2022年01月11日 20:42
フィギュアスケート女子北京五輪代表・河辺愛菜(17=木下アカデミー)が11日、京都・宇治市内で練習を公開し「選手村でいろんな競技のアスリートと会えることが楽しみ」と声を弾ませた。「シーズン前はあまり五輪を意識していなかった」というが、昨年12月の全日本選手権で3位に入って五輪切符を獲得。「決まった瞬間は不安しかなかった」と明かしながらも、現在は「前の五輪のフィギュアの映像とかを見て、自分もここで滑れるんだっていううれしい気持ちがある。選手村の様子とかリンクの写真とかを見ると、すごいワクワクして早く行きたいなって思う」と胸を膨らませる。 周りからの期待も高まっている。「学校に昨日行ったんですけど、すごいみんな応援してくれたりとかして、改めて五輪に行くんだという実感が湧きました」と笑顔。この日の氷上練習後には木下アカデミーの生徒からメッセージ入りの横断幕を受け取り「書いていることを知らなかったので、ビックリした。すごいうれしい。(小学生のころ)邦和(スポーツランド)にいたときは自分が(五輪2大会出場の鈴木明子さんに)書く側だったので、もらえる側になるとは思っていなかった」と神妙に語った。 北京五輪までは残り1か月を切った。「とにかく楽しみたいし、自分のできる精いっぱいの演技をしたい」。17歳で迎える初の大舞台。若さあふれるパフォーマンスで観客を魅了する。
2024年03月15日 16:48
カミラ・ワリエワ
ドーピング違反による資格停止処分を受けたフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)が、13歳だった2020年1月から約2年間にわたり、ロシアの行政機関から56種類の薬やサプリメントなどを提供されていたと14日、英BBC放送が伝えた。スポーツ仲裁裁判所(CAS)が明らかにし、世界反ドーピング機関(WADA)が定める禁止物質は含まれていないという。
17歳のワリエワは、22年北京冬季五輪でドーピング問題が発覚した。21年12月25日から4年間の資格停止と、同日以降に出場した大会の失格処分が科された。
2024年02月02日 20:48
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(2日、上海)
女子フリーが行われ、昨年大会3位でショートプログラム(SP)首位の千葉百音(18)=木下アカデミー=がフリー143・88点、合計214・98点のともに自己ベストで初優勝を果たした。日本女子では22年の三原舞依(シスメックス)以来2年ぶりで、10人目の優勝となる。
3回転フリップ−3回転トーループの連続ジャンプなど、全てのジャンプを着氷。演技が終わると両手でガッツポーズして喜びを爆発させ、点数を見ると目を丸くして喜んだ。場内インタビューでは「今回上海で四大陸選手権に出場することができて本当に感謝の気持ちで一杯でした。その中で今できるベストな演技ができたことをすごくうれしく思います。今回のフリーの『海の上のピアニスト』は前からずっと使いたかった曲で、ピアノのすごくきれいな旋律と海の美しさ、壮大さ、荘厳さがすごくマッチしていて、気持ちよく滑れる曲だなと思っていて自分で滑りたいと思って選びました」と喜びを語った。
SP4位で昨季の世界選手権代表の渡辺倫果(21)=TOKIOインカラミ・法大=はフリーで大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降りて134・95点、合計202・17点で3位。SP5位で22年グランプリファイナル女王の三原舞依(シスメックス)はフリー118・89点、合計184・07点の共に今季自己ベストで7位だった。
2024年02月01日 21:53
フィギュアスケート男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が最高のスタートを切った。
