2022年01月18日 20:48
現地1月17日、「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」がスイスのチューリヒで開催された。 注目の男子年間最優秀選手は、ポーランド代表FWのロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)が2年連続2度目の受賞。各国代表の監督と主将などによる投票で1位となり、2位のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)、3位のエジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)を上回った。 そんななか、注目を浴びているのが、ポルトガル代表を率いるフェルナンド・サントス監督の投票だ。自国の大エース、クリスチアーノ・ロナウドに入れなかったのである。 スペイン紙『AS』はテレビ番組『El Chiringuit』の情報として取り上げたところによれば、67歳の指揮官は、1位にフランス代表MFエヌゴロ・カンテ(5ポイント)、2位にイタリア代表MFジョルジーニョ(同3)、そして3位にレバンドフスキ(同1)をチョイスした。 もちろん、“身内”を贔屓しないのは悪いことではない。ただ、C・ロナウドは今回の表彰で年間ベスト11と特別賞に選ばれている。“資格”は十分にあった。 そのため、『AS』紙は「フェルナンド・サントスが3人の投票で驚かせた」と伝えれば、イタリア・メディア『FOOTBALL ITALIA』も「奇妙なことだ」と報じるなど、この選択は反響を呼んでいる。 昨年11月に行なわれたカタール・ワールドカップ欧州予選の最終節で、出場権獲得目前でセルビアに逆転負けを喫した際には、試合後にC・ロナウドがF・サントスの握手を拒否するというシーンもあった。 【動画】現地騒然!握手を求めた指揮官に、怒りを露わにするC・ロナウド その敗戦によって回ることになった重要なプレーオフが3月に控えているポルトガル。大黒柱と指揮官の関係に注目が集まっている。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 11:33
23‐24ポルトガル1部リーグは5日、第32節の試合が行われ、首位に立つスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)は、2位ベンフィカ(Benfica)がこの日敗れたため、20‐21シーズン以来となる通算20回目の優勝が決まった。
日本代表MF守田英正(Hidemasa Morita)が所属するスポルティングが、前日の試合でポルティモネンセ(Portimonense SC)に3‐0で勝利する中、昨季王者のベンフィカはFCファマリカン(FC Famalicao)に0‐2で敗戦。この結果、今季32試合でリーグ最多92ゴールを挙げていたスポルティングは、残り2節となる中でベンフィカとの勝ち点差を8に広げた。
スポルティングは今月26日にはFCポルト(FC Porto)とのポルトガル杯(Portuguese Cup 2023-24)決勝を控えており、2冠達成の可能性を残している。
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2024年05月06日 11:30
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップが閉幕した。
今大会で4強に勝ち進んだのは、日本、ウズベキスタン、イラク、インドネシア。中国は日本と同組となったグループステージで1勝2敗の3位となり、決勝トーナメントに進めずに敗退している。また、中国フル代表も今年のアジアカップで1得点も奪えずにグループステージ敗退に終わった。
『ZAKER』によれば、中国国内ではこのままならワールドカップ出場は厳しいという危機感があるようだ。シュー・ツーシン記者がWeiboにこのような持論を綴っていたという。
「(日本に0-1で負けた)決勝戦でウズベキスタンは本当に不運だった。しかし、2位という結果は多くのアジア諸国をうらやませるのに十分だ。
U-23中国代表はこの大会でグループステージに進出したことすらない。今回も9位。 ここ数年のウズベキスタンユース代表の成績を見れば、ワールドカップ出場は時間の問題だろう。
いまや中国ユース代表は相手のテールライトさえ見えない。ウズベキスタンは昨年のU20アジアカップでも優勝していることを忘れてはいけない。そのグループが2年後のU23アジアカップでプレーするとき、依然として有力な優勝候補になる。現在、ウズベキスタンには欧州5大リーグでプレーする選手が2名いる。
