2021年09月22日 22:55
ソフトバンクのエース・千賀滉大投手(28)が貫録の投球を見せた。22日の首位ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発して、8回途中3安打1失点の好投。波に乗れないチームを4―1の快勝に導き、6勝目をマークした。 千賀の独壇場と言える試合だった。最速158キロの真っすぐに、150キロのカットボール、伝家の宝刀・フォークを自由自在に操り9奪三振。敵地にはロッテファンのため息が漏れた。球場上空に常時風速10メートル近い強風が吹いていたことを考えれば、特筆すべき内容だった。 ZOZOマリンスタジアム特有の海風がバックネットに当たって跳ね返ってくる風は、投手にとっては悩ましいもの。ただ、千賀は「マリンで投げる時に強風の時は、僕はほぼ勝っていると思うんです」。成功体験を追い風に「風が強いってことは、それを生かすこともあれば、殺してしまうイメージもある。今日は生かせるように風と共になれるように頑張りました」。繊細な右腕ゆえに成せる名作級の快投だった。 特筆すべきことはもう一つあった。7回を投げ終えた時点で98球。ベンチで首脳陣に「行けるところまで行かせてください」と直訴。8回のマウンドに志願して上がったのには、理由があった。「風が強かったので、リリーフで投げる方が風でおかしくなると申し訳ないと思った。難しいだろうなと思っていたので『行きたいです』と言いました」。8回二死まで116球。左打者の藤原を迎えた所で、工藤監督はお役御免とばかりに交代を告げるとベンチに戻ったエースを労った。 最後は森が締めて、守護神に2試合連続のセーブがついた。打線も2試合連続の2ケタ安打をマーク。工藤監督は「こういうゲームをすることが大事。本来の野球ができるようにしたい」と満足そうに振り返った。首位と8ゲーム差、CS進出圏内の3位楽天とは3ゲーム差と浮かれてはいられないが、潮目が変わる1勝となるかもしれない。
2024年05月01日 23:32
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックスが痛恨の逆転負けを喫した。
守備の名手がまさかの1イニング3失策をおかした。史上4人目の通算250S達成をかけて守護神の平野佳がマウンドに上がった3−1の九回、先頭の小川を打ち取ったかにみえたゴロを二塁・安達が失策。連打で1点を返され、なお無死一、二塁でポランコの二ゴロを再び安達が処理できず満塁とされた。
1死後、安田に左越えの2点二塁打を浴び3−3の同点となり降板。6番手の井口も1死二、三塁から佐藤に右前に勝ち越し打を浴びた。なおも2死満塁で小川の正面への二ゴロを、またしても安達が捕球できず、この回5失点目。グラウンド上で名手がうなだれた。 安達は「(悪天候の中での守備は)いやそんなのは全然ない。言い訳にならない。自分の技術不足であり、本当試合を壊してしまったのは申し訳ない。ファンのみなさんの方たちに申し訳ないという気持ち。(次カード以降へ)切り替えてやらないといけない」と悔しげに振り返っていた。
上空から雨が降り注ぐ悪天候の中のプレーでもあったが、中嶋監督は「それはお互い様の話なので。ミスがあっても抑えてきたピッチャーですしね。攻める必要はないかもしれないですけど、(今日は)それができなかったという形じゃないでしょうか」と言及。
自責0で初黒星を喫した平野佳は安達から謝罪されたことを明かし、「安達君も謝ってくれたから、俺も悪かったしね。その後抑えられたかったからっていうのはあるし、僕がやらかすこともあるし、それはもうみんな失敗することもあるので」と一切責めることはなかった。
2024年05月01日 23:18
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックスが痛恨の逆転負け。3−1の九回、守備が乱れ、一挙5点を失った。
勝利まであと3アウト。日本通算250セーブまであと1と迫っていた守護神・平野佳を投入したが、目を背けたくなるような光景が広がってしまった。守乱からの逆転負け。3連敗となった。
