2022年07月02日 10:30
バルセロナは、リーグ戦の放映権(25年分の10%)をアメリカの投資会社に2.0750億ユーロ(292億円)で売却した。これで大金を手にすることになったが、『Bild』によれば、ロベルト・レヴァンドフスキ獲得への移籍金を増やすつもりはないようだ。バルサは4000万ユーロ(56億円)+500万ユーロ(7億円)のボーナスというオファーをバイエルンに提示。一方、バイエルン側は5000万ユーロ(70億円)以上でない限りは話をしないとしている。【関連】最強バイエルンを「0円」で去った6人のスターただ、バルサは他のポジション補強にも資金を費やす必要があるので、レヴァンドフスキ獲得に向けたオファー額にこれ以上増やすつもりはないとか。
2024年05月02日 21:18
4月28日に開催されたプレミアリーグの第35節で、5位のトッテナムは暫定首位の宿敵アーセナルとホームで対戦。ノースロンドン・ダービーに2−3で敗れている。
15分に、CKで冨安健洋と競り合ったMFピエール=エミル・ホイビェアのオウンゴールで先制を許したトッテナムは、27分にカウンター、38分には再びCKから被弾。前半で3点のリードを奪われ、後半に2点を返すのがやっとだった。
【動画】冨安がトッテナム戦でオウンゴールを誘発
韓国メディア『マイデイリー』は、トッテナムの主将を務める同国代表のソン・フンミンが、セットプレー対応に苦言を呈したが、アンジェ・ポステコグルー監督とは意見が食い違っていると伝えている。
同メディアによれば、試合後にソン・フンミンが「受け難い結果だ。特に僕たちはセットプレーで問題が発生した。チームとして強く対処しなければならない。アーセナルの高さとパワーは強かった」と発言。ただ、ポステコグルー監督は、「今はセットピース以外の部分がより重要だ」と強調した。
記事は、さらに1日にも、オーストラリア人指揮官が「私を狂っていると思うかもしれないが、まだセットプレーには興味がない。結局、成功するチームを作っているわけで、セットプレーの作業のためだけではない」と口にしたと紹介。「ソンの意見とまた対立」と報じている。
この言葉を聞いて、ソン・フンミンは何を思う?
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 21:00
GWの戦いに突入している明治安田Jリーグ。5月3日(金・祝)には、J1第11節、J2第13節、J3第12節が各地で開催される。
そんなJリーグでは、今季から様々なデータが公開されるようになっている。今回はJ1のドリブル総数ランキングを紹介したい。
試合中にドリブルを行った回数を元に算出されたこのランキング。成否はどうあれ、個人で相手に仕掛ける姿勢を見せることはドリブラーとしての“気質”を表すものでもある。
J1第10節終了時点でのTOP10は以下の通り。
1位 47回 カピシャーバ(セレッソ大阪)
2位 45回 ウェルトン(ガンバ大阪)
3位 39回 俵積田晃太(FC東京)
3位 39回 松田詠太郎(アルビレックス新潟)
5位 35回 平河悠(FC町田ゼルビア)
6位 32回 横山歩夢(サガン鳥栖)
7位 30回 チャヴリッチ(鹿島アントラーズ)
7位 30回 加藤陸次樹(サンフレッチェ広島)
9位 29回 松尾佑介(浦和レッズ)
9位 29回 藤本一輝(FC町田ゼルビア)
1位は好調セレッソ大阪で3トップの一角を担うカピシャーバ。縦への推進力が凄まじく、左サイドを個人で打開する力はリーグ屈指。相手右サイドバックを恐怖に陥れる27歳のドリブラーだ。
2位には今年ガンバ大阪へ加入した26歳のウェルトンがランクイン。低い重心で相手に迫っていく強気のドリブルはすでにガンバの大きな武器で、左右両サイドをこなせる点も大きい。
3位に俵積田晃太と松田詠太郎、そして5位には平河悠と、パリ世代の日本人ドリブラーたちも上位に。とくにU-23日本代表の活動で8節以降チームを離れている平河がこの位置にいるのは驚きだろう。
Jリーグ限定!伊東純也の「後継者」として名乗りを上げるべき快足の5名
U23アジアカップでも自慢のドリブルスキルでサイドを切り裂き、五輪出場に大きく貢献した平河。日本時間4日(土)0:30から行われるウズベキスタンとの決勝戦でもそのプレーに注目だ。