ワールドカップは今や拡大した。私は悲観的に考えているが、中国代表にもっと帰化選手が増えなければ、その枠はウズベキスタンなどのチームに“提供”される可能性が高いだろう」
中国は2013年から始まったU23アジアカップでグループステージを突破したことが一度もない(前回大会は不参加)。
一方、オリンピック初出場を決めたウズベキスタンは、2018年U23アジアカップや2023年U20アジアカップで優勝するなどユース年代が力をつけてきた。
2026年のFIFAワールドカップカップではアジア枠が4.5から8.5に増えるが、若手育成がうまくいっていない中国は帰化選手に頼るしかないという危機感があるようだ。
反則レベル!?中国代表が「帰化させた一流外国人助っ人」たち
その中国は2026年ワールドカップアジア二次予選でグループCの2位につけているが、残り2試合でタイと韓国と対戦する。一方、ウズベキスタンはグループEでイランとともに三次予選進出をすでに決めている。
2024年05月06日 11:01
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップで4大会ぶり2度目の優勝を飾り、アジア第一代表としてパリ行きを決めた。
戦前は、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)など複数の欧州組が不在でアジアの戦いを勝ち抜けるか不安視されていたが、キャプテンのMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)を軸に大会を通してタフに戦い続け、頂点に立った。
「危機感しかありません」と、大会前から山本昌邦ナショナルチームダイレクターがアジアで戦う厳しさを強調していたが、今大会は苦難の連続だった。
DF西尾隆矢の退場により10人で戦った中国とのグループステージ初戦は、1−0で競り勝ったものの防戦一方の展開で、最終節の韓国戦は攻めきれず、終盤の失点で0−1の敗戦。最大の山場となった開催国カタールとの準々決勝は、数的優位をうまく活かせず、延長戦までもつれ込んだ末に4−2で勝利を手にした。
決勝のウズベキスタン戦は終始、劣勢の時間が長かった。それでも90+1分にMF山田楓喜(東京V)が均衡を破るゴールを決めたが、4分後にDF関根大輝(柏)のハンドでPKを献上。だが、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)のビッグセーブで凌ぎ、トータル17分ものアディショナルタイムを乗り切って栄冠を掴んだ。
大会を通じてタフさが増し、2年前にチームが立ち上がった時とは比べものにならないぐらい、グループとしても個人としても逞しくなった。五輪本大会でも彼らの奮闘に期待したいが、今回のパリ五輪世代のチームは、アジア予選のメンバーがそのままパリに行く可能性は現状で小さいかもしれない。
というのも、冒頭で触れた通り、今回は大半の欧州組を招集できていないからだ。U-23アジア杯はインターナショナルマッチウィーク外での開催で選手を揃えにくい側面があり、さらに近年は早い段階で欧州行きを決断する選手が増えた影響で、より思い通りにメンバーを組めなかった。
そうした状況になる可能性は大岩監督も考慮していたが、今回のU-23アジア杯が往来の1月開催でなくなったのは計算外。A代表のアジアカップが中国からカタールに開催地が変更された影響で1月にずれ込み、U-23のコンペティションはその煽りを受けて4月になったからだ。
そうなると、欧州のリーグ戦が佳境を迎えるタイミングで欧州組の招集は一筋縄ではいかない。今大会はコアメンバーとして重宝されてきた鈴木唯、鈴木彩に加え、MF斉藤光毅、MF三戸舜介(ともにスパルタ)のオランダコンビ、スコットランドリーグで5得点をマークしているFW小田裕太郎(ハーツ)が選外になっている。
【PHOTO】アジアを制して喜びが爆発!歓喜に沸くU-23日本代表イレブンの笑顔を厳選!(Part1)
東京五輪は開催国枠での出場となったため予選を免除されていたが、アジアの戦いを突破して本大会行きを決めた2016年1月のリオ五輪アジア最終予選(U-23アジア杯)では、おおよそベストの布陣が組めた。それも欧州組が少なかったからこそ。当時はMF南野拓実(ザルツブルク/現モナコ)とFW久保裕也(ヤングボーイズ/現シンシナティ)しかおらず、1月開催である点も含めて、選手の招集は今回ほど難しくなかった。
決勝で宿敵韓国を破り、アジアの頂点に立ったリオ世代では、本大会でもほとんどの選手が“生き残った”。アジア予選を戦った23人のうち、18人の最終リストに残ったのは14人。開幕前に所属クラブの意向で久保が選外となったが、代わりに選ばれたのも、最終予選を経験しているFW鈴木武蔵(新潟/現札幌)だった。