2点リードの九回。先頭の小川を二ゴロに打ち取ったと思われたが…この回から守備に入った安達がファンブル。失策で出塁し、角中、石川慎の連打で1点を返される。
なおも無死一、二塁でポランコを二ゴロ併殺打で2アウトのはずだったが、ここでも安達が失策。その後安田に逆転2点適時打が飛び出した。2点ビハインドの同回2死満塁でも、安達が失策して1イニング3失策。パ・リーグの二塁手では、史上初の出来事だった。
上空から雨が降り注ぐ悪天候の中のプレーでもあったが、中嶋監督は「それはお互い様の話なので。ミスがあっても抑えてきたピッチャーですしね。攻める必要はないかもしれないですけど、(今日は)それができなかったという形じゃないでしょうか」と言及。まさかの敗戦となったが、切り替えて戦うしかない。
試合後、平野佳は安達から謝罪されたことを明かし、「安達君も謝ってくれたから、俺も悪かったしね。その後抑えられたかったからっていうのはあるし、僕がやらかすこともあるし、それはもうみんな失敗することもあるので」と一切責めることはなかった。
安達は「(悪天候の中での守備は)いやそんなのは全然ない。言い訳にならない。自分の技術不足であり、本当試合を壊してしまったのは申し訳ない。ファンのみなさんの方たちに申し訳ないという気持ち。(次カード以降へ)切り替えてやらないといけない」と悔しげに振り返っていた。
2024年05月01日 23:07
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
阪神は敵地で引き分け。貯金6をキープした。巨人と中日が敗れたことでセ・リーグの貯金独占となった。
初回に大山、二回に木浪が適時打。七回に加治屋の2四球がきっかけで同点とされたが、リリーフ陣がリードを許さず。十二回は2死一、二塁で坂倉の放った中前への飛球を近本がスライディングキャッチ。好守で試合終了となった。岡田監督の一問一答は以下。
−最後はお互いリリーフが粘り合い
「リリーフ粘ってないやんか。フォアボール2つも出して。あそこだけや」
−引き分けにもちこんだ
「引き分けいうても追いつかれてるからな。あっこのフォアボール2つやろ。結局、加治屋の」
−審判の判定も辛かった
「そらわかれへんよ。そんなのは。そらわかれへん」
−漆原、浜地はこういう展開は初めて
「漆原なんかな、ランナー出したけどな。一番、お前な、安定して抑えとる」
−今後はいい場面でも
「そら当然やわな」
−桐敷は追い付かれたが2イニング
「いやいや、だからフォアボール2つ出すからやん、そんなの。最初から2イニングいかすつもりないよ」
−最後近本もよく捕った
「いやいや、前進守備やから、打った瞬間センターフライ思ったけどな」
−(十二回は)時間使ってベンチからも細かく指示(浜地がサインプレーに反応できず)
「いやだから、なあ、やっぱり余裕がないんやろな、(浜地が)サインが分からへんいうのはな。バッター抑えるだけじゃないからの。いろんなことをチームとしてやらなあかんことがあるわけやから、サインがわからへんいうのはなあ、おーん。バッター抑えるだけじゃないからのう、いろんなことを、チームとしてやらなあかんことがあるわけやから」
−伊藤将は粘って
「いやあもう、球数お前もうなあ、5回で100行くと思ったらやっぱり100行ったよなあ」
−よく1点で
「そら済んでるほうよ、あれは。もうないやろ(笑い)。(試合が)長くて。まあ明日試合ないからええけど」
2024年05月01日 22:48
ヤクルト4―0巨人(セ・リーグ=1日)――ヤクルトが今季初の3連勝。
2024年05月01日 22:43
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
ロッテ・小川龍成内野手(26)が、「9番・二塁」でスタメン出場し、5打数3安打1打点。プロ初の猛打賞とした。九回には2打席連続で失策を誘い、全打席出塁。「結果的に3本打てて出塁もできたのはすごいうれしかった。(全打席出塁は)ラッキーな部分も非常に多かったと思うけど、やっぱり塁に出てかき回すのが自分の役目だと思うので、それができて良かった」と振り返った。