1日に行われた四大陸選手権(中国・上海)のショートプログラム(SP)では、冒頭の4回転サルコーを軽やかに着氷させると、4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も成功させた。今季世界2位となる106・82点での首位発進に「前の2試合でサルコーを失敗してしまっていたので、ちょっとだけ『またやってしまうのではないかな』というトラウマ的なものも少しあったが、自信の方を強くして、もう絶対に勝ちたい、ノーミスで滑りたいという強い思いだった」と振り返った。
国際大会できっちり高得点を残したが、当の本人は満足していない。「106点というシーズンベストはすごくうれしいが、あの(イリア)マリリン選手(米国)にはまだまだ届かないんだなと。そこで差をちょっと感じた」と課題を挙げた上で、3日のフリーに向けて「僕の試練はここからだと思っている。明日、明後日としっかり調整して、フリーも納得のガッツポーズが出るように頑張りたい」と決意を述べた。
佐藤駿(エームサービス・明大)は99・20点で2位、山本草太(中京大)は94・44点で4位につけた。
2024年01月30日 17:15
昨年、バイオリニストの元妻A子さん(36)とわずか“105日”で結婚生活を終えた羽生結弦(29)。
2024年01月21日 19:55
ロシアフィギュアスケート界の重鎮として知られるタチアナ・タラソワ氏が恨み節を連発だ。
同国のジャンプ選手権では12歳のマルガリータ・バジリュクが演技後に4回転サルコー―1回転オイラー―4回転サルコーの連続ジャンプを着氷。ただ、現在は国際大会からロシアが除外されており、世界の舞台でバジリュクが演技を披露することはできない。
そんな中、タラソワは同国メディアの質問に対し、自身の不満を爆発させた。「sports.ru」によると「この後、誰がロシア人を国際大会に出場させるのだろうか?」との問いに「私も同じことを言った。彼らは自分たちでは(バジリュクのジャンプが)できないから恐れるだろう。私は彼らには何も期待していない」と切り出した上で「起こっていること全てがアスリート、大人、子供たちにとって不公平なことだ」と糾弾した。
先日には欧州選手権を巡って、ロシア国内から「客観的に見てカテゴリーBの大会」との声も上がっていた。同国関係者のストレスはたまりにたまっているようだ。
2024年01月20日 02:19
フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド東京公演」が19日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナで開幕。そこでは、さる1月11日、引退会見をしたばかりの本田真凜(22)が、プロスケーターとして初の演技を披露した。
ここの氷上で、本日・1月19日から21日までの3日間に全6公演。ブロードウェイミュージカルの名曲で綴った「ミュージカル・オン・アイス」に、本田がゲスト参加。プロ転向後の初舞台に臨んでいた。
▼ 本田真凜
新たな第一歩を踏み出してみて「私がまだ小さかった頃、取材を受けたときに何も考えずに『(選手として臨む)試合は、アイスショーに出たくて頑張っているんです」と答えたことがあります。小さい時からアイスショーに出たいとずっと思っていたぐらいに、お客さんの前でノビノビと滑って楽しんでもらうことが凄く好きなんです」と、かねてからアイスショーに特別な思いがあったことを打ち明けた。
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/7/27a4d6a2ed841efcc2a880b5e11d39e2.jpg
この日は、ディズニー映画の「リトルマーメード」に合わせてパフォーマンス。「滑ったプログラムは、試合のプログラムをアレンジしたものなんですが、観客の皆さんに楽しんでもらえるようなプログラムになったんじゃないかなと思います」と狙いを示した。
インタビューを受けた際には、先輩スケーターの高橋大輔、また、日替わりで登場するミュージカルスターの藤岡正明と島田歌穂も同席。「今日、その場所に来たという実感もあります。これから、もっと色んなジャンルに挑戦して、(高橋)ダイちゃんのように、 たくさんの色んな表情をスケートで表現できるように頑張りたいなと思っています」と改めて誓いを立てていた。