残る4人のうち、3人はオーバーエイジ(OA)枠の選手たちで、あとはGK中村航輔(柏/現ポルティモネンセ)という点を踏まえても、いかにベストな布陣を最後まで組めていたかが分かる。
一方で大岩ジャパンでは前述の通り、最終予選に参加できていない主要な欧州組がいる。ただ、本大会では招集できる可能性があり、所属クラブとの交渉がある程度、順調に進んだ場合は、全く異なるチームでパリに乗り込むことになるだろう。
また、昨年のU-20ワールドカップ世代でも欧州でプレーする選手が増えており、大岩ジャパンに招集された経験があるDFチェイス・アンリ(シュツットガルト)やFW福田師王(ボルシアMG)、パリ世代のチームには未招集ながらオランダで目覚ましい活躍を見せているMF佐野航大(NEC)も、虎視眈々とその座を狙っている。
そして、何よりパリ世代にはA代表でプレーするMF久保建英(レアル・ソシエダ)がおり、一度も大岩ジャパンの活動に参加していないが、日本サッカー協会は本大会での招集を否定していない。
そうした状況に加え、24歳以上の選手を招集できるOA枠をフル活用する意向も、チームをガラリと変える要素の一つ。3枠を使った場合、本大会に臨めるパリ五輪世代の選手は15人。ここに欧州組が入ってくれば、最終予選組に残された枠は限りなく少なくなる。
OA枠はCBに2枠を使う可能性があり、残された枠は1つ。サイドハーフのポジションは欧州で活躍する選手が大勢おり、久保と三戸は中央でもプレーできる汎用性を持つ。となれば、セントラルMFの枠が削られても不思議ではない。
最終予選に出場したMF松木玖生やMF荒木遼太郎(ともにFC東京)であっても生き残りは容易ではなく、副キャプテンで発足当初から主軸を担ってきたMF山本理仁(シント=トロイデン)も安泰ではないと言える。最終予選組が本大会のメンバーに5、6名しか残っていないようなケースも十分に考えられるだろう。
とはいえ、それだけ候補になる選手がいる点は日本サッカー界の財産で、発展を示す何よりの証左だ。欧米の強豪国も同じような問題を抱えており、新たなフェーズに入ってきたとも言える。
「本当に難しいことになる。慎重に進めたい」と決勝後に話した大岩監督がどのようなメンバーを選ぶのか。もっとも、選手たちはそうした競争を受け入れており、藤田も「自チームに戻ってできることをやってほしいですし、自分もちゃんとチームで(立場を)確立できるように頑張りたい。確立することがレベルアップになる。誰を選ぶか困るような選手がたくさん出てくれば、オリンピックチームはもっと良くなる」と言い切った。
次なる戦いの号砲は鳴っている。最終リストに入るべく、選手たちのプレーから目が離せない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年05月06日 11:00
40年ぶりにオリンピック出場を逃した韓国。
2024年05月06日 10:51
カーザ・ピアに所属している日本代表FW相馬勇紀が、今シーズン5ゴール目を記録した。
相馬は5日に行われたプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)第32節のブラガ戦に先発出場を果たすと、0−1で迎えた35分にパブロ・ロベルトからの折り返しを中央で滑り込みながら押し込み、貴重な同点弾を挙げた。なお、相馬にとっては前節シャヴェス戦に続いての2試合連続ゴールで、今季5ゴール目となった。
なお、その後点の取り合いとなった一戦は、3−3で迎えた75分から数的有利となったカーザ・ピアだったが、88分に決勝点を許し、3−4で敗れて連勝を逃している。なお、相馬は56分までプレーした。
2024年05月06日 10:03
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングのプリメイラ・リーガ優勝が決定した。
4日に行われたプリメイラ・リーガ第32節でポルティモネンセに3−0で勝利した首位スポルティングは、27勝3分け2敗の勝ち点「84」に伸ばし、暫定ながら2位ベンフィカとの勝ち点差を「8」に広げていた。
そんななか、5日にベンフィカはファマリカンと対戦し、0−2で敗戦。この結果、今季リーグ戦残り2試合で首位スポルティングと2位ベンフィカとの勝ち点差が「8」となったことで、スポルティングの優勝が決定した。なお、スポルティングにとっては2020−21シーズン以来、通算20度目のリーグ優勝となった。
