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2021年08月04日 06:45
飯田哲也氏は日韓戦のポイントに「先発の出来」と「継投」を挙げる■日本 ー 韓国(4日・準決勝・横浜) 東京五輪に出場している野球日本代表「侍ジャパン」は4日、準決勝で韓国と対戦する。勝てば決勝進出と銀メダル以上が確定する一戦。ヤクルトなどで活躍し、ヤクルト、ソフトバンクでコーチも務めた野球評論家の飯田哲也氏は日韓戦の勝負のポイントに「先発の出来」と「継投」を挙げた。 2日に行われた米国との準々決勝では終盤までリードを奪われながらも、9回に追いつき、延長タイブレークの末にサヨナラ勝ちを飾った侍ジャパン。飯田氏は米国戦の勝負のポイントとして「タイブレークの10回に栗林君が投げられたのが結果的に大きかった。勝ちパターンのピッチャーをつぎ込みたいところを我慢できた稲葉監督の強さを感じました」と指摘する。 5回表に3点のリードを奪われた侍ジャパンだったが、その裏すぐに2点を返して1点差に詰め寄った。ここから6、7回を千賀滉大投手(ソフトバンク)、8回を山崎康晃投手(DeNA)、9回を大野雄大投手(中日)が無失点で繋ぎ、1点差で凌ぎ続けた。セットアッパーの平良海馬投手(西武)、抑えの栗林良吏投手(広島)を使わず延長に残しておけたことが、10回裏のサヨナラ勝ちに繋がった。先発の山本へ期待「山本君ならやってくれるんじゃないかなと思います」 メダルのかかる準決勝も投手陣の踏ん張りが鍵を握ると飯田氏は言う。米国戦で12安打で7得点を奪ったように打線は上昇気配で「打線的には問題ないと思う。ポイントは先発の出来でしょう。あとは先発の次の継投。ピンチを摘んでいく投手起用にかかってくるんじゃないかと思います。失点を少なく、無駄な四球を控えれば、勝てると思います」と展望する。 侍ジャパンの先発には初戦のドミニカ共和国戦で先発した山本由伸投手が上がる。重圧のかかる開幕戦を6回無失点に封じており、そこから中6日での登板となる。飯田氏は「次投げたら、決勝はおそらく投げられないでしょうから、行けるところまでいって、最少失点で終盤に持っていくという形になるのがいいと思います。山本君ならスパッとやってくれるんじゃないかなと思います」と期待を寄せ、継投に関しても「駄目だと思ったらワンアウト取れずにでも替えてもいいかもしれない。どんどんいっていいと思います」と語った。 攻撃面においても、米国戦で良い形が見えていたと言う。飯田氏が高く評価したのは、点を取られた直後に取り返したこと。3回に逆転を許したものの、その裏に追いつき、勝ち越された4回も裏に2点を返しており「点を取られた後にすぐに1点でも2点でも取れてるのが良かった。相手に与えるプレッシャーが全然違います。米国としては6-3になったところで『よしいける』となったと思います。直後に2点取られたことで『日本やるな』みたいな、精神的に何か追い詰められてる感じはしたんじゃないですかね。逃げている方が精神的に辛く、追いかけている方が有利だと思います」と分析した。国際舞台で大事になる「点を取れる時に何でもいいから取る」 これを可能にしたのが「四球」と「泥臭い点の取り方」だと飯田氏は見る。侍ジャパンは米国戦で6つの四球を選び、その多くが得点に繋がった。1点ビハインドの9回、土壇場での同点も、起点は鈴木誠也外野手(広島)が選んだ四球だった。「なかなか国際試合で連打は難しいと思うので、1つの四球とかエラーとかをキッカケにして点を取ることが大事。日本としては乗っていけるし、相手にとってはダメージが大きい。精神的な部分が国際舞台っていうのは大きいですし、四球が失点に絡むのは野球の常。それは高校野球でもプロでも変わりません」と飯田氏は言う。 そして、侍ジャパンはこの試合、内野安打で2得点を奪い、内野ゴロの間に同点に追いついており「ヒットじゃなくても、泥臭く、点を取れる時に何でもいいから取る。ボテボテでも1点を取れるっていう、地味だけど相手をガッカリさせるような点の取り方はやっぱり大きい。点の取り合いなんすよ、野球って。ホームランで1点取ろうが、内野ゴロで1点取ろうが1点は1点なんです」と飯田氏。韓国戦でも、四球で繋いでチャンスを作り、泥臭く点を取りにいく必要があると見ている。 意地と意地のぶつかり合いとなる日韓戦。飯田氏も「執念というか、日韓戦というとサッカーにしても野球にしても、韓国側の日本には負けないぞっていう気持ちの強さを感じます。日本もその気迫に負けない気持ちが大事。とにかく試合に勝つことだけを考えてやればいいと思います」と見る。勝てば銀メダル以上が決まる日韓戦。決戦は19時試合開始だ。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 10:45
