が削除されたヌニェスのインスタ
日本のX(旧ツイッター)上でも「ヌニェス」がトレンド入りするほど話題となり、ファンからは次のような声が上がった。
「なにがあったん」
「移籍しないでくれ」
「心配。どうか移籍しないでほしい」
「俺は見捨てないぞ!お前はプレミアの顔になれる!」
「移籍するにしてもインスタの写真からリバプールの痕跡消すの相当嫌になったとしか思えないな」
「頼むなら居なくならないで」
「クロップ最後の仕事はヌニェスを救ってやることだな」
24歳のストライカーは、簡単な決定機を外してしまいがちで、誹謗中傷を受けるケースも少なくない。そうした心無い声に嫌気が差したのか、ベンチスタートが不満だったのか、それとも退団の意思なのか。様々な憶測が飛び交っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 00:59
来シーズンからリヴァプールの指揮官に就任することが決定的となっているフェイエノールトのアルネ・スロット監督が、監督交代における自身の見解を語った。5日、イギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えている。
クラブを率いるユルゲン・クロップ監督が今シーズン終了後に退任するリヴァプール。レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督やブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督、スポルティングのルベン・アモリム監督などが次期指揮官候補と噂されていたが、スロット氏とリヴァプールが来季からの監督就任で合意に至ったと、先月26日に現地メディアが一斉に報じた。
そんななか、エールディヴィジ第32節ズヴォレ戦後のインタビューに応じたスロット監督は、新たなクラブの指揮官に就任する際のポイントを告白。「新しいクラブに行く場合、現在の監督に連絡するのは普通のことだと思う」とスムーズに引き継ぎを成功させる“コツ”を明かしている。
また、「フェイエノールトでもそうだった。その人がクラブで数年、この場合は9年働いていることから多くの知識を持っており、彼に連絡するのは普通のことだ」とリヴァプールで2015年10月から指揮を執るクロップ監督にアドバイスを求める正当性を主張。続けて、「それとは別に、私は彼のアシスタントのペップ・ラインダースをよく知っている。もし正式な契約がまとまば、彼に連絡しなければおかしいだろう」と自らの見解を示した。
2024年05月07日 00:00
ヨーロッパのサッカーにおいて特別な価値を持つ「UEFAチャンピオンズリーグ」。国内のコンペティションを勝ち抜いたクラブや、さらに予選をくぐり抜けてきた猛者が戦う最大のトーナメントである。
しかしながら、そんな欧州の頂点を争う戦いに出場した経験を持ちながら、現在は下部リーグに沈んでいるチームも…。
今回はそんな「チャンピオンズリーグに出場したのに下部リーグに沈んでしまったクラブ」をご紹介する。 デポルティーボ・ラ・コルーニャ
現在のリーグ:スペイン3部
CL出場:2000-01, 2001-02, 2002-03, 2003-04, 2004-05
伝説の名将ハビエル・イルレタの下に名選手が集まり、「スーペル・デポル」の異名をとったデポルティーボ・ラ・コルーニャ。フアン・カルロス・バレロンやディエゴ・トリスタン、フラン、ビクトル、ロイ・マカーイ、ジャウミーニャなど、個性豊かなチームだった。
今でも語り草となるのは2004年のACミラン戦。ファーストレグを敵地で1-4と落としながら、なんとホームで4-0と大勝。信じられないような逆転劇で前年度の王者を叩き落とした。
2011年に2部降格してからは低迷が続き、現在はスペイン3部を戦う。しかし今季は35試合を終えて首位に立っており、2部昇格が目前に迫っている。シャルケ04
現在のリーグ:ドイツ2部
CL出場:2001-02, 2005-06, 2007-08, 2010-11, 2012-13, 2013-14, 2014-15, 2018-19
内田篤人が長くプレーしていた名門シャルケ04。ボルシア・ドルトムントと並び、炭鉱都市ゲルゼンキルヒェンを代表する人気クラブだが、この数年間は経営状況が芳しくない状況が続き、サッカーにも大きな影響を与えている。
新型コロナウイルスのパンデミックによる収入ダウン、そしてロシアのウクライナ侵攻によるメインスポンサー「ガスプロム」との契約解除。一時は破産寸前まで追い込まれたと言われる。
現在はドイツ2部で下位に低迷しており、18チーム中12位。降格の可能性は低いが、すでに来季1部への復帰は不可能な状況になっている。
ドイツでは他にもハンブルガーSV、カイザースラウテルン、ヘルタ・ベルリンが2部を戦っている状況だ。ボルドー
現在のリーグ:フランス2部
CL出場:1999-2000, 2006-07, 2008-09, 2009-10
フランスではオナイウ阿道が所属しているオセールが2部の首位をひた走っており、来季は1部を戦う可能性が高くなっている。今週末勝点1以上を獲得すれば昇格が決定だ。
しかしながら、その一方でチャンピオンズリーグ4回に出場したボルドーは、今季2部でも12位と非常に苦しいシーズンを送ることになった。
2022年にリーグアンで最下位となり、財政問題のために3部降格処分を受けたものの、その後控訴によって2部でのプレーを認められた。ただ経営状況は現在も大きな改善を見せておらず、苦しいやりくりを余儀なくされている。ブラックバーン・ローヴァーズ
現在のリーグ:イングランド2部
CL出場:1995-96
レスター・シティはプレミアリーグ昇格が決定。リーズ・ユナイテッドは昇格プレーオフへの出場が決定。イングランド2部を抜け出せる可能性は高くなっている。
その一方で、かつてアラン・シアラーを擁してプレミアリーグ優勝を果たしたブラックバーン・ローヴァーズは今季も2部で残留争いを強いられてしまった。
2017年には一度3部へと降格したこともあり、この数年はオーナーであるインド企業「ベンキーズ」に対しての批判が高まっている。ブルサスポル
現在のリーグ:トルコ3部
CL出場:2010-11
2009-10シーズンにトルコリーグを制覇したブルサスポル。その結果初のチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、大きな話題になった。
その後も何度かヨーロッパリーグに出場するなどトルコの強豪として知られるようになったが、それと同時に多額の負債を抱えてしまい、2019年には2部へと降格してしまう。
さらに借金のために選手の獲得を禁止され、今季はトルコ3部で19チーム中18位となり、すでに4部への降格が決定している。FCトゥーン
現在のリーグ:スイス2部
CL出場:2005-06
内田篤人が一緒にプレーした「最強の同僚ベストイレブン」
2004-05シーズンのスイス・スーパーリーグを2位で終え、歴史上初のチャンピオンズリーグ出場を果たしたFCトゥーン。そのユニークな名前も相まって大きな話題を集めた。
ただその数年後にはスイス2部に降格してしまい、それからは浮き沈みの激しいチームに。2019-20シーズンにも再び残留プレーオフで敗れて降格を喫してしまった。
ただ、今季はこれまでスイス・チャレンジリーグ(2部)で10チーム中2位と功績席を残しており、昇格プレーオフ圏内である2位以上に入ることは確定している。