なお、2022年7月からスポルティングでプレーしている守田は、今季ここまでリーグ戦では27試合の出場で2ゴール4アシストを記録してチームに大きく貢献を果たし、海外移籍後初のタイトルを獲得している。
【動画】優勝決定にチームメイトらと歓喜する守田英正
O MOMENTO 🤩 SOMOS CAMPEÕES!!! 🏆 pic.twitter.com/jvDCNh0XD7— Sporting CP 🏆 (@SportingCP) May 5, 2024
2024年05月06日 10:00
アルゼンチンサッカー協会は、セサル・ルイス・メノッティ氏が亡くなったと訃報を伝えた。
85歳だったメノッティ氏はアルゼンチン代表FWとしてプレーした後に指導者に転向。監督として1978年ワールドカップでアルゼンチン代表を初優勝に導くとバルセロナやボカ、リーベルなど多くのクラブチームも指揮した。また、1979年に日本で行われたFIFAワールドユース選手権ではディエゴ・マラドーナを擁したU-20アルゼンチン代表を優勝に導いている。
アルゼンチンメディアは、「アルゼンチンサッカー界の最も偉大なレジェンドの一人が85歳で亡くなった。1978年世界王者である彼は監督としての仕事とアイデアで世界に消えることのないレガシーを残した」、「アルゼンチンサッカー史のキーマンであるメノッティ氏が死去。伝説になった哲学の生みの親が85歳で亡くなる」と伝えている。近年は血栓性静脈炎など健康問題を抱えていたそう。
メッシ引退後にアルゼンチン代表の背番号10を継承しうる5人
リオネル・メッシも「彼は僕らのサッカーの偉大なリファレンスのひとつを残してくれました。ご遺族と愛する人達にお悔やみを申し上げます。RIP(安らかに眠ってください)」との追悼メッセージをSNSに投稿している。
2024年05月06日 09:24
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に高評価が与えられている。
2024年05月06日 09:02
現地5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムは遠藤航が所属するリバプールと敵地で対戦。2−4で惨敗し、20年ぶりの4連敗を喫した。
60分までにまさかの4発を叩き込まれたトッテナムは、73分に途中出場のリシャルリソンのゴ―ルで1点を返すと、77分にもプレミアリーグ300試合目の出場を飾ったソン・フンミンがネットを揺らす。
韓国代表主将のプレミア通算120点目となる一撃で追い上げたものの、反撃はここまでだった。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
この結果を嘆いたのがソン・フンミンの母国、韓国のメディアだ。『スポ―ツ朝鮮』は「プレミア通算300試合と120点目、それでもソンは泣いた」と見出しを打ち、「トッテナムがソン・フンミンの大記録達成でも惨敗し、リーグ4連敗という不振に陥った」と伝えている。
「残りの3試合を全勝しても勝点は69点で、最強のマンチェスター・シティとの一戦が残っていることを勘案すれば、事実上4位争いで敗北した。ソン・フンミンにはプレミア通算300試合出場という偉大な記録が達成された意味のある試合だったが、リーグ4連敗で喜びを味わう瞬間もなかった」
キャプテンのソン・フンミンは、スパーズの窮地を救えるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 08:31
U-23日本代表は、カタール・ドーハで開催されたU-23アジアカップで4大会ぶりの優勝を果たした。
3位以上に入ればパリ五輪の出場権を獲得できる重要な大会で大岩ジャパンは、初戦の中国戦に1−0、2戦目のUAE戦に2−0で連勝。3戦目の韓国戦は0−1で敗れ、2勝1敗のB組2位でグループステージを突破した。
決勝トーナメントでは1回戦でカタールを4−2で下し、準決勝ではイラクを2−0で撃破して五輪出場が確定。決勝では後半アディショナルタイムのゴールでウズベキスタンに1−0で勝利を収めた。
アジア王者としてのパリ行きが決まったU-23日本代表の23人について、今大会のパフォーマンスを5段階(S、A、B、C、D)で評価した。
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【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
【GK】
1小久保玲央ブライアン[評価]A
5試合に出場して、失点はカタール戦の「2」のみ。なんといっても決勝のPKストップは圧巻。優勝の立役者のひとりに。
12野澤大志ブランドン[評価]C
グループステージの韓国戦に出場。前半は安定感があったが、失点シーンはポジショニングを誤った。