なお、この日のゲストスケーターとして、その他、荒川静香、織田信成、樋口新葉、村元哉中、宇野昌磨らの顔ぶれも見れていた。
▼ 本田真凜
▼ 本田真凜
▼ 本田真凜
▼ 荒川静香
▼ 荒川静香
▼ 宇野昌磨
▼ 宇野昌磨
▼ 樋口新葉
▼ 村元哉中、高橋大輔
2023年12月25日 17:15
エキシビション「オールジャパン メダリスト・オン・アイス2023」
全日本フィギュアスケート選手権の翌日に行われるエキシビション「オールジャパン メダリスト・オン・アイス2023」が25日、長野・ビッグハットで開催され、日本のトップスケーターたちが観客を魅了した。女子シングルで来年3月の世界選手権代表に選ばれている18歳・吉田陽菜(木下アカデミー)はチアリーダーの衣装で登場。アンコールでも観客の喝采を浴びた。
氷上で元気いっぱいに踊った。胸部に「CHEER」と入った黄色のチア衣装で登場した吉田。飛び跳ねるように会場を盛り上げ、リンクを転がるような動きも見せた。一度はリンクから降りたが、アンコールを受けて再び登場。暖かい拍手を受けた。
吉田は「楽しかったです。ノービスで作ったエキシビションナンバー。(振り付けは)今日の朝仕上げました」と語った。全日本選手権は7位だったが、今季はGPシリーズ中国杯で優勝、GPファイナルでも3位になるなど活躍し、世界選手権代表の座を掴んだ。
X上でも「陽菜ちゃんのチアガールかわいすぎん?」「めちゃめちゃ似合ってる!」「日本一黄色が似合う陽菜ちゃん」「彼女のスケート大好き」などと喝采を浴びた。演技後には「世界選手権代表に選んでいただいたので、自覚をもって練習は精一杯全力で頑張って、本番は思う存分自分の演技をみせたいです」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部)
2023年12月10日 17:22
2018年平昌五輪銀メダリストでロシア女子フィギュアスケート界のスターであるエフゲニア・メドベージェワが、女子グランプリ(GP)ファイナルのレベル低下を批判した。
2023年12月09日 21:07
「フィギュアスケート・GPファイナル」(9日、北京)
女子フリーが行われ、世界女王で、ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23)=シスメックス=がフリーも1位の148・35点、合計225・70点で、3度目のファイナル挑戦で悲願の初優勝を飾った。
初出場で、SP4位の吉田陽菜(18)=木下アカデミー=はフリー2位で自己ベストの142・51点をマークし、合計203・16点で堂々の表彰台となる3位に入った。2位のルナ・ヘンドリックス(ベルギー)とはわずか0・2点差だった。住吉りをん(20)=オリエンタルバイオ・明大=は180・39点で6位だった。
坂本は五輪(22年北京五輪銅メダル)、世界選手権(22、23年金メダル)、四大陸選手権(18年金メダル)に輝いている。主要国際大会では唯一メダルのない“鬼門”。昨年大会はSP1位からフリー最下位に沈み、5位に転落。悔し涙を流したが、冒頭のダブルアクセルで悪夢を振り払うと、続く3回転ルッツ、3回転サルコーも成功。中盤の3回転フリップでステップアウトするミスはあったが、後半の3回転フリップ−3回転トーループ、ダブルアクセルからの3連続ジャンプ、3回転ループ−2回転トーループをしっかりと決め切り、逃げ切った。演技を終えると、1つ出たジャンプミスを悔しがったが、女王の貫禄を漂わせた。
キス&クライで中野コーチとともに得点を見届けると、「えー!あー!」と口を大きく開けて声をあげて喜び、うれし涙を流した。「去年とは違う気持ちで立ててるのがうれしい。ライバルは過去の自分なので、打ち勝てたのがすごくうれしいです。弱い部分があるからこそ、そこから這い上がろうと思って、頑張ることができる。乗り越えることでより一層強くなれると身をもって知れた。これからの糧になる。自分自身の『よくやった!』と言ってあげたい」と、笑顔で語った。