2024年05月02日 20:40
欧州を中心に女子サッカー界は成長を続けている。中でも印象的なのはイングランド国内リーグだ。
イングランドではウェストハムで日本代表DF清水梨紗、MF林穂之香、マンチェスター・シティでMF長谷川唯、リヴァプールでMF長野風花、マンチェスター・ユナイテッドでMF宮澤ひなたがプレイするなど、なでしこジャパンの選手たちも参戦している。
そのイングランド国内リーグでは、今季の入場者数が100万人を突破したという。これは1部のFA女子スーパーリーグ、2部の女子チャンピオンシップを合わせた数字で、リーグの最高経営責任者であるニッキー・ドゥセ氏も手応えを口にする。
「ウィメンズ・スーパーリーグとウィメンズ・チャンピオンシップ全体での来場者数が100 万人を超えたことは、この国の女子サッカーへの関心を物語っている。これは旅の始まりにすぎない。私たちのゲームが成長し続け、今後数年間でこれらの記録が何度も破られるのを期待している」(『BBC』より)。
今季は男子クラブが使用する大型スタジアムで試合を開催する機会も増えていて、2月にはエミレーツ・スタジアムでアーセナル・ウィメンFCとマンチェスター・ユナイテッドWFCが対戦し、6万人を超える観衆を記録している。
今後もこの人気は続いていきそうで、女子サッカー界に新たな風が吹いている。
2024年05月02日 20:00
AFC U23アジア杯決勝が4日午前0時30分(日本時間)にカタールのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで開催される。
2024年05月02日 19:39
日本サッカー協会(JFA)が5月1日、公式YouTubeチャンネルに大岩剛監督が率いるU-23日本代表に密着した「Team Cam」の最新回を投稿。GK小久保玲央ブライアンへのインタビュー動画を公開した。
【動画】大岩Jのイラク戦に密着したJFAの「Team Cam」
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップで、小久保はここまで4試合に出場し、うち3試合で完封。日本の8大会連続となるオリンピック出場に、大きく貢献している。
そんな23歳は、試合でプレーする際の心がけを明かす。
「夜遅くまで(試合を)親や友達が見てくれるんですけど、やっぱり、少しでも次の日の仕事を頑張りたいとか、俺のプレーを見て明日も頑張ろうって思うのが、俺にとってすごくプラスになることです。日本国民の人にも、そう思ってもらえたら嬉しいと思ってプレーしています。だから勝ちたいんですよ、いつも。最高のことですよ。こんな良い仕事は無いですよ」
また、日本のチームワークの良さにも言及。「誰かのミスでも自分のように感じるし、誰かが得点したら自分のように感じる」という。ポジションを争いしているライバルとの関係も良いようで、山田大樹によるサポートや野澤大志ブランドンの人柄を称える。「このキーパーチームでどんどん上がっていきたい」と意気込んだ。
このインタビューのコメント欄には、以下のような声が寄せられた。
「小久保選手めちゃくちゃいいマインド。素敵だ」
「マジでカッコ良すぎるぜ」
「若いのにかっけえ」
「ブライアンは最高やな。こんな気持ちが強い選手が代表の守護神だと心強い!」
「小久保いいこと言うなぁ。年下だけど、ほんと尊敬します」
「ブライアン見て明日も頑張ろうと思いました」
「今大会で本当に好きな選手になった」
「小久保のマインドセットに感動!!」
「すげぇいいこと言うな。かっこよくて熱い男だな頼もしい」
「小久保の話グッときてしまった。日本を代表してプレーすることの意義を感じ」
大岩ジャパンの正守護神による熱い言葉が、ファン・サポーターを感嘆させている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 19:30
ボルシア・ドルトムントはチャンピオンズリーグラウンド4のファーストレグでパリ・サンジェルマンと対戦した。PSGは今季のCLでここまで全ての試合で得点を重ねており、ドルトムントはラウンド8まで4度のクリーンシートを達成しているという、まさに今季最強の矛盾対決といえるこの試合は、ドルトムントが1-0のクリーンシートで勝利を収めた。