23山田大樹[評価]―
23人の中で唯一、出場機会はなし。それでも練習から盛り上げ、正守護神を支える働きは印象的だった。
【DF】
2半田 陸[評価]C
チームへの合流が遅れ、コンディション不良も重なって先発は1試合だけ。その韓国戦でも本来のパフォーマンスを発揮できず、不完全燃焼に終わった。
3西尾隆矢[評価]D
初戦の中国戦の一発退場で3試合出場停止に。処分が明けてもピッチに立ったのは準決勝で90+1分から途中出場しただけ。悔しさの残る大会に。
4関根大輝[評価]A
半田のコンディション不良に伴い、レギュラーとして活躍。4試合に先発フル出場し、攻守で存在感を示した。
5木村誠二[評価]A
5試合に出場し、得意のヘディングで今大会2ゴール。CBでコンビを組んだ高井との連係も光った。
15鈴木海音[評価]C
UAE戦と韓国戦で先発。韓国戦では簡単にボックス内への進入を許す場面も。五輪に向けてアピールできたとは言えないか。
16内野貴史[評価]B
出場した3試合で堅実なプレーを披露。持ち前のリーダーシップも発揮した。
21大畑歩夢[評価]A
4試合に先発し、攻撃では果敢なオーバーラップからクロスを供給。守備では粘り強く戦い、気持ちを見せた。
22高井幸大[評価]A
関根とともに今大会で評価を上げた選手。CBのスタメンの座を奪い、安定感ある守備を見せ、ビルドアップでもアクセントに。19歳とチーム最年少ながら堂々とプレーした。
【MF】
6川粼颯太[評価]B
先発した2試合では大きなインパクトは残せなかったが、途中出場でチームに流れを引き寄せる活躍は見せた。
7山本理仁[評価]B
4試合に先発し、クロスやCKのキッカーとしてアシストも。ただそのほかのプレーでは真価を十分に発揮できたとは言えず、「A」はつけられないか。
8藤田譲瑠チマ[評価]S
攻守に躍動し、大会MVPに選ばれる大活躍。特に中盤を支配していたイラク戦のプレーは印象深い。チームに欠かせないキャプテンだ。
10佐藤恵允[評価]C
先発した3試合で、積極的にはゴールに迫っていたが、大会を通して躍動感に欠ける。無得点には本人も悔しさを露わにしていた。
11山田楓喜[評価]A
カタール戦で開始2分に強烈ミドルを叩き込めば、ファイナルではチームを優勝に導く決勝弾。ここぞという時に結果を残した。
14田中 聡[評価]C
唯一のスタメンだった韓国戦では存在感が希薄なまま交代に。指揮官の信頼を掴むまでには至らなかった。
17松木玖生[評価]A
全試合でピッチに立ち、初戦でゴールも。さすがのキープ力や正確なラストパスを披露し、途中出場でも流れを変える働き。
20平河 悠[評価]A
6試合に出場し、カットインからのアーリークロスで好機を創出。動きにキレがあり、果敢にミドルも狙った。
【FW】
9藤尾翔太[評価]C
主に右ウイングを務め、サイドでの突破からクロスを供給。最後まで得点は奪えず、ストライカーとしての仕事を果たせなかったため、低めの評価に。
13荒木遼太郎[評価]A
3試合に先発。途中出場でも積極的にボールを受けて攻撃にリズムを生んだ。決勝でのアシストも巧みだった。
18内野航太郎[評価]B
途中投入が多かったが、少ない出場時間でもカタール戦ではゴールをゲットした。
19細谷真大[評価]B
カタール戦とイラク戦の2試合連続で得点。ただ、それまでノーゴールが続いた点も含めると、全体的にエースとしては少し物足りないか。今後への期待を込めてこの評価に。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月06日 08:00
シーズン佳境を迎えている欧州主要リーグ。スペインでは伏兵ジローナが2位と躍進し、すでに来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めている。
『Relevo』によれば、ジローナはCL出場のために、マンチェスター・シティと“誠意ある離縁”をする見込みだそう。
ジローナはマンチェスター・シティと同じシティ・フットボール・グループ(CFG)に属している。マンチェスター・シティもCLに出場するため、ジローナはその関係性を変える必要があるとのこと。
UEFAは主催するクラブコンペティションにおいて、他クラブの運営やスポーツ活動への関わりを禁じている。
ジローナの株式はCFGが47%、ボリビアの実業家が35%、クラブ会長であるペレ・グアルディオラ(ジョゼップ・グアルディオラの弟)が16%を保有している。ジローナの理事にはシティとのかかわりもある3名が含まれているため、理事会を再編成する必要があるとのこと。また、ジローナはシティが経営に影響を及ぼしていないことも証明する必要があるというが、特別な場合を除いて自由に決定を下してきたことから、“円満離婚”になる見込み。
