2021年07月31日 13:13
東京五輪は30日、サッカー女子準々決勝が行われ、米国はオランダと2-2で迎えたPK戦を4-2で制し、5度目の五輪制覇へ望みをつないだ。 準決勝ではカナダと対戦する。ブラジルと対戦したカナダは、0-0で延長戦を終え、PK戦に4-3で勝利した。 オーストラリアは延長戦の末に英国を4-3で下し、次戦は決勝進出を懸けスウェーデンと対戦することが決まった。スウェーデンは日本を3-1で退けた。■関連記事
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2024年05月06日 23:49
日本女子代表(なでしこジャパン)FW植木理子が、所属するウェストハム・ユナイテッドLFCの年間最優秀若手選手に選出された。5日、クラブ公式サイトが伝えている。
現在24歳の植木は、日テレ・東京ヴェルディベレーザでチームの中心選手として活躍。2022−2023シーズンはリーグ戦14ゴールを記録し、大会得点王に輝いた。また、7月に行われたFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランドにもなでしこジャパンの一員として出場。全5試合に出場して2ゴールをマークし、なでしこジャパンのベスト8進出に大きく貢献した。
昨年9月にはイングランドのウィメンズ・スーパーリーグに所属するウェストハム・ユナイテッドLFCへと加入。クラブが降格圏に肉薄する11位と低迷するなか、植木は1年目からセンターフォワードのレギュラーに定着し、公式戦25試合出場6ゴール1アシストを記録している。今回、植木が受賞したのはクラブのサポーターが選ぶ2023−2024シーズンの「女子ヤングハンマー・オブ・ザ・イヤー」。植木は今季から設立された同賞の初代受賞者となり、理事を務めるザーラ・ハリーム氏からトロフィーが授与された。
なお、今シーズンのウィメンズ・スーパーリーグは残り1試合となっており、ウェストハム・ユナイテッドLFCは18日にアウェイでトッテナムと対戦する。
2024年05月06日 23:30
6日にインドネシアで開幕したU17女子アジアカップ2024。
前回王者の日本は白井貞義監督のもと、U-17女子ワールドカップ出場とともに通算5度目の優勝となる大会連覇を目指す。
今大会に出場するU-17日本女子代表において、注目を集める一人が、唯一“飛び級”で選出された14歳の花城恵唯。
沖縄県の北谷町出身で、中学からJFAアカデミー福島へ加入。才能豊かなアタッカーとして期待されている中学3年生だ。
「今大会、出番が回ってきた時にはしっかり自分のプレーを出して、チームの勝利に貢献したいです」
先日行われたオンラインのメディア対応でこのように話していた花城。得意なプレーを尋ねられると「シンプルにプレーしたり、ゴール前ではパスとか、シュートも最近は狙っています」と答えたが、観てほしいプレーは「スルーパス」とのことで、ある元日本代表選手の名前も挙げていた。
「香川真司選手とかは攻撃的で結構真似していて、スルーパスとかが上手いので自分もたまにそれをイメージしてやったりします」
そんな花城は、今年JFAアカデミー福島から巣立った先輩のなでしこジャパン選手、谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘンへ加入、そのままローゼンゴードへローン)や古賀塔子(フェイエノールトへ加入)の影響もあり、ヨーロッパでプレーすることを目標にしているという。
「夢に近づく大会だと思っています。自分が今どのくらいのレベルにあるのかを知ることもできるので、何かいいものを持ち帰れたらと思います」
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小柄ながら高い技術を持つ花城のプレーも楽しみなU-17日本女子代表。DAZNでも配信される日本時間7日(火)20時からの初戦ではタイと対戦する。
2024年05月06日 22:25
プレミアリーグのウェストハムは、2024−25シーズンからスペイン人指揮官フレン・ロペテギ氏の新監督就任が濃厚となったようだ。6日、イギリスメディア『BBC』などが伝えている。
