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2021年08月05日 05:02
東京五輪第13日・野球 準決勝、日本5−2韓国(4日、横浜スタジアム)日本は準決勝で韓国を5―2で下し、1996年アトランタ大会以来25年ぶり、プロが参加した2000年シドニー大会以降では初となる銀メダル以上が確定した。同じく韓国に準決勝で敗れてメダルを逃した08年北京大会の雪辱を果たした稲葉篤紀監督(49)は「これまで通り全員で戦います」と宣言。正式競技としては初の金メダルを懸けて戦う7日の決勝(午後7時開始)へ、強い決意を示した。 胸の中にしまっていた思いが、にじみ出た。韓国に13年前の借りを返した稲葉監督は「もう、とにかく選手が試合の重要性を十分に分かってくれていた。粘り強く、よく勝ってくれた」と大きくうなずいた。力強いエールに、背中を押された。長嶋茂雄氏(85)=巨人終身名誉監督=から試合前、電話がかかってきた。「頑張ってくれ」2004年アテネ五輪の舞台に監督として立つはずだった長嶋氏は、直前の3月に脳梗塞で倒れた。日本の金メダル獲得を誰より願う大先輩の声に、稲葉監督は「ありがとうございます」と返し、胸を熱くした。思いは執念の采配に表れた。0−0の三回無死一、二塁では、プロ野球公式戦で14年を最後に犠打がなかった山田に送りバントを指示。二、三塁として坂本の中犠飛による先制点を呼び込んだ。1−0の五回無死二塁では、その坂本にも犠打を求めた。バントはファウルになったが3球目の右飛で走者を進め、吉田正の適時打につながった。1点ずつ。それがものを言うことを、指揮官は痛いほど知っていた。「あの瞬間を忘れたことはない」振り返るのは13年前の8月22日のことだ。星野仙一監督の下で初めて代表入りした北京五輪の準決勝で同じく韓国と対戦。2−2の八回、李承が放った打球が頭上を越えていくのを右翼フェンス際で見送った=写真。2−6で敗戦。3位決定戦でも米国に敗れ、メダルを逃した。大会直前の7月10日、稲葉監督は愛知・あま市の瑞円寺にいた。18年に70歳で他界した星野さんの供養碑を訪れるためだ。「私の直感力に、星野さんの勝負勘が入ってくれたら。見守ってください」と手を合わせた。迎えた雪辱の舞台。それでも、指揮官は「(北京の悔しさを)みんなが経験しているわけではない」と、ミーティングでも当時を振り返ることはしなかった。2−2の八回。偶然にも13年前と全く同じ状況で、信じて送り出した選手たちが秘めた思いに応えた。「(決勝も)これまで通り全員で戦います」。稲葉監督は語気を強めた。ここまで来たら、あと1勝。全員で戦い、全員で歓喜の涙を流す。(長友孝輔)
2024年05月06日 23:41
中日2―0巨人(セ・リーグ=6日)――中日は一回、細川の適時二塁打で先行。
三回にも細川の適時打で1点を加えた。梅津は六回途中無失点で今季初白星。巨人は散発5安打で今季5度目の零封負け。
◇
DeNA6―5ヤクルト(セ・リーグ=6日)――DeNAは3点を追う八回、佐野の適時打で追い上げ、復帰初戦の筒香が逆転3ランを放った。ヤクルトは石川が5回を2失点にまとめたが、エスパーダが崩れた。
2024年05月06日 23:05
「ソフトバンク9−4日本ハム」(6日、みずほペイペイドーム)
首位攻防3連戦初戦。日本ハムが10カードぶりに初戦を落とし、新庄政権最多の貯金6もお預けとなった。
この日は今季初めて万波がスタメンから外れ、最後まで出場機会がなかった。新庄監督は「あんまり調子がよくないでしょう?」と理由を説明した。
この日昇格した野村、今川がともに外野の守備に就き、結果を残した。「2人が上がって来たっていうところで。彼(万波)がどういう気持ちになっているか分からないですけど」とチーム内競争を経てのレベルアップを促す思いだ。
キャンプ中から唯一のレギュラーを明言するなど、万波への期待は大きい。7日の起用については「リフレッシュも兼ねてきょうは使わず。あしたは、半身浴をしながら考えようかな?」とはぐらかした。
2024年05月06日 23:04
ソフトバンク9―4日本ハム(パ・リーグ=6日)――ソフトバンクが快勝した。
四回に三森の2ランで勝ち越し、五回は山川のソロなどでリードを広げた。今季初登板の和田が白星。日本ハムは北山が振るわなかった。
◇
ロッテ8―1西武(パ・リーグ=6日)――ロッテが3連勝で勝率を5割に戻した。岡が3ランを含む4打点と活躍。種市は7回3安打無失点で5試合ぶりの白星を挙げた。西武は開幕からロッテに5連敗。
◇
オリックス4―2楽天(パ・リーグ=6日)――オリックスは四回、セデーニョの3ランで先制。五回に福田の適時三塁打で加点し、逃げ切った。八回途中2失点の曽谷が2勝目。楽天は荘司が粘れず、3連敗。
2024年05月06日 22:58
「ソフトバンク9−4日本ハム」(6日、みずほペイペイドーム)
