2021年06月20日 03:35
ハンガリー代表DFアッティラ・フィオラが19日に行われたフランス代表戦を振り返った。イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。 ハンガリーはEURO2020のグループF第2節で、優勝候補フランスと対戦。『プスカシュ・アレーナ』でホームサポーターからの大きな後押しを受けるハンガリーは45+2分、A・フィオラのゴールで先制に成功した。その後フランスに追いつかれたものの、“死の組”グループFで貴重な勝ち点「1」を獲得。 先制ゴールを決めたA・フィオラは試合後、「素晴らしいチームプレーにより素晴らしい結果を得ることができた」と振り返り、「僕はチームとサポーターを誇りに思う。今日は僕の人生の中で最も美しい日の一つだよ」と喜びを述べた。 同選手は「チームでのプレーが素晴らしかった。前回のポルトガル代表戦よりも勇敢なサッカーを披露でき、攻撃面でも良かった。今日は素晴らしかったね」と話した。 ハンガリーは次節、23日にドイツと対戦する。
2024年05月06日 20:45
[J1第12節]東京V 3−2 磐田/5月6日/味の素スタジアム
5月6日に行なわれたJ1第12節で、東京ヴェルディはジュビロ磐田と味の素スタジアムで対戦し、3−2で勝利した。
立ち上がりは一進一退の攻防が続くなか、東京Vは35分、敵陣ボックス内での相手のハンドで獲得したPKを染野唯月が決めて先制すると、その6分後には木村勇大のゴールでリードを広げる。
2点を先行した東京Vだったが、ハーフタイムに攻撃的なアタッカーの古川陽介を投入して攻勢を強めた磐田に押し込まれ、55分に1点を返されると、66分には同点弾を許す。
しかし東京Vは90+9分、木村のこの日2点目となるゴールで勝ち越しに成功し、今季初の連勝を飾った。
【動画】木村勇大の劇的な勝ち越し弾!
リーグ戦では今季初のホームでの勝利。試合後に城福浩監督は「ホームで勝てていなかったので、来てくださったファン・サポーターとともに勝利を喜び合えたのは良かった」と喜ぶ。
一方、厳しい表情で「反省点が多かった」と語り、「2−0にしてからの、後半の入りとゲームの進め方。前半と同じ入りができなかったので、自分の反省としては、ハーフタイムに意思統一が足りなかった」と悔やんだ。
8節のFC東京戦(2−2)では、2点差を追いつかれて勝点3を逃している。だからこそ選手たちは、その時の経験を踏まえてハーフタイムに「同じ轍は踏まない」と口にしていたという。しかし今節、磐田に一時はタイスコアにされた。指揮官は「具体化して伝えられなかった」と自省する。
「引いたサッカーをしない、守るのではなく3点目を取ってゲームを決めたいって想いはありましたけど、それを抽象的なことでしかハーフタイムに伝えられなかった。勝ったからこそ、試合終了のホイッスルが鳴って、選手たちとベンチ前で話している時に“こうするべき”ということを共有できた。次に必ず活かしたい」
東京Vは次節、12日にアウェーで鹿島アントラーズと相まみえる。そこで城福監督はどんなマネジメントを発揮するか注目だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月06日 20:02
久保建英が所属するレアル・ソシエダは5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、ラス・パルマスとホームで対戦。2−0で快勝を飾った。 その2ゴールに絡んだシェラルド・ベッカーに右ウイングのスタメンの座を奪われた久保はなかなか出番はこず、最後の交代カードでようやくピッチへ。83分過ぎから準備をしていたが、プレーが中断せず、89分までその時を待たなければならなかった。 ラストプレーで絶妙のトラップからPK奪取かとも思われた突破を披露したが、あまりに出場時間が短く、決定的な仕事はできなかった。【動画】久保のノーファウルシーン。絶妙トラップからドリブル突破