米大リーグ機構(MLB)と同国スポーツ用品大手ナイキ(Nike)社は3日、選手からズボンが透けるなどの苦情が出ていることを受け、来シーズンに向けて全球団のユニホームの改良を行うと発表した。
今季から新しくなったMLBのユニホームをめぐっては、3月のプレシーズン中から生地の透けや汗じみ、破れやすいなどの問題が選手から指摘されていた。
MLBのロブ・マンフレッド(Rob Manfred)コミッショナーは、必要な変更を決めるために選手や球団、用具担当者との話し合いを行ったと明かし、「選手やクラブハウスからのフィードバックは、われわれにとって非常に重要だ」「ナイキ社とともに、選手たちに耳を傾けた結果、彼らの懸念に対処することになった」と述べた。
来季に向けては、ユニホームの背中の文字が従来の大きなものに戻されるほか、選手全員が個々のパンツをカスタマイズできるようになる。またナイキは、一部球団のグレーのロード用ユニホームが上下で色が違っていたり、汗で変色したりする問題にも取り組んでいるという。
特に汗でズボンが透けてしまう問題の解決策が見つかれば、早ければ今季後半にも新しいユニホームが導入される見通しだと説明された。
MLBとナイキ社は、2019年に10億ドル(約1530億円)でユニホームのサプライヤー契約を結んだ。
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2024年05月04日 10:40
交換相手には今季がメジャー1年目のコ・ウソクも含まれている
マーリンズのルイス・アラエス内野手のトレードによるパドレス入りが迫っていると、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じた。2年連続で首位打者に輝いている安打製造機で、大谷翔平投手らが所属するドジャースにとっては、ライバル球団に手強い選手が加わることになる。
メディカルチェックが終わり次第、正式に発表されるという。4-1のトレードで、マーリンズの地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクレイグ・ミッシュ記者によると、マーリンズはディラン・ヘッド外野手、コ・ウソク投手、ネイサン・マルトレラ内野手、ジェイコブ・マーシー外野手を獲得する。
コ・ウソクは、ポスティングシステムを利用して今季からメジャーに挑戦。しかし韓国での開幕戦直前に傘下マイナーに降格していた。
27歳のアラエスは昨季、6月下旬まで打率4割をキープする驚異的な活躍を見せた。終盤まではキープできなかったものの、キャリアハイの打率.354でシーズンを終えた。今季はここまで打率.299、0本塁打5打点。2日(同3日)の試合まで6試合連続安打を放っていたが、3日(同4日)の試合はスタメンから外れている。
アラエスを獲得したパドレスは、2日(同3日)の試合を終えてドジャースと4.5ゲーム差の2位につけている。同じ二塁には2022年12月に11年2億8000万ドル(約428億円)の契約を結んだザンダー・ボガーツ内野手がいるが、今季は打率.217、2本11打点、OPS.571と苦しんでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 10:40
○ ナショナルズ 9 − 3 ブルージェイズ ●
<現地時間5月3日 ナショナルズ・パーク>
ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が3日(日本時間4日)、敵地でのナショナルズ戦に先発登板。6回6安打1失点の好投で勝利投手の権利を持って降板したが、後続投手が逆転を許し今季3勝目はお預けとなった。
初回は二死から四球を与えるも無失点スタート。3点の援護をもらった2回は一死から単打と二塁打で二、三塁のピンチを招いたが、7番・アダムズを空振り三振、続くリップスコームは三ゴロに仕留めゼロを刻んだ。
3回は先頭から連打を浴び1点を返されたものの、なおも一死一、三塁のピンチで5番・ルイーズを遊ゴロ併殺に仕留め最少失点。4回以降は5者連続三振をマークするなど尻上がりの内容で勝利投手の権利を得た。
今季7戦目は6回100球、6安打1失点、7奪三振1四球の内容。今季4度目のクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率は2.72となった。