これで荒川静香、浅田真央に次ぐ日本女子史上3人目の全主要国際大会メダル獲得者に、世界選手権とGPファイナルの金メダル獲得は浅田真央以来、史上2人目の快挙となった。
2023年11月17日 15:48
大胆露出黒ドレスが物議を醸している2018年平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのアリーナ・ザギトワ(21)が、騒動に言及した。
ザギトワは雑誌「VOICE」のパーティーに参加。黒のドレスを着用したのだが、上半身は胸元が大きく開いたコルセットを着用。これがレース状で、中に着ている黒のブラとパンツが透けて見える大胆なもの。長い脚はほぼ露出されている。
ネット上では「下品だ」「スカートを履き忘れたのか?」などと批判を浴びることになってしまった。
この黒ドレス騒動について、ザギトワはロシアメディア「RIAノーボスチ」に心境を吐露。
「親しい人たちは皆、私をサポートしてくれた。しかし、私のイメージを酷評するアンチたちにも感謝している」と意外にも感謝のコメント。「2日間かけて慎重に準備して作った。この反応が私にさらに挑戦する動機を与えてくれた」とさらに燃えたという。
これまでもファッションに限らず、ボクシングやフェンシングなど新たな分野への挑戦を続け、批判を受け流してきたザギトワ。まだまだ進化しそうだ。
2023年10月03日 09:00
8月4日、公式SNSで突如、結婚を報告したプロフィギュアスケーターの羽生結弦(28)。結婚相手に関する記載がまるでなく、一時は元AKB48の「まゆゆ」こと渡辺麻友氏(29)の名前も取り沙汰される騒動となった。蓋を開けてみれば、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子氏(55)らを輩出した桐朋学園大学出身の元ヴァイオリニストの末延麻裕子さん(36)とのゴールインだった。友人は匿名を条件に語る。 「お父さんを尊敬し、『粋な女になれ』と言われ育てられた、と聞いています。彼女の座右の銘はそのまま『粋な女になる』です。ヴァイオリンを包む布にもこだわりを持ち、エルメスのスカーフで包んでいました。ヴァイオリン柄のお気に入りのスカーフのようでした。
美意識が高く、日頃からオシャレにも気を配り、15cm程のヒールや厚底靴を履き、あのルックスですから、道を歩くだけで、注目を集めていました」麻裕子さんは長い髪を揺らすほどの情熱的な演奏で知られ、矢沢永吉やYOSHIKIなどミュージシャンとも共演。片岡物産の『モンカフェカフェインレスコーヒー』のCMにも出演していた過去がある。フィギュアスケートでは、2012年の全日本選手権、四大陸選手権、世界選手権のプロモーションアーティストに選出されている。2019年、32歳のときに『ファンタジー・オン・アイス』で羽生と共演し、交際が始まったようだが、外部に漏れることはなかった。「スケート以外の質問を嫌い、家族の話でさえほとんどしない羽生さんは記者泣かせでもあり、結婚は寝耳に水でした」(スポーツ新聞記者)夫人の素性については意外な媒体で発覚した。〈末延麻裕子さん、羽生結弦さんと結婚 「まゆちゃんすごい」「幸せになって」市内外で祝福の声広がる〉山口県の周南市・下松市・光市の地域新聞「日刊新周南新聞」(9月19日)が麻裕子さんが赤い上着に黒のスティレットヒールブーツを履いた写真を添えて、そう報じたのだ。「麻裕子さんの実家は山口県光市の末延建設の創業家。100年を超える歴史を誇る老舗の建設会社。地元出身で元総理の故・安倍晋三さんの有力後援者でもある。2012年に麻裕子さんの父である光章さんが亡くなると、12月22日に安倍さんがお国入りした際、午前中に父・晋太郎さん、午後に祖父・岸信介さんの墓参りの合間に光市の末延家を訪問し、弔問をしました。その6日前の衆議院選挙で当時、野党だった自民党が圧勝して、民主党(当時)から政権を奪い返した直後の忙しいタイミングでの弔問だったので、関係は浅くなかったのだと思います」(同記者)2011年、安倍氏が支部長を務める選挙区支部の政治資金収支報告書に「末延光章」の名前があった。公益財団法人の政治資金センターによると、’21年まで「末延建設」として毎年献金し、約300万円の寄附を行っていた。