2021年09月18日 18:17
「プロレス・新日本」(18日、エディオンアリーナ大阪) 20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」が開幕。史上初の3連覇を狙うAブロックの飯伏幸太が開幕試合に登場し、高橋裕二郎に敗れる波乱が起こった。 誤嚥性肺炎で約2カ月欠場した飯伏。今月4日の復帰戦ではいきなりIWGP USヘビー級王者の棚橋弘至に挑戦して敗れたものの、順調な回復ぶりを伺わせていた。 だが、この日は開始から、くせ者裕二郎ののらりくらりとしたダーディーファイトにペースをつかめず。場外戦ではステッキを用いての首締めなどでいたぶられた。 それでも、キックのコンビネーション、その場跳びフランケンシュタイナーなどで反撃。そして場外への三角飛びケブラーダを繰り出そうとしたが、ロープに乗ったところを裕二郎に場外へ引きずり落とされてしまった。 そこから裕二郎にフィッシャーマンバスター、インカレスラムなどの猛攻を浴びるも、強烈なハイキックで再び反撃。シットダウン式ラストライドからカミゴェでトドメを刺そうとしたか、裕二郎に巧みにかわされ、レフェリーのスキを付いての金的攻撃を受けてもん絶してしまう。そこからピンプジュース、変型ピンプジュースの新技ビッグジュースでマットにたたきつけられ、無念の3カウントを聞いた。 いきなり足をすくわれた飯伏は「いやあ、初戦の一番で、G1黒星スタート。今日からで…。ボクは(以前の)パートナー、高橋裕二郎を全部分かっているつもりだった。ただ、今回はちょっと違う。ボク自身は万全です。万全だけど…。こっから負けない。いやあ、次、次から…」と、力なくコメント。一方、金星をつかんだ裕二郎は「いいか、このオレがよ、東京ドームのメインイベントを飛ばした、病み上がりに負けるわけがねえだろ」とにやけ顔だった。
2024年05月05日 05:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」の林下詩美(25)が、初の方舟マットで躍動した。
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)でジュリア、MIRAI、桜井麻衣と組み、愚零闘咲夜(グレート・サクヤ)&彩羽匠&高瀬みゆき&野崎渚と激突。試合ではスターダムのワールド王者時代に対戦した彩羽と約2年半ぶりにリング上で再会を果たし、互いの力を確かめ合った。最後は自軍のジュリアが野崎をノーザンライトボムで沈め、3カウントを奪った。
旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)に向けた初陣を勝利で飾った詩美は「マリーゴールドに来た理由は、いろんな人と試合したいっていう思いがあったから。今日はその夢への第一歩でした。そんな大会で勝利できて、私にとってもマリーゴールドにとっても、いい弾みになったんじゃないんですかね」と笑顔を見せた。
特に彩羽との再会は、新たな道を選んだ詩美には刺激的だった。「私もかっこいいけど、私から見ても彩羽匠はかっこいい。久しぶりに戦えて楽しかった。お互いこの数年で進化したと思うので、また改めて試合したい」とシングルマッチを熱望した。
さらに念願の初参戦がかなった方舟マットについて「ファンの時に家族でよくノアを見に行ってたので、『まさか自分がノアのリングに立つ日が来るなんて!』とうれしかった。またチャンスがあるなら何回でも上がりたい」と目を輝かせた。
女子プロレス界の逸材が新境地開拓へ突き進む。
2024年05月04日 21:50
ノアの清宮海斗(27)が、約1年2か月ぶりにGHCヘビー王者に返り咲いた。
先月22日の新宿大会でジェイク・リーとの次期挑戦者決定戦を制し、「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)で同王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)に挑戦。この日動画配信サービス「レッスルユニバース」のゲスト解説で来場していた武藤敬司が見守る中、清宮は大奮闘した。
武藤から伝授された足4の字固めでワグナーの体力を削ると、中盤には雪崩式フランケンシュタイナーで投げ飛ばした。しかし、15分過ぎに得意のタイガースープレックスホールドで仕留めにかかるも失敗。ワグナーにドラゴンスクリューからの閃光魔術弾を浴び、自身が武藤から伝授された技を奪われる屈辱を味わった。
それでも立ち上がった清宮は、三角飛び式閃光魔術弾を発射しペースを奪取。最後はプロレスLOVEポーズを決めると、変型閃光魔術弾で24分45秒の激闘を制した。