欧州で「最も嫌われている」5つのチーム
これまでもUEFAコンペティションでは、レッドブル・ザルツブルクとRBライプツィヒ、ブライトンとユニオン、ミランとトゥールーズなどで同様のケースがあった。
2024年05月06日 07:51
元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、Jリーグのシーズン移行について言及した。
2024年05月06日 07:35
レヴァークーゼンは5日に行われたブンデスリーガ第32節フランクフルト戦に5-1で勝利した。
すでにリーグ優勝は決めたものの、まだUEFAヨーロッパリーグとDFBポカール(ドイツカップ)の戦いが残っていることもあり、この日は8人メンバーを入れ替えたが、無敗記録を48試合に伸ばした。
5万8000人が駆けつけた敵地での一戦でシャビ・アロンソ監督はベンチではなくスタンドから試合を見つめた。イエローカード4枚による累積警告のためにベンチ入りを禁止されたためだ。
スタンドからは100メートルほどの距離があったというが、『Sky』などによれば、アロンソ監督はこう話していたそう。
「スタンドはとても静かだった。AirPodsを耳に装着していたから、スタジアムのノイズは一切聞こえなかった。でも、眺めは最高だったよ。
全スタッフが素晴らしい仕事をした。(同点にされた後に)選手も力強い反撃を見せ、多くの責任を担ってくれた。自分がベンチにいなくても問題はなかった。
1-1の同点にされた後の10分ほどは問題を抱えていた。ハーフタイムには自分たちが望むものについていい話し合いができた。
結果だけでなくパフォーマンスもよかった。選手たちがやるべきことを分かっていることは大きな意味がある。それは今季の安定性を保つ大きな鍵だ」
レヴァークーゼンで「細貝萌がともにプレーしたスゴい10選手」
レヴァークーゼンは9日にローマとのEL準決勝2ndレグ、25日には2部カイザースラウテルンとのポカール決勝が控えている。
2024年05月06日 07:18
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は、チェルシーに強奪されたモイセス・カイセドとロメオ・ラビアに次ぐ、いわば第3の候補で、イングランドでは無名の30歳とあって、当初は懐疑的な目で見られていた。
だが、昨年12月あたりからアンカーのポジションを掴むと、チームに不可欠な存在として奮闘してきた。
英メディア『football365』もその貢献を評価。「日本代表は昨夏の移籍市場で中盤の刷新の一環としてリバプールに加入した。アレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボシュライ、ライアン・フラーフェンベルフ、エンドウとの契約には2億ポンド以上が投資された」と綴り、こう続けている。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
「エンドウは、チェルシーのペア、モイセス・カイセドとロメオ・ラビアを逃した後、約1600万ポンドでリバプールに加入し、低コストでの契約となった。当時、リバプールはエンドウと契約で嘲笑されたが、彼は成長し、間違いなくチェルシーでのカイセドよりも良いパフォーマンスを見せており、ラビアは怪我で今シーズンの大半を欠場していた」
改めて、その重要性を強調した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 07:10
セルティックの古橋亨梧は4日のハーツ戦で2ゴールを決め、3-1の勝利に大きく貢献した。
旗手怜央とマット・オライリーのパスをいずれもワンタッチで決めるという彼らしい得点だった。
『BBC』によれば、ブレンダン・ロジャーズ監督はこう讃えていたそう。
「亨梧は走り込むタイプだし、タイミングは完璧だ。だから、パスを出さないとその瞬間逃すことになる。
彼が走ってもオンでなかった時もある(オフサイド?)。だが、この日は全てが正しかった。タイミング、プレーの深さ、背後の狙い、プレッシング。それらすべてが彼を本当に素晴らしい選手にしている。
彼は疲れ知らずで、(相手を?)ブロックした時には最後まで闘った。それは我々が常に必要としているものだ」
一時は控えに転落した古橋だが、指揮官からの評価を取り戻したようだ。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
セルティックは残り3試合でリーグ戦が終了。5月25日には宿敵レンジャーズとのスコティッシュカップ決勝が控えている。