デイヴィット・モイーズ体制6年目となった今シーズンのウェストハム。昨夏にメキシコ代表MFエドソン・アルバレスやイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズらを獲得し、冬の移籍市場でもマンチェスター・シティからイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスをレンタルで獲得するなど積極的な補強を敢行したものの、直近の公式戦6試合では勝利を挙げられておらず、現在はリーグ戦で9位に位置している。
今夏でモイーズ監督との契約が満了を迎えるなか、同メディアは来シーズンからロペテギ氏がウェストハムの新指揮官に就任する見込みであると報道。昨シーズンまでウルヴァーハンプトン(ウルブズ)を率いていた同氏と合意に達したと伝えた。なお、契約の詳細については今後の話し合いで最終決定される模様。ロペテギ氏に対してはミランも招へいを画策中と報じられていたが、今季終了後に約1年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たすことになりそうだ。
2024年05月06日 22:12
[J1第12節]福岡 1−1 川崎/5月6日/ベスト電器スタジアム
リーグ戦での今季初の連勝とはまたもならなかった。
2024年05月06日 22:00
ウェストハム・ユナイテッドはプレミアリーグ第36節のチェルシー戦で0-5で敗れた。これにより、ウェストハムのリーグ戦失点数が70に到達、この数字は降格圏の下位3チームを除いて最多となっている。
今シーズンのウェストハムのディフェンスの何が問題なのかと問われたデイビッド・モイーズは、昨季まで所属していたデクラン・ライスの不在を指摘した。
「国内最高の中盤の選手が守れば、おそらく相手の攻撃の50%を抑えることができる」
「4バックの前の守備が足りなかった、 多くの試合でそういったことが十分にできていなかった」
ウェストハムの不振は、ライス自身の移籍後の活躍とは対照的なものとなった。1億500万ポンドでアーセナルに移籍したライスは、先日のFWAの年間最優秀選手賞では惜しくも受賞を逃したが、アーセナルがボーンマスを3-0で撃破した際には今季7ゴール目を記録している。
アーセナルの監督ミケル・アルテタはライスの攻撃的なスキルに驚いていることを認め、ライスのベストポジションについて模索していることを語った。
「我々は、彼がピッチ上で占めることになるスペースが、非常に関係してくると考えていた。しかし、このリーグでそれを実践するのは別のことだ。彼はそれをやってのけた。彼の功績だ」
「ポジションを変えても、それに適応するのは簡単ではない。それらのユニット間の関係や、そこから何が生まれるのか、他のあるものを使うよりも良いのか、などを考える必要がある。それは、その選手がシーズンにおいてどのような瞬間にいるのか、どのような相手と対戦するのか、どのようなゲームをより脅威と想像するのかにも関係してくる」
守備に大きな課題を抱えたウェストハムを見ると、今季のリーグ戦失点数をリーグ最少の28に抑えているアーセナルの躍進にライスがどれだけ貢献しているかが分かる。アーセナルにとってライスは今や最も代えの利かない存在となっていることは間違いないだろう。
2024年05月06日 21:10
4日にブンデスリーガ第32節でバイエルンと対戦したシュツットガルトは、ホームで3-1と勝利を収めた。これで勝ち点は67となり、2位バイエルンとは僅か2ポイントしか離れていない。今後の展開次第で2位フィニッシュの道も見えてくる。
シュツットガルトがここまで勝ち点を伸ばしてくると予想していた人はほとんどいなかっただろう。昨季のシュツットガルトは残留争いに巻き込まれており、勝ち点33しか稼げず16位フィニッシュに。16位のチームは昇降プレイオフへ回ることになり、シュツットガルトはハンブルガーSVとホーム&アウェイで対戦して何とか6-1で勝利。ギリギリのところで1部残留を果たした。
昨季の勝ち点33から、今季はすでに67へ。1シーズンで一気に34ポイントも勝ち点を増やしたことになり、データサイト『Opta』によればブンデスリーガでの新記録だという。ハンブルガーSVとのプレイオフが行われたのが昨年6月のことだったため、今季の躍進には驚かされる。
昨年4月よりチームを指揮するセバスティアン・ヘーネスの手腕、そしてブライトンからレンタルで加えたFWデニス・ウンダブ、ヘルタ・ベルリンから50万ユーロで加えた左サイドバックのマクシミリアン・ミッテルシュテットなど、スカウティングの大ヒットが大きい。