パ・リーグ1位、2位の直接対決は首位のソフトバンクが勝って、両リーグ20勝一番乗り。
2024年05月06日 22:52
「楽天2−4オリックス」(6日、楽天モバイルパーク)
楽天は天敵のオリックス・セデーニョに手痛い3ランを浴びて敗戦。今江敏晃監督は「ああいう一発はズシッと重くくるような展開になる」と振り返った。
四回、先発の荘司が2死二、三塁のピンチを招くと、甘く入った直球を完璧に捉えられ左翼席に運ばれた。これで今季対楽天戦打率・384、(全6本中)4本塁打、(全18打点中)12打点と完全にカモにされている。指揮官は「同じプロとしてチームとして対策を立てないといけない」と厳しい表情だった。
2024年05月06日 22:50
「DeNA6−5ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)
ヤクルトの中継ぎ陣が踏ん張れず、痛恨の逆転負け。5回2失点で23年連続勝利を目前にしていた球界最年長・石川の今季初勝利がスルリとこぼれ落ちた。
悲劇は3点リードで迎えた八回だった。イニングまたぎとなったエスパーダが、DeNA打線を止められなかった。1死から二塁打を浴びると、佐野が適時打で続き、宮崎は四球を選んだ。すると、続くDeNAへ復帰戦となった筒香に初球を完璧に捉えられ、逆転となる決勝3ランを献上。勝利のバトンは最後までつながることはなく、痛恨の形で逆転負けを喫した。
試合後の高津監督は、石川の投球に対して「走者を出しながら、持ち味は十分に出せた」と振り返った。またエスパーダに対しては「その前のイニングはよく抑えてくれた」と七回2死一、二塁で好リリーフした場面を振り返り、「(八回は)もう少し丁寧に入ってほしかった」と修正を求めた。
現在は勝利の方程式を担ってきた清水、田口がそろって2軍再調整中とリリーフ陣の台所事情が厳しい現実がある。チームトップタイの14試合に登板している大西、2連投中だった山本という状況も重なる中で、木沢は2試合続けてベンチ外だった。これについて高津監督は「2日間で50球くらい投げているので、いろいろ悩んだんですけどね。今日も木沢を上げることにしました」と説明した。
2024年05月06日 22:47
「ソフトバンク9−4日本ハム」(6日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクの山川穂高内野手が三回に一時逆転となる7号2ランを放つと、五回にも2打席連続アーチとなる8号ソロを放ち、今季初登板だった和田毅投手の今季初勝利を演出した。
山川と和田と言えば、昨年12月に山川が国内FA権を行使してソフトバンク移籍を表明した後、一部で西武が人的補償として和田を指名したと報道し、これを和田が拒否したとの情報が錯綜する騒動があった。
そんな経緯があっただけにネットでは「どすこい君、やっぱり期するものがあったのかな」「2人のお立ち台が見たかったな」「わっくんの初登板でホームラン打つなんて最高」「ソフトバンクファンとしては感無量」といった反応が集まっている。
2024年05月06日 22:33
「ソフトバンク9−4日本ハム」(6日、みずほペイペイドーム)
首位攻防3連戦初戦。
2024年05月06日 22:25
「ソフトバンク9−4日本ハム」(6日、みずほペイペイドーム)
首位攻防3連戦初戦。日本ハムは追いつ追われつの展開から同点の四回に北山が三森に勝ち越し2ランを被弾しKO。二番手北浦も五回、山川に2打席連発となる本塁打を浴びるなど3点を失い突き放された。。
新庄監督は「取られて、取り返して、取りかえされて、追いついて、めっちゃ楽しかったんですけどね。その後、もうちょっと踏ん張ってくれたら。ゴールデンウイーク最後の試合。面白い試合を見せたかったですけどね」と振り返った。
この日の黒星で、10カードぶりにカード初戦を落とし、新庄政権最多の貯金6もお預けとなった。新庄監督は「今までちょっと初戦勝っていて、負け、負けっていうところもあったし。きょう負けて、勝ち、勝ちもある。それを期待してやっていきます」ときっぱり。この日の敗戦でこのカードでの首位浮上の可能性は消滅。それでも残り2試合を連勝して食らい付く。
2024年05月06日 22:08
○ DeNA 6 − 5 ヤクルト ●
<7回戦・横浜>
DeNAは逆転勝利で勝率5割に復帰。5年ぶりに古巣復帰を果たした筒香嘉智外野手(32)が、8回に試合を決める逆転3ランを放った。
DeNA打線は1点を追う2回裏、復帰初打席となった6番・筒香の四球などで一死一、二塁とし、7番・伊藤が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち同点。なおも一死二、三塁で8番・京田の中犠飛で2−1と逆転した。
しかし、直後の3回表に先発のジャクソンが痛恨の2ラン被弾。新助っ人右腕は押し出し含む6四球と制球に苦しみ、5回3失点でマウンドを降りた。救援陣も失点を重ね2−5と3点ビハインド。それでも8回裏にドラマが待っていた。