それでも、現地メディアは一定の評価を与えている。 ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は採点なしで、「日本人は最後に出てきて素晴らしい突破を見せたが、(PKにはならない)ペナルティエリアの外にいたにもかかわらず、明らかなファウルが判定はされなかった」と評した。 スペインの大手紙『Mundo Deportivo』は「電撃的」と表現。「ボールが出なかったため、彼は6分間も待った」と綴っている。 たった5分でも、好印象を残した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 20:00
昨季はプレミアリーグで17ゴールを奪う活躍を見せたマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードだが、今季はここまで7ゴールと得点ペースが落ちている。
指揮官エリック・テン・ハーグの下でチームスタイルが定まり切らないところもあるが、ラッシュフォードにも批判的な意見は出ている。
一部ではラッシュフォード移籍案も浮上しているようだが、マンUは26歳を迎えているラッシュフォードを手放すべきなのか。
現役時代にアストン・ヴィラで活躍したガブリエウ・アグホンラホル氏は、ラッシュフォードの売却に賛成する。移籍先に勧めるのは、今夏にFWキリアン・ムバッペを失う可能性が高まっているパリ・サンジェルマンだ。
「キリアン・ムバッペにレアル・マドリード移籍の話があるのだから、私がPSGの人間ならばラッシュフォードを獲得したいと思うだろう。彼にはスピードがあり、ムバッペが去ったPSGの主力選手となれるだろう。以前のラッシュフォードの姿を見ることができるかもしれない。 ユナイテッドは売却で9000万ポンドを受け取れる可能性があり、そのお金を他のところに使えばいいのではないか」
「ラッシュフォードはユナイテッドで幸せではないように見える。得点しても満足していない。クラブに長く在籍しすぎたのかもしれない。おそらく移籍案は誰にとっても良い動きだろう」(『Razed.com』より)。
ラッシュフォード売却で高額な移籍金を手にできるならば、マンUにとっても悪くない話ではあるか。ラッシュフォードも26歳と中堅世代を迎えており、将来を考える1つのタイミングとなるかもしれない。
2024年05月06日 19:53
5月6日、湘南ベルマーレはJ1第12節でサガン鳥栖と対戦し、2−1で勝利した。
2024年05月06日 19:40
今夏のEURO2024でジョージア、ポルトガル、チェコと同じグループFに入っているトルコ代表。その中心は、もちろんインテルでスクデットを獲得したMFハカン・チャルハノールだ。
30歳を迎えているチャルハノールは、インテルで不動のレジスタとなっている。今季はセリエAで13ゴール3アシストの成績を残していて、今がキャリアの全盛期と言っていいはずだ。
その勢いをトルコ代表に持ち込んでほしいところで、トルコ代表を指揮するヴィンチェンツォ・モンテッラもチャルハノールに大きな期待を寄せる。
「彼は大きな期待を背負ってインテルに加入した。素晴らしいテクニックを備えた才能の持ち主だし、近年では世界最高クラスのMFの一人になったね」
「テクニックのレベルは以前から高かったけど、今のチャルハノールはチームのテンポをコントロールでき、試合のさまざまな瞬間を理解している」
トルコ代表とインテルでは戦い方も大きく変わるが、それでもトルコのサッカーファンも期待を膨らませていることだろう。レアル・マドリードMFアルダ・ギュレル、ユヴェントスFWケナン・ユルディズら楽しみな若手アタッカーも出てきているため、彼らフレッシュな才能をリーダーのチャルハノールがどうコントロールするかが今後のトルコ代表の注目ポイントだろう。
2024年05月06日 19:40
[J1第12節]福岡 1−1 川崎/5月6日/ベスト電器スタジアム
アウェーで福岡と対戦した川崎は、今季初のリーグ戦での連勝を狙ったが、1−1のドローで試合を終えた。
75分に先制に成功したが、10分後に福岡の紺野和也に決められて同点に追いつかれ、試合後、選手たちは一様に悔しそうな表情を浮かべた。
もっとも、川崎FW山田新が決めたゴールはまさにスーパーだった。大卒2年目、アカデミー育ちの男は次期エースとして期待される存在で、今季は先輩の小林悠の背中を追いながら、熱を発するストライカーになってきた。