二回の第1打席から2打席連続安打。六回には1死一、三塁から左前適時打を放った。1−3の九回には、先頭で二塁・安達の失策を誘い、5得点を奪ったビッグイニングの起点となった。2死満塁から放った二塁へのゴロは適時失策となった。
2024年05月01日 22:37
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
阪神は敵地で価値あるドロー。貯金6をキープした。巨人と中日が敗れたことでセ・リーグの貯金独占となった。
打線は初回、4番・大山の左前適時打で先制。1点リードの二回には8番・木浪の左前適時打で2点目を奪った。
先発の伊藤将は5回を5安打1失点。2点リードの二回1死三塁では、上本に三塁線へ強い打球を打ち返されたが、佐藤輝が好捕して三走を挟殺。無失点で切り抜けた。
1点リードの七回に3番手・加治屋が1死から2者連続四球を与えて一、二塁。ここで岡田監督は桐敷にスイッチしたが、5番・小園に同点の左前適時打を浴びた。
それでも八回はイニングまたぎした桐敷が無失点に抑えると、九回以降はゲラ、漆原、岩崎、浜地が無失点に抑えた。十二回は2死一、二塁のピンチで坂倉の放った中前への飛球を中堅手・近本がスライディングキャッチ。好判断で試合終了となった。
セ・リーグは2位・巨人がヤクルトに敗れ、貯金が消滅。中日もDeNAに敗れて借金生活に突入した。2位・巨人から5位タイのDeNA、ヤクルトまで1差に5球団がひしめきあう団子状態となっている。
2024年05月01日 22:21
「西武3−1日本ハム」(1日、ベルーナドーム)
日本ハム・新庄監督が、サヨナラ被弾で敗れたものの、大けがから復帰登板を果たした斎藤友を祝福した。
1−1の九回に登板した斎藤友は2死二塁で西武・若林にサヨナラ2ランを被弾した。指揮官は「斎藤君もボール自体はすごくよくて。本当に苦しいリハビリをクリアして、マウンドで投げられたことはおめでとうと言いたい」と話した。
斎藤友は一昨年10月にトレードで阪神から移籍。昨年2月に右膝の前十字靱帯を断裂する大けがを負い、同3月に再建術を受けていた。リハビリを経て、今年2月に打者相手への投球を再開。ファームでは8試合に登板し、防御率2・00で投球回以上の三振を奪うなど状態を上げ、4月30日に1軍に合流した。
それだけに新庄監督は「けが明けの最初の登板は、ああいう緊張した場面で成長させるためにも。この悔しさが成長につながる」とエール。「苦しかったと思いますよ。リハビリ期間中は」と復帰までの長い道のりに思いをはせ「次も、もちろん」と次回登板に期待した。
2024年05月01日 22:09
● オリックス 3 − 6 ロッテ ○
<5回戦・ほっと神戸>
オリックスは2点リードの9回表に一挙5失点。
2024年05月01日 22:06
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
守備の名手がまさかのリーグ二塁手ワーストの1イニング3失策をおかした。史上4人目の通算250S達成をかけて守護神の平野佳がマウンドに上がった3−1の九回。この回から守備固めで二塁に入った安達が二ゴロをことごとく捕球できず、この回5失点で逆転負けの戦犯となった。
SNSでは「ちょっと目離してる隙にえぐい負け方してる 安達大丈夫か、、、」「安達が1イニング3失策…なんと珍しい」「安達さんなにがあったんや」「安達、今夜は悔しくて眠れないだろうなぁ」「聞くだけで泣きそうです 安達さん…うぅ」「負けたことより安達さんの状態が心配…」と心配する声が相次いだ。
2024年05月01日 21:52
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
ロッテの安田尚憲内野手が、逆転の適時打を放った。九回に打者一巡の4安打5得点を奪った。
1−3で迎えた九回だ。相手はオリックスの守護神・平野。先頭・小川が失策で出塁すると、岡が右前打で無死一、三塁。石川慎は右前適時打を放ち、1点差に詰め寄った。無死一、二塁でポランコは失策を誘い満塁とした。