ブルージェイズは2点リードの7回から継投に入ったが、2番手右腕のスワンソンが痛恨の逆転3ラン被弾。これで菊池の白星権利は消滅した。その後もリリーフ陣は失点を重ね、7回と8回の2イニングで計8失点。逆転負けで3連敗となり、借金3でレイズと並びア・リーグ東地区最下位に後退した。
2024年05月04日 10:04
◆ 「正直、まだ通用しているとは思っていない」
MLB機構は2日(日本時間3日)、3・4月の月間各賞を発表し、カブスの今永昇太投手(30)がナ・リーグの最優秀新人に選出された。
2024年05月04日 10:00
○ 巨人 8 − 5 阪神 ●
<7回戦・東京ドーム>
3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人・坂本勇人について言及した。
坂本は初回にレフトへ先制の適時打を放つと、6−1の5回一死走者なしの第3打席は2番手・岡留英貴が2ストライクから投じた高めのスライダーをライトへ二塁打を放った。
江本氏は5回の坂本の二塁打に、「高めにボールが抜けてきたんでね。あまり体が沈まないうちに打てましたね。坂本がずっと悪いのは、膝ついて打つような球を打ちにいく。これさえなければ、3割打つんじゃないかと思ってる。なんであんだけ膝をつくような球を追いかけていくのかね」と話した。
坂本は8回の第4打席にライト前に安打を放ち、これでNPB通算186度目の猛打賞となり、長嶋茂雄氏に並び歴代3位となった。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月04日 10:00
オリックス・紅林弘太郎内野手(22)は球界でもトップクラスの「真っすぐな男」だ。オフの時から「3番を打ちたい」とメディアの前で発信し、中嶋監督にも臆せずアピールする。1試合3失策をした直後には、気合を入れるために頭を高校球児ばりに丸めた。野球にひたむきに取り組む背番号24の姿を追った。
「3番を打ちたいんです」−。
紅林はオフの時から何度もこの思いを口にしてきた。プロ入りを控えた新人選手が「エースになりたい」、「4番を打ちたい」など大きな夢を口にすることは多いが、第一線で戦う選手でここまではっきりと目標を公言し続けるのは珍しい。
メディアの前だけでなく、中嶋監督にも「3番−」とアピール。時には「あんまり調子に乗るなよ」と指揮官から指摘されたことも。それでも「僕は3番を打ちたいと思っているので、3番を安心して任せてもらえるように監督から信頼を得られるシーズンにしたい」と考えは全くブレない。
昨季は出場127試合中、32試合で3番で出場した紅林。ただ、得点圏打率・236に終わっただけに、今年は勝負強さをテーマ設定していた。今季、ここまで得点圏打率・333、4打点。春先は打率0割台まで落ち込んだこともあり、ベンチスタートの日々もあったが、日を追うごとに状態を高めてきた。そして4月20日・ソフトバンク戦。今季20試合目にして、初の3番に抜てきされた。
行動も真っすぐだ。紅林が「サマーカット」と自称する丸刈りになったのは、ある悔しいミスがあったから。4月13日の日本ハム戦で3失策をした後、同日に“みそぎ”として宮城にバリカンで頭髪を刈ってもらった。「吹っ切れていなかったので、ちょっと気合を入れ直すという意味で」。頭も気分も“爽快”になったのか、徐々に調子が上がってきた。
野球に対する姿勢も真っすぐ。以前、好きな言葉を聞いた際、紅林は「コツコツ」を挙げていた。NPBのトップレベルの選手たちが、日々の鍛錬を欠かさない姿を目の当たりにし「毎日コツコツと継続してやっている」と刺激を受けた。己を高めるために、必死に練習、試合に向かう日々だ。理想は不動の「3番・遊撃」。いつも真っすぐな紅林がどんな成長曲線を描いていくのか。期待感しかない。(デイリースポーツ・関谷文哉)
2024年05月04日 09:58
3番手として救援登板…2死から連打浴びる
メッツ傘下3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手は3日(日本時間4日)、ナショナルズ傘下3Aロチェスター戦に3番手として救援登板。6回途中から登板し、8回に2点を失った。
6点をリードされた6回2死二、三塁の場面で登板。四球で満塁とするも、見逃し三振で切り抜けた。7回は1死から四球を与えるも併殺打でチェンジとした。
8回は先頭打者に四球を与え、そこから2死を奪ったが、四球と適時打2本で2点を失い、これで5試合連続で失点となった。防御率は14.09となっている。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 09:40