ジェイドン・サンチョをはじめとする多くのドルトムントの選手が躍動した中で、PSGの誇るキリアン・ムバッペやウスマン・デンベレをはじめとする強力攻撃陣の完封に貢献したマッツ・フンメルスがこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
フンメルスは試合後のインタビューで「非常にまとまりのあるチームプレイを見せた」と語った。
「本当に最高の試合だった。僕たちはとても成熟していた。(リーグの出場枠が増えたことで)チャンピオンズリーグ出場権を再び獲得できたことも嬉しい。ブンデスリーガでの不振をチャンピオンズリーグでの好調で挽回した。ムバッペ、(ブラッドリー・)バルコラ、デンベレのスイッチを90分間切ることはできない。チャンスが生まれるのは普通のことだ。とはいえ、このレベルで成功したいのであれば、他に方法はないのだから、リスクを冒さなければならなかった。ここで何が起こっているかは十分に理解していた。写真もビデオも見ている。これがボルシア・ドルトムントなんだ!」
ドルトムントは今季のチームの持ち味を出し切って、ファーストレグを先勝した。しかしながら、PSGはラウンド8で、ファーストレグを2-3でバルセロナに先勝を許しながら、セカンドレグを4-1とひっくり返し、逆転劇を演じて見せている。ドルトムントがPSGを下してCL決勝にコマを進めるには、ファーストレグと同様にセカンドレグでもPSGの攻撃陣を抑え込めるかが大きなポイントとなるだろう。
2024年05月02日 19:18
U-23日本代表の藤田譲瑠チマが現地5月2日、U-23アジアカップ決勝・ウズベキスタン戦の前日会見に大岩剛監督とともに登壇し、今大会でのコイントスの裏話を明かした。
グループステージを2位で突破した日本は、決勝トーナメント初戦でカタールに4−2で勝利。続く準決勝でイラクを2−0で下し、決勝進出を果たした。
会見で藤田は4大会ぶりの優勝へ向けて、「本当にラスト1試合なので、自分たちは良い準備をして、優勝するために頑張りたい」と意気込みを語った。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
また、グループステージ初戦と準決勝のコイントスで、エンド(陣地)を変更した理由を訊かれ、藤田はある“ハプニング”があったと明かした。
「1戦目に関しては、(GK小久保玲央)ブライアンが太陽が眩しい可能性があるから変えたいと言っていたので変えました。前回の試合に関しては、自分は『このままのピッチで』と伝えたつもりだったんですけど、審判が勘違いしていて、勝手に陣地を変えられてしまって、自分もちょっとビックリしました(笑)」
想定外の出来事にも動じず、日本はファイナルへと駒を進めた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 19:05
元日本代表DFの安田理大氏が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、日本代表アタッカーのドリブルに着目した。
2024年05月02日 19:00
遠藤航と長野風花が所属する名門リヴァプールFCとキットサプライヤーのNikeは2日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
リヴァプールは2025-26シーズンよりadidasと史上3度目の契約を結ぶと噂されており、それが事実であればこのユニフォームがNike最後のホームということになる。Liverpool 2024-25 Nike Home
リヴァプール 2024-25 Nike ホーム ユニフォーム
2024-25新ホームユニフォームは、伝統のレッドを基調にイエローのラインをあしらったデザインを採用。直線ではないストライプ柄とでも表現すべきユニークな一着に仕上がっている。
背面の首元には、おなじみのエターナルフレーム(永遠の炎)と“97”を刻む。これは1989年に起きた「ヒルズボロの悲劇」での97名の犠牲者を追悼するもの。
