2021年09月22日 09:28
3日間行われるライダーカップ、最終日はシングルス戦が12マッチ開催、米、欧チームの12名が全員出場することになる。その組み合わせを決めるのは前日だが、その際に各チームのキャプテンは3選手の名前を記して封筒に入れることになっている。万が一、相手チームにけがや病気でシングルス戦を欠場しなければならない選手が発生した場合、自身のチームから欠場する選手が書かれている。
つまり対戦する予定だった選手は違うマッチに出場し、封筒に書かれた別の選手が欠場することになる。第1、2日目に行われるフォアボール、フォアサムはともに午前4マッチ、午後4マッチが行われるため、他の選手への入れ替えが可能だが、シングルス戦は全員出場のため、欠場者が出ればマッチは行えないために、取られている措置だ。
また、対戦しなかったシングルマッチは不戦勝ではなく、各チームが0.5ポイントずつ獲得する。おそらくこれは対戦したくない相手から棄権するという行為を防ぐためなのかもしれないが、実際にはほとんど使用されたことがなく、最後に使われたのは93年、欧州のサム・トーランスが足のけがでプレーできなかった際、米チームのラニー・ワドキンスが欠場した。
だが、今年は大会中に新型コロナウイルスの感染が確認された場合に備え、けがとは別に“コロナ封筒"が用意される予定という。
主催する全米プロゴルフ協会(PGA・オブ・アメリカ)は、コース入りする前に受けた検査で各チームとも全員が“陰性"だったとしている。(文・武川玲子=米国在住)
2024年05月19日 09:55
【ルイビル(米ケンタッキー州)=平沢祐】男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米プロ選手権は18日、ケンタッキー州ルイビルのバルハラGC(パー71)でサスペンデッドになった第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。
松山英樹は第3ラウンドを3バーディー、2ボギーの70で回り、通算8アンダーで19位につけた。久常涼は7アンダーで24位。首位は15アンダーのザンダー・シャウフェレとコリン・モリカワ(ともに米)。19日の最終ラウンドで松山と久常が同組になった。
第2ラウンドまでの結果で、金谷拓実、中島啓太は予選落ち。タイガー・ウッズ(米)も決勝ラウンドに進めなかった。
松山英樹「良かった雰囲気は出ていたが、なかなか続けられなかった。明日、いい結果で終われるようにしたい」
久常涼「あと1日、しっかりメジャーを楽しめればいいかなと思います」
2024年05月19日 09:00
ワッグル編集部員が気になるギアを、コースを毎月レポート。率直な生の声を参考に、みなさんも打ってみて、回ってみて! ピン G730 アイアン S p e c
●ヘッド素材/17-4ステンレススチール●ロフト角/26.5度(#7)●番手/#5~9、PW、UW、50、56●シャフト(フレックス)/N.S.PRO 750GH neo(S)ほか●価格/1本・2万8600円~
発売されたばかりのピン G730 アイアンを早速試打! ウエアもギアもカッコいいものをそろえたい派で、キャビティ構造のクラブはあまり興味がなく「なんか楽に飛ぶんでしょ?」くらいの感じで打ってみましたが、構えた感じは思っていたほどヘッドを大きく感じず、スッとアドレスに入れました。
打球はインパクトからのボール初速がとにかく速くて、バシッといい音が出て打音も打感もよし。自分がいつも打っている弾道よりも高弾道。飛距離も出て、しかも曲がりも少なくビックリ。
これは、いつもよりもワンクラブ落として、ゆったりスイング、余裕をもったコースマネジメント、とガンバらないゴルフができる。すると、ラウンド後半もいつもより疲れていない。
そしてもうひとつ「楽に回るゴルフ」これがスコアアップの真骨頂かもしれません。 余裕をもって楽に回るよさがわかった! 右江行男 ベストスコア78
年が明けてからやたらとラウンドに誘ってくる後輩くん。半年前からゴルフにハマっているそうで、軽い気持ちで一緒にラウンドしたら、とんでもなくうまくて危うく敗けてしまうところだった。よくよく聞いたら全国区の元野球部出身。迂闊に誘えない相手だった……
いかがでしたか? 登場したばかりのアイアンをぜひ、手に取ってみてください!