試合後、武藤がリングに登場。武藤からベルトを渡され、ベルトを腰にした清宮は「俺がノアをもう一度、プロレス界のトップに持って行きます」と宣言。昨年3月にジェイクに王座を奪われて以来、約1年2か月ぶりに王座を手にしたベルトを見つめ「ノアって不器用な団体なんです。みんなの期待になかなか追いつかないと言われる。それが悔しくて、それを変えるためにこの団体に入団しました。俺がプロレス界の顔になるので、これから全部変えていくので、新しいノアをつくっていきましょう!」と呼びかけた。
バックステージでは宿敵である拳王から「おい清宮、めちゃくちゃいい考えじゃねえか」と声をかけられた清宮は「拳王、ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸してください」と握手を求めた。清宮の熱い思いに拳王も「俺はお前の考えに乗る。そして俺とお前でノアを変えていくぞ。そして、お前が言ったプロレス界のトップに俺たちで連れて行こうぜ」と握手を交わした。
長年のライバルと心が通じ合い笑顔を見せた王者は、最後に「これからは拳王とともにプロレス界を変えていく。そして必ず俺がこのノアをプロレス界のトップに引っ張っていきます」と改めて決意を表明した。
若き王者が方舟マットを業界の中心に導く。
2024年05月04日 21:45
WWE女子タッグ王者の「カブキ・ウォリアーズ」ことアスカ&カイリ・セインが、PLE「バックラッシュ」(4日=日本時間5日、フランス・リヨン)の防衛戦へ向けて、前哨戦で完敗を喫した。
「バックラッシュ」では、因縁深いビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルの挑戦を受ける。3日(日本時間4日)のスマックダウンは決戦地のフランス・リヨンで開催。アスカ&カイリはダコタ、ティファニー・ストラットンと組み、ビアンカ&ジェイド&ベイリー&ナオミとの前哨8人タッグ戦に出撃した。PLE決戦ではWWE女子王者ベイリー vs ナオミ vs ティファニーのトリプルスレット王座戦も行われるだけに、ダブル前哨戦となった。
試合開始早々、観衆がサッカー会場ばりに歌い出す独特の雰囲気の中、先発したカイリはエルボーでナオミを吹っ飛ばす。だが、すぐに反撃にあい、コーナーで串刺しドロップキックを浴びた。続けてPLEの挑戦者ビアンカからその場跳びのムーンサルト弾をくらい、強烈なブレーンバスターで叩きつけられた。
慌ててアスカがリングに入ってカイリを援護するが、ビアンカから場外に放り投げられた。ここでカイリが得意の裏拳を放って逆転。過去に因縁のあるビアンカとベイリーが交代をめぐってモメた隙に、アスカはビアンカを場外に引きずり倒した。リングに戻ってはダメージCTRLの元リーダーで、アスカ&カイリがユニットを追放したベイリーに猛攻撃。大ブーイングを浴びながらアスカのエルボー、カイリのフォアアーム、アスカのスライディングキックの波状攻撃を見せた。
さらにカイリはエプロンに座り込み、カメラ目線でVサインをしながら「アハハハッ!」と高笑い。アスカは奇声を上げながら、コーナーに上がると後ろ向きでヒップを突き出した。そのアスカの尻に、カイリがベイリーの顔面を叩きつけるという珍しい攻撃だ。名コンビらしいさすがの連係。続けてまたもビアンカとベイリーがモメ出したが、元AEWの大物ジェイドのリングインで状況は一変する。
アスカが高角度のチョークスラムで叩きつけられると、カイリには変型背骨折りの大暴れ。アスカはジェイドにミサイルキックを放って意地を見せるが、ナオミの羽交い締めの体勢から叩きつけられて場外に転落。最後はダコタがビアンカのKODで沈み、カブキ・ウォリアースは前哨戦を白星で飾れなかった。
決戦直前の前哨戦で強力チームに完敗。カブキ・ウォリアースは「ダメージCTRL」とともに、ロウ移籍が決まっている。果たして、虎の子タイトルの行方は――。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月04日 21:23
「ボクシング・日本ウエルター級タイトルマッチ」(4日、後楽園ホール)
メインイベントで王者の坂井祥紀(33)=横浜光=が1位の豊嶋亮太(28)=帝拳=の挑戦を受けて、3度目の防衛戦を行った。
2024年05月04日 21:12
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)に電撃登場した新日本プロレスの「天コジ」(天山広吉&小島聡)が、GHCタッグ王座取りに失敗した。
当日対戦カードが発表される同大会のセミファイナルでは、GHCタッグ王者ジャックモリス、アンソニー・グリーン組のV8戦がオープンチャレンジで行われ、天コジが久しぶりにタッグを結成し、挑戦した。
序盤、天山は得意のモンゴリアンチョップをグリーンに叩き込み会場を沸かすと、小島と2人で、ダブルショルダータックルで吹き飛ばした。その後も好連係をさく裂させ、天山はアナコンダバイスでグリーンを締め上げて優勢に。小島も逆水平チョップ連打からのダイビングエルボードロップで格の違いを見せつけ、テンコジカッターも放った。