そんな山田の印象を小林は「期待できる若いやつが出てきたなと、僕は嬉しいですね。まさにギラギラ感。自分が試合を変えてやるんだぞという想いが前面に出ている」と語っていたのも印象深い。
ただ、その小林は10節の広島戦でJ1通算140得点目を挙げたが負傷交代。先輩の分まで――。山田には熱い想いもあったはずだ。
【動画】川崎FW山田新の圧巻のゴール
福岡戦は前半、ゴールを奪えなかった状況で、ハーフタイムに鬼木達監督が動く。この日はベンチに控えさせた家長昭博を後半頭から4−3−3の右ウイングに投入したのだ。
そこでベンチに下げたのは、右ウイングで先発していた山田ではなくCFエリソン。山田をCFにスライドさせたのだ。エリソンがイエローカードを受けていた背景もあっただろうが、指揮官から山田への「ゴールを奪ってこい」とのメッセージが込められていたようにも映った。
これを粋に感じるのが山田という選手だろう。
得意とするCFのポジションでゴールを目指し続け、献身的な守備でもチームをサポート。そのプレッシングが実を結んだのが75分だった。
ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、一気に前へ。寄せてきた福岡のボランチ松岡大起をなぎ倒して前進すると、ペナルティエリア内で華麗な切り替えしでDFふたりをかわして、左足でフィニッシュ。
自慢のフィジカルと冷静なシュートが光った、まさにゴラッソであった。
後ろで見ていたMF脇坂泰斗も「ゴールまでいくとは思わなかった。僕は取られたあとの準備をしていた」と苦笑いを浮かべたほど、チームメイトをも驚かせるゴールであった。
今季は自身で奪ったPKを誰にも譲らずに決め切るなど、点取り屋としての自覚と、それを表現する術が備わってきた印象でもある。
シュート練習やフィジカルメニューへの真摯な取り組みが結実したゴールでもあった。
鬼木監督も「トレーニングからいつも100パーセントでやっていますし、ああいう一番苦しい時間帯で、なおかつエネルギーもかなり使っている状態で決め切れるというのは彼の一つの特長でもありますので、今後に期待できるプレーだったと思います」と評す。
かつて川崎でプレーした鄭大世氏と同様に、福岡戦の力強いゴールには“人間ブルドーザー”と称賛の声が集まったのも誉れだろう。
もっとも試合後、山田はチームを勝たせられなかったことを何よりも悔やむ。その想いを胸にした彼のさらなる成長に期待したい。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月06日 19:38
惨敗を喫したチームで、異彩を放った。
現地5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、トッテナムは遠藤航が所属するリバプールと敵地で対戦。前半から失点を重ねて2−4で惨敗し、20年ぶりとなる4連敗を喫した。
それでも、キャプテンの韓国代表ソン・フンミンは奮闘。1点を返して迎えた77分は、正確なショットで今季17点を奪う。
【動画】ソン・フンミンの追い上げ弾
その後もドリブル突破や絶妙のパスでチャンスを構築し、遠藤の交代で守備が脆弱になったリバプールの脅威となった。
このプレーぶりに日本のファンからは、「アジア1」「まじでこわいわ」「ソニー怖い」「えぐい」「なにあのドリブル」「キレがやばい」「うめぇ」「コンディション異常やろ」「ソンだけウイイレみたいなプレーしてる」「やっぱうめぇな」といった声が上がった。
その韓国代表キャプテンから遠藤がボールを奪うシーンもあり、日韓の主将がファンを熱くさせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 19:35
浦和レッズは5月6日、J1第12節で横浜F・マリノスとホームで対戦。
2024年05月06日 19:05
Jリーグは5月6日、J1第12節の10試合を各地で開催した。
首位に立つ町田、2位の神戸はいずれも勝利。前者は京都に3−0で快勝し、後者は新潟に3−2で競り勝った。