レンヌから完全移籍での獲得に切り替えたFWセール・ギラシもブンデスリーガを代表するストライカーとなり、ウンダブ&ギラシのコンビも抜群だ。残留の危機からトップ4入りへ、シュツットガルトは誰も想像しなかった変化を遂げた。
2024年05月06日 21:09
現地5月4日に開催されたプレミアリーグの第36節で、マンチェスター・シティはウォルバーハンプトンとホームで対戦。5−1で圧勝を飾った。
怪物アーリング・ハーランドの4ゴールと共に驚嘆の声が上がったのが、その怪物の4点目をお膳立てしたGKエデルソンの“プレアシスト”だ。
54分、バックパスを受けると、フィル・フォデンに縦パスをズバッと通し、イングランド代表MFが前線へ好フィード。これを受けたハーランドが強烈な左足のシュートでネットを揺らしてみせた。
【動画】ハーランドの4点目を演出したGKエデルソンのプレアシスト
パスカットされれば、大ピンチを招く状況で、難なくパスを通したブラジル代表のプレーに、ファンからはこのような声が上がった。
「GKパスうますぎやて」
「キーパーからフォデンへのパスがすごい」
「このパスを出せるGKは日本にはおらんわ」
「4点目のエデルソンのパスがエグいやろ。プレッシャーきてる中であんな際どいところに冷静に通してるもんな」
頼れる守護神が自慢の“攻撃力”を発揮した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 21:04
2024明治安田J3リーグ第13節が6日に行われた。
2024年05月06日 21:03
2024明治安田J2リーグ第14節が6日に行われた。
首位の清水エスパルスは最下位に沈むザスパ群馬と対戦し、立ち上がりから西澤健太の得点で先制に成功。後半もドウグラス・タンキと北川航也がリードを広げ、3−0の勝利を収めてリーグ戦6連勝を飾った。2位V・ファーレン長崎と9位大分トリニータの一戦はスコアレスドローのまま終了し、長崎が無敗を「12」に伸ばしている。
いわきFCは愛媛FCと0−0で引き分けたことにより4位へと浮上。鹿児島ユナイテッドFCと対戦したベガルタ仙台は、15分に田椋汰が挙げた先制点を守り切り、1−0で勝利しながら2連勝を達成した。
ヴァンフォーレ甲府はブラウブリッツ秋田を3−2で下して3試合ぶりの白星を獲得。監督交代後の初戦を迎えた水戸ホーリーホックはロアッソ熊本を2−0で撃破し、暫定的にクラブを率いていた増田功作監督が正式な指揮官へと就任した徳島ヴォルティスも、2−1でファジアーノ岡山から勝利を収めている。
栃木SCを破った藤枝MYFCは今シーズン初の3連勝を飾り、モンテディオ山形を下したレノファ山口FCは2試合ぶりの3ポイント奪取に成功。ジェフユナイテッド千葉は1−0で横浜FCから勝利した。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第14節
▼5月6日(月)
ブラウブリッツ秋田 2−3 ヴァンフォーレ甲府
水戸ホーリーホック 2−0 ロアッソ熊本
栃木SC 0−1 藤枝MYFC
ザスパ群馬 0−3 清水エスパルス
ファジアーノ岡山 1−2 徳島ヴォルティス
レノファ山口FC 2−0 モンテディオ山形
大分トリニータ 0−0 V・ファーレン長崎
鹿児島ユナイテッドFC 0−1 ベガルタ仙台
愛媛FC 0−0 いわきFC
ジェフユナイテッド千葉 1−0 横浜FC
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 清水(34/+13)
2位 長崎(29/+14)
3位 横浜FC(24/+11)
4位 いわき(23/+12)
5位 岡山(23/+5)
6位 仙台(23/+3)
7位 山口(21/+7)
8位 甲府(21/+5)
9位 千葉(20/+10)
10位 愛媛(20/+2)
11位 大分(20/+1)
12位 秋田(19/+1)
13位 山形(17/−3)
14位 藤枝(17/−10)
15位 徳島(15/−10)
16位 水戸(14/−3)
17位 鹿児島(13/−10)
18位 熊本(13/−11)
19位 栃木(12/−19)
20位 群馬(6/−18)
2024年05月06日 21:00