問合せ:ピンゴルフジャパン clubping.jp
イラスト=成田草介
2024年05月19日 09:00
今回は、「ワッグルONLINE」で4月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気の情報記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
2024年05月19日 08:00
上から打ち込んでフェースがボールに当たるようになったら、次のステップに進みます。
2024年05月19日 07:00
アイアンの上達法もいろいろあって「振り切ってフィニッシュを決める」もそのひとつ。
しかし、プロのフィニッシュを見るとドライバーのようにシャフトが首に巻きつくくらい振り切っている選手はほぼいない。
その理由をマスター今野が語ります。 優勝争いしている選手でアイアンを振り切る人はゼロだった!
トモ クラブは振り切る。マスターもそう教える?
今野(マスター) 人によりますが、レッスンの常套句のひとつではありますね。
トモ そうなのよ。俺もそう教わってきたけど、男女のツアーがはじまってからテレビやネットで試合を観戦していると、アイアンは誰も振り切ってないんだよね。
今野 アイアンの話ですか。理想は「振り切らない」ですよ。
トモ なぜ振り切らないのか、その答えを俺なりには考えてはみたんだよ。まず、クラブの役割の違いで、ウッド系は飛ばすクラブ。アイアンは飛距離と方向性、タテヨコの精度が大事になってきて、ターゲットを狙うものだから振り切らない。スイングも打球もコントロールするためかと。
今野 もうほぼ正解ですね。
トモ まだ「ほぼ」なのね(笑)
今野 トモさんが観たのはテレビやネットで、ですよね。よく映るのはその試合の上にいる選手か強い人気選手。
トモ そうだね。主に優勝争いしている選手たち。
今野 その選手たちは好調だから、フェアウェイなどいいライからセカンドショットを打っていたでしょう。飛ばす必要がないからフィニッシュがコンパクトだった。
トモ たしかに、いいライから打っていた。
今野 ラフなど飛ばしたいときは、アイアンでも振り切っているはずですよ。レッスンで「振り切れ」というのは打って終わりにしない、スピードを上げるためなど、もっと飛ばすためには有効な指導法なので、まったくダメではありません。
トモ では、アイアン上達の最終的なゴールは、振り切らないことになる?
今野 なります。それにコースでは「フィニッシュは自然に小さくなるもの」でもあります。
トモ 意識的にではなく、自然に?
今野 はい。アイアンってほぼ地面の上のボールを打ちますよね。大なり小なりターフをとって打つ。するとヘッドに抵抗がかかるぶん、フィニッシュは小さくコンパクトになります。トモさんから女子プロもアイアンは振り切っていないと聞いて、女子でもターフをとる選手が増えたんだな、と思いました。
トモ その意識はなかったなぁ。
今野 スイングスピードを上げると飛ぶ要素は増えますが、体やクラブの動きがコントロールしづらくもなる。それに無理に振り切って地面との抵抗に逆らってしまうと、体とクラブの動きのコントロール性が失われます。ライに対しての不安感も増しますね。悪いライは強く打ったら予想外の球が出てしまいますから。
トモ たしかに正確性が大事なアイアンでは「振り切る=強く打つ、打てる」は、必ずしもいいことではないね。その振り切らないコンパクトなフィニッシュをアマチュアは「自然に」ではなく、意図的に作ったほうがいい?
今野 いいと思います。スイングはクラブが短くなるにつれてコンパクトになっていくものですから。
トモ プロもよく「ウエッジはフルショットするクラブじゃない」っていうよね。
今野 それも深い意味があるんですよ。アイアン、とくに短い番手を振り回して打っているうちは、ショットメーカーはなれないといっても過言ではありません!
トモ 深い意味があるならマネてみるか! アイアンは練習場では振り回しコースではコンパクト!