しかし、12分過ぎに小島がモリスに強烈なバイシクルキックを決められると、窮地に陥った。最後は小島がモリスにタイガードライバーからシューティングスタープレスを決められ、3カウントを献上した。
試合後、バックステージに現れた天山は「リングに上がったら、やるだけのことやんないと。あのベルトほしかった」と悔しげな表情を浮かべた。天山と握手を交わした小島は「今、2024年の5月に天コジがそろってこの両国のリングに立っている。『まだやってんのか!』『いつまでやってるんだ!』って言われてもいい。上等だよ。この現実に天コジが生きている。リングで裸にタイツで俺たちが戦っている。それが俺と天山が生きているすべてのことです」と訴え、控室へ消えていった。
2024年05月04日 21:00
新日本プロレス4日福岡国際センター大会で行われたIWGP GLOBALヘビー級選手権は、挑戦者のデビッド・フィンレー(30)がニック・ネメス(43)を撃破し、第3代王者に輝いた。
今年2月札幌大会でネメスにベルトを奪われたフィンレーは、前日の3日福岡大会で棚橋弘至を下しV1に成功した直後の王者を襲撃。ネメスにとっては2夜連続の王座戦が急きょ決定した。
フィンレー自身も3日大会では辻陽太とのシングルマッチを行っており、肉体的なダメージは五分。INTO OBLIVIONをカウント2で返されると、フェイマサー、101で反撃を許してしまう。
それでもデンジャーゾーンだけは阻止すると、投げ捨て式のパワーボムを連発して再び攻勢に。最後はオーバーキルをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。ベルト奪回に成功したフィンレーは「俺にはとても小さな傷が残っている。その傷はSANADAだ。お前が俺の最初の相手だ」とV1戦の相手にSANADAを指名した。
一方でネメスはぼう然自失で「自分の全てを捧げるという言葉通り、全てを出し尽くした。ここのレスラーに必要なことは全て伝えた。あのグローバル王座は俺のキャリアの第2章だった。可能であれば、いつの日かフルタイムのメンバーになりたかった」と意味深長な言葉を並べた。
WWEでドルフ・ジグラーのリングネームで活躍し、今年1月から新日本で活躍したスーパースターは「俺は後悔していない。全てに感謝する。君たちのために全てを残したことを知っておいてくれ」と、悲しげな表情で撤退を示唆した。
2024年05月04日 20:55
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)観衆3512
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が大会前に明らかにしたが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
メインイベントのGHCヘビー級選手権は王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗が対戦。両者が惜しみなく必殺技を出しまくった白熱の攻防は、清宮が変型シャイニングウィザードで王者を沈め、3度目の王座奪還に成功した。王者は2度目の防衛に失敗。
解説に訪れた武藤敬司氏からベルトを贈呈され腰に巻かれた清宮はマイクを持ち「今のノアに何が必要だと思いますか?何が足りないと思いますか?」と客席に語りかけた。そして「俺がノアをもう一度プロレス界のトップに持って行きます」と約束した。
さらに「リング上は熱い戦い、お客様に対しては優しい対応、それがノアのレスラーだと思ってます。不器用な団体なんです。だからこそ俺はノアを変えるためにこの団体に入団しました。俺がプロレス界の顔になるんで全部かえていくんで新しいノアをつくっていきましょう」と呼びかけた。
バックステージで清宮は「プロレスリング・ノア、プロレス界のトップに引っ張っていきます」と宣言。さらに「ノアの歴史に新たな時代の変化も受け入れて、反抗心も受け入れていきます」と切り出し「ノア、レベリオン宣言だ!」と叫んだ。
そこへ拳王が登場し「清宮、むちゃくちゃいい考え言っているな。お前も大人になったな」と語りかけると、絶縁を通告していた清宮は「ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸して下さい」と共闘を呼びかけた。
拳王は「もちろんだよ」と受け入れ「俺とお前でノアを変えていくぞ!俺とお前でプロレス界のトップに連れて行こうぜ」と固い握手をかわした。
◆5・4両国全成績
▼GHCヘビー級選手権
〇挑戦者・清宮海斗(24分25秒、変型シャイニングウィザード→エビ固め)王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.●