安倍家と末延家のつながりや麻裕子さんの人柄を尋ねようと夫人の昭恵さん(61)の携帯を鳴らすも繋がることはなかった。麻裕子さんは芸能界を引退し、昨年11月以降はイベントやコンサートへの出演がなく、SNSのアカウントや所属していた古舘プロジェクトのHP内の名前もなくなった。8月の結婚に備え、身辺整理をしていたようだ。羽生はプロフィギュアスケーターとして世界を股にかけての活躍が続く。フィギュアスケートは繊細な競技で体重の増減がジャンプにも影響を及ぼす。主食、主菜、副菜、乳製品、果物をバランスよくとる食事管理や、毎日体重計に乗り、記録を付けるのは多くの選手が行っている。前述の友人がこう語る。「亡くなったお父さんがお酒とタバコが好きで、彼女はそれで寿命を縮めた、と思っており、タバコやお酒を好みません。
また達筆で、お世話になると直筆で礼状をしたためるなど古風な一面もあります。美意識が高く、ストイックな羽生さんとはお似合いかもしれません」『粋な女』を娶った羽生。高い美意識を持つ二人が末永く幸せとなることを切に願う。取材・文:岩崎大輔
2023年09月24日 15:00
’18年の平昌冬季五輪で金メダルを獲得した、女子フィギュアスケートの女王ザギトワ(21、ロシア)がトラブル続きだ。
2023年09月19日 22:05
フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(28)の雄姿が、写真集に収められることになった。 羽生が3月に地元・宮城のセキスイハイムスーパーアリーナで開催した「羽生結弦 notte stellata」の公式SNSは19日、当アイスショーの写真集を11月30日に発売すると発表。練習風景や3日間の公演の様子がまとめられているという。 当アイスショーの公式SNSは18日に「ご無沙汰しております…皆さまいかがお過ごしでしょうか。9月19日(火)お楽しみに」と投稿。多くのファンが期待を寄せていた中でのニュースに「写真集、楽しみに待っていますね」「これはなんて素敵なお知らせ!ありがとうございます!」「待っていました!この企画が形として世に出るのはとてもうれしいです」「とても素敵な写真たち…あの日の記憶が蘇ります」などの声が上がっている。
2023年09月19日 19:58
フィギュアスケート女子で北京五輪団体金メダリストのカミラ・ワリエワ(17)に対して、皇帝と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏の妻ヤナ・ルドコフフカヤ氏が容姿侮蔑発言を行ったとして大きな波紋を呼んでいる。 ワリエワは「全ロシア世論調査センター(VCIOM)」のアスリートイメージランキングで1位になるなどロシアで絶大な人気を誇るが、北京五輪以降は国内大会に出場しているものの不振が続いている。 そうした中で、プルシェンコ氏の妻であり、フィギュアスケートスクール「エンジェルアカデミー」のプロデューサー兼共同オーナーも務めるルドコフフカヤ氏がワリエワに対して問題発言を行った。 同国メディア「スポーツ・エクスプレス」に「カミラは太りすぎで体重を減らす必要があると思う。昔のカミラに会いたいわね。明らかな体重増加だ。女の子がそれについて話したがらないのは分かるが、体重を維持するのは難しいけど必要なことなの」と最近の低迷はワリエワが太っていることに原因があるとズバリ指摘した。 さらに「カミラがとてもセクシーになったことは分かるけど、スポーツの場合は美学と体形は切り離されて考えられる」続けた。これが容姿や体形を侮蔑しており、しかも「セクシー」という言葉がハラスメントにあたるとして大炎上しているのだ。 各界の専門家もルドコフフカヤ氏の発言を批判。心理学者のフェリックス・シフリン氏はロシアメディア「スポーツ」で「そのような発言は、さまざまな摂食障害(拒食症や過食症など)の発現や、うつ病や不安症などの精神障害の発症を伴うことにもつながる」と発言の危険性を糾弾。まだ、ロシアフィギュアスケート界の重鎮であるタチアナ・タラソワ氏も「ルドコフスカヤは何の関係があるのか? 彼女にはまったく関係ないことだ!」と怒りの声を上げたうえで「カミラは成長したので、それに応じた体形をしている。これで大丈夫なんです。ワリエワはスケートがうまい。素晴らしいプログラムもある」とワリエワの体形変化は自然なことであると強調し、それは批判されるべきではないとルドコフフカヤ氏を非難した。 ワリエワを巡ってはドーピング問題も解決していないが、また新たな騒動が降りかかったようだ。