1死満塁の絶好機。安田に出番が巡ってきた。カウント2−2から、143キロの直球を逆転の左越え2点適時二塁打に。勝負をひっくり返し、塁上で何度も拳を握った。
オリックスは平野が降板し、井口に交代したが、その後も好機は続いた。無死二、三塁から佐藤が右前適時打。2死一、三塁からは山口が死球で満塁とすると、小川がまたしても失策で出塁し、追加点を奪った。
2024年05月01日 21:46
● オリックス 3 − 6 ロッテ ○
<5回戦・ほっと神戸>
ロッテは2点を追う土壇場9回に一挙5得点。鮮やかな逆転勝ちで4カードぶりの勝ち越しを決めた。
ロッテ打線は0−3で迎えた6回、9番・小川が3安打目となる左前適時打を放ち2点差。9回は敵失と代打・角中の右前打で無死一、三塁とし、2番・石川慎の右前適時打で1点差に迫った。
なおも一死満塁と好機は続き、途中出場の安田が左越えの2点適時打二塁打を放ち4−3と逆転。その後も6番・佐藤の右前適時打などで2点を加え6−3とリードを広げた。
来日初先発となった新外国人右腕のダイクストラは、4回まで3安打2失点と力投するも、5回の投球練習中に手の指がつった症状を訴えて緊急降板。それでも、緊急登板となった2番手・中村稔が2回1失点と踏ん張り、7回以降は国吉、岩下、益田が1イニングずつ無失点。白星は岩下につき今季初勝利、益田は2試合連続となる今季3セーブ目(1敗)をマークした。
2024年05月01日 21:44
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックスが逆転負け。
2024年05月01日 21:40
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
守備の名手がまさかの1イニング3失策をおかした。史上4人目の通算250S達成をかけて守護神の平野佳がマウンドに上がった3−1の九回、先頭の小川を打ち取ったかにみえたゴロを二塁・安達が失策。連打で1点を返され、なお無死一、二塁でポランコの二ゴロを再び安達が処理できず満塁とされた。
1死後、安田に左越えの2点二塁打を浴び3−3の同点となり降板。6番手の井口も1死二、三塁から佐藤に右前に勝ち越し打を浴びた。なおも2死満塁で小川の正面への二ゴロを、またしても安達が捕球できず、この回5失点目。グラウンド上で名手がうなだれた。
2024年05月01日 21:27
「お〜いお茶」の広告が米国だけでなく韓国やオーストラリアの新聞に掲載
飲料大手の伊藤園は4月30日、ドジャースの大谷翔平投手と「お〜いお茶」のグローバル契約を締結したと発表した。国内だけではなく海外の新聞にも全面広告を掲載。米国だけではなく韓国やオーストラリアにも登場する予定だ。
日本全国、世界60紙以上の新聞の全面広告で、伊藤園から大谷へのエールを込めた“手紙”を公開。「拝啓 大谷翔平様」から始まり、「どんなときでも。どんなに離れていても。私たちは、大谷さんのそばに」などと綴られている。
青空が広がるスタジアムに置かれた1本の「お〜いお茶」。英語バージョンも背景は同じだが、ペットボトルの向きだけが異なっている。よく見ると、日本語版のペットボトルには、大谷本人のものとみられる俳句が掲載されている。
大谷とともに世界進出する「お〜いお茶」にファンも反応。「こんなところにも大谷さん」「海外シェアの方が大きいから、いい宣伝になるよね」「海外進出している全ての企業が大谷さんと契約したがりそうね」との声があがっている。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 21:19
「ソフトバンク3−4楽天」(1日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが敗れ、前日まで続いていた連勝が「7」で止まった。
3−3の九回、4番手のオスナが勝ち越し点を奪われた。
打線は0−3の七回に反撃した。無死から近藤、川村の連打で一、二塁とすると、今季初スタメンのリチャードがこの日3安打目となる左翼線へのタイムリー二塁打でまず1点。なおも代打・中村晃の遊ゴロ、代打・栗原の二ゴロ野選の間に1点ずつを返し、この回3得点で同点とした。