伝統の大阪ダービーはガンバに軍配。エース宇佐美貴史の1点を最後まで守り抜いた。
広島対名古屋は3−2で名古屋が勝利。敗れた広島は今季初黒星となった。東京Vは終了間際の木村勇大の劇的弾で磐田を3−2でくだした。
湘南は鳥栖に2−1で逆転勝ち。10試合ぶりの白星を掴んだ。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J1第12節の結果は以下のとおり。
東京V 3−2 磐田
神戸 3−2 新潟
G大阪 1−0 C大阪
札幌 1−2 FC東京
京都 0−3 町田
福岡 1−1 川崎
広島 2−3 名古屋
柏 1−2 鹿島
湘南 2−1 鳥栖
浦和 2−1 横浜
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 19:04
町田が首位堅持、FC東京は3位に浮上! 広島は今季初黒星…湘南が10戦ぶり白星/J1第12節
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われた。
ガンバ大阪が2019年5月以来、5年ぶりにリーグ戦での“大阪ダービー”を制した。前半に宇佐美貴史が32歳のバースデーゴールを挙げると、精彩を欠いたセレッソ大阪の攻撃陣を封じ、1−0で完封勝利を収めた。
首位FC町田ゼルビアは、敵地で京都サンガF.C.と対戦。オ・セフン、ナ・サンホ、ミッチェル・デュークが得点を挙げて、3−0の完勝を収めた。
町田を追いかける2位ヴィッセル神戸は、ホームでアルビレックス新潟と対戦。佐々木大樹と宮代大聖のゴールで前半に2点を奪うと、後半開始早々に1点を返されたものの、すぐにオウンゴールでリードを広げる。76分に再び1点差とされ、終盤にもヒヤリとする場面を迎えたものの、神戸は逃げ切って今季2度目の連勝となった。
直近の数試合で勝ちきれない試合が続いていたサンフレッチェ広島は、ついに今季初黒星を喫した。ホームに名古屋グランパスを迎えた一戦、自陣での緩慢な対応が続いて序盤に2失点。その後、両ウイングバックの得点で試合を振り出しに戻したものの、終盤にオウンゴールを献上し、2−3で敗れた。勝利した名古屋は連敗を止め、3試合ぶりの白星を掴んだ。
敵地で柏レイソルと対戦した鹿島アントラーズは、開始早々に名古新太郎が先制点をマーク。しかし、後半に柏の反撃に遭い、66分に追いつかれてしまう。70分にはPKを与えたものの、これは相手FWマテウス・サヴィオが失敗。1−1の痛み分けに終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム2分に鹿島が勝ち越し成功。鈴木優磨のロングパスからチャヴリッチがゴールネットを揺らし、鹿島が3連勝で3位に浮上した。
FC東京は4位に浮上。敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、5分に相手の先制を許してしまう。それでも、27分に俵積田晃太の今季初得点で追いつくと、65分にディエゴ・オリヴェイラが逆転ゴールをマーク。2−1で勝利したFC東京は3連勝となった。
湘南ベルマーレはサガン鳥栖との直接対決を制し、リーグ戦10試合ぶりとなる勝利を掴んだ。13分にセットプレーから鳥栖の先制を許したものの、26分に阿部浩之のクロスに福田翔生が合わせて同点ゴールをマーク。後半開始早々に阿部がミドルシュートを沈め、湘南は逆転勝利で降格圏から脱出した。
リーグ戦で足踏みが続く横浜F・マリノスは、敵地で浦和レッズと対戦。AFCチャンピオンズリーグ決勝、アル・アインとの第1戦を控えるなか、前節から10人変更の大幅なターンオーバーを敢行した。しかし、伊藤敦樹の2ゴールを許すと、終盤に1点を返したものの反撃は及ばず、1−2で敗れた。横浜FMはリーグ戦7試合ぶりの敗戦となった。
東京ヴェルディはJ1リーグで16年ぶりに連勝を収めた。ジュビロ磐田を相手に前半を2点リードで折り返すと、後半に2点を返されて追いつかれる。さらに81分には磐田にPKを献上したものの、相手のエースFWジャーメイン良が失敗して事なきを得る。すると89分、磐田が退場者を出して東京Vが数的有利を獲得。後半アディショナルタイム9分に木村勇大が勝ち越しゴールをマークし、東京Vが3−2で激闘を制した。