この迷路のようなイエローのラインは、クラブのモットー“YNWA”(You'll Never Walk Alone)を幾何学的に表現している。
首周りに走らせる太めのホワイトもどこか懐かしいこのデザインは、1980年代前半の伝説的なユニフォームをモチーフとしたものだ。
リヴァプールは1982-83から1984-85までの3シーズンで、1部リーグ2連覇やリーグカップ2連覇など6つのタイトルを獲得した。今回の新ユニフォームは、その当時着用したUmbro時代のホームユニフォームに着想を得ている。
とりわけ83-84シーズンは、リーグ戦、国内カップ戦、そしてUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)を優勝して3冠を達成。クラブの歴史に輝く伝説のシーズンだ。
ユニフォームと同時に男女選手によるビジュアルも公開。長野風花は昨年に引き続き2年連続でホームユニフォームのモデルに起用された。
名門リヴァプール、「歴代最高の赤いユニフォーム」7選
Nikeとは一旦お別れとなりそうな2024-25シーズンの新ホームユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、Nikeオンラインストア他で販売中。
なお、新ユニフォームのデビュー戦については現時点で告知されていない。2023-24シーズン中に着用する場合は残るホームゲーム2試合、5月5日のトッテナム・ホットスパー戦か19日のリーグ最終節ウォルヴァーハンプトン戦のどちらかだと思われる。
2024年05月02日 19:00
ボルシア・ドルトムントはCL準決勝でパリ・サンジェルマンを1-0と破った。36分にニクラス・フュルクルクが決めた先制点を守りきり、決勝進出に向けて大きな1勝をあげた。
試合を牽引したのはDFマッツ・フンメルス、そしてFWジェイドン・サンチョだ。『Opta』によればこの試合で12回のドリブルを成功させ、これはCLの準決勝において07-08シーズンのリオネル・メッシに次いで多かったという。
マンチェスター・ユナイテッドでエリック・テン・ハーグ監督と衝突し、ローン移籍でドルトムントへやってきたサンチョ。しかし、英『Mirror』はそんなサンチョの活躍によって、所属元のユナイテッドがCLへ行く可能性が消滅したことを伝えた。
来季よりCLはレギュレーションが変わり、36クラブが参加することになる。追加枠4枠のうち2枠は、UEFA大会での係数に基づいてもっとも成績の良かった国のリーグに与えられることになっている。すでに1枠をイタリア(セリエA)が獲得しており、ドルトムントがこの試合に勝ったことでドイツ(ブンデスリーガ)にもう1枠が与えられることになる。
ユナイテッドは現在プレミアリーグで6位に位置しているが、4位アストン・ヴィラを追い越すことはもうできなくなった。5位のトッテナムを追い越す可能性はわずかながら残されていたが、ドルトムントが勝ちプレミアリーグへの出場権分配がなくなったので、ユナイテッドのCL出場の目も完全に消えたというわけだ。
ユナイテッドを追い出されたサンチョだったが、それが結果的に欧州で素晴らしいパフォーマンスを見せることにつながった。一方ユナイテッドは新オーナーのもと大幅なチーム刷新がなされると噂されており、サンチョとユナイテッドの関係性にも注目が集まっている。
2024年05月02日 18:56
U-23日本代表の大岩剛監督が現地5月2日、U-23アジアカップ決勝・ウズベキスタン戦の前日会見に出席した。
2016年以来、4大会ぶりの優勝へ向けて指揮官は会見の冒頭、以下のようにコメントした。
「決勝に進めて非常に嬉しく思います。そして、素晴らしい決勝戦をしたいと思っています。これはこの大会中、ずっと言っていますけど、23人が非常に良いコンディションでいますので、しっかりと勝利にフォーカスしながら、準備をして臨みたい」
また大岩監督は、アジアのレベルにも言及。「アジアのレベルは非常に各国上がっていると思いますし、それは対戦していてものすごく感じるところ」と語った。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