▼GHCタッグ選手権
王者組・〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(14分05秒、シューティングスタープレス→片エビ固め)天山広吉、小島聡●
▼GHCジュニアヘビー級選手権
〇王者・ダガ(11分39秒、ディアブロウイングス→片エビ固め)挑戦者・アレハンドロ●
▼タッグマッチ
ジェイク・リー、〇TAJIRI(10分40秒、バズソーキック→片エビ固め)丸藤正道、大原はじめ●
▼超女両国列伝
〇ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(18分17秒、ノーザンライトボム→片エビ固め)野崎渚●、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
▼タッグマッチ(GHCマーシャルアーツルール)
〇佐々木憂流迦、桜庭和志(11分13秒、TKO)佐藤光留、谷口周平●
▼シングルマッチ
〇拳王(15分50秒、P.F.S→片エビ固め)YAMATO●
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組〇YO―HEY、タダスケ(12分43秒、ジャックナイフ式エビ固め)挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ●
※残りは、近藤修司、”brother”YASSHI組
▼6人タッグマッチ
Eita、HAYATA、〇AKIRA(9分24秒、ムササビプレス→片エビ固め)大和田侑●、宮脇純太、熊野準
▼シングルマッチ
〇マサ北宮(9分57秒、ダイビングセントーン→片エビ固め)杉浦貴●
▼タッグマッチ
タイタス・アレクサンダー、〇スターボーイ・チャーリー(6分35秒、450°スプラッシュ→片エビ固め)稲葉大樹●、大岩陵平
▼GHCハードコア選手権
〇挑戦者・石川修司(10分05秒、スプラッシュマウンテン→体固め)王者・ニンジャ・マック●
2024年05月04日 20:45
プロレスラーで大阪府和泉市議会議員のスペル・デルフィンが4日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2024」(5日まで)で行われた「WRESTLING PARTY 2024 in大阪コミコン」に出演し、大阪府が先月発表した「日本国際博覧会子ども招待事業」について言及した。
2024年05月04日 20:35
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が旗揚げした女子プロレス新団体「マリーゴールド」が、初陣を飾った。
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)にマリーゴールドのジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣が組んで、愚零闘咲夜(グレート・サクヤ)&彩羽匠&高瀬みゆき&野崎渚と激突した。
先月15日に旗揚げ会見をした4人と小川代表は、その足でノア「MONDAY MAGICシーズン2」(新宿フェイス)に乱入し、同大会に参戦を表明。20日東京・後楽園ホールでの旗揚げ戦を前に、方舟マットに所属13選手と小川代表がリングに登場すると、大歓声で迎えられた。
奇襲をかけられたマリーゴールド軍だったが、好連係を繰り広げて存在感を発揮。その後。両軍が入り乱れる大乱闘となった。
10分過ぎ、敵軍につかまったジュリアが猛攻にさらされピンチを迎えたが、野崎に雪崩式ダブルアームスープレックスをさく裂させ反撃に成功。MIRAIと桜井がすかさずサンドイッチ攻撃で攻め、詩美がコウモリ吊り落としを決めて一気に流れを奪った。
勢いづいたジュリアが咲夜の毒霧を野崎に誤爆させ、バックドロップを発射。最後は足元をふらつかせる野崎を抱え上げたジュリアが、ノーザンライトボムで3カウントを奪った。
試合後、ジュリアからマイクを渡された桜井が「はじめまして。両国国技館にお越しの庶民のみなさまごきげんよう! 私たちマリーゴールドが寄せ集めの庶民レスラーを成敗してさしあげましたわ!」と絶叫。大ブーイングを浴びたが「お黙り! さて、私たちは豪華屋形船で隅田川を1周して参りますが、あなたたち庶民は両国名物やきとりで我慢しなさい!」と言い放ち、再び反感を買った。
最後にマイクを持ったジュリアが「ノア女子? 寄せ集め集団? こんなもんかよ。まだまだ足らねえから続きがあるよな? 楽しみにしとけ。また会いましょう。アリベデルチ。またな!」と呼びかけリングを後にした。