川崎フロンターレは敵地でアビスパ福岡と対戦。75分に山田新が試合の均衡を破ったものの、85分に紺野和也の同点ゴールを許し、1−1の引き分けに終わった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第12節
▼5月6日(月・休)
東京ヴェルディ 3−2 ジュビロ磐田
ヴィッセル神戸 3−2 アルビレックス新潟
ガンバ大阪 1−0 セレッソ大阪
北海道コンサドーレ札幌 1−2 FC東京
京都サンガF.C. 0−3 FC町田ゼルビア
アビスパ福岡 1−1 川崎フロンターレ
サンフレッチェ広島 2−3 名古屋グランパス
柏レイソル 1−2 鹿島アントラーズ
湘南ベルマーレ 2−1 サガン鳥栖
浦和レッズ 2−1 横浜F・マリノス
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 町田(25/+8)
2位 神戸(23/+10)
3位 鹿島(22/+4)
4位 FC東京(21/+4)
5位 C大阪(20/+5)
6位 広島(19/+8)
7位 名古屋(19/−1)
8位 G大阪(18/0)
9位 浦和(17/0)
10位 東京V(16/+2)
11位 横浜FM(16/+2)
12位 福岡(16/0)
13位 磐田(14/+1)
14位 柏(14/−2)
15位 川崎F(13/+1)
16位 新潟(13/−4)
17位 湘南(10/−7)
18位 京都(9/−9)
19位 鳥栖(8/−10)
20位 札幌(8/−12)
■第13節の対戦カード
▼5月11日(土)
14:00 新潟 vs 浦和
14:00 磐田 vs 鳥栖
14:00 京都 vs 福岡
15:00 川崎F vs 札幌
15:00 湘南 vs 町田
16:00 名古屋 vs G大阪
16:00 C大阪 vs 神戸
17:00 FC東京 vs 柏
▼5月12日(日)
13:05 鹿島 vs 東京V
▼6月19日(水)
19:00 横浜FM vs 広島
2024年05月06日 19:00
2024明治安田J1リーグ第12節が6日に行われ、浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦した。
波に乗り切れない浦和が、3試合連続でリードを追いつかれてのドローと足踏みが続く横浜FMを『埼玉スタジアム2002』に迎えての一戦。前節から10人を入れ替える大幅なターンオーバーを敢行した横浜FMを相手に、浦和が序盤から押し込む展開となる。ホームチームは中島翔哉の鋭いミドルシュートはサミュエル・グスタフソンのボレーシュートなど複数の決定機を創出。そして42分、流れるようなパスワークで左サイドを崩し、中島がボックス内へパスを供給し、2列目からの飛び出しで伊藤敦樹がパスを受け取る。伊藤は左足で相手GKポープ・ウィリアムの股の間を通してゴールネットを揺らした。
1点リードで折り返した浦和は、66分に待望の追加点を獲得する。伊藤が敵陣中央でグスタフソンの縦パスを受けると、自らドリブルでペナルティエリア手前まで運ぶ。左足を振り抜き、鋭いシュートをゴール左下へ突き刺した
ヤン・マテウスや植中朝日らを投入して2点を追いかける横浜FMは、86分に加藤聖がゴール前のこぼれ球を押し込んで1点を返す。加藤はJ1初得点となった。
試合はこのまま終了し、浦和は2試合ぶりの白星、横浜FMはリーグ戦7試合ぶりの敗戦となった。
浦和は次節、11日に敵地でアルビレックス新潟と対戦する。横浜FMは同日、AFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦でアル・アイン(UAE)とホームで対戦する。
【スコア】
浦和レッズ 2−1 横浜F・マリノス
【得点者】
1−0 42分 伊藤敦樹(浦和)
2−0 66分 伊藤敦樹(浦和)
2−1 86分 加藤聖(横浜FM)
【ゴール動画】浦和・伊藤敦樹が鋭いミドルシュートで決勝点!
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今日2得点目!