DeNA打線はヤクルト4番手・エスパーダを攻め、3番・佐野の右前適時打で2点差。なおも二死一、二塁で復帰4打席目となった筒香が、初球の直球を右中間席へ叩き込み横浜スタジアムは熱狂に包まれた。
筒香は7回の第3打席でも左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、復帰戦で3打数2安打3打点の大暴れ。お立ち台では「ベイスターズのユニホームを着てプレーできることをうれしく思っています。たくさんの声援と力をいただきありがとうございました」とファンの声援に感謝し、会心の決勝3ランについては「本当に幸せだなと思いますし、ダイヤモンド一周の時は特別な時間でした」と笑顔で振り返った。
2024年05月06日 22:02
「楽天2−4オリックス」(6日、楽天モバイルパーク宮城)
オリックスは楽天に勝利し、4位をキープだ。
先発の曽谷がプロ入り最多の7回2/3を投げ5安打2失点と好投し、今季2勝目。これまでの最高イニングは6回だっただけに、ようやくその壁を越えた。中嶋監督は「よく行きましたよ。(今年)100球超えたことがなかったわけですから」と言及。「顔がね、顔は自信ありげな顔していますね」と評価した。
曽谷は「100球を投げたことはすごくでかいと思いますし、これからももっと投げないといけないと思う」と力強く決意。今後も先発ローテの一角として奮投を続けていく。
2024年05月06日 22:00
DeNA6−5ヤクルト(セ・リーグ=6日)――DeNAは3点を追う八回、佐野の適時打で追い上げ、復帰初戦の筒香が逆転3ランを放った。
2024年05月06日 21:58
「楽天2−4オリックス」(6日、楽天モバイルパーク)
楽天は打線に元気がなく3連敗。この間、全て相手先発が左腕で計3得点と苦しんでいる。今江敏晃監督は「チームとして左に対して、なんとかという思いはあるけど、なかなか結果として出ていないので、常にそこに対して向かっていくだけ。結果出せるようにやっていきたい」と話した。
この日はオリックス・曽谷が立ちはだかった。序盤のチャンスを逸すると、中盤以降は15人連続凡退など、完全に封じ込められた。八回にチャンスを作り、何とかマウンドから降ろしたが、追いつくことはできなかった。指揮官は「最後は追い上げたが、そこまで完全にやられた」と脱帽。次戦8日にはオリックス・宮城が先発することが予想され、対左投手の戦いが続く。
2024年05月06日 21:55
「DeNA6−5ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)
DeNAが劇的な逆転勝利。5年ぶりに古巣に復帰した筒香嘉智外野手(32)が八回に逆転3ランを放った。
3点を追う八回、1点を返して2死一、二塁。筒香がエスパーダの初球を振り抜き、右翼席へ逆転弾をたたきこんだ。強烈な打球を放った瞬間に雄たけび。本拠地のファンは総立ちとなり、仲間もベンチの前でガッツポーズを繰り出した。
三浦監督も「さすがだなと。筒香の背中が大きく見えました」と感慨深げ。劣勢でもチームは最後まであきらめムードがなく、「ゴーがいるだけで、違った雰囲気を作ってくれた。みながあきらめず、よくやってくれました」とうなずいた。
ヒーローとなった筒香は劇的弾に「強い打球を打つことを心がけて打席に入りました。感触はホームラン入るかなと思いました」と笑顔。3打数2安打3打点の活躍で大歓声を浴び、「本当に幸せだなあと思いますし、ダイヤモンド一周の時は特別な時間でした」と笑みを浮かべた。
2024年05月06日 21:43
「DeNA6−5ヤクルト」(6日、横浜スタジアム)
DeNAが劇的な逆転勝利。5年ぶりに古巣に復帰した筒香嘉智外野手(32)が八回に逆転3ランを放った。
2点を追う八回、2死一、二塁だった。筒香がエスパーダの初球を振り抜き、右翼席へ逆転弾をたたきこんだ。強烈な打球を放った瞬間に雄たけび。本拠地のファンは総立ちとなり、仲間もベンチの前でガッツポーズを繰り出した。
ヒーローとなった筒香は「ベイスターズのユニホームを着てプレーできることが嬉しく思っています。たくさんのファンの皆様に声援をいただき、力をいただき、ありがとうございました」と感謝。劇的弾には「強い打球を打つことを心がけて打席に入りました。感触はホームラン入るかなと思いました」とうなずいた。
この日は1軍に昇格し、「6番・左翼」で即スタメン出場。七回1死、星から左中間フェンス直撃の二塁打を放った。健在ぶりのパワーを見せつけ、本拠地から大歓声がわき起こった。
第1打席は四球。1点を追う四回1死二塁の第2打席は中飛だった。3打数2安打3打点の活躍。大歓声を浴び、「本当に幸せだなあと思いますし、ダイヤモンド一周の時は特別な時間でした」と笑みを浮かべた。
チームは1点差を逃げ切り、勝利。勝率5割に復帰した。