バックステージでジュリアは再び野崎に襲われた上に、マリーゴールド参戦を表明された。目の前に立ちはだかれた桜井は「野崎がジュリアの前に立つのは1万年早い。マリーゴールドに上がるなら私がお相手して差し上げますわ」と横やり。状況を飲み込めない様子のジュリアだったが「まあ、盛り上がってるからいいじゃん。参戦するなら野崎渚、待ってるよ。私を倒せるものなら倒してみろ!」と言い放っていた。
2024年05月04日 20:14
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が大会前に明らかにしたが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
セミファイナルのGHCタッグ選手権は王者組のジャック・モリス アンソニー・グリーンが「オープンチャレンジ」と題した謎の挑戦者と対戦。入場テーマソングまで相手が分からないタイトルマッチは、新日本プロレスの天山広吉と小島聡の「テンコジ」が登場した。
過去に新日本プロレスのIWGPタッグを6度戴冠した「テンコジ」は絶妙な連係で王者を追い込んだ。しかし若さと地力で勝る王者は形勢を逆転。モリスのタイガードライバーをカウント2で小島は返したが最後はシューティングスタープレスで沈んだ。
試合後、天山は「リング上がったらやるだけのことやんないと。あのベルト欲しかった」と唇をかみしめた。小島は「今、2024年の5月にテンコジがそろってこの両国のリングに立っている。それが何を意味するのか?それをいろんな人に知ってもらいたい」と訴え「まだやってんのか!って上等だよ。この現実にテンコジが生きている。リングに上がって俺たちが戦っている。それが俺と天山が生きているすべてのことです」と叫んでいた。
2024年05月04日 19:50
「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)
挑戦者の西田が王者ロドリゲスに3−0の判定勝ち。9戦目で世界タイトルをつかんだ。西田はリング上のインタビューで「妻に本当に感謝したい。『沙捺、取ったで!』」とリングサイドで観戦した沙捺(さな)夫人に感謝の言葉を述べた。リングサイドで見届けた沙捺さんも「めっちゃかっこよかった」とうれし涙をぬぐった。
沙捺さんは近大の同級生で西田とともにボクシング部に所属した経験から、減量中の食事を「私も減量で苦労した経験があるので、減量を感じさせないようなメニューに」と工夫。前日は計量後の雑炊を作り、試合までの練習期間も「ロドリゲス選手の右ストレートに気を付けたほうがいい」などとアドバイスするなど、内助の功が実った。
最終ラウンドまで持ち込まれた激闘に「本人が頑張っていたので勝ってほしいのはもちろんあったが、普通(無事)に終わってくれたらいいなと思っていた」と胸をなで下ろした。3月に長女を出産したばかりだが、この日だけは夫の応援を優先。ボクサー目線で「ボディーをめっちゃもらっていたので、ガードをしっかりしてと声を出していた」と懸命に声援し「序盤は右ストレートも結構外して、ボディーも作戦通りにいけたのでよかった」と分析していた。
2024年05月04日 19:40
「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)
1位の挑戦者・西田凌佑(27)=六島=が、王者のエマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=に3−0の判定で勝ち、具志堅用高らに並ぶ9戦目での世界王座奪取に成功した。
2024年05月04日 19:21
新日本プロレス4日福岡国際センター大会で、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)が成田蓮(26)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。
成田属する「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の反則三昧にとことん苦しめられた。入場時にいきなり金丸義信とSHOに襲撃されると、試合が始まっても当然のようにセコンド介入が繰り返され、なかなか主導権を握れない。
場外に設置したテーブルに成田を叩きつけて反撃に転じ、ゲスト解説を務めていたエル・デスペラードも助太刀に入り、SHOと金丸義信を排除。しかし、モクスリーが成田をリアネイキッドチョークに捕獲すると、場内が暗転…。EVILとディック東郷が現れ、モクスリーはスポイラーズチョーカーに捕らえられたしまう。
この絶体絶命のピンチに、海野翔太がかけつけて2人を蹴散らす。弟子のアシストを受けたモクスリーは、成田の改造プッシュアップバー攻撃を回避すると、デスライダーを一閃。最後は高角度のデスライダーでマットに突き刺し、乱戦に終止符を打った。
これでモクスリーは5月11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で海野との師弟対決が決定。試合後のリング上では海野から握手を求められたが、モクスリーはこれに応じることなく、早くも戦闘モードに突入していた。