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持ち上がった伊藤敦樹が自らシュートを選択
エリア外から丁寧にゴールに流し込む💪
🏆明治安田J1リーグ第12節
🆚浦和×横浜FM
📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/dpYsSPufYE— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 6, 2024
2024年05月06日 19:00
ブラジル1部ボタフォゴとキットサプライヤーのReebokは4月30日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。
2024年05月06日 18:31
Jリーグは5月6日、J2第14節の10試合を各地で開催した。
首位の清水は群馬と対戦。11分に西澤健太のゴールで先制すると、56分にドウグラス・タンキ、90分には北川航也が加点し、3−0の完勝。これで6連勝を飾った。一方、20位に沈む群馬は5連敗とトンネルから抜け出せなかった。
2位の長崎は大分と0−0で引き分け。最後までゴールを割らせなかったが、チャンスをモノにできなかった。愛媛対いわきもスコアレスドローで決着。貴重な勝点1を手にしたいわきは4位に浮上した。
増田功作暫定監督が正式就任した徳島は、岡山に2−1で勝利。42分に渡大生の得点で先制すると、45+4分に追いつかれたが、49分に渡のこの日2点目で勝ち越しに成功。2試合ぶりの白星を掴み、4戦負けなしとした。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J2リーグ第14節の結果と予定は以下のとおり。
▼5月6日開催分
秋田 2−3 甲府
水戸 2−0 熊本
栃木 0−1 藤枝
群馬 0−3 清水
岡山 1−2 徳島
山口 2−0 山形
大分 0−0 長崎
鹿児島 0−1 仙台
愛媛 0−0 いわき
千葉 19:03 横浜FC
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 18:30
プレミアリーグ、アーセナルに所属するマルティン・ウーデゴーが、チームメイトで同じ25歳のデクラン・ライスの活躍を大絶賛したと『The Standard』が報じた。
デクラン・ライスといえば、今シーズン初めに1億500万ポンドの大金でウエストハムからアーセナルへと加入した。そしてその大きな期待に見合う活躍を見せ、ここまでほとんどの試合で90分間のフル出場を果たし、7ゴール9アシストを記録。1年を通してチームの勝利に貢献し続けている。
ウーデゴーはそんな心強い味方のことをインタビューで「すごい」と語り、「新しいチームに馴染むのは決して簡単なことではないが、彼はそれを自然にやってのけた。そしてゴールとアシストを量産するプレイぶりは、彼自身のレベルを引き上げていることを証明しており、そんな彼を獲得できてチームはとても幸運だ」と大絶賛した。
アーセナルは現在、2試合を残して首位を走る。だが、まだ3試合を残す2位のマンチェスター・シティとは勝ち点1差であり、最後までどちらが優勝するかはわからない。ガナーズが2003-04シーズン以来のプレミアリーグ制覇を実現するには、まず残り試合をいずれも勝つことがマストとなる。そのためにも特にチームの心臓であるウーデゴーとライス両者の活躍が欠かせないだろう。彼らが最後までピッチ上で躍動する姿を期待したい。
2024年05月06日 18:26
チームには厳しい声も寄せられた。だが、鎌田大地の評価は高まるばかりだ。
鎌田が所属するラツィオは5月4日、セリエA第35節でモンツァと敵地で対戦し、2−2と引き分けた。鎌田のシュートのこぼれ球を押し込んだチーロ・インモービレの先制点など、2度にわたってリードしたが、逃げ切るには至らず。4連勝を飾ることはできなかった。
ラツィオはわずかながら、一時は難しくなっていたチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性が再び見えていた。それだけに、中位のモンツァ相手に勝ちきれなかったチームは批判も浴びている。試合後には、ピッチでウルトラスと話し合うことになった様子も伝えられた。
しかし、攻守両面にわたって幅広く貢献した鎌田には、少なくない賛辞が寄せられている。ラツィオでポジティブに評価された数少ない選手のひとりだった。
【動画】鎌田大地の弾丸ミドルが先制点を演出
イゴール・トゥドール監督が就任して以降、鎌田の状況と立場が一変したのは周知のとおりだ。シーズンの大半で出場機会を得られなかったが、監督交代を機に存在感が急上昇。もはやチームの中心的なプレーヤーだ。
ラツィオ専門サイト『Lazio News 24』は5日、「ダイチ・カマダは昨日、再びラツィオでポジティブなひとりだった。日本人選手はパフォーマンスの面でさらに前進し、クロスバーを叩いた強烈なシュートでインモービレの先制点につなげた」と報じている。
「ただ、元フランクフルト選手の試合は、90分間を通じた貢献すべてが特筆に値する。トゥドールの就任でまったく別の選手になったこと、そして完全にスタメンにふさわしいことを示した」
自身を絶賛するトゥドールの指揮で株を上げ続けている鎌田。オプションを行使し、ラツィオとの契約を延長するのか。その決断が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部