そのうえで、「ただ日本が安定して勝ち上がるところに非常に重要だと感じていますし、我々のタスクであるこのアジアでしっかりと勝つというところは、日本サッカーとして引き続き今後もやっていくべきことだと思います。それを継続するために、明日の決勝戦も非常に良いゲームをしたい」と強調した。
決勝は日本時間5月3日の24時30分キックオフ予定だ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 18:30
今年1月、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、今季終了後に同クラブの監督職を退くと発表した。
2024年05月02日 18:30
5月3日に行なわれるU23アジアカップの決勝戦。ここまでなんとか勝ち上がってきた日本代表は、大陸王者の座をかけてウズベキスタンと対戦する予定だ。
すでに出場権を獲得したパリ五輪は2ヶ月後に迫っており、逆に言えばこの決勝戦はメンバー入りに向けた最後のアピールチャンス。18名に絞られる本大会のスカッドに選ばれるためには、ここで活躍しなければいけない。
今回は、この決勝戦でアピールしなければならない日本代表の5名の選手をピックアップしてみた。 木村誠二
クラブ:サガン鳥栖
オリンピック本大会ではオーバーエイジでセンターバックの板倉滉や冨安健洋、伊藤洋輝の招集を希望している…と言われる日本代表。
この大会で急成長を見せた高井幸大が一つ抜け出している状況にあるといえるため、センターバックとして残された枠は多くない。
退場してからしばらく出場できなかった西尾隆矢が決勝で使われる可能性はあまり高くないため、この試合でどれだけ木村誠二が活躍できるのか、それは彼にとって決定的なものになるだろう。
オリンピック本大会でも頼れると大岩剛監督に信頼してもらえるようなディフェンス能力を見せられるか。ウズベキスタン相手に魂を見せて欲しいところだ。小久保玲央ブライアン
クラブ:ベンフィカ
彼の場合はメンバー入りというよりも五輪本大会で出場できるのかどうが問題になるだろう。すでにA代表でプレーしている鈴木彩艶が呼ばれる可能性は高く、そうなれば彼はバックアップに落とされてしまう。
ただ、このU23アジアカップで見せている小久保玲央ブライアンのパフォーマンスは決して目立って劣るものではない。いくつかの厳しい試合を乗り越えられたのは彼の活躍あってこそだ。
本大会でも彼にゴールマウスを任せるかどうか、大岩監督だけでなく日本サッカー協会の誰もが見守っているはずだ。
現在ベンフィカではプレーのチャンスが与えられない状況にあることを考えれば、彼にとっても見本市となる大会。五輪で出場機会が得られれば、大きなステップアップのチャンスになる可能性も。山田楓喜
クラブ:東京ヴェルディ
カタール戦でのスーパーゴールはまさに山田楓喜の才能が発揮されたもの。今季京都サンガFCから東京ヴェルディへとローン移籍して活躍し、そしてU23アジアカップでも主力に滑り込んできた。
その左足のキックや勢いあるプレーについては魅力たっぷりであるが、では五輪本大会に彼が招集されるかどうかという点については難しい見方も。
右サイドというポジションは久保建英と重なる上、他のエリアでも使える藤尾翔太が控えている。山田楓喜が18人の枠に入るには、彼らを上回らなければならない。
セットプレーのキッカーとしては非常に有用な存在であること、そして誰よりも右サイドで輝けることをこのウズベキスタン戦で証明したいところ。佐藤恵允
クラブ:ヴェルダー・ブレーメン
ヴェルダー・ブレーメンでプレーしている佐藤恵允。この年代の日本代表では重用されてきた選手だが、U23アジアカップではあまりうまくいっていない。
情熱的な突破やドリブルに関しては勢いを感じるものの、肝心のシュートやパス、状況判断などにおいて粗さを見せており、結果に結びつく雰囲気がない。
同じ左サイドの平河悠が欠かせないアタッカーになりつつあることを考えれば、18人の枠に入れる可能性はかなり低くなっているように見える。
ただ、アジアの戦いと違って守勢になる試合が多くなることを想定すれば、佐藤恵允は五輪で必要とされる存在かもしれない。そのような場面で決定的な武器になることを証明したいところ。田中聡