「俺は約束する。何が起きても、どんなに最悪な状況でも、俺は死ぬまで戦い続ける」とマイクアピール。事実上の1対5マッチを制した外敵王者が、今後もベルトを守り続ける。
2024年05月04日 19:11
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合は大会前に明らかになったが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
5・20後楽園で旗揚げ戦に挑む「マリーゴールド」のジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣は第8試合に登場した。
試合前のリング上でロッシー小川社長、所属選手と共にリングインしたジュリアは「マリーゴールドの宣伝に来ましたよ!」と叫び客席へ「盛り上がる準備はできんのか!」とあおると「超女両国列伝の始まりだ!」とぶち上げ、野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠との8人タッグへ突入した。
めまぐるしく攻防が入れ替わる展開は終盤、ジュリアは孤立し苦境に追い込まれたが最後は、咲夜の毒霧が野崎の顔面に誤噴射しジュリアが一気にノーザンライトボムで野崎を沈め初陣を飾った。勝利のリング上でマイクを持った桜井は「寄せ集めの庶民レスラーを征伐してさしあげました」と高らかに叫ぶと館内はブーイングが起こった。続いてジュリアがマイクを持ち「続きがある。楽しみにしておけ。またな」と旗揚げ戦でのサプライズを予告した。
バックステージではジュリアら4人がコメントすると、顔面が緑に染まった野崎が乱入し、ジュリアの髪の毛をつかんでマリーゴールドのリングでの対戦を要求した。そこへ桜井が「私がお相手する」と割って入ると両者は大乱闘に発展した。大混乱のバックステージにジュリアは「よく分かんないけどさ、盛り上がっているからいいじゃん」と歓迎し「野崎渚、いつでも待ってるよ」と5・20後楽園参戦を呼びかけていた。
2024年05月04日 19:04
「ボクシング・四大世界タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
記者会見が4日、横浜市内で開かれ、4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)、WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)、挑戦者の武居由樹(大橋)、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)、挑戦者の石田匠(井岡)、WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、挑戦者の桑原宅(大橋)、米トップランクCEOのボブ・アラム氏、大橋ジムの大橋秀行会長が出席した。
世界的なプロモーターであるアラム氏は興行の意義を「日本ボクシング史上、象徴的で、最大で、最も重要なイベントだと思う。6日は世界のボクシング業界が東京に集中してこの試合を見ることになる」と強調。大橋氏は「歴史に残る試合を繰り広げてほしい」と8選手にハッパをかけた。
四大世界戦の先陣を切る阿久井は「4週間、東京でスパーリング合宿してたんですけど、まばたきしたら4週間が終わってたというくらい、すごくいい練習ができました」と自信を漂わせた。
2021年の日本フライ級タイトルマッチでは阿久井が桑原をKOしており、阿久井は「その相手に挑む桑原選手は本当にすごいと思うし、その気持ちをしっかり受け止めて勝ちたい」と返り討ちを宣言。桑原は「桑原「2人だけのこれまでのストーリーとかもあると思うので、そういうところも含めて試合を楽しみにしていただきたい」とドラマを盛り上げた。
今年2月の前戦で鮮やかなKO勝ちを決めて殻を破った井上拓真は「前回のように熱い感動を与えられるような試合内容にしていきたい。今後の統一戦に向けて必ず勝ちたい。(石田の)コンディションはすごい良さそうなので、当日はバチバチの試合になると思います」と、熱い試合を続けることを約束。
石田は日本人同士ですし、熱い試合して、最後は自分がKOして勝ちたい。お互い状態はいいので、バチバチの試合したい。明後日、自分が(ベルトを)巻く姿が想像できます」と、KO戴冠を宣言した。
モロニーは「個人的にも今、非常に盛り上がっていて、この大きなイベントでいいパフォーマンスをしたい。印象に残る試合をしたい」と、ビッグイベントが待ちきれない様子。武居は「大きい舞台ですし、一番目立つぐらいの試合を見せたい。バチッと倒して勝ちたい」とKO宣言した。