ラウタロ・マルティネスは今季のセリエAでリーグ優勝を果たしたインテルにおいて、今季から就任したキャプテンとして、そして現在、リーグの得点王としてチームに欠かせない活躍を見せた。そんなラウタロは自身の今後についてイタリアのテレビ番組『Che Tempo Che Fa』の取材に応じ、次のように語った。
「僕はバンディエラだと言われている。感謝しているよ。サッカーでは何が起こるかわからないけど、ミラノで幸せなのは確かだ」
ラウタロはインテルで今季も含めて2度のセリエAとコッパ・イタリア、3度のスーペルコッパ優勝に貢献してきた。特に今季のリーグ優勝はインテルがミラノダービーで永遠のライバルクラブであるACミランを下してのセリエAチャンピオンになるという印象的な優勝だった。
また昨季のチャンピオンズリーグで、ラウタロはACミランとの準決勝セカンドレグでゴールを決め、チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献している。その時のゴールをラウタロは「最も重要なゴールだった」と語った。
「我々は並外れた旅をしてきた。強い価値観を持った選手たちがいる。(チャンピオンズリーグの)決勝に進むのは簡単なことではないが、我々は素晴らしい試合をし、(昨シーズンの)決勝に進出した」
ラウタロはこれまで出場してきたミラノダービー15試合で8得点と無類の勝負強さを発揮し、クラブのタイトル獲得に大きく貢献してきた。現在26歳にしてキャプテンを任され、重要な試合でゴールを決め続ける得点王の存在はインテルにとって今後も重要となるだろう。
2024年05月06日 20:45
[J1第12節]東京V 3−2 磐田/5月6日/味の素スタジアム
5月6日に行なわれたJ1第12節で、東京ヴェルディはジュビロ磐田と味の素スタジアムで対戦し、3−2で勝利した。
立ち上がりは一進一退の攻防が続くなか、東京Vは35分、敵陣ボックス内での相手のハンドで獲得したPKを染野唯月が決めて先制すると、その6分後には木村勇大のゴールでリードを広げる。
2点を先行した東京Vだったが、ハーフタイムに攻撃的なアタッカーの古川陽介を投入して攻勢を強めた磐田に押し込まれ、55分に1点を返されると、66分には同点弾を許す。
しかし東京Vは90+9分、木村のこの日2点目となるゴールで勝ち越しに成功し、今季初の連勝を飾った。
【動画】木村勇大の劇的な勝ち越し弾!
リーグ戦では今季初のホームでの勝利。試合後に城福浩監督は「ホームで勝てていなかったので、来てくださったファン・サポーターとともに勝利を喜び合えたのは良かった」と喜ぶ。
一方、厳しい表情で「反省点が多かった」と語り、「2−0にしてからの、後半の入りとゲームの進め方。前半と同じ入りができなかったので、自分の反省としては、ハーフタイムに意思統一が足りなかった」と悔やんだ。
8節のFC東京戦(2−2)では、2点差を追いつかれて勝点3を逃している。だからこそ選手たちは、その時の経験を踏まえてハーフタイムに「同じ轍は踏まない」と口にしていたという。しかし今節、磐田に一時はタイスコアにされた。指揮官は「具体化して伝えられなかった」と自省する。
「引いたサッカーをしない、守るのではなく3点目を取ってゲームを決めたいって想いはありましたけど、それを抽象的なことでしかハーフタイムに伝えられなかった。勝ったからこそ、試合終了のホイッスルが鳴って、選手たちとベンチ前で話している時に“こうするべき”ということを共有できた。次に必ず活かしたい」
東京Vは次節、12日にアウェーで鹿島アントラーズと相まみえる。そこで城福監督はどんなマネジメントを発揮するか注目だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月06日 20:39
元アイルランド代表MFロイ・キーン氏が、マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの立ち振る舞いついて言及した。
2024年05月06日 20:02
久保建英が所属するレアル・ソシエダは5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、ラス・パルマスとホームで対戦。2−0で快勝を飾った。 その2ゴールに絡んだシェラルド・ベッカーに右ウイングのスタメンの座を奪われた久保はなかなか出番はこず、最後の交代カードでようやくピッチへ。83分過ぎから準備をしていたが、プレーが中断せず、89分までその時を待たなければならなかった。 ラストプレーで絶妙のトラップからPK奪取かとも思われた突破を披露したが、あまりに出場時間が短く、決定的な仕事はできなかった。【動画】久保のノーファウルシーン。絶妙トラップからドリブル突破