「コースではコンパクトでも、練習場では振り回す練習もしたほうがいいですよ」と今野。「最大加速と最大飛距離を出す練習をしておいて、コースに出たら抑え気味にすることが合理的。それと、ライの違いも意識するといいです。練習場のマットは抵抗が少なく、コースの地面は抵抗が強くかかる。その違いを意識して打つのもアイアン上達のコツです」(今野)
いかがでしたか? ぜひコースでは抑え気味のショットを意識してスコアアップに繋げてみてください。
マスター今野一哉
●こんの・かずや / 1982年生まれ。本企画「スナックこんちゃん」のマスター兼ゴルフのプロコーチ・RainbowFM(88.5MHz)の「サタマ二♪」(第2土曜 15:00-16:00 オンエア)で、ラジオパーソナリティも務める。キッズゴルフクラブ代表。
写真=鹿野貴司
イラスト=野村タケオ
協力=LaFace
2024年05月19日 06:10
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平(22)=フリー=が1イーグル、7バーディー、1ボギーで自己ベストの62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻(チョ・ビョンミン、韓国)の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続くプロ3戦目のスピードVへ逆転を狙う。66で回った清水大成(25)=ロピア=が12アンダーでトップに立った。
岡田が放った第2打は、25ヤード先のカップに消えた。370ヤードの14番パー4。チップインイーグルで10アンダーに乗せた。「いいゴルフだったとは言えないけど、ミスがミスにならないようにできた」。手前から攻めることを徹底し、下りのアプローチを一度も残さずボギーを1つに抑えた。
東北福祉大を今年3月に卒業した。中学から大学まで10年間寮生活。4月から都内で一人暮らしを始め「寂しい。寮だといつも誰かがいたから」。それでも「ゴルフをしているときが一番楽しいので大丈夫」。プロゴルファー生活に幸せを感じている。「パターを外しても、OBを打っても、命を取られるわけじゃない」。びびらずに思い切り振り抜くことを心がけている。
昨年大会の覇者は大学の1学年上の蝉川泰果だった。「勝ってついていきたい。もうここまで来たら勝つしかない。先輩の松山(英樹)さん、金谷(拓実)さん、蝉川さんにちょっとでも認めてもらえるように頑張りたい」。松山に次ぐプロ3戦目でのスピードVへ、2打差を追う。(高木 恵)
◆岡田 晃平(おかだ・こうへい)2002年2月18日、高知・中土佐町生まれ。22歳。明徳義塾高―東北福祉大卒。22年日本アマチュア選手権で蝉川らを下して優勝。23年日本オープンは初日首位から18位でローアマを獲得。昨年12月にプロ宣言、最終予選会で9位に入り今季ツアー参戦資格を得る。好きな食べ物はラーメン。173センチ、75キロ。
2024年05月19日 06:00
今回は、「ワッグルONLINE」で4月に公開した記事の中で、アクセス数が多い人気の情報記事TOP3を紹介していきます。
まず紹介するのは、第3位の記事です。
2024年05月19日 05:00
「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース・第3日」(18日、袖ケ浦CC袖ケ浦C=パー72)
3位から出た河本結(25)=RICOH=が5バーディー、1ボギーの68をマーク。
2024年05月18日 22:12
女子ゴルフの森田理香子が18日、自身のインスタグラムを更新。かつての師匠・岡本綾子氏とのツーショット写真とともに、恩師への感謝の思いをつづった。
「ダイワボウ情報システム株式会社さんの感謝の集いに参加してきました」とし、「岡本さんは私の人生でかけがえのない方。自分が歳を重ねるにつれて感謝の気持ちが湧いてくる。」と記した。また「先輩プロにも会えて嬉しかったし、良い時間を過ごせました!!ありがとうございました、なんて良い日だ!!」と一日を振り返った。
ゴルフ場で撮影した笑顔の2人の写真には、フォロワーから「感動で泣けてくる2ショットです かけがえのないご縁ですね」「岡本さんとのツーショット良いですね!」「素敵すぎるツーショット」「師弟ツーショット♥」「岡本さんとの写真ですがお二人ともにとても素敵な表情でこちらも幸福感が上がります。ナイスショット!」などとコメントが集まった。
2枚目には福嶋晃子や同門の表純子、青山加織らとの集合写真も投稿した。
2024年05月18日 19:06
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
5打差6位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算8アンダーで首位と3打差の3位に浮上した。
4番でバーディー先行。7番では上って下る8メートルをねじ込み、バーディーを奪った。だが、後半はボギーもあり、思うように伸ばせなかったと話す。「ティーショットが結構ブレていたので、ラフから打つことが多かった」とショットの乱れを反省した。
愛知・中京GC石野Cで開催された昨年大会でツアー8勝目を手にした。大会連覇をかけて3打差を追いかける。19日は3週連続の最終日最終組でのプレーが決まった。直近2週は優勝には手が届かず、雪辱に燃える。「伸ばし合いになると思う。ノーボギーでラウンドできるように。自分のプレーができるように頑張りたい」と気を引き締めた。
2024年05月18日 18:45
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、単独首位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は2バーディー、2ボギーの72とスコアを伸ばせず、1打差2位に後退した。