球団Xの質問コーナー「ゾンビだらけの世界で生き残るために、誰を連れていく?」
ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、ドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に参加した。
2024年05月04日 09:18
半月板損傷のため負傷者リストに入ったトラウト…今季もフル回転できず
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は、4月30日(日本時間5月1日)に左ひざの半月板損傷のため負傷者リスト(IL)入りした。近年は毎年のように怪我に悩まされ、満足なパフォーマンスを発揮できずにいる。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は他球団へのトレードの可能性はさらに低くなったと指摘。エンゼルス一筋でキャリアを終えそうなトラウトを憂いている。
「今回の怪我により、彼が残りのキャリアをエンゼルスで過ごすという恐ろしい考えが現実に近づきつつある」
チームは4月に一時首位に立つも、終盤に失速して2日(同3日)時点でアストロズと並んで最下位となっている。9年連続でプレーオフを逃しており、球界のスターであるトラウトには「トレードせよ」との声が毎年のようにあがっている。
同記事では、トラウトは今回の負傷によって2〜3か月は離脱する見込みだと説明。「仮に8月1日までに復帰し、絶好調で今シーズンを終えたとしても、今オフに残っている6年2億1270万ドル(約325億4000万円)のほとんど、あるいはすべてを負担しようと思うほど彼を信頼する球団があるだろうか?」と、仮に他球団がトレードで獲得した場合、獲得球団にはかなりの負担がかかる事を指摘した。
同メディアはトラウトのトレードが実現するためのシナリオとして「エンゼルスが再び不調になること」「トラウトがMVPに近いフォームに戻ることと、トレードを要求すること」「エンゼルスのモレノオーナーがトラウトの希望を受け入れて、トレード時の金銭面の負担を受け入れること」を挙げたが、今回の負傷で可能性は低くなった。
2021年からの3年間は、トラウトは出場した試合よりも欠場した試合の方が多い。今季は離脱前までに10本塁打を放つなど、かつての輝きを取り戻したかのようにみられたが、長くは続かなかった。「トラウトのトレードが実現するとしても、それはずっと先のことろう」と指摘。トラウトは26歳と29歳のシーズンに入った際にFAになる可能性があったが、プロ入りしたエンゼルスと2度も延長契約を結んだ。しかし、チームはプレーオフから遠ざかっている。
メジャーでプレーする選手にとって、プレーオフの出場経験があることはまたとない栄誉。しかしトラウトはMVPに3度輝きながら、それが欠けている。「彼が良かれと思った上での選択だとしても、それは本当に悲しいことだ」。このまま不完全燃焼で、キャリアが終わってしまうのか。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 09:00
○ 巨人 8 − 5 阪神 ●
<7回戦・東京ドーム>
阪神・門別啓人は3日、巨人戦に今季初先発したが、3回・75球、6安打、6失点と悔しいマウンドとなった。
門別は初回簡単に2アウトとしたが、坂本勇人に適時打を浴びると、長野久義、小林誠司、門脇誠にも適時打を打たれ、初回に4点を失った。2回も二死走者なしからレフト・ノイジーが吉川尚輝の打球を落球すると、続く岡本和真に一発を食らった。
3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた江本孟紀氏は門別の投球に、「ちょっとね、やられたなという感じですね。一軍の先発はそう甘くないぞと。ちょっとしたミス、足を引っ張られたり、野球で厳しい面を見ましたね。これから今後どう活かしてくるかですね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月04日 08:45
ロッテのメルセデスが13時から行われる楽天戦に先発する。
メルセデスは球団を通じて「いつも通り一生懸命投げるだけですし、自分の仕事に100%の力を出します。アグレッシブさとボールを低めに集めることを忘れずにチームが勝てるように頑張ります」とコメント。
メルセデスは今季4試合・23イニングを投げ、防御率0.78と抜群の安定感を誇っているが、ここまで勝ち星がない。今日こそ今季初勝利を手にしたい。
2024年05月04日 08:37
チャリティイベントに参加した大谷翔平
ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、ドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に参加した。
2024年05月04日 08:10
今井には理解示す「心に期するものがあると思うので尊重します」
西武の高橋光成投手が3日、“ロン毛続行”を熱く宣言した。2人で“チームロンゲ”を構成してきた盟友・今井達也投手が、最下位に低迷するチームの雰囲気を変えようと、4月29日にバッサリ断髪。これを受けて高橋はこの日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)前、「チームロンゲを廃部にするわけにはいかない。僕が1人になっても守っていきます」と思いを語った。
西武は昨年9月、ロン毛の高橋と今井をフィーチャーした「チームロンゲ」グッズを発売。現在も「チームロンゲ なりきりヘアーキャップ」、「チームロンゲ ヘアバンド」「チームロンゲ チームTシャツ」などがファンに人気だ。高橋が「チームロン毛」の部長、2学年下の今井が副部長ということになっている。
しかし今井は、チームが4月27?29日のみずほPayPayドームでのソフトバンク戦で衝撃的な3試合連続サヨナラ負けを喫したことを受けて、トレードマークを思い切って短くした。
高橋は「びっくりしましたよ。最初『誰か知らない人がいる』と思ったら、今井でした」と苦笑。それでも「詳しくは聞いていませんが、心に期するものがあるのだと思います。そこは尊重します」と理解を示し、「これで逆に、僕はずっと長いままでやっていこうと気持ちが固まりました」と決意を新たにした。
ちなみに、将来的にメジャー挑戦の意志を示している高橋は、ロン毛にしている理由を「(アメリカ映画の長髪ヒーローの)マイティ・ソーになりたくて」と語っている。
高橋は今季、右肩の張りで出遅れ、昨季まで3年連続で務めていた開幕投手の座を今井に譲った。4月14日・ソフトバンク戦(ベルーナドーム)で今季初登板・初先発して以降、3試合0勝2敗だが、内容は防御率2.70と上々で、徐々に調子を上げている。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2024年05月04日 08:00
○ 巨人 8 − 5 阪神 ●
<7回戦・東京ドーム>
巨人のバルドナードは3日、阪神戦にリリーフ登板し1回を無失点に抑え、開幕からの連続無失点を14に伸ばした。
バルドナードは6−3の7回に登板すると木浪聖也を二ゴロ、続く前川右京を三邪飛で簡単に2アウトとする。近本光司に四球を与えたが、中野拓夢を左飛でこの日もスコアボードに0を入れた。
3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた江本孟紀氏は、「バルドナードの存在が大きいですね。ここまで大きな貢献しているんじゃないですか。去年あたりまでは(リリーフ陣が)いませんでしたからね。後半、安心できるピッチャーが1人、2人いるのは大きい」と評価した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月04日 08:00
「広島0−2DeNA」(3日、マツダスタジアム)
歓声を背に、駆け足でマウンドへ向かう広島・ケムナ誠投手の鼓動は高鳴っていた。「正直に言うと緊張はしました」。昨年8月以来268日ぶりの1軍登板で、1回1安打無失点の投球に「リハビリの時も自分の真っすぐを取り戻そうとやってきた。2軍でやってきたことを出せた」と胸をなで下ろした。
0−2の八回から3番手として登板。先頭・東には3球連続で直球を投げ込んでの見逃し三振に斬り、桑原には中前打を許すも、後続の蝦名、佐野を打ち取った。最速は153キロをマーク。昨季と同等の数字をたたき出し「力むだろうと思って、ちょっと抑え気味にいった。サク(坂倉)も良いリードをしてくれて自信あるままに投げられた」とうなずいた。
昨年9月に右肘クリーニング手術を受け、今春のキャンプは2軍で過ごした。4月21日に1軍昇格。そこから登板機会に恵まれてなかったが、父・ブルースさんから「全然焦ることないよ」と声をかけられ、結果に結びつけた。
1日・阪神戦(マツダ)には、ブルースさんも観戦に訪れていたというが、延長十二回を戦った末に登板機会はなかった。「延長戦になってお父さん寒くて先帰っちゃったんですよ!(息子の投球を)見るチャンスがあるのに!」と苦笑いを見せたケムナ。次は、この日は観戦に訪れることができなかった父の前でも好投を披露してみせる。