それでも、現地メディアは一定の評価を与えている。 ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は採点なしで、「日本人は最後に出てきて素晴らしい突破を見せたが、(PKにはならない)ペナルティエリアの外にいたにもかかわらず、明らかなファウルが判定はされなかった」と評した。 スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は「電撃的」と表現。「ボールが出なかったため、彼は6分間も待った」と綴っている。 たった5分でも、好印象を残した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 20:00
昨季はプレミアリーグで17ゴールを奪う活躍を見せたマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードだが、今季はここまで7ゴールと得点ペースが落ちている。
指揮官エリック・テン・ハーグの下でチームスタイルが定まり切らないところもあるが、ラッシュフォードにも批判的な意見は出ている。
一部ではラッシュフォード移籍案も浮上しているようだが、マンUは26歳を迎えているラッシュフォードを手放すべきなのか。
現役時代にアストン・ヴィラで活躍したガブリエウ・アグホンラホル氏は、ラッシュフォードの売却に賛成する。移籍先に勧めるのは、今夏にFWキリアン・ムバッペを失う可能性が高まっているパリ・サンジェルマンだ。
「キリアン・ムバッペにレアル・マドリード移籍の話があるのだから、私がPSGの人間ならばラッシュフォードを獲得したいと思うだろう。彼にはスピードがあり、ムバッペが去ったPSGの主力選手となれるだろう。以前のラッシュフォードの姿を見ることができるかもしれない。 ユナイテッドは売却で9000万ポンドを受け取れる可能性があり、そのお金を他のところに使えばいいのではないか」
「ラッシュフォードはユナイテッドで幸せではないように見える。得点しても満足していない。クラブに長く在籍しすぎたのかもしれない。おそらく移籍案は誰にとっても良い動きだろう」(『Razed.com』より)。
ラッシュフォード売却で高額な移籍金を手にできるならば、マンUにとっても悪くない話ではあるか。ラッシュフォードも26歳と中堅世代を迎えており、将来を考える1つのタイミングとなるかもしれない。
2024年05月06日 19:53
5月6日、湘南ベルマーレはJ1第12節でサガン鳥栖と対戦し、2−1で勝利した。
チームを10試合ぶりの勝点3に導く決勝点を挙げたのは、阿部浩之だ。1−1で迎えた46分、平岡大陽からパスを受けた畑大雅が逆サイドに展開し、走り込んだ池田昌生のワンタッチでの落としを、阿部が右足で丁寧に流し込んだ。
試合後、阿部は得点シーンをこう振り返った。
「昌生に良いパスが入った瞬間に、昌生やったら落としてくれるかなと思った。自分の得意な形に持って行けましたし、しっかりと決められて良かったかなと」
【動画】阿部浩之の決勝点!
阿部は25分の福田翔生の同点ゴールも演出していた。ペナルティエリアの左角でタメを作り、正確なクロスを供給。背番号7の冷静さと技術が詰まったシーンを、本人は次のように回想した。
「空いたスペースが見えていたので、翔生が動き出すのを待ってからクロスを上げました。もし動き出さなければ、外(オーバーラップしてきた平岡大陽)を使おうと思いましたが、翔生が思い通りの動きをしてくれたので、ゴールにつながりました」
今節の白星は、湘南の今季ホーム初勝利でもある。シーズン序盤に大きく躓いたチームは、鳥栖戦の勝利をきっかけに、逆襲を期す。
次節以降からの巻き返しへ、阿部は「(ホーム初勝利は)だいぶ遅かった。自分たちの特長を出しながら、みんなが気持ち良く、楽しくプレーできるのが一番強い。自分たちができることをやり切って、もっと勝てるように頑張っていきたいです」と意気込んだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)