クラブ:湘南ベルマーレ
日本代表、U23アジア杯で対決!カタールの「歴代最高のレジェンド選手」6名
藤田譲瑠チマと松木玖生がほぼ当確だと考えられている中盤。他のインサイドハーフの1枚は荒木遼太郎か山本理仁が使われてきた。
田中聡と川崎颯太の二人に関しては五輪本大会に出場できるかどうかはまさにこの決勝でのプレー、そして7月までのJリーグでの活躍にかかっている。
特に田中聡はこのU23アジアカップで韓国戦のみのプレーとなっており、アピールのチャンスはここしかない。
Jリーグでは好調なパフォーマンスを続けてきただけに、このタイミングでオリンピックに出場できないのは田中聡のキャリアにとっても痛い。決勝での奮起に期待したいところだ。
2024年05月02日 18:05
リヴァプールは2日、2024−25シーズンのユニフォームを発表した。
今回の発表によると、2024−25シーズンの新しいユニフォームは、ジョー・フェイガン監督が率いるチームがUEFAチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)を優勝し、3冠を成し遂げた1984年当時のユニフォームのデザインを現代風にアレンジしたものとのことだ。生地にクラブ哲学の『YNWA』がクロムイエローのパターンでエッチングされた他、伝統的な黄色と赤の意匠を凝らした襟は、1984年のチームが着用していたユニークな襟が象徴的だったユニフォームに敬意を表したものという。背面に入る背番号や選手名のフォントスタイルは、リヴァプールの街の歴史的な道路標識からインスピレーションを得たことを明らかにした。
また機能性としては、『ナイキ』が誇るパフォーマンスアパレルの最高基準であるDri-FIT ADVを採用。「通気性と吸湿速乾性に優れたこの先進テクノロジーは、キックオフから試合終了のホイッスルまで、ドライで快適な着心地を提供する」と紹介している。
新ユニフォームをお披露目するために制作されたプロモーションビデオに出演した主将DFフィルジル・ファン・ダイク。“クラブ史の踏襲”というコンセプトのユニフォームを身に纏った同選手は、公式サイトにて「この新しいユニフォームの大ファンだよ。レトロな雰囲気を呼び起こそうとするアイデアをとても気に入った。僕たちは歴史の上に築かれたクラブであり、1984年のチームはこれまでで最も成功したチームのひとつだ。リヴァプールのファンは、これらのクラブレジェンドに対する敬意を高く評価してくれると確信している」と語っている。
【PV】リヴァプールの新ユニフォームがお披露目
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2024年05月02日 18:00
フラムに所属するDFトシン・アダラビオヨ(26)は今夏にステップアップを果たす可能性が高いようだ。
マンチェスター・シティのアカデミー育ちである同選手は2016年にトップチームデビューを果たすも、定位置確保には至らず。トップチームでの公式戦出場は8試合に留まっている。2018-19シーズンはWBAヘ、2019-20シーズンにはブラックバーンへのレンタル移籍を経て、2020年にフラムに完全移籍を果たした。
フラムで着実に出場時間を積み重ね、チームの守備の要として成長したアダラビオヨの現行契約は今シーズンまでとなっており、フラムは契約延長に動いていた。しかし英『Daily Mail』によると、アダラビオヨはフラムが提示した新契約を拒否したという。
そのため今夏にフリーでの退団が濃厚となっている同選手。196cmという長身DFにはマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、ニューカッスルといったプレミアクラブだけではなく、ACミランも獲得に興味を持っているようだ。さらに英『THE Sun』によると、ニューカッスルはすでに週給10万ポンド(約1900万円)以上の長期契約をオファーしたとのこと。
今シーズンの序盤は怪我に悩まされたものの、復帰後はここまで公式戦25試合に出場し2ゴールを決めているアダラビオヨ。様々なビッグクラブが獲得に興味を示しているようだが、今夏にはステップアップを果たすことが濃厚か。