1番のティーショットを大きく左に曲げ、林へ打ち込んだ。2打目は枝と枝の間を狙ったが、ボールの前は土が盛り上がっており、思うように出すことができなかった。4打目でようやくグリーンに乗せ、4メートルを沈めてボギー発進。それでも8番パー3では、8アイアンを握り得意の高弾道ショットで、ピン手前1メートルにつけた。「チャンスが少なく、我慢の一日だった」と話したが、イーブンパーでまとめた。
今季はKKT杯バンテリンレディスで初優勝。翌週のフジサンケイレディスで2週連続Vを果たした。手にした2勝はともに3日間大会。初の4日間大会Vへ向けて「攻めるところと守るところのメリハリをつけて、プレーできれば」と意気込む。6731ヤードと距離は長いが、自慢の飛距離を武器に1打差逆転を狙う。
2024年05月18日 17:33
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、3打差3位から出た河本結(リコー)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。
2024年05月18日 16:58
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、21位から出たツアー本格参戦1年目の岡田晃平がツアー自己ベストを更新する62をマークし、通算10アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。「外していい方にミスをするとか、プラン通りに18ホールできた。いいゴルフだったとは言えないけど、ミスがミスにならないようにできた」。(ピンの)手前から攻めることを徹底し、下りのアプローチを一度も残さずボギーを一つに抑えた。
14番パー4(370ヤード)ではチップインイーグルを決めた。ピンまで25ヤードの第2打は、最後に右にはねてカップに転がり込んだ。「自分的には転がしたかったんだけど、あまりにもきれいにスピンが入ってしまって。周りから見たらすごいナイスショットだったと思うけど違う」と苦笑いも、終盤の大きな一打でスコアを伸ばした。
東北福祉大を今年3月に卒業した。明徳義塾中、明徳義塾高、大学と10年に渡って寮生活だった。4月から都内で一人暮らしを始めた。「友達がいないのが寂しい。寮だといつも誰かがいたから」。YouTubeやTikTokを見ながら一人の時間をやり過ごす。それでも「ゴルフをしているときが一番楽しいので大丈夫」。プロゴルファー生活に幸せを感じている。
昨年大会の覇者は大学の1学年上の蝉川泰果だった。「勝って、ついていきたい。先輩には松山(英樹)さん、金谷(拓実)さん、蝉川さんがいる。ちょっとでも認めてもらえるように頑張りたい」。プロ転向3試合目での優勝なら、1999年の日本ゴルフツアー機構発足後では2016年趙炳旻(韓国)の1試合目、13年松山英樹の2試合目に続き、金谷拓実に並ぶ3位のスピード記録となる。「もうここまで来たら勝つしかないと思っている」と気合いを入れた。
2024年05月18日 16:50
◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第3日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)
第3ラウンドが行われ、3打差3位から出た河本結(リコー)が5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上した。5年ぶりとなるツアー2勝目に王手をかけた。単独首位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は72と伸ばせず、1打差2位に後退した。
昨年大会覇者の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は69で回り、8アンダーの3位に浮上した。岩井明愛(あきえ、ホンダ)は74と落とし、5アンダーの8位。小祝さくら(ニトリ)、安田祐香(NEC)は2アンダーの18位。岩井千怜(ちさと、ホンダ)はイーブンパーの29位。吉田優利(エプソン)は1オーバーの33位で最終日へ向かう。
2024年05月18日 16:03
◆男子プロゴルフツアー 関西オープン 第3日(18日、滋賀・名神八日市CC=6869ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、49位で出た石川遼(カシオ)は5バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算3アンダーの19位に順位を上げた。
「ショットは100点…かな、という感じです。100点か100点以上。それくらいうれしい。序盤のパー5で(バーディーを)取れなかったということを気持ち的には引きずっていた。でもそのなかでも弾道だったりスイングには影響しなかった。そこが一番大事」
この日のピン位置は、グリーンの右サイドに切られたホールが多かった。ピンを狙いたくなる場面でも、フェードを使わずに徹底的に左へ運び「冷静にいいアイアンを打てた」。最初のバーディーとなった前半14番はピン左6メートルを沈めたもの。17番はピン左下3メートルにつけ、18番ではピン左3メートル弱へ運んで下りのラインを決めきった。
第1ラウンドで乱れたドライバーも復調した。右を気にしすぎて左にミスをしてしまう傾向があったが、この日は自信を持って振り抜いた。初日に右のOBゾーンに打ち込んだ最終9番は「かなり完璧なショット。あれ以上のショットはないみたいなドライバーが打てた」と手応えを口にした。
ボギーなしはショーン・ノリスと2人だけ。71位と出遅れた初日から、日を追うごとに好感触を得られている。「向き合えているし、めっちゃいい一打を試合で打たせてもらっているなという実感がある。明日もう一回やり切って、その実感を確かなものにしたい」。最終日の18ホールへ、楽しみが増えた。