2023年09月08日 17:30
日本を代表するフィギュアスケート選手の羽生結弦と宇野昌磨。かつては大会で頂点を争う2人だったが、2022年7月に羽生はプロのスケーターに転向し、現在はアイスショーなどの出演が中心だ。一方の宇野も、今年上演されたアイスショー『ワンピース・オン・アイス 〜エピソード・オブ・アラバスタ〜』が好評を得ていた。【写真】「痛すぎる!」宇野昌磨が投稿した本田真凜とのラブラブショット そんなスケート界の二大スターだが、話題を振りまくのは氷の上だけではない。「この夏、2人の周りではさまざまな“騒動”が起こっている」(スポーツ紙記者)というが……。 「謝罪する人、間違えていますよ」 8月27日、宇野がラジオ番組『SUNDAY FUNDAY! TOKAI RADIO』(東海ラジオ)に生出演。『ワンピース・オン・アイス』の名古屋公演を前に、公演の見どころなどを伝えていた。「宇野選手を紹介する際、番組のパーソナリティは『2018年には平昌五輪で銀メダルを獲得、さらに北京五輪で銅メダル、(五輪で)2大会連続メダルを獲得されていまして、これは男子史上初のことなんですよね?』と質問し、宇野選手は『はい』と答えたのですが、このやりとりに羽生選手のファンが激怒。というのも、羽生選手は2014年のソチ、2018年平昌で2大会連続金メダルを獲得しており、宇野選手は“男子史上初”ではないのです」(前出・スポーツ紙記者) 同番組の公式X(旧Twitter)には、羽生のファンから抗議の声が殺到。29日までに《宇野選手を『五輪2大会連続のメダル獲得は男子史上初』とご紹介しましたが、誤りとなります」と情報の間違いを認め、「宇野選手、ファンの皆様、関係者の皆様に、訂正してお詫び申し上げます》と謝罪する事態に発展した。「しかし、羽生選手のファンは『謝罪する人、間違えていますよ。羽生選手に謝罪するべきです』『思い込みやウソの情報は困ります。訂正しなかった宇野選手もですが』『宇野さんは間違ってるってわからなかったの? 自分の成績なのに?』などと怒りをあらわに。日本語だけでなく、英語や中国語でも指摘のコメントが寄せられており、炎上状態になっています」(前出・スポーツ紙記者)宇野カップルに「公私混同」厳しい声も 羽生・宇野といえば、この夏は私生活でも話題を振りまいた。羽生は8月4日、自身の公式SNSで結婚を発表。文書での発表となったが、相手の名前などは明かされていない。一方、《今日も、人生をかけて『羽生結弦』のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます》などと、スケートに対する熱い思いをつづり話題となった。「対する宇野選手はここ最近、交際を公言しているフィギュアスケート・本田真凜選手との“ラブラブ投稿”が止まりません。9月1日には、本田姉妹のYouTubeチャンネルに宇野選手がゲスト出演。『お互いの好きなところ』を答える場面で宇野選手は、『別に全部好きやから、全部っていう答えになる』などと答えていました。なお、公開から5日間で217万回再生を記録するほど、注目を集めています」(芸能ライター) 動画のコメント欄には「2人とも幸せそう! かわいい!」「好感しかないカップル。また共演してほしい」「トップ選手のこんな姿、なかなか見られない! 国宝級の動画」といった喜びの声が寄せられた。 一方、SNSには、「羽生くんは鮮やかに結婚を発表。どこかの公私混同カップルとは違う」
「ファンがたくさんいる人は、羽生くんぐらい配慮してくれたほうがいいな」 など、羽生と比較して宇野を批判するような声も見受けられる。 氷上だけでなく、陸上でも話題が絶えない羽生と宇野。競技シーンでトップを争うことはなくなっても、2人の“戦い